『小学生算数 中学数学を先取り!正多面体を折ろう』

立体図形は作って触ってみなくちゃね!

 

2011年4月18日(月)

小学校5年生のクラスでは「立体図形が苦手みたいです・・・」という

生徒のお母さんからの依頼により、折り紙で立体図形を作って

みることにしました。

 

3次元の感覚は、走ったり跳んだりして体で感じたり、実際に

色んなものを見ながら身に付いていくものなのだと思いますが、

実体験が少なくなりがちな現代の子どもたちには、少し意識してその

環境を与えてあげたほうが良いのかもしれません。

でも、どうせやるなら親子で楽しく!がいいですよね。

 

この日は、授業の後半に折り紙で正四面体を作りました。

うちの息子たち(中2と小6)も、小学校入学のころから少しずつ

折り紙を折りながら多面体を体験してきていて、図形の感覚はしっかり

身に付いているようです。

川村みゆきさんの『はじめての多面体おり紙』が使いやすくて

数学の教科書とのつながりも分かりやすいのでお薦めです。

 

はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう! (Heart warming life series) Book はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう! (Heart warming life series)

著者:川村 みゆき
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この本では、角柱や角錐などの他、中学で教わる5つの正多面体

(正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体)全てを

折ることができます。

 

私たちが今回作ったのは正四面体でした。

 

< 子どもたちが作った正四面体 >

11041850  

 

教科書や問題の中で、平面に書かれていいる多面体とは違って、やはり

目の前にあると直に感じるものもあるようです。

りなちゃんも、あゆみちゃんも、出来上がった正四面体を手にとって

眺めていました。

正三角形を面に持つ正四面体はとても美しいですよね。

 

折り紙と一緒に置いてあるのは、ダイヤモンドの結晶構造モデル

中央の小さいのは蛍石です。

ダイヤモンドの方は、だいたい正八面体の結晶構造が基本なの

ですが、うちのは、分子モデルの部品の都合でその半分の正四面体で

飾っています。

蛍石は正八面体に割れやすい(へき開)しやすい鉱物で

安定感のある形はとても美しいですよね。

鉱物がこのような多面体で安定するのにも意味があるのです。

 

< 蛍石 >

11041850_2

  

あとは、展開図を書いてみて、平面と立体を行ったり来たり

すれば、立体図形の感覚が身についてきます。

やっぱり、楽しみながら本物を見るのが一番です!

 

結晶構造モデルに興味がある方はこちです↓

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こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

  

 

 

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『小学生算数 密度と図形の美しい実験』

キッチンでできる密度の実験

2009年4月29日(水)晴れ 

 

今日は少しサンフランシスコでのホームステイの話から離れて、算数と

科学の家庭教育のお話をしてみたいと思います。

 

皆さんは、図形と聞くと何を思い出しますか?

円周率とか、内角の和とか、面積、体積を求める公式とか

でしょうか。

でも図形と周りの現象がつながった時、

「形には意味があるんだな~」

という驚きや感動に出会います。

 

私の家では周りの子どもたちと一緒に算数科学を学んでいます。

算数と科学と言ってもそんなに大げさなことをやっているわけでは

ありません。

でも、もともと算数と科学とはつながっているのですから

いつの間にか一緒に学ぶことになるのですよね。

 

昨日は密度の実験をしてみました。

まずは計算で密度を出すよりも、子どもたちに密度というものを

体感してもらいたかったのです。

参考にしたのは、土佐幸子さん(マサチューセッツ州立大学ローエル校

教育学大学院博士課程に在籍し物理学では先生でもあります)が

『かがくナビ』で紹介されている密度の実験でした。

 

『かがくナビ』>『ナビコラム』>『密度なんてへっちゃらさ』

http://www.kagakunavi.jp/column/show/2341

 

キュリー夫人が子どもたちのために開催していた理科教室でも

やはり密度の実験があるのですが、その実験には物理の法則の

発見と同時に美しさや驚きが感じられるのです。

土佐さんが紹介されている実験もまさにそのような実験でした。

 

私が使ったのはオリーブオイル、水、メープルシロップです。

その三つを順番に混ぜてみました。

 

まず、オリーブオイルガラスの瓶に入れてみます。

そして次はです。

子どもたちに

「水を1滴入れてみるとどうなると思う?」

と尋ねると

「水の方が重いと思うから水は沈んでいくと思う」

と答えます。

 

< 慎重に混ぜていく子どもたち >

*画像はクリックで拡大できます

09072830

 

  

 

 

子どもたちの予想通りに水は沈んで行ったのですが

ゆっくりと沈むその形はきれいななのです。

思わず

「うわ~きれい!」

と歓声があがります。

「どうして球になるのだと思う?」

と聞くと、さすがは6年生

「多分、どこからも同じ力で押されているんだと思う。」

という回答。

球という形は力がつり合った結果の形なのですよね。

そしてとても美しいです。

底に届いた水の球体は少しつぶれた形で静かにじっとしています。

 

< 底に届いた水の球 >

09072830_2

 

 

 

 

子どもたちは息を殺してじっと観察しながら

「上の油がちょっと重いんだね。」

と話します。

その後はメープルシロップを入れてみよう!ということに

なり、少しずつ入れてみました。

メープルシロップはオリーブオイルをゆっくりと通り抜け、水を

押しのけて一番底に自分の位置を見つけました。

でもオリーブオイルを通り抜ける時にはオリーブオイルまで下に

道連れにすることもあって、場違いな!?所へ連れて来られた

オリーブオイルが慌てて上へ上がっていく様子もまた面白い

のです。

 

< 上へ戻ろうとするオリーブオイル >

09072830_3

 

 

 

 

驚きの連続で興奮気味の子どもたちでしたが、その中でも

「まざるということの意味」「球の意味」などを子ども同士で

話し合っていました。

 

来週もまた密度の実験の続きをする予定です。

教科書や問題集で見るのとはまた違う、身近で美しい密度の実験を

是非ご家庭で皆さんもやってみて下さいね。

 

 

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『小学生算数 雪の結晶』

バランスの良い形、安定した形 

2009年2月3日(火) 晴れ

 

お仕事でブログを書かせて頂いている科学技術振興機構(JST)

子供向けWebサイトでは、写真家高嶋清明さん『雪の結晶』の写真が

掲載されています。

撮影裏話によると、高嶋さんは

「すぐに溶けてしまうのでなかなか良い写真が撮れなくて・・・」

とおっしゃっていたそうですが、この写真、本当に美しいです。

高嶋さんには昨年お会いする機会がありましたが、

「自然が大好きでその感動を持ち帰りたいという気持ちから写真の

道を選んだ」

と語っていた高嶋さんは、まるで少年のようでした。

 

『かがくナビ』>『自然だより』>『雪の結晶』

http://www.kagakunavi.jp/nature/show/2390

 

また雪の特集が載った科学雑誌を無料でダウンロードすることが

できます。 

Science Window 2008年2月号

(科学技術振興機構)

090203sw

 

  

 

 

 

http://sciencewindow.jp/index/show/6.html

 

 

雪の結晶は、雪が降っている時に黒っぽい物の上に雪を受け止めると

見ることができます。

崩れてしまっていることも多いので、私は昨年の雪が降った日に、息子

たちと何度も雪を受け止めて、やっと観察することができました。

 

雪の結晶は六角形を基本としています。

雪を作る水の分子たちが手をつなぎ合う時にはこの形が安定なの

ですね。

 

昨年は算数の教室で雪の結晶を題材に角度を学びましたよ。 

『教室日記 小学生科学 雪の結晶』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_aed7.html

 

そして六角形は蜂の巣(ハニカム)にも見られるように、隣同士隙間なく

くっつけることができるし、強さもある形です。

飛行機の扉などは軽くて丈夫にするたに、アルミのハニカム構造が

使われています。

 

< 飛行機に使われるハニカム構造 >

30

 

 

 

 

算数で習う形にもいろいろな意味があるのですよね。

そんな話を聞いていると図形ってもっともっと好きになるはずです♪

 

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『小学生工作 織物で感じる線と面』

羊毛から毛糸、そして織物へ 

2009年1月23日(土) 曇り時々雪

 

一昨年の春休みに息子たち二人を連れてオーストラリアの

田舎町、コフスハーバーにあるガジュリーナシュタイナースクール

へ短期留学してきました。

シュタイナー教育はドイツで始まったものですが、子どもたちに

「今あなたたちが生きている世界はとても美しいのですよ」

ということを体験させながら、それを学問へと結びつけていく

教育です。

植物、動物、鉱物、人間のつながりを、実際に周りにある美しい

本物を見ながら学んでいきます。

シュタイナースクールで使われている教具はどれもぬくもりが

感じられ、その中に深い意味を持っているのですが、その

一つで前からやってみたいな~と思っていた織り機を昨年秋に

購入しました。

実際に授業でどのように使われているのかは、残念ながら

見ることはできなかったのですが、シュタイナースクールの子ども

たちは、自分たちで織り上げた布を使ってペンケースやリコーダーケース

を作り、それらを大切に使っていましたよ。

 

さて、私たち三人はというと、織り機を目の前にドキドキわくわくです。

羊毛から紡がれ、草花で染められた毛糸を使います。 

一本の毛糸が少しずつ布へと織りあがっていきます。

線から面へ・・・

 

< 織りあがった毛糸 こうき作(5年生) >

*画像はクリックで拡大できます

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< 織り上がった毛糸 あきら作(3年生) >

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トルコ人初の宇宙飛行士候補であり、物理学者であるアニリール・

セルカンさんは、その著書『宇宙エレベーター』の中で、次元は上に

行くほどそこで使えるエネルギーの分母が増えるのだと言っています。

宇宙エレベーター Book 宇宙エレベーター

著者:アニリール・セルカン
販売元:大和書房
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1次元より2次元。

2次元より3次元。

 

難しいことはさておき、毛糸のままより布になった方が使い道が

多いことは間違いないですよね。 

人間は自然と共に生き、それを利用しながらエネルギーを受け取って

きたのでしょうね。

 

温かい風合いに織り上がった布を使って、さあ何を作ろう?

息子たちと相談中です。

 

 

今回購入した織り機は、『えみりーの庭』さんへ注文しました。

『えみりーの庭』 機織り機

http://www.emily-garden.net/material/668.html

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『小学生算数 アスレチックで感じる三次元』

飛んだり よじ登ったり ぶら下がったり

5月5日(月)

なんで「飛んだり よじ登ったり ぶら下がったり」が算数なのか

ちょっと変ですよね。

学校の算数で学ぶ立体図形、つまり三次元の図形感覚10歳ごろ

までに身につくと言われています。

ではどうやったら身につくのかというと、それは問題集とにらめっこをする

のではなく、手を動かしたり体を動かしたりしながら体全体で学んでいくのが

一番よい方法のようです。

手軽なところでは、文房具コーナーで売られている工作用紙を家に常備して

おいて子供たちがいつでも切ったり貼ったりして立体工作ができるように

しておくのもいいと思います。

工作用紙は厚紙ですし、1センチの方眼になっているので、定規で線を

引いたりしなくても、線に沿って切るだけで色んなものが作れます。

他には折り紙を使って多面体を折ったりするのも楽しいですよね。

 

はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう! (Heart warming life series) Book はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう! (Heart warming life series)

著者:川村 みゆき
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さらに体全体を使ってというなら、アスレチックへ出かけるのもお勧めです!

子供たちが思いっきり体を動かせる環境が近くにあればいいのですが、

なかなかそういう場所がないということも多いですよね。

我が家が出かけたのは、千葉県野田市清水公園にある日本最大級の

アスレチックコースです。

ここには小さい子供でも楽しめるファミリーコース、ちょっと難しいことにも

チャレンジできる冒険コース、そしてスリル万点の水上コースがあり、全部で

100ものポイントがあるんです。

 

< 水の上をターザンのように・・・ >

*画像はクリックで拡大できます

30

 

 

 

 

勢いをつけて・・・

ジャ~ンプ!

水の中に落ちてしまう子供も大人もたくさんいるのですが、

とにかくみんな楽しそうです♪

 

< やぐらによじ登ってみた眺めはどう? >

08050530

 

 

 

 

< 気分はハムスター? >

08050530_2 

 

 

 

 

とにか緑の中でく思う存分、飛んだり跳ねたりよじ登ったり

遊びの中でもきっと三次元の感覚は体にしみこんでいくのでしょう。

 

清水公園公式ホームページ

http://www.shimizu-kouen.com/

 

出かける時は動きやすい服装で必ず着替えを持って行ってくださいね。

(水におちてもいいように♪)

お昼はアスレチックフィールド内にテーブルと椅子が用意してあるので

お弁当を持っていくといいです。

売店で軽食を購入することもできます。

今日は入場制限があるほど混雑していましたが、座る場所がないと

いうことはありませんでした。

 

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『小学生 算数 形には力がある』

六角形は特別な形

週末、家族で那須高原へ行って来ました。

都心に住んでいるわけでもないのですが、うちの周りには自然が

ありません。

土があまりないのです。

でも自然から学ぶのもはとても大きいので、長い休みにはなんとかして

子供たちを自然に触れさせてあげたいと考えています。

例えば一昨年、昨年のゴールデンウィークや夏休みには、ホールアース自然学校

キャンプに参加しました。

洞窟探検、カヌー、動物の世話、食事はスタッフと一緒にチャパティ

焼いたりと、自然を学び、自然とじっくり向き合う楽しいキャンプでした↓

 

「小学生 夏休みのイベント とっておきのキャンプ」

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_378b.html

 

 

この週末はというと、二日間しか時間が取れなかったので、お手軽なところで

那須高原のログハウスへ。

那須の町からは美しいなだらかな裾野の火山が見えるし、牧場もたくさん

あるんですよね。

でも今回立ち寄ったのは、動物を飼っている牧場ではなくて

”那須高原ハニー牧場”というところ。

名前からして養蜂場を見学できるかな~?と期待していたのですが

残念ながら現在は見学できないのだそうです。

それでも諦めきれない私たちは、優しそうなお店の方をつかまえて

養蜂についてあれこれと質問していました。

巣箱に入れるのは人工の蜂の巣なんですが、蜂たちはそれに自分たちで

巣を作り足してしまうんだそうです。

きっと人間にすぐに壊されてしまうんだろうに、健気な蜂たちです・・・

人工の巣はもちろん六角形の組み合わせ。

それに蜂たちが付け足して作る巣も、また六角形なのです。

< 展示してあった蜂の巣 >

*画像はクリックで拡大できます

Photo

 

 

 

これを見ながらこうき(長男 10歳)が

「どうして四角形じゃだめなんだろうねぇ?」

と不思議そうに言いました。

彼の考えはこうです。

「わざわざ作りにくそうな六角形じゃなくて、単純に四角形を組み合わせた

巣だったら作るのが簡単なんじゃない?」

そこで

「もし四角だったとして色んな方向から力を加えたらどうなるだろう?」

と聞き返してみると

「角以外はつぶれそうだね・・・。だから六角形なのかなぁ。」

と考えていました。

蜂にとって六角形が作りにくい形なのかどうかも、私たちには分からないですよね。

蜂たちが、規則正しい六角形の巣を作る様子もいつか見てみたいものです。

こんな風にあれこれと話していると、お店の方に

「お店の裏に、少しだけ巣箱を置いているので見にいってもいいですよ!」

とおっしゃって頂き、さっそくお店の裏へGO♪

「怖い~!」

と言いながらも興味津々の二人でした。

 

< 蜂の巣箱 >

Photo_2  

 

 

 

Photo_3

 

 

 

 

正三角形という力のバランスのとれた形を組み合わせてできる六角形

ダイヤモンドの硬さの秘密も六角形をねじったような結晶構造

ありました。

< ダイヤモンドの結晶構造 モルタロウ >

Photo_4  

 

 

 

 

そして美しい雪の結晶六角形

六角形という形は特別な形なんですね。

 

< Science Window 2月号 >

Hyousi0802

 

 

 

 

 

「Science Window 2月号]  ダウンロード(無料)はこちら↓

http://www.jst.go.jp/rikai/sciencewindow/

 

 

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『教室日記 小学生算数 広さをはかろう!』

教室日記 2年生算数 広さのはかりかたを考えよう

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。

教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を

心がけています。

こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!

教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。

是非ご覧下さい。
 

2月19日(火) 2年生 算数 面積

算数の授業は「計算術」のトレーニングと「数の概念」を学ぶ二本立てです。

数の概念の授業で、2年生は”広さ”の勉強が始まりました。

この日は、長方形のきれいな紙の大きさをくらべましたよ。

くらべた紙は、縦3センチ、横6センチのもの、縦2センチ、横8センチのもの

そして縦1センチ、横10センチのものの3枚でした。

< 3枚の紙 >

*写真はクリックで拡大できます

080219  

 

 

 

 

 

紙は子どもたちの興味をひくようなものにしたかったので

Canonペーパークラフト”ちよがみ”を利用しました。

「Canonペーパークラフト ちよがみ」

http://cp.c-ij.com/japan/papercraft/origami/index.html

 

子どもたちには紙と同じ長方形を、図で表したものも渡します。

こちらには書き込むことができます。

「紙の大きさに順番をつけてみてね!」

というと、

「ええ~? どうやってくらべるの?」

と子どもたち。

「急がなくていいからゆっくり考えてごらん!」

というと、子どもたちは早速、ああでもない、こうでもないと考え

始めました。

周りの長さをはかってみたのはともきくん。

でも、あれれ? どうやら周りのながさと広さは関係ないみたいです。

 

< 定規を使ったり、紙をひっくりかえしたり・・・ >

080219_2  

 

 

 

何故か一人離れた場所で考えるともきくん・・・

080219_3  

 

 

 

 

 

< 長方形を区切ってみます >

080219_4  

 

 

 

 

 

広さをくらべるのに、何か基になる大きさがあるほうがいいと

気づいたらしいあきらは、長方形を1センチの幅に区切りながら考えて

なんとか正解を見つけ出しました。

 

他の3人ももう一息!

広さをくらべるのは簡単そうでなかなか難しいようです。

来週も一緒に広さくらべの方法を考えますよ。

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『教室日記 小学生科学 雪の結晶』

教室日記 4年生算数 雪の結晶の秘密

今日は首都圏では雪になりました。

先週から雪の結晶六角形が話題になっている教室の子供たちは

雪が降るのを楽しみにしていたようです。

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。

教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を

心がけています。

こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!

教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。

是非ご覧下さい。
 

1月22日(火) 4年生 算数

算数の授業は「計算術」のトレーニングと「数の概念」を学ぶ二本立てです。

四年生は数の概念で「角度」について学ぼうとしているところです。

どうしてぐるっと一周を”360度”って決めたのか?なんてことも考えて

いきます。

 

角度や図形の勉強をしている四年生は、雪の結晶の形の秘密について

調べてみることにしました。

ネットでも書籍でも色々と資料はあるのですが、「科学館」という図鑑の

説明が分かりやすくてしかも詳しかったので、子供たちと一緒に図鑑を見てみる

ことにしました。

雪の結晶水の分子が基になっている、ということが分かるイメージ図も

載っています。

本当は”雪”の結晶っていうのは変ですよね(笑)

21世紀こども百科 科学館 Book 21世紀こども百科 科学館

販売元:小学館
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Newton周期表なども参考になります。

完全図解周期表―自然界のしくみを理解する第1歩 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)

四年生は水の分子も見慣れてきたようで、酸素をはさんで水素が2つ

110度ぐらいの角度をもってくっついているということもイメージできた

ようです。

(*調べなおしたら104.5度となっていました)

そして子供たちからの疑問。

「なんで110度なのに六角形なんだろう? 六角形にならないよねぇ?」

そうなんですよね。

科学を専門で勉強していない私にとってもこれは疑問でした。

調べて見ると、結晶になるときには酸素1個に水素3つがくっつく

形になるようで(となりの分子とは水素結合)、3つが平等に!?

バランスよく並ぶには120度という角度がよいのですね。

「360度を仲良く3つに分けると?」

と子供たちに尋ねると

「120度!」

と元気に答えが返ってきました。

”360”という数ならば”2”でも”3”でも”4”でも”5”でも分けられますよね。

「1周がどうして360度なのか?の秘密に関係がありそうだね。」

と子供たちに話します。

 

子供たちは、120度の角度を持った水の分子をくっつけて

いきます。

水素同士は反発しあうという決まりを守りながら水の分子を貼っていきます。

< 雪の結晶を工作する子供たち >

*写真はクリックで拡大できます

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「先生まちがってる~!」

と、水素同士をつないでしまった私をしっかり指摘しながらも、子供たちは

着々と結晶を成長させていきます。

しっかりしてます(^^)

< 成長していく雪の結晶 >

080122

 

 

 

 

「うわ~六角形になった!」

と子供たちから歓声があがりました。

来週もまだまだ雪の結晶を成長させたいという子供たち。

来週まで工作は続きます。

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『教室日記 小学生算数 遊びながら立体図形をイメージする』 

  教室日記 4年生算数、2年生算数 

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

1月15日(火) ゲームで鍛えるイメージ操作力!

算数の授業は「計算術」のトレーニングと「数の概念」を学ぶ二本立てです。

計算術トレーニングでは毎回ストップウォッチでタイムを計っての

計算テストがあるのですが、冬休みを明けてからも子供たちは好調に

目標タイムをクリアしています。

すごいすごい!

この日は2年生のクラスも、4年生のクラスも、授業が始まる前と

終了後にちょっとしたゲームをして遊びました。

息子たちが昨年の春休みにお世話になったオーストラリアの

シュタイナー小学校では、イメージを操作できるようになるための

トレーニングがあるそうです。

日本の学校では特にそのようなトレーニングはありませんが、頭の中に

何かをイメージして、それを操作するということができるようになると、

暗算力が高まったり読解力が高まったりするのだそうです。

この日に子供たちと遊んだゲームはまさにイメージを操作しなくては

いけないものでした。

まず2年生に人気だったのは、色々なパーツを組み合わせて出題された

図形を作る立体パズル、「イージーキューブ」でした。

一段だけでできる図形は割りと簡単なのですが、レベルが上がって

くると複雑な立体図形に・・・

子供たちの表情が段々真剣になってきます。

< パズルに取り組む2年生 >

*写真はクリックで拡大できます

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イージーキューブ Toy イージーキューブ

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そして、4年生に人気だったのは、石盤の上にシングルとダブルの

石を並べながら対戦する陣取りゲーム、「ダブルストン」でした。

囲碁やオセロと同じように、先をイメージしながら石を置いて

いかなくてはいけません。

相手の手を読みながらの対戦は段々と白熱してきます。

< 真剣な表情の4年生 >

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ダブルストン Toy ダブルストン

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見た目が刺激的なおもちゃに囲まれて育った今の子供たちは

シンプルなおもちゃには最初は興味を示さないこともあります。

でも一筋縄ではいかないこれらのゲームたちには、やはり

段々とはまっていくようですよ!

寒い冬の休日には家族で競い合っても楽しいですよね。

 

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『教室日記 小学生算数 切って貼って学ぶ面積②』

教室日記 4年生算数

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

11月6日(火)、7日(水) 習いたての小数も使って計算だ~! 

算数の授業は計算テストタイム測定から始まります。
子供たちは、それぞれの進度に合わせて計算のトレーニングを進めています。
タイム測定の後は計算のドリル演習をし「数の概念」の学習へと進みます。

四年生のクラスでは現在「数の概念」「広さを測る」がテーマに

なっています。

子供たちは三年生の時には四角形の広さを測る方法を学んだので、

四年生では三角形ひし形についても考えていきます。

この授業では工作用紙画用紙を使います。

子供たちは面積が24平方センチメートルになる図形を作図して切り取ります。

思いつくなら三角形でもひし形でもなんでもいいのですが、必ず貼り付けた

画用紙に、その面積が24平方センチメートルであることを説明する

ためのを書いてもらっています。

三回目ともなるとずいぶん色々な形が出来上がってきましたよ。

中には24平方センチメートルの図形を4つ組み合わせてすごいものが・・・

これはみんなが完成したらご紹介いたします!

でき上がった図形を画用紙に貼って好きな色を塗ってもらいます。

色がつくとさらに立派に見えますよね!

この日使ったのはホルベインの150色色鉛筆。

< ホルベイン 150色鉛筆 >

*画像はクリックで拡大できます 

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この色鉛筆は子供たちにも大人気です。

こんなにたくさんの色鉛筆。

見ているだけでもワクワクしてきませんか?

< 切って貼って色を塗る子供たち 火曜日クラス >

*画像はクリックで拡大できます

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< 水曜日クラス > 

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だんだん要領が良くなってきた子供たちは三角形や四角形を組み合わせて

複雑な形を作っていきます。

そうなると計算式も大変!

「えっと、0.5×12だから・・・」

なんて言いながら、学校で習いたての小数を使い、さらにまだ習っていない

少数のかけ算も使ってみたりして、なんとか面積の計算をしていきます。

ちゃんと24平方センチメートルになったのかな~?

 

水曜日クラスは夢中になるあまりに授業時間を30分延長

したほどでした!

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