『小学校算数 計算を工夫してチェコビーズのブレスレットを作ろう!』

目的があるとこんなに計算も頑張れます!

2016年12月21日(水)

おかげさまで「算数・数学塾」は、現在満席となりました。

http://sansusugaku.wixsite.com/home/about

4月からの低学年講座も予約で満席となり、次回の募集は未定です。

算数の教え方や教材開発に興味がある方は算数指導者養成講座

ご検討頂ければと思います。

こちらも12月はすでに満席で23日が最終回となります。

1月は28日(土低学年中学年の範囲の講座を開催する予定です。

詳しくはお問合せ下さい。( sansu.sugaku@gmail.com )

*@半角に替えてお送りください

 

今週の教室では様々な学年で何度も出てくる「計算の工夫」の単元を、

工作と合わせて楽しく学んでもらいました。

こちらで準備したのは12mm、8mm、6mmの3種類の大きさの

チェコビーズです。

チェコビーズは美しいのに割と安く手に入るため教材として使うのに

助かります。

< 3種類の大きさのチェコビーズ >
_008s

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この3種類のビーズを使って、合計が170mmになるように考えて

もらいます。

そしてこれがお母さんたちへのクリスマスプレゼントになります。

普段は

「計算なんてめんどくさい~い」

と言っている子どもたちも、お母さんへのプレゼントとなると真剣

そのもの!

3年生の生徒は、空いたところに筆算をたくさん書いて考えて

くれました。

< 計算するための表 >
_004s

 

「あれ~あと6mmたりな~い!」

「12mmのは使わないで作ろっと!」

など色んな声が聞こえていましたが、なんとか数も決まり、配置も

決まり、いよいよゴム製のテグスに通していきます。

 

< テグスに通します >

_001_7s

 

そして、テキストでの勉強の合間を縫って3週間がかりで作った

ブレスレットも今週ようやくできあがりました~

 

< できあがり!>

_000_12s

_001s

 

_002s

 

仕上げでは私がもう一本テグスを通して強度を増しておきました。

こっそりと家に持ち帰った子どもたちですが、いつ渡すのかな~

私もとても楽しみです。

 

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『低学年算数 10のまとまりと補数の美しい教材』

美しい光と共に「あわせて10」の感覚を磨きます

2016年11月17日(木)

おかげさまで「算数・数学塾」は、現在満席となりました。

http://sansusugaku.wixsite.com/home/about

4月には低学年の募集を行う予定ですのでよろしくお願いします。

 

さて、大人向けの算数指導者養成講座も12月開催の運びとなりました。

将来算数教室を開校したい方、お子さんやお孫さんに教えたい方、

学童保育の支援員さん、学習サポーターの方など、多くの方に関心を

持って頂いております。

 

ところで、低学年の算数は、簡単そうに見えて実は本質的な問いに

向き合わなくてはならない、奥が深いものです。

算数の世界の奥深さや、算数と自然がつながった時の驚きを、お子さんや

算数教育の関心がある方々と共有できればと思っています。

例えば「数」にしても、「ものの個数を表す」「順番を表す」「連続量の大きさを

表す」・・・と6種類もあるのです。

「数とは何か」なんてなかなか考えないかもしれませんが、教える側が

様々な背景を知っていれば、教科書から始まったとしても、その先に

果てしなく広がる算数の世界を子どもたちに見せてあげられますよね。

 

10のまとまりも大切な概念です。

でもなぜ10だったのか、10よりも本当は12のほうが良かったと思うの

ですが、ヒトの指が10本だったからでしょうね。

そんな話もできたら楽しいですよね。

10のまとまりは十進数を基に体系化されている算数の世界では

とても重要です。

論理的に、視覚的に、体験的に、色んな形で感じてほしいものです。

そんな願いを込めて、視覚的に10のまとまりを感じられる教材

作りました。

かずを左右に書き込むと完成です。

シュタイナー教育で使うローズウインドウで作りましたが、窓辺に

飾ると柔らかな光が通り抜けてきてとてもきれいなのですよ~

 

<10のまとまりを感じられるローズウインドウ>

10s

 

1002s

 

 

それではまた!

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『小学生算数 難関!分数のわり算は意味も知っておこう』

計算方法と意味(概念)の両方が必要です

 

2011年6月18日(土)

 

自宅で開校している算数・数学教室の6年生は、現在分数のわり算

学んでいます。

1クラス4名という少人数の教室ですので、学校の進度も気にしながら、

余裕があれば並行して中学生の数学を学びます。

教室では、保護者の方に、中学数学の先取り教育お勧めしています。

中学1年生の数学は、最初に新しいルールを覚えることが多く、ここで

覚えられない子どもたちが数学嫌いになってしまうからです。

  

さて、小学生の算数に戻ります。

日本の算数教育はテクニック重視と言われています。(日米教育比較研究より)

ところが、本来使える知識を身につけるには、テクニック意味(概念)の両方が

必要なのです。

しかも、それが日常生活や子どもたちの体験に結びついていれば、

より「使える知識」が身に付くことが実験で証明されています。

(認知心理学研究)

家庭でお母さん、お父さんが声をかけてあげることが大切だと

いうのは、こういうことからも言えそうですよね。

 

「分数のわり算」ですが、例えば3÷3/5(5分の3)という問題は

子どもたちにとって、ピンとこないもののようです。

教室の6年生4人も、おおよその答えも見当がつかないという

様子でした。

「分数でわる」ということが、頭の中で思い浮かべられないのです。

でもよく考えてみると、わり算はもともと「ひき算」の繰り返しです。

 

工作用紙と折り紙を使って、もっと具体的に考えてみます。

 

<問題>

1デシリットルで、1枚のタイルの5分の3をぬることができるペンキが

あるとします。3枚のタイルをぬるには何デシリットルのペンキが

必要でしょう?

ここで、ペンキをぬった様子は折り紙で表すことにします。

 

< 5分の3ペンキをぬったところ >

11061450

 

この3枚のタイルに、5分の3(1デシリットルでぬれる広さ)のペンキを

何回ぬれば全てにペンキがぬれるかを考えます。

ここで子どもたちに

「3回より多いと思う? 少ないと思う?」

と聞いてみると

「1回で1枚はぬれないから、3回よりは多いよね。」

と子どもたち。

こういう”おおよその答え”が考えられる感覚はとても大切です。

 

「よし、じゃあ実験だ~!」

ということで、タイルにペンキをのせていきます。

 

< 3枚のタイルに5分の3ずつペンキをぬると・・・ >

11061450_2

 

5回でぴったりぬることができました。

分数のわり算の計算方法を復習して計算をしてみます。

「わる数を逆数にしてかける」というのは計算のテクニックです。

テクニックも身につける必要があります。

 

3÷3/5(5分の3)  3×5/3(3分の5) となって

約分すると5になりました。

実験の結果と一致して、子どもたちからは

「ほんとだ、すげ~!」

と驚きの声が上がりました。

 

テクニック意味(概念)の両方を学ぶことを目標にすると、学校の

教科書を見る目も変わってきます。

足りているもの、足りていないものが見えてきます。

そして、気付けば家にあるもの全てが、子どもたちにとっては意味(概念)の

教材なんですよね!

 

 

 

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『小学生のうちに先取り! 中学数学 正の数負の数のイメージをつかもう』

プラスとマイナスのカードを渡したりもらったり

 

2011年2月8日(火) 

5年生の子どもたちは、現在「トクトク」という本を使って

2けたのかけ算の暗記をしています。

実は、5年生はこれで二度目の「トクトク」になります。

一度合格をしても、使わなければ定着しないので、1年たった今

また学びなおしているというわけです。

19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算 Book 19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算

著者:COO,よこい やすし
販売元:ワイプラス
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この本は、12から19までの数字にキャラクターが割り当てられていて

「それぞれのキャラクターが出会うとどんなことが起こるか?」という

ことをイラストで覚えていきます。

例えば、12(トリちゃんという鳥)と19(トクちゃんという天使)が出会うと

鳥ちゃんの「忍者になりたい」という願いがかない、ニニンジャ(228)

になるわけです。

テストでは、数式をみて、語呂合わせを思い出し、それをまた数字に

変換するということを素早く行えるかどうかをみます。

 

このテスト問題は教室のオリジナルです↓

・12の段、13の段

「tokutoku_12and13.pdf」をダウンロード

・12の段、13の段(解答)

「tokutoku_1and13ans.pdf」をダウンロード

 

子どもたちは、

「えっと・・・トリとトシだから・・・」

というように、キャラクター同士で起こる出来事を

思い出しながら解答していきます。

 

< トクトクのテストの様子 >

50110208

 

数の概念では「割合」を学び、最後は中学数学で最初に出てくる

「正の数負の数のたし算とひき算」の概念を、カードを使って

学びました。

テキストは「とってもやさしい数学 中学1年生」を使います。

 

とってもやさしい数学 中学1年 増補版―現役ベテラン先生の特別授業 Book とってもやさしい数学 中学1年 増補版―現役ベテラン先生の特別授業

著者:佐藤 寿之
販売元:旺文社
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そしてカードも! 

< 工作用紙を切って作った簡単なカード >

11020850

 

 

たとえば、はやとくんが「+1」を持っているとします。

そこに「+2」を渡します。

はやとくんが受け取ることを「たす」と考えます。

はやとくんの点数は「+3」になりました。

ここまでは簡単ですね。

子どもたちが迷ったのは負の数のひき算でした。

 

続いてはやとくんに「+1」「-1」「+3」の3枚のカードを持って

もらいます。

今の点数は「+3」点ですね。

ではここで「-1」をこちらに渡してもらいます。

はやとくんが渡すことを「ひく」と考えます。

すると・・・

「あれ~? 4点だ!? ひいたのに点数が増えたよ!」

と驚きの声が上がりました。

マイナスをひく(渡す)というのは、結局その分プラスになったのと

同じだということを、子どもたちは感じ取ってくれたようです。

 

このクラスももうすぐ6年生。

中学までは十分に準備期間があるので、少し先に中学数学で学ぶ

数のルールに慣れておく予定です。

 

 

 

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『小学校算数 公倍数、公約数の前に素数を学ぼう!』

教室ではおなじみ「エラストテネスのふるい」

 

2011年2月2日(水) 

3年生、4年生の教室では、素数を学んでいます。

公立の小学校では素数は学ばないのですが、素数を知らないと

5年生で出てくる公倍数やら公約数やら、分数の通分の問題を

素早く正確に解くのが難しくなってしまいます。

教室でも利用している陰山先生のドリルでも、素数はとりあげ

られているので、それも利用しながら素数を学びます。

 

陰山メソッド 新版 徹底反復 読み書き計算プリント 5年 (教育技術MOOK 陰山メソッド) Book 陰山メソッド 新版 徹底反復 読み書き計算プリント 5年 (教育技術MOOK 陰山メソッド)

著者:陰山 英男
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素数は、1とその数自身以外には約数がない自然数(1をのぞく)

ですが、3年生、4年生には、なんだかぴんとこないようです。

教室では、素数を学ぶ時には「エラストテネスのふるい」という

方法を使って素数を自分自身で発見してもらうようにしています。

教室ではおなじみの「エラストテネスのふるい」

この授業をすると、子どもたち、大きくなったな~なんてしみじみ

してしまいます。

 

ホルベインの150色の色鉛筆から、子どもたちは好きな色を

選び、まずは2をのぞいた2の倍数に色をぬっていきます。

 

< 2の倍数に色をぬる様子 >

110202350

 

次に3の倍数をぬっていると・・・

「あれ~? ”6”のところはもうぬってあるよ!」

とあやちゃん。

「そうだね、2回に1回は重なるところがあるんだよね。」

この作業は、公倍数という概念を身につけるにもとてもよいのです。

「3の倍数は斜めに模様になるね。」

とあゆみちゃん。

続けて、4の倍数、5の倍数を進めていくと、5の倍数は、まっすぐ縦に

並びました。

 

< 縦に並んだ5の倍数(水色) >

11020250

 

 

ここで時間となり、続きはまた来週です。

子どもたちは少しずつ規則を発見しているようです。

どんな表ができあがるかな。

 

 

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『小学校算数 古代ギリシャの数学者に素数を学ぼう』

「エラストテネスノふるい」を使って素数を見つけよう

2010年10月6日(水) 

 

5年生は、学校で最小公倍数、最大公約数を学んでいます。

教室では少し先取りをして進めて来ましたが、ここで5年生には

改めて素数を覚えてもらうことになります。

中学受験塾では普通に教えられる素数なのですが、公立の

小学校では教わることはほとんどありません。

でも素数は、最小公倍数、最大公約数を見つけるためにも、

知っておいたほうが便利ですし、何よりも数の要素ですよね。

息子たちが3年前に短期留学したシュタイナー小学校では

小学校のうちに素数を学びます。

その教え方は本当に美しくて、糸掛けをしながら数の神秘に触れるん

です。

 

< 素数の糸掛け >

*画像は岐阜シュタイナー実践研究会のサイトから

 お借りしました

100605

 

私の教室では、5年生の子どもたちと「エラストテネスのふるい」

使って素数を見つけていきます。

(シュタイナーの学校でもこの方法を使います)

100までの数のシートを準備していたのに、なぜか子どもたちは

「たくさんあるのがいい!」

というので(なぜ???)、500まであるシートを使いました。

でも結局ぬったのは100まで・・・

 

< それぞれ好きな色で倍数をぬりつぶします >

10100650

 

< 白く残った数が素数です >

10100650_2

 

方法は素数の定義にかなっていて、いたってシンプルです。

1.素数でない”1”をぬりつぶします。

2.素数の”2”を残して、2の倍数をぬりつぶします。

3.素数の”3”を残して、3の倍数をぬりつぶします。

4.素数の”5”を残して、5の倍数をぬりつぶします。

5.素数の”7”を残して、7の倍数をぬりつぶします。

100までの中で素数を見つけるなら、ここまでで全てが

見つかります。

皆さんも100までの素数25個を見つけてみて下さいね!

 

「エラストテネスのふるい」ワークシートはこちらをご利用下さい

「prime_numberunder100.pdf」をダウンロード  

 

また、陰山式ドリルでは素数を扱っていますので、こちらと合わせて

学ぶとより効果的です。

陰山メソッド 新版 徹底反復 読み書き計算プリント 5年 (教育技術MOOK 陰山メソッド) Book 陰山メソッド 新版 徹底反復 読み書き計算プリント 5年 (教育技術MOOK 陰山メソッド)

著者:陰山 英男
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「エラストテネスのふるい」については秋山仁先生の本に分かりやすい

解説が載っています。

数の大常識 (これだけは知っておきたい) Book 数の大常識 (これだけは知っておきたい)

販売元:ポプラ社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

  

 

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『ちょっと先取り中学数学 遊びながら覚える正の数負の数』

「カードゲームで学ぶ演算ルール」

2010年3月17日(水) 

 

自宅で教えている算数+幾何学+科学ですが、今の6年生は

全員が中学数学の問題を先取りで学んでいます。

決して慌てて中学の問題に入ったわけではなく、今まで時間を

かけて、学年の枠をとりはらったカリキュラムで算数を学んで

きたことが、結果的に先取り教育にまでつながりました。

残念ながら、学校で学ぶ順番が必ずしも算数を身につけるのに

適切な順番というわけではないのですよね。

教室の子どもたちが今までどのような順番で学んできたのかも、

そのうち記事にまとめたいと思っています。

教室に通ってくる子どもたちの進度はまちまちですが、今日の6年生

クラスは全員で(っていっても3人です!)正の数と負の数の演算の

復習を兼ねたカードゲームをしました。

 

中学に入って数学が嫌いになってしまう子どもは多いのですが

その理由の一つは、中学数学の最初では、小学校では学ばなかった

数や計算のルールをたくさん覚えなくてはいけないことにあるようです。

「正の数に負の数をたす時は?」とか

「正の数から負の数をひく時は?」

「かけるときは?」

「わるときは?」

「累乗って何?」

「式の中のかっこはどうやってはずすの?」

という具合にです。

これを機械的に覚えていくと、どうもうっかりと忘れて

しまうようで、忘れると手も足も出なくなってしまいます。

そして次第に数学が嫌いになっていくのかもしれません。

 

正の数と負の数の演算の教え方は色々ありますが、

ルールだけを機械的に教えるよりも、もっと意味を見せて

教えた方が子どもたちは理解しやすいようです。

小学校までの算数は全て生活に密着して意味が見えやすかった

ですからね。

 

正の数を得点が増えるカードと見立て、負の数は持っていると

点を失うカードとします。

演算の「たす」というのは「もらう」という意味。

そして「ひく」「わたす」と考えます。

「負の数をひく」というのは「点を失うカードをわたす」

となり、自分は得する(点が増える)ということになります。

同様に、例えば「3×(-2)」であれば、3点のカードを

2回渡すと考えて、6点の損!ということになります。

覚える時は、物語があった方が分かりやすいですよね。

 

さて、6年生はこの物語を使って、カードゲームをしました。

トランプの1から10までを使い、赤いカードは正の数、

黒いカードは負の数として計算します。

それぞれがひいたカードの数字をまず得点表に書きます。

 

<得点表>

Tokuten

 

 

そして最後に演算カードをひきます。

最後に演算カードをひくことで、負の数のカードを2枚持っていても

どんでん返しだってあるのです。

わり算は計算がしにくいので、「+」「-」「×」の3種類のカードだけを

用意しました。

 

慣れてきた子どもたちは

「後ろの数が負の数だから”-”のカードが来ないかな」

とか

「正の数と負の数だから”×”だったら最悪!」

というように演算カードを予想して得点を考えるように

なりました。

 

 < 得点を記録します >

10031630

 

最後には全ての得点を合計して、順位を決めます。

ちょっとした商品も用意したので、もうほんとに頑張って計算して

いましたよ♪

 

こうやって楽しいとか悔しいとかいう感情を伴って記憶したものは

長期記憶へ移りやすいという研究結果も出ています。

中学の数学も、ただ機械的に学ぶのではなくて、楽しく学べたら

いいな~と思っています。

 

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『小学生算数 折り紙で分かる通分』

通分を目で見てみよう

 

2008年12月2日(火) 晴れ

うちに算数の勉強にきている5年生の子どもたちの中には、通分

勉強をしている子たちがいます。

算数はそれぞれの進度に合わせて進めているので、長く通ううちには

みんな学校よりは先を勉強するようになり、小学生でも中学生の勉強を

している子どもたちもいます。

ちゃんと積み重ねて学んでいけば、算数の先取り学習は割りと簡単

なのです。

 

さて、通分の話に戻りまして、通分は折り紙を使って目で見てその意味を

理解してもらいます。

例えば、2分の1と3分の1を合わせる場合、どうやって計算すれば

よいのでしょう?

折り紙を見ながら考えてもらいます。

 

< 折り紙でたし算を考えます >

*画像はクリックで拡大できます

081202

 

 

 

 

 

 

 

折り紙の2分の1枚と、3分の1枚。

足して5分の1枚にならないというのは、見ればすぐに分かります。

これは大切なことです。

子どもたちにどうすればいいか尋ねてみると、しばらく眺めたり折ったり

してみているうちに

「わかった、もう少し折ってみればたし算できそう!」

と計算の方法を発見できそうでした。

このままの折り紙の切れ端同士では足すことができないので、もっと

小さい切れ端に分けてみることにしたようです。

結局、1枚を6つの切れ端に分けると、2分の1と3分の1がうまく

たし算できました。 

子どもたちはなんとか自分たちで足す方法を考えましたよ。

これが通分ですよね。

「一体いくつに分けたらうまく足せるの?」

というところで、最小公倍数が必要なことも説明します。 

切ったり貼ったり、手を動かして覚えたことはきっと忘れないでしょう。

 

分数の計算については秋山仁先生の本で、分かりやすく説明してあります。

折り紙を使った説明もあって、単に計算方法を暗記するのではないので

こうやって学べばきっと応用がきくはずです。

 

算数がメチャとくいになれる本―秋山仁のおもしろ授業 (わかる!できる!のびる!ドラゼミ・ドラネットブックス) Book 算数がメチャとくいになれる本―秋山仁のおもしろ授業 (わかる!できる!のびる!ドラゼミ・ドラネットブックス)

著者:秋山 仁
販売元:小学館
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さて、子どもたちは分数が好きになってくれたのかな?

 

 

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『小学生算数 ドイツのカラフルなかけ算カード』

ゲームをしながら かけ算を覚えよう

 

2008年9月17日(水) 

算数を勉強に来ている2年生のりなちゃんとももかちゃん。

学校よりも一足先にかけ算を覚えています。

かけ算はその意味もきちんと覚えなくてはいけないのですが

意味が分かったら後は、とにかく早く正確に九九が使える

ように覚えてしまわなくてはいけません。

九九の表を読み上げていくだけでも覚えてしまう子供もいれば

で覚えるのが得意な子供もいます。

暗記の手法は人それぞれで合う合わないがありますよね。

でもどんな方法にしろ、”楽しいこと”と一緒に経験した記憶は

長期記憶として残りやすいと言われています。

 

かけ算を楽しく覚えるのにお勧めなのが、ドイツラベンスバーガー社

カードゲーム「九九でビンゴ」です。

 

< カラフルなカードは大人でもわくわく! >

*画像はクリックで拡大できます。

080917

 

 

 

 

このカードゲームのイラストは色鉛筆で書かれているのですが

とてもカラフルで眺めているだけでもワクワクします♪

遊び方は簡単で、九九を全部覚えている場合でも、まだ全部は覚えていない

場合でもそれぞれ違ったゲームが楽しめます。

この日は”3の段”を選んで簡単な方のゲームを楽しみました。

 

< カードを並べる二人 >

080917_2

 

 

 

二人ともカードを並べながらとても楽しそう。

 

日本ではかけ算は「9×9」までしか暗記しない場合が多いですよね。

このことの弊害は、2桁以上のかけ算”別のもの”と思ってしまう点に

あります。

そういう意味でも2桁のかけ算を暗記することはお勧めです。

 

今、3年生の子供たちは2桁のかけ算を覚えています!

こちらも物語のようで楽しく覚えられますよ。

 

19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算 Book 19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算

著者:COO,よこい やすし
販売元:ワイプラス
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さらにシュタイナー教育を行っている小学校では負の数が入った

かけ算も早い段階から子供たちに見せていきます。

”暗記もの”の怖いところはその意味を考えなくなってしまうところ。

かけ算九九も意味を考えながら覚えれば数の世界の広がりを

感じることができるはずですよね。

 

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『小学生夏休み 計算の復習の前に』

計算の能力ってどのくらい必要?

 

先日、このブログに小学校一年生のお子さんを持つお母様から

計算の勉強の仕方についての質問を頂きました。

お返事が長くなってしまいそうなので、記事にさせて頂く事にしました。

 

私自身が息子たちや教室の子供たちと接し、書籍で調べたり、研究者の

方からのアドバイスを頂いたりしてたどり着いた考えを紹介させて頂きます。

少しでも、子供さんたちへの指導で迷っているお母様たちのお役に立てたら

嬉しく思います。

 

でも、まずは計算というのは、あることを証明したり、予想したりするときの

ツールだということを先に書いておいて話を進めていきたいと思います。

計算はもちろんできるにこしたことはないのですが、先日仕事でお手伝い

させて頂いた鈴木真二先生(東京大学大学院教授)の実験授業の中でも、

子供たちは飛行機の揚力の計算単位の換算の際には電卓を使いました。

それは、ここで行った計算は、本来の目的ではなく手段にすぎなかったから

なのだと思います。

 

鈴木真二先生実験ナビ(かがくナビに掲載)はこちらです↓

http://www.kagakunavi.jp/column/show/195

 

< 揚力係数を求める風洞実験の様子 >

*写真はクリックで拡大できます

Photo 

 

 

 

 

 

○計算練習は何のため?

 子供が学校から持って帰ってくる算数のテスト。

 計算ミスが気になるお母様方もいらっしゃることでしょう。

 ”計算”ということに焦点をあてれば、ここでマスターすることは”速さ”

 ”正確さ”ということになります。

 でも、計算を学ぶ目的って何なのでしょう?

 本来の目的は、生きていくため、社会生活を送るためなのでしょう。

 友達に物をあげたり、もらったり、その差を計算したり、また公平に

 同じ数ずつ分け合ったり

 おつりの計算だってできなくてはいけませんよね。

 計算練習もきっとこういったシンプルな目的から始まったのだと

 思います。

 でももう一つ、今の日本の子供たちには計算練習をする目的が

 あります。

 それは学校のテストのため、そしてこれから何度か経験することに

 なるだろう受験のため。

 テストのための計算練習は、本来の目的からはズレていることもある

 ようです。

 でもこれについては”テストのため”と割り切って訓練するしかないようです。

 

○テストのための計算練習

 中学受験や将来の受験を考えた時に、求められるのは”正確さ”

 ”速さ”です。

 でも残念ながら学校ではあまり具体的には計算の目標を教えてもらえない

 ようです。

 書籍と、息子を被験者!?にした実験から導き出した、計算の具体的な

 目標は過去の記事にまとめています。

 今も引き続き実験中!?ですが、今のところ、この目標で中学受験、

 算数オリンピックも大丈夫そうです。

 

 『小学生算数 どこまで暗算ができればいい』

 http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_7ae6.html

  

○質問への回答

お母様からの質問の中には具体的な計算方法について、

「色々な方法がありますが、どのやり方で指導すればいいのですか?」

というような内容があったと思います。

ここまでの話しの流れで、答えは想像して頂けると思いますが

「方法はなんでもいい」

のです。

学校で指導する、”10の補数”を中心にした方法もあれば、珠算のように

”5のまとまり”を中心に考える方法もあります。

江戸時代だったかは、くり下がり、くり上がりの計算は暗記していたようです。

これだけみても色々な方法がありますよね。

学校では一人の先生が大勢の子供をみなくてはならないので、全ての子供たちに

同じ方法で指導しますが、本来はその子にあった方法で指導してあげた方が

よいのだと思います。

計算の”速く”、”正確に”という目標を意識して、その子にあった方法を選んで

あげればいいのではないでしょうか。

逆に子供さんが気に入ったやり方でも、”速さ””正確さ”に問題があれば、

理由を説明して正してあげたほうがいいかもしれませんね。

 

でも、やっぱり、計算は”手段”にすぎないのですよね。

私が何人かの研究者の先輩に聞いたところ、

「実際には、計算はコンピューターで行ってしまうことも多いので、それが

間違っていないか概算できることが大事。」

ということでした。

 

最後に、 

お母様からはもう一つ、”文章題”についての質問も頂いていました。

このことについてもよく聞かれることなので、別の記事でご紹介させて

下さいね。

 

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