『小学生算数 プラ板工作で比を学ぼう!』

プラ板はどのくらいの比で縮むかな?

2009年10月27日(火) 

 

6年生の算数ではを学びます。

比の値を出すことも学ぶのですが、なんとなくピンとこない子どもも

多いようです。

 

私が算数と科学を教えている教室では、比の勉強をプラ板工作

使って行います。

皆さん、プラ板(プラバン)って知っていますか?

オーブンで焼くと縮むあれですよ、あれ!

ダイソーなどでも手に入ります。

素材はスチロール樹脂で、もともと熱でぎゅーんと引き伸ばしてできた

板なので、もう一度熱を加えると元にもどろうとして縮むのです。

 

教室では、まずどのくらい縮むのか、データを取ってみます。

目的は、縮む比率を知って、自分が作りたい大きさのものを

作るということなので、さほど細かい比を知る必要はありません。

 

データを取ったところ、もとの大きさと加熱後の大きさは4:1

となることが分かりました。

さあ、このデータを使って、自分の思う大きさの作品を作ります。

 

< 計算で出た数値で切っていく子どもたち >

*画像はクリックで拡大できます

0909292

 

 

 

 

 

 

< 加熱前 >

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< 加熱後 >

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子どもたちは楽しみながら比の計算をしていましたよ。

 

ところで私は、今年の春にサンフランシスコに滞在した時に、

ハンズオンの展示で世界的に有名なエクスプロラトリアムという

科学館に出かけました。

そこのミュージアムショップで見かけたのが、プラ板でアクセサリーを作る

という本でした。

Klutzというサンフランシスコの会社のこの本は、プラ板をおしゃれに

デザインしてあって、子ども向けの本なのにその洗練された配色と

デザインには驚きます。

(アマゾンでも購入できるみたいです!)

 

Shrink Art Jewelry (Klutz) Book Shrink Art Jewelry (Klutz)

著者:Karen Phillips
販売元:Klutz
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

 

 

中身はこんな感じ。

写真に入りきれないほどのデザインパターンが入っていて

もうびっくりです!

材料もついているので、すぐに作れるのも魅力的です。

 

091028klutz

 

 

 

 

 

 

科学とArtが融合していて、大人でもわくわくしますよね。

 

klutzのサイトはこちら

http://www.klutz.com/index/

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

 

 

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『小学生算数 水のかさと水の科学』

水の分子を感じる工作 

 

2009年9月16日(水)

今日は3年生の算数教室の日でした。

生徒は3年生の女の子三人です。

私の教室では、前半では計算のスピードを計り計算力を鍛える

授業をしますが、後半は「算数って何?」「どうやって使うの?」

いうことを感じられる体験授業になります。

 

今日の後半は、三人が前から「作りたい!」と言っていた消しゴムを

作る約束の日でした。

4年生以上のお兄ちゃんたちがそれぞれ毎年作ってきたものです。

材料はダイソーで手に入るヒノデワシ「ねんど消しゴム」を使います。

粘土遊びのように好きな形を作って、お湯で10分ゆでるだけで自分だけの

消しゴムが出来上がります

 

< ヒノデワシ ねんど消しゴム (ダイソーwebサイトより)>

090916

 

 

 

 

 

さて、三人は思い思いの形を作れたようなので、お湯を沸かすことに

しました。

水のかさのはかり方は学校でも学んでいますし、教室では「どのように

して1リットルという単位が決められたのか」も学びました。

今日はその単位を使ってみます。

鍋には1500ミリリットルの水を入れることにしました。

(別にどのくらいでもいいのですけどね・・・)

うちにある計量カップは500ミリリットルまでしかはかれません。

「まず500ミリリットル入れました。あとどのくらい入れたらいいかな?」

と三人に聞くと

「1000ミリリットル!」

とか

「1リットル!」

という答えが返ってきました。

かさの単位はちゃんと覚えていました。

その後も、少しずつ分割して水を入れてみせて、みんなで

水のかさのたし算をしていきます。

時にはデシリットルもまぜて、あれこれと計算していき、最後には

1500ミリリットルの水が入りました。

 

さあ、水を沸かしますよ。

熱をもらった水たちは動きが激しくなって、とうとう鍋の底から

ぶくぶくと水蒸気の泡になって外へ飛び出していきます。

サントリーのwebサイト『サントリー水育』を利用して水の性質を

学びながら進めます。

このサイトは水の三態変化も分子のイラストなどを使って

分かりやすく説明しています。

『サントリー水育』>「水育わくわく大百科」>水を知ろう 性質

http://suntory.jp/kids/mizu-iku/study/s001.html

 

 

三人の作った消しゴムも、ぶくぶくと水蒸気の泡に揺られています。

 

< ゆらゆら揺れる消しゴム >

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そして待つこと10分。

かわいい消しゴムができあがりました!

 

< できあがった消しゴム >

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消しゴムを作りながら水を学ぶ。

家庭でも簡単にできる手軽で楽しい方法です。

 

 

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『小学生夏休み 復習だけじゃもったいない!』

ワンランク上の問題ってどんなもの? 

2009年7月29日(水)晴れ 

 

皆様、大変ご無沙汰しておりました。

サイエンスリテラシーを広めるという目的で設立をしたNPOの

仕事が忙しく、例えば7月22日には日食観察会を小学校のPTAと一緒に

開催したりもしました。

というか、私自身PTAでもあるわけですけど・・・

観察会にはJAXAから三輪田真さんという、宇宙ステーションや衛星を

開発していた研究者をお招きして、日食のしくみ宇宙ステーション

話も聞きましたよ。

在校生600名の学校で親子200名が集まり、お天気には恵まれなかった

にも関わらず、三輪田さんのおかげで大変有意義な会となりました。

そして、7月27日には地元埼玉県戸田市でサイエンスフェスティバルを開催

しました。

こちらには、NPO法人センス・オブ・ワンダーとして企画運営に協力しました。

主催は戸田市教育委員会です。

私たちは研究者との人脈を生かして、内田麻理香さん(ご自身の母校、

東京大学工学部で広報を務めながら、再び研究にも復帰されています)と

杉原厚吉先生(同じく3月までは東京大学で教授をされ、現在は明治大学で

立体錯視などの研究されています)をお招きし、講座をプロデュースしました。

お二人とも「世界一受けたい授業」で先生もされている素敵な研究者

です。

お二人は、当日子どもたちに「研究とは何か」というメッセージが伝わる楽しい

講座を開講して下さいました。

1000人も動員した戸田市サイエンスフェスティバルの様子は『サイエンスカフェ

日記』にまとめています。

http://sense-of-wonder-2008.cocolog-nifty.com/

 

 

さて、本題にうつりまして、子どもたちは夏休みですよね。

本屋さんに行けば所狭しと「夏のドリル」が並んでいます。

でも小学校で学ぶことって、学校の授業程度の内容なら、そんなに何度も

何度も繰り返さなくても、たいていの子どもは理解し覚えてしまうことでしょう。

「せっかくの夏休みだから、ワンランク上の問題に挑戦してもらいたい」

と考えているお父さん、お母さんもいらっしゃいますよね。

 

我が家の長男こうき(6年生)は学校で学ぶことは、ほとんどドリルなしで

理解し、覚えてしまう、うらやましい才能を持っています。

一方、あきら(次男 4年生)は、良く言えば!?いたってマイペース。

算数は得意だけど漢字が苦手で、その理由は・・・

漢字が表意文字だということに未だ気付いてないところにあります(汗)

母として、とても興味深い子どもたちです。

 

夏休みには算数は得意なあきらには、ワンランク上の問題を解かせて

みることにしました。

問題集は受験塾が出しているか、編集に関わっているものがお勧めです。

それらと、教科書に出てくる問題との違いは

 

○学校で習ったことを、様々な場面ですばやく取り出し使える力を

 試すことができる

○一度で答えはでず、何ステップかに分けて考えを進め、やっと

 答えがでるようなじっくり考える問題がある

 

というところです。

これは中学受験をしなくても、この先の高校受験、大学受験では

必要となる力ですよね。

お勧めの問題集の一つはこれです↓

Book 中学受験算数の基本問題 小学4年 (日能研ブックス)

著者:日能研教務部
販売元:日能研
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

ただ少し字が小さいので、もう少しゆったり書き込みしたければ

こちらがよいかもしれません↓

 

ちゃんと算数―考える力をつける! (小学3年) Book ちゃんと算数―考える力をつける! (小学3年)

販売元:みくに出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

これは受験塾が得意な「いくつかの可能性を考えて答えを出す問題」

などが、イラスト入りでやわらかい雰囲気で編集されています。

みくに出版が出していますが、編集協力は日能研です。

 

そしてさらに、もっとじっくりワンランク上の問題に取り組みたい

場合は、四谷大塚の通信教材をピックアップして使うという方法も

あります。

こうきは、こちらの算数と国語のテキストを使ってマイペースで

勉強しています。

 

090729

 

 

 

 

 

購入はこちら↓

『INET428』

http://www.inet428.com/index.asp

 

 

こうきは合わせて中学の問題も解いていってます。

このテキストは独学で先に進むのにぴったりです↓

 

とってもやさしい数学 中学2年―現役ベテラン先生の特別授業 Book とってもやさしい数学 中学2年―現役ベテラン先生の特別授業

著者:佐藤 寿之
販売元:旺文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

我が家の長男の進路は、色々と検討した結果、すぐ近くの公立中学を

選択することにしました。

ただ、そうなると高校受験は全力で取り組まなくてはいけないですよね。

今のうちに得意なものをどんどん先に進めていっているところです。

 

どんな問題集をいつどのように与えたらいいのか、親は悩むもの

だと思います。

我が家の問題集選びは少し変わっていると思いますが、こんな使い方も

あるんだな~と参考になれば嬉しく思います。

 

次回は次男の苦手な「漢字」への取り組みをご紹介したいと思います。

 

  

 

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『小学生算数 密度と図形の美しい実験』

キッチンでできる密度の実験

2009年4月29日(水)晴れ 

 

今日は少しサンフランシスコでのホームステイの話から離れて、算数と

科学の家庭教育のお話をしてみたいと思います。

 

皆さんは、図形と聞くと何を思い出しますか?

円周率とか、内角の和とか、面積、体積を求める公式とか

でしょうか。

でも図形と周りの現象がつながった時、

「形には意味があるんだな~」

という驚きや感動に出会います。

 

私の家では周りの子どもたちと一緒に算数科学を学んでいます。

算数と科学と言ってもそんなに大げさなことをやっているわけでは

ありません。

でも、もともと算数と科学とはつながっているのですから

いつの間にか一緒に学ぶことになるのですよね。

 

昨日は密度の実験をしてみました。

まずは計算で密度を出すよりも、子どもたちに密度というものを

体感してもらいたかったのです。

参考にしたのは、土佐幸子さん(マサチューセッツ州立大学ローエル校

教育学大学院博士課程に在籍し物理学では先生でもあります)が

『かがくナビ』で紹介されている密度の実験でした。

 

『かがくナビ』>『ナビコラム』>『密度なんてへっちゃらさ』

http://www.kagakunavi.jp/column/show/2341

 

キュリー夫人が子どもたちのために開催していた理科教室でも

やはり密度の実験があるのですが、その実験には物理の法則の

発見と同時に美しさや驚きが感じられるのです。

土佐さんが紹介されている実験もまさにそのような実験でした。

 

私が使ったのはオリーブオイル、水、メープルシロップです。

その三つを順番に混ぜてみました。

 

まず、オリーブオイルガラスの瓶に入れてみます。

そして次はです。

子どもたちに

「水を1滴入れてみるとどうなると思う?」

と尋ねると

「水の方が重いと思うから水は沈んでいくと思う」

と答えます。

 

< 慎重に混ぜていく子どもたち >

*画像はクリックで拡大できます

09072830

 

  

 

 

子どもたちの予想通りに水は沈んで行ったのですが

ゆっくりと沈むその形はきれいななのです。

思わず

「うわ~きれい!」

と歓声があがります。

「どうして球になるのだと思う?」

と聞くと、さすがは6年生

「多分、どこからも同じ力で押されているんだと思う。」

という回答。

球という形は力がつり合った結果の形なのですよね。

そしてとても美しいです。

底に届いた水の球体は少しつぶれた形で静かにじっとしています。

 

< 底に届いた水の球 >

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子どもたちは息を殺してじっと観察しながら

「上の油がちょっと重いんだね。」

と話します。

その後はメープルシロップを入れてみよう!ということに

なり、少しずつ入れてみました。

メープルシロップはオリーブオイルをゆっくりと通り抜け、水を

押しのけて一番底に自分の位置を見つけました。

でもオリーブオイルを通り抜ける時にはオリーブオイルまで下に

道連れにすることもあって、場違いな!?所へ連れて来られた

オリーブオイルが慌てて上へ上がっていく様子もまた面白い

のです。

 

< 上へ戻ろうとするオリーブオイル >

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驚きの連続で興奮気味の子どもたちでしたが、その中でも

「まざるということの意味」「球の意味」などを子ども同士で

話し合っていました。

 

来週もまた密度の実験の続きをする予定です。

教科書や問題集で見るのとはまた違う、身近で美しい密度の実験を

是非ご家庭で皆さんもやってみて下さいね。

 

 

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『小学生算数 雪の結晶』

バランスの良い形、安定した形 

2009年2月3日(火) 晴れ

 

お仕事でブログを書かせて頂いている科学技術振興機構(JST)

子供向けWebサイトでは、写真家高嶋清明さん『雪の結晶』の写真が

掲載されています。

撮影裏話によると、高嶋さんは

「すぐに溶けてしまうのでなかなか良い写真が撮れなくて・・・」

とおっしゃっていたそうですが、この写真、本当に美しいです。

高嶋さんには昨年お会いする機会がありましたが、

「自然が大好きでその感動を持ち帰りたいという気持ちから写真の

道を選んだ」

と語っていた高嶋さんは、まるで少年のようでした。

 

『かがくナビ』>『自然だより』>『雪の結晶』

http://www.kagakunavi.jp/nature/show/2390

 

また雪の特集が載った科学雑誌を無料でダウンロードすることが

できます。 

Science Window 2008年2月号

(科学技術振興機構)

090203sw

 

  

 

 

 

http://sciencewindow.jp/index/show/6.html

 

 

雪の結晶は、雪が降っている時に黒っぽい物の上に雪を受け止めると

見ることができます。

崩れてしまっていることも多いので、私は昨年の雪が降った日に、息子

たちと何度も雪を受け止めて、やっと観察することができました。

 

雪の結晶は六角形を基本としています。

雪を作る水の分子たちが手をつなぎ合う時にはこの形が安定なの

ですね。

 

昨年は算数の教室で雪の結晶を題材に角度を学びましたよ。 

『教室日記 小学生科学 雪の結晶』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_aed7.html

 

そして六角形は蜂の巣(ハニカム)にも見られるように、隣同士隙間なく

くっつけることができるし、強さもある形です。

飛行機の扉などは軽くて丈夫にするたに、アルミのハニカム構造が

使われています。

 

< 飛行機に使われるハニカム構造 >

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算数で習う形にもいろいろな意味があるのですよね。

そんな話を聞いていると図形ってもっともっと好きになるはずです♪

 

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『小学生算数 折り紙で分かる通分』

通分を目で見てみよう

 

2008年12月2日(火) 晴れ

うちに算数の勉強にきている5年生の子どもたちの中には、通分

勉強をしている子たちがいます。

算数はそれぞれの進度に合わせて進めているので、長く通ううちには

みんな学校よりは先を勉強するようになり、小学生でも中学生の勉強を

している子どもたちもいます。

ちゃんと積み重ねて学んでいけば、算数の先取り学習は割りと簡単

なのです。

 

さて、通分の話に戻りまして、通分は折り紙を使って目で見てその意味を

理解してもらいます。

例えば、2分の1と3分の1を合わせる場合、どうやって計算すれば

よいのでしょう?

折り紙を見ながら考えてもらいます。

 

< 折り紙でたし算を考えます >

*画像はクリックで拡大できます

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折り紙の2分の1枚と、3分の1枚。

足して5分の1枚にならないというのは、見ればすぐに分かります。

これは大切なことです。

子どもたちにどうすればいいか尋ねてみると、しばらく眺めたり折ったり

してみているうちに

「わかった、もう少し折ってみればたし算できそう!」

と計算の方法を発見できそうでした。

このままの折り紙の切れ端同士では足すことができないので、もっと

小さい切れ端に分けてみることにしたようです。

結局、1枚を6つの切れ端に分けると、2分の1と3分の1がうまく

たし算できました。 

子どもたちはなんとか自分たちで足す方法を考えましたよ。

これが通分ですよね。

「一体いくつに分けたらうまく足せるの?」

というところで、最小公倍数が必要なことも説明します。 

切ったり貼ったり、手を動かして覚えたことはきっと忘れないでしょう。

 

分数の計算については秋山仁先生の本で、分かりやすく説明してあります。

折り紙を使った説明もあって、単に計算方法を暗記するのではないので

こうやって学べばきっと応用がきくはずです。

 

算数がメチャとくいになれる本―秋山仁のおもしろ授業 (わかる!できる!のびる!ドラゼミ・ドラネットブックス) Book 算数がメチャとくいになれる本―秋山仁のおもしろ授業 (わかる!できる!のびる!ドラゼミ・ドラネットブックス)

著者:秋山 仁
販売元:小学館
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さて、子どもたちは分数が好きになってくれたのかな?

 

 

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『小学生算数 やわらか頭で考える算数』

分数と少数と

2008年10月28日(火) 晴れ

一緒に算数を勉強している子供たちがいるのですが、子供たちの

質問は、時には思いもかけないものもあって、びっくりさせられます。

 

6年生のたけるくん。

わり算の話からこんなことを聞いてきました。

「1÷3って、小数だと割れないのに、分数だと割れるの?」

そこでこんなお話をしました。

「今みんなが使っている数字は10種類。

 アラビア数字というよね。

 これを使うとすると、小数の場合は0から1の間は10等分にしか

 できないよね。

 でももし、数字が12個あったら?」

 

そういって、12個の数字を書いてみて(2つは適当に!)、0と1の

間を12等分します。

 

< 12等分した小数!? >

*画像はクリックで拡大できます

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「ほら、3で割ることができるよ!」

 

これにはたけるくんもびっくり。

 

「数字で表せないから答えが存在しないわけじゃないんだよね。」

と話すと

「じゃあ、小数と分数をうまく使い分ければいいんだね。」

とたけるくん。

 

こんな時には分数も便利なのですよね。

使い分ける!ということに気づけば、6年生としてはまずまずかな、と

思いながらこの日の算数は終わりました。

たけるくんは、算数が大好きなんですって!

これからが楽しみです。

 

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『小学生算数 算数って楽しい!算数オリンピック』

算数オリンピックに挑戦してみよう

 

9月11日(木)

算数オリンピックって知ってますか?

学校の算数のテストのように、細かい計算の点数を気にしたり、公式を

覚えることにあくせくしたりするのではなく、もっと自由な発想で算数を

楽しめる、そんな大会が算数オリンピックです。

長男のこうき(小5)が夏休みに挑戦してきました!

 

こうき(長男 小5)は、習い事はスイミングスクール(週3)、テニス(週1)

ピアノ(週1)、それから私が自宅で教えている算数の教室(週1)。

それにしても本人の希望とはいえ、スポーツばっかりで笑ってしまいます

よね~♪

私が息子たちを、今のところ外の学習塾や受験塾に通わせないのには

理由がありまして・・・

これはまた別の機会に書いてみたいと思います。

こうきは塾には通っていはいないのですが、私と一緒に早起きして

四谷大塚の受験用テキストを進めています。

受験にこだわっていないので(私が)

「いつでもやめていいよ~!」

と言っているのですが、かれこれ半年も続いているこの方法は、

マンツーマンで彼のペースで進められるので、うまくやればとても

効率的なようです。

ただこれは子供の性格にもよります。

なので彼の場合は朝は忙しいけど、帰宅してからは自由時間が

いっぱい!

そんな彼が自ら「参加したい!」と言ったのが算数オリンピックでした。

 

算数オリンピック公式サイト

http://www.sansu-olympic.gr.jp/

 

年に一度の大会で、予選大会は6月決勝大会は7月に行われます。

公式サイトから過去問集を手に入れて、あとは楽しくゲーム感覚で

解いていけば、それが予選対策になるみたいです。

予選は日本各地で行われ、本選(決勝)に進めるのは基準点をクリアした

選手たちです。

大雨の日に予選大会に出かけたのですが、運よく!予選を通過し

7月27日に代々木の国立オリンピック記念青少年総合センター

行われた決勝大会へ参加してきました。

 

< オリンピック記念青少年総合センター >

*画像はクリックで拡大できます

080727

 

 

 

 

建物の中には北海道から沖縄まで、日本全国から子供たちが集合。

緊張感の中にもお祭りのような楽しい雰囲気があります。

 

< ロビー >

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さっそく会場となる部屋移動します。

同じような部屋が何部屋も用意されていました。

 

080727_3

 

 

 

決勝大会では、10分のトイレ休憩を挟んで、60分×2回の120分間

競技が行われます。

あれこれと可能性を考えながら解き方を工夫するような良問、難問

ぞろいで、120分はあっという間だったそうです。

 

< 緊張も解けてランチをもりもり! >

080727_4

 

 

 

なが~い昼休みは採点時間のためでした。

3時から会場を変えて入賞者の発表表彰式が行われます。

会場には全種目で約400名、そして中国全土から予選を勝ち抜いた

200名(だったかな?)の子供たちが勢ぞろいしました。

 

< 会場は満席で保護者は入れません >

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表彰式の前に委員会理事でもある数学者のピーター・フランクルさんが

問題を一問解説して下さいました。

その後は大道芸を披露して下さいましたよ。

真ん中の女性は中国の子供たちを引率して来られた先生です。

ピーターさんは中国語も話せるので同時通訳で解説していらっしゃい

ました。

 

< ピーターさんの大道芸 >

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そして、結果はと言いますと・・・

さすがに入賞には至りませんでした。

今回大会の参加に賛成した理由は、算数って楽しい!ということを

改めて感じてほしかったからと、算数が得意なこうきに、同じように

算数が得意で頑張っている子供たちが全国にはたくさんいるんだよ!

ということを見せてあげたかったからです。 

井の中の蛙ではね!

そして、こうきの感想は

「すっごく楽しかった! 来年もまた来たい!」

でした。

算数オリンピックはその問題を解くだけでも算数の楽しさを知ることが

できます。

いつも形通りに解いていく学校の算数はつまんないな~と思っていたら、

是非算数オリンピックに挑戦してみて下さいね。

 

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『小学生算数 筆算は意味も知っておかなくちゃ!』

かけ算の筆算はその意味も学ぼう

6月24日(火)

3年生になると、小学校ではかけ算筆算を学びます。

ところが、子供たちは、かけ算九九と筆算とはどうやら別のもの

だと思ってしまうみたいです。

確かに、かけ算九九は計算というより暗記ですし、筆算となると

なにやらやり方を覚えて、その通りに解くもの・・・

そんな風に子供たちが思っても仕方がないかもしれませんよね。

  

私のところに算数を勉強しにきている3年生の子供たち。

かけ算の筆算をしながら、たまにすっかり手が止まってしまう

ことがあります。

 

「やり方忘れちゃった・・・」

 

そうなんです。

筆算のやり方を丸暗記してるだけだと、そのやり方を忘れてしまうと

全く計算ができなくなってしまうんです。

暗記だけでは応用もきかないのですよね。

 

そこで、子供たちには筆算と一緒に、筆算でやっていることの

意味を説明するようにしています。

ここでは手作りのコインカードを使います♪

 

< コインカードで12×13を考えます >

*写真はクリックで拡大できます

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「12×13って、12が13個って意味だよね?」

と子供たちに確認してみると、

「あれ? そうだっけ?」

という子もいます・・・

かけ算の筆算というのは、九九どころか、かけ算そのものとも

別物だと思ってしまってるのかも!?

これは大変!

コインカードを並べて、かけ算の意味をもう一度おさらいします。

そして次に筆算でやっていることの意味も説明します。

 

「12×13」の場合は・・・

 

コインカードを見ると、12円が10組と3組に分けられています。

「では、12円が3組でいくらでしょう?」

と聞いてみると、子供たちはカードを見ながら

「36円!」

とすぐに答えます。

これが筆算の上の段に書かれるものの意味ですよね。

次に

「では、12円が10組ではいくらかな?」

と尋ねると

「120円!」

と子供たち。

これは筆算の2段目に書かれるものの意味です。

ここで1段目と2段目が答えが1桁ずれた様に思えることも

納得できます。

問題が3桁になっても応用することができますよね。

 

丸暗記は楽だけど、やり方を忘れてしまったら何もできなく

なってしまいます。

2年生で覚えた九九も、筆算で解くかけ算も、本当は同じものです。

それを伝えてあげることも大切かな、と思いながら子供たちと

コインカードを数えるのでした・・・

 

でも実は今回の「12×13」は、うちに来ている子供たちはこれから先、

九九と同じように暗記してしまいます。

「トクトク」という本を使い、最後は20問を1分半以内に解くことが

できるよう、目標を正確さ速さに絞って練習します。

 

19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算 Book 19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算

著者:COO,よこい やすし
販売元:ワイプラス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

 

 

2桁九九を覚えると、子供たちがかけ算を考える幅が広がるようです。

この本を使って暗記する場合は、それぞれの数字に当てはめられた

キャラクターの性格をしっかり覚えて始めると、とてもスムーズに覚える

ことができますよ!

 

 

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『小学生算数 びっくりの速度』

速度から予測した時間はなんと・・・

5月20日(火)

ぜんまい仕掛けの恐竜くんの速度を測ったお話しは前の

記事でご紹介致しました。

子供たちは恐竜くんの速度を数値で表すのに、進む距離を決めて

その距離を進む時間を測るという方法を考えました。

でもこの恐竜くん、頑張ってぜんまいを巻いても15センチメートル

しか進んでくれないんですよ・・・

 

< のんびり歩く恐竜くん >

*画像はクリックで拡大できます

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なので子供たちは10センチメートルの距離何秒で進むかを測る

ことに決めました。

記録を三回とって平均を求めます。

 

< 時間の記録と速度の計算 >

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記録をとったのは10センチメートルを進む時間でしたので

ここで問題です。

「この恐竜くんが1キロメートル進むにはどのくらいの時間が

 かかるでしょう?」

子供たちは、

①1メートル(100センチメートル)を進むにはどのくらいの時間がかかるか?

②1キロメートル(1000メートル)を進むにはどのくらいの時間がかかるか?

という順で計算していきました。

計算していくと、1キロメートルを進むのにかかる時間は103900秒。

でもこれではどのくらいの時間なのかよく分かりません。

そこで単位を、”分”に直し、”時間”に直すことにしましたよ。

わり算をしていくと、どうしても端数がでます。

ここでは4年生で習った四捨五入の方法が便利だということ分かります。

子供たちは一生懸命計算して、その結果・・・

恐竜くんが1キロメートル進むのに必要な時間は、

 

なんと29時間!!

 

これには子供たちも大爆笑!

たしかにのんびり進んでいるのは分かるけど、まさか1日以上も

かかるなんて。

数値で表すと客観的ですし、それを使って別の状況を予測できるん

ですね。

子供たちはそんなことを学んだようでした。

そして速度の表し方は他にもありますよね。

次は別の方法を考えてみます。

 

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