『算数の指導法は奥が深い! 指導者養成講座開催します』

教室を開校したい人、算数をちゃんと教えたい人、

算数教育が気になる人、など向け

2017年1月22日(日)

運営している「算数・数学塾」は、現在満席なのですが、

http://sansusugaku.wixsite.com/home/about

大人の皆様からの

「子どもの算数を伸ばしてあげたいけど方法がわからない」

「指導しなくてはいけない立場だけど教え方に自信がない」

「将来教室を開校してみたい」

などのご要望にお応えして、算数指導者養成講座を開講しました。

すでに年末には本編講座の低学年編、高学年編(各講座 4時間×2日間)

を開催しましたが、好評につき今後も引き続き開催していきます。

「算数の教え方を理論的に、具体的に学びたい」

「納得して教えたい」

という方をお待ちしております。

 

さて、本日はその講座の入門編(資料代のみ)のご案内です。

この入門編も今回で4度目の開催となりました。

 

○算数指導者養成講座(入門編)

日時:2月2日(木)18時30分~20時

場所:武蔵浦和コミュニティセンター(JR埼京線 JR武蔵野線 武蔵浦和駅より

    高架歩道で直結 徒歩2分) 8階集会室

参加費:200円(資料代)

講師:中牟田宴子

    NPO法人センス・オブ・ワンダー代表理事

    算数・数学塾 塾長

    2012年~2013年 毎日小学生新聞にて「親子で発見!きらきら算数」

                連載

    2016年3月末まで 東京大学にて工学系ゼミ(学生が小学生向けの

                科学の授業をデザインし実践する)を担当

    所属学会:日本教育工学会

内容:・学習科学の理論を基に「算数を学ぶ」とはどういうことか

    ・現在の小学校算数と2021年の大学入試改革を見越した算数

    ・数のセンスをどう教えるか

    ・算数と工作、科学、アートをつなげるほうほう(一緒に体験)

    *内容は変更になることがあります

持ち物:筆記用具、のり

定員:6名

お申込み:メールにて下記の①~⑥の内容をお送りください。

      件名を「2月2日の講座申し込み」として下さい。

      ①参加者のお名前(ふりがな)②性別 ③年齢 ④算数の指導経験のあり、なし

      ⑤算数以外の教科での指導経験のあり、なし

       (ありの場合は教科をご連絡下さい)

      ⑥連絡先電話番号(当日連絡がつくもの) ⑦連絡先Emailアドレス 

       お申し込み先アドレスは ( sansu.sugaku@gmail.com ) です。

       *@半角に替えてお送りください

締切り:  1月30日17時まで *お申込み多数の場合は先着順とさせて頂きます

 

興味がある方、迷っている方、きっと教え方について”腑に落ちる”体験を

して頂けると思います。

 

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『小学校算数 計算を工夫してチェコビーズのブレスレットを作ろう!』

目的があるとこんなに計算も頑張れます!

2016年12月21日(水)

おかげさまで「算数・数学塾」は、現在満席となりました。

http://sansusugaku.wixsite.com/home/about

4月からの低学年講座も予約で満席となり、次回の募集は未定です。

算数の教え方や教材開発に興味がある方は算数指導者養成講座

ご検討頂ければと思います。

こちらも12月はすでに満席で23日が最終回となります。

1月は28日(土低学年中学年の範囲の講座を開催する予定です。

詳しくはお問合せ下さい。( sansu.sugaku@gmail.com )

*@半角に替えてお送りください

 

今週の教室では様々な学年で何度も出てくる「計算の工夫」の単元を、

工作と合わせて楽しく学んでもらいました。

こちらで準備したのは12mm、8mm、6mmの3種類の大きさの

チェコビーズです。

チェコビーズは美しいのに割と安く手に入るため教材として使うのに

助かります。

< 3種類の大きさのチェコビーズ >
_008s

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この3種類のビーズを使って、合計が170mmになるように考えて

もらいます。

そしてこれがお母さんたちへのクリスマスプレゼントになります。

普段は

「計算なんてめんどくさい~い」

と言っている子どもたちも、お母さんへのプレゼントとなると真剣

そのもの!

3年生の生徒は、空いたところに筆算をたくさん書いて考えて

くれました。

< 計算するための表 >
_004s

 

「あれ~あと6mmたりな~い!」

「12mmのは使わないで作ろっと!」

など色んな声が聞こえていましたが、なんとか数も決まり、配置も

決まり、いよいよゴム製のテグスに通していきます。

 

< テグスに通します >

_001_7s

 

そして、テキストでの勉強の合間を縫って3週間がかりで作った

ブレスレットも今週ようやくできあがりました~

 

< できあがり!>

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_002s

 

仕上げでは私がもう一本テグスを通して強度を増しておきました。

こっそりと家に持ち帰った子どもたちですが、いつ渡すのかな~

私もとても楽しみです。

 

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『算数大好き!が生まれる教室 生徒残り2名だけ募集中』

「算数・数学塾」のウェブサイトを作りました

2016年9月17日(土)

おかげさまで、火曜日だけ開講の「算数・数学塾」は、16時30分からの

クラスは満員、18時20分からのクラスも2名のみお席がある状況です。

「算数大好き!が生まれる教室」に興味がある方は、ウェブサイトをご覧に

なり、お問合せ頂ければと思います。

満席になり次第募集は終了させて頂きます。

○算数・数学塾

http://sansusugaku.wixsite.com/home

 

概念教育と計算術教育の二つの軸を大切にしているこの教室ですが

例えば、9月15日の中秋の名月にちなんで、こんな授業をしました。

 

「え~、ここには二人の子どもがいますね。(一人体調不良で早退したため)

もうすぐ一人増えるかもしれません(実は高校生のうちの息子ですが・・・)

二人でも三人でも分けられる数のおだんごを準備したいと思います。

何個にしたらいいでしょう?」

16時30分からのクラスは現在変則的に3年生から5年生が在籍

しているため、時には学年を超えて知恵を出し合う形になります。

5年生はちょうど公倍数と公約数を学んでいるので、紙に書きながら

2と3の公倍数の、6、12、18・・・を見つけてくれました。

まだ習っていない3年生も、倍数を使って上手に答えを見つけて

くれましたよ。

今回は準備するおだんごの数は12個に決定!

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最後はおだんごをみたらし団子にしてみんなで頂きました。

おいしい算数の授業となりました。

 

 

 
 
 

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『小学生算数 比を使ってプラバン工作をしよう!』

比を使って大きさは自由自在のプラバン工作!

2016年2月22日(月)

私の算数教室では、算数の概念教育と計算トレーニングの二本立て

のカリキュラムになっています。

現在、4月からの再開を目指して準備中です。(引越しのため1年お休み

していました)

 

さて、前の記事では「タイルアートを作りながら百分率を学ぼう!」

ということで、苦手なお子さんの多い「百分率」を楽しく学ぶ方法を

ご紹介しました。(実際に教室でもやっています)

今回は、PTA向けの家庭教育学級でも講座をしてきたばかりの

「比を使ってプラバン工作をしよう!」という、これまた苦手なお子さんの

多い「比」の学び方をご紹介します。

このコンテンツは、認知心理学の考え方を基に、算数子どもたちの経験

算数以外の知識を結びつけるカリキュラムとして開発したものの一つです。

一度は遊んだことがある人も多いプラバン工作だと思いますが、この

プラバンの材料のポリスチレンは、熱を加えると軟化して加工しやすく

なります(熱可塑性)。

この性質を利用して薄く伸ばして冷やしたものがプラバンです。

ですから、本当は焼いた時には縮まっているのではなく、引き伸ばされた

ものが元の形に戻っているのですね。

そしてこの縮む比率はほぼ一定なのです。(縦横では比率が違います)

この性質を利用すれば、できあがりの大きさから逆算して、必要な

大きさがわかるというわけです。

それではさっそくプラバンを使った算数講座とまいりましょう!

 

○まずは下準備 *お子さんと一緒でも保護者の方だけでもよいです

プラバンの縮む比率を調べます

プラバンを1辺が8センチメートルの正方形に切ります。(8センチに

するのは、後で比を簡単にするときに公約数が多いようにするためです)

縦と横では縮む比率が違うので、縦と横が分かるように印をつけて

おきます。

例えば、私が使ったダイソーの0.3mmのプラバンでは、以下のような

結果になりました~

      元の長さ     焼いた後の長さ

横    8cm        3.2cm

縦    8cm        3.0cm

ということから、縮んだ比と比の値は

横 元の長さ : 焼いた後の長さ = 8 : 3.2 = 5 : 2

  比の値 = 5÷2 = 5/2

縦 元の長さ : 焼いた後の長さ = 8 : 3.0 = 8 : 3

  比の値 = 8÷3 = 8/3

 

○子どもたちに課題を出します

さて、今回子どもたちに出す課題は、

「調べた比を基に、横4センチメートル、縦1.2センチメートルのプレートを

作ってみましょう」というものです。

 

できあがりはこんな感じです!

Img_1849s

 

○プラバンの作成の手順

1.縮む比率から、比の値を使って、焼く前の長さを計算します

2.プラバンを準備します

  計算どおりにプラバンを切ります。

  油性マジックなどで彩色することができますが、やすりで表面を

  削ると色鉛筆などでも彩色することができてきれいです!

3.プラバンを焼きます

  オーブントースターの600~800ワットが良いですが、それ以上

  でも時間を調整すれば可能です。

4.できあがりを測ります

  予想通りの大きさになりましたか?

 

縮む比から計算して、自由自在の大きさのものを作って下さいね!

 

このように、比を使うことで変化を予測することもできます。

親子でプラバンを焼きながら学んだ比はきっと忘れないと

思います。

先日のPTA講座では以下のような保護者向けの指導手順書を配布させて

頂きました。(ここでは一部だけ紹介させて頂きます)

 

< 比とプラバン工作指導手順書見本 >

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(サンプルのダウンロードはこちら→「tutorial_ratio_and_prastic_board_intro.pdf」をダウンロード   )

 

算数、楽しんでくださいね~

 
 
 
 
 

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『小学生算数 タイルアートを作りながら百分率を学ぼう!』

百分率は芸術のセンスだって伝えちゃう!

2016年2月19日(金)

お引越しのため、算数教室は4月からの再開を目指して準備中です。

さて、最近では「家庭で伸ばす子どもの算数のセンス」ということで、

小学校のPTA向けの家庭教育学級などの講師としてお招きいただい

たりもします。

つい先日も、さいたま市の浦和にある小学校にお招き頂き、

「比や割合を計算してつながる算数とアート」という講座をしてきました。

これは10年にもなる算数教室運営の中で、認知心理学の考え方を基に

算数と子どもたちの経験や算数以外の知識を結びつけるカリキュラム

として開発したものの一つです。

教科書の算数の中でも、特に割合の仲間(倍、比、百分率)は直接ものの

数を表しているわけではないため、抽象的でわかりにくいようです。

現実の世界でどのように使うのかイメージしづらいため、算数を嫌いになって

いく原因にもなっています。(これらをだいたい5年生から学ぶことになります)

「だったら、キッチンや、工作や、美しいものと結びつけてしまえ!」という

思いから練り上げたカリキュラムの一つが「百分率とタイルアート」です。

 

<小学校で配布していただいた講座のチラシ>

Flyer_20160210

(ファイルのダウンロードはこちら→「flyer_20160210.jpg」 )

 

当日はインフルエンザが流行っていたにも関わらず、定員以上の

ご参加を頂きました。

講座の流れは次のような感じです。

 

・学びの目標(認知心理学的視点から)

つながりあう知識とは

知識がつながる体験(家庭でできる算数とアートを実際に体験)

・家庭でできること、家庭だからできること

・知識がつながる手助けをするコツ

 

前半は認知心理学的な視点から「学ぶ」ということの定義

共通の認識としてそろえさせて頂きました。

といっても難しい話ではありません。

箇条書きの暗記の知識が実際の場面で応用できないことは

(しかもすぐに忘れるし!)私たち大人も身を持って体験して

いますよね!

使える知識とは、認知心理学の研究結果によると、重要な概念を核にして

自分の体験とも結びついた体系だった知識です。

簡単にいうなら、新しく出てきたキーワードがこれまでの体験や重要な

公式などとさまざまな線で結びついている感じですね。

 

さて、いよいよ保護者の皆様にも算数とアートが結びつく体験を

して頂きます。

今回はルノワールの配色(色とその面積比)が分かる本を参考に

50マスを折り紙タイルで敷き詰めるタイルアートを作成してもらいました。

配色については「配色バイブル」が廃版のため「基本は簡単配色のルール」

をお勧めします↓

基本はかんたん配色のルール―好かれる配色は9つのルールでつくられる (デザインビギナーシリーズ)

台紙は工作用紙を利用します。

これは実際に私の算数教室でもやっているものです。

 

< ルノワールの配色見本例 >

2s

「濃い青を18%、濃い水色を18%、薄い水色を18%、濃いオレンジを46%

にするとルノワール風のタイルアートができるので、50個のマスを敷き詰め

ましょう!」というのが子どもたち(今回は大人ですが)に出す課題になります。

 

○タイルアート作成の手順

1.百分率を割合(小数)に直して計算に使う準備をする

2.実際に何枚必要かを計算する

3.計算した枚数だけそれぞれの色を使って50個のマスを敷き詰める

 

さて、保護者のみなさんはどのようなタイルアートを完成させたのでしょうか?

こんな感じになりましたよ↓

配置は違っても、どれもおなじようなテイストになっていますよね。

 

< 完成したタイルアート >

Img_1858s

 

このように、百分率(割合)を使うことで芸術的な性質も伝えることが

できるのです。

もちろん、味などの性質も伝えることができます。

このような体験をすると、「百分率なんて計算が面倒だしつまらない!」

と思っていたお子さんも、きっと楽しいと思ってくれるはずです。

参加した保護者の方へのアンケートでは「私自身が始めて算数を楽しいと

 

思いました!」というような感想もあり、やった甲斐があったな~と嬉しく

なりました。

 

< 保護者の方の様子 >

Img_1853s

Img_1855s

 

講座では以下のような保護者向けの指導手順書を配布させて

頂きました。(ここでは一部だけ紹介させて頂きます)

 

< 百分率とタイルアートの指導手順書見本 >

_web_2

(サンプルのダウンロードはこちら→「tutorial_percentage_and_tile_art_intro.pdf」 )

 

実はこの講座では、もう一つ「比とプラバン工作」というのも体験して

もらったのですが、それはまた別の機会に紹介させて頂きます。

 

長くなってしまいましたが、なんとなく私の教室の特徴も分かってもらえた

かなと思います。

近い将来、教室を開講したい方への講座も開催したいと考えています。

どのような方たちとの出会いがあるのか、とてもわくわくしています。

 

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『小学生算数 算数と理科とキッチンをつないで密度を学ぶ 』

算数と身の周りをつなぐコツ
 

2014年3月28日(金) 

3月23日(祝)に、連載している毎日小学生新聞の編集ささんから声を

かけて頂き、毎日ホール(東京都千代田区)で『親子で発見!

きらきら算数』のワークショップを開催しました~

親子25組、約50名の定員は満席となりました。

 

< ワークショップの様子 >

2014032303s

2014032301s

 

連載は今月で終了となり、ちょっとさびしいですが、夏休みも

また毎日ホールでワークショップを開催する予定です。

 

今回のワークショップは親子で参加して頂き、「学ぶってどういう
 
こと?」
「算数と周りをつなぐ方法は?」
ということを体験して

もらうということを目標としました。

まさにこのブログそのままで、しかも内容も過去に教室で

行ったものをアレンジしたものでしたよ。

 

前半は、「学ぶってどういうこと?」について学習科学の理論

をベースに体験してもらいました。

ちゃんと知識がつながりあっていたら(体系化されていたら)

少し難しい課題だって解けてしまうよね、というのを実験を

通して体験してもらいます。(内容はいつかみなさまとお会いした時の

お楽しみに!)

 

後半は、小学校高学年算数の「単位当たりの量」につながる「密度」

について実際に調べて実験して、ちょっとばかり驚いてもらうという内容に

しました。

使ったのは、キッチンにはたいていありそうなオリーブオイル、水、
 
ケーキシロップ
です。

オリーブオイル80ml、水100ml、ケーキシロップ40mlの

重さを電子ばかりで量り、子どもたちは密度を計算します。

そうそう、密度の計算は「重さ÷体積」ですよね。

ミリリットル(ml)でわるとなぜ密度が出るのかというのはイメージが

つかみにくいようなので、実際に1辺が1cmの立方体を工作用紙

で作って、当日は子どもたちに見てもらいました。
 
「この1個分の重さを調べたいから、このサイコロ?の数でわる
 
んですよ!」

と言うと、納得した顔の子どもたち。

小学3年生の参加者もいたため

「小数のわり算はまだ習ってませーん!」

の声のもと、お手伝いしてくれた大学関係のみなさんと計算の方法を

説明しながら密度を計算することになりました。

3年生の子どもたちにとっては「学んだことを即使う!」という

状況になりましたが、なんだか楽しそうでもありました。

 

さて、密度が出そろいました。

計算結果を基に、この三つを混ぜたらどうなるかを予想して

ワークシートに描いてもらいます。

何でも予想しておくことは大切ですよね。

 

さあ、実験だ~!

オリーブオイルをそ~っと入れ、次にケーキシロップを

入れます。

どうなるか予想できますか?

密度の大きいケーキシロップはオリーブオイルを押しのけて

自分の居場所にどかりと居座ります(なんか悪い奴みたい!?)

 

< オリーブオイルにケーキシロップを入れたところ >

2014032305s

 

まあ、ここまでは想像通りです。

次に水を入れます。

子どもたちの計算のよると、水の密度はオリーブオイルとケーキ

シロップの間なのですが、一体どうなるのか???

 

< 次に水を入れると・・・ >

2014032306s

 

水は、やはり計算通りに、油を押しのけて沈み、ケーキシロップの

上にのっかりました!

水がまるでオリーブオイルを持ち上げているような、とても面白い

現象がみられます。

これには子どもたちだけでなく、参加した保護者の皆様からも歓声が

上がっていました。

計算の結果が目に見えるのは楽しいですよね。

この実験は私のとてもお気に入りの実験です。(算数教室ですけど)

 

そして、最後に小さく切ったプロセスチーズを入れてもらうことに

しました。

このチーズの密度は、水とケーキシロップの間です。

しかも初めての個体!!

どんなことになるのか、みんなそ~っとチーズを入れてみます。

 

< チーズもちゃんと居場所を見つけたようです >

2014032302s

  

これも計算結果通りに、ケーキシロップの上にちょこんとのっかり

ました。

このように、算数とキッチン、理科とはつなげてみせることが

できます。

学習科学の理論では、つながった知識(体系化された知識)は応用
 
しやすくなる
という実験結果がありまして、専門家(エキスパート)と

いわれる人たちの頭の中も、このようにつながりあっている

という結果もあります。

では家で算数と周りをつなげて見せるにはどうしたらいいのか?

コツとしては「はかる」ということを考えると割と簡単に見つけられます。

私の教室でも過去に色んなものをはかってきました。

面積を測るなら、工作用紙を使って1辺が1cmの正方形がいくつ

入るのかを数えてみると実感がありますよね。

工作用紙は色々と使えます。

また、教室では「比」などの「割合」を学ぶのに、インスタントの
 
スープ
スポーツドリンク濃さを調べたりもしました。

「はかる」というのはそのまま理科にもつながりますので、夏休みの
 
自由研究
にもいいのです。

 

これまで色々とやってみた結果、算数と周りをつなぐには「はかる
 
こと」
「計算用紙を利用する」ことがとても役に立ちました。

是非ご家庭で試してみて下さいね!

 
 

ワークショップは、準備からお手伝いしてくれた大学のみなさま、

お休みの日にも関わらず出勤して手伝って下さった毎日新聞社の

みなさま、そして参加して下さったみなさまのお陰で楽しく終えることが

できました。

ありがとうございました。



 

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『小学生算数 おかげさまで毎日小学生新聞で連載開始です』

『親子で発見! きらきら算数』連載スタートしました
 

2013年4月29日(月)

『子供と学ぶ家庭教育のススメ』がきっかけで、この春から

毎日小学生新聞(日刊タブロイド版)で毎週水曜日に算数の

記事を連載させて頂くことになりました。(すでに連載中!)

 

< 毎週水曜日掲載です 紙面はこんな感じ↓ >

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内容は、こちらのブログにも書いてきた、「身近な算数」、「算数と

周りの現象のつながり」、「親子で楽しむ算数」などをキーワードに

まとめていく予定です。

うちの息子たち、教室に通ってくれている子どもたちと一緒に

楽しんできた算数の美しさや驚きを伝えられたらな~と思って

います。

イラストは大学で一緒の研究室だった、えびさん、こと荒木絵美
 
さん
が担当してくれています。

以前、科学技術振興機構のお仕事でも私の記事にイラストを

描いてくれたのですが、かわいくて、温かくて、でも科学や数学の

本質も表現してくれるすごい人です。

彼女は、イラストも描けちゃうけど数学も得意だし、写真に洋裁に

ガーデニング、ピアノと本当に多彩な人!

えびさんの書いている「ツマリョコブログ」
 http://blog.livedoor.jp/ebi_tsumaryoko/
 *レトロで超かわいい子供服のお店もやってますよ!

 

長男が家庭教育10年となる節目のこの時に、このようなお仕事を

頂けたことにとても感謝しています。

新聞を通して、またこのブログを通して、親子で、算数に科学に

工作に・・・いろんなことを楽しむお手伝いができたらと思います。

楽しい、もっと知りたい、と思うことこそ、学びの最大のエネルギー

ですもんね!

 

*毎日小学生新聞 
 http://mainichi.jp/feature/maisho/index.html

 タブロイド版平日8ページ。金曜日は小学生の進路を考える

 ページが加わって12ページ、土曜日は「15歳のニュース」が

 加わって12ページ、日曜日は低学年向け「こどもしんぶん」が

 加わって12ページです。毎朝届いて、1か月たったの1,430円

 (税込み)です。(毎日小学生新聞webサイトより)

 
 

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『小学生算数 苦手な子が多い「速度」を楽しく学ぶ』

キリンロボットの速さは?

 

2012年12月22日(土)

小学校6年生のクラスでは「速度」の復習をしました。

小学生にとっては、学校で習う算数と実生活がなかなか

つながらない様子です。

それならば、実際に「速度」を計算することのメリットを感じてもらおうと

キリン型のロボット(メカ・キリン TAMIYA)を使って、速度を

調べてみることにしました。

*メカ・キリン http://www.tamiya.com/japan/products/71105giraffe/index.htm

このキリン型のロボットは、12月26日開催のサイエンスカフェで使うもの

なのですが、先にちょっと使ってしまいました、ごめんなさい m(__)m

『ジュニアサイエンスカフェ 地球の重力と大気から脱出しよう 

 -宇宙開発体験-』 のご案内はこちら↓ 

http://sense-of-wonder-2008.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/9-1405.html
 

さて、まずはテーブルの上の一定の距離をキリンに歩かせてみて、

どのくらいの時間がかかるか計ります。

テーブルの縦の長さは約70センチメートルでした。

スタートラインをマスキングテープで作り、いざ発進!

ゆっくりとキリンが歩いていきます。

これには6年生の女の子たちも大喜び。

キリンは70センチメートルの距離を21秒で歩くことができました。

さて、ここで一緒に考えてみましょう。

70センチメートルの距離を21秒で進んだキリンの速さ

どのように表せばいいでしょう?

学校で学ぶ「速度」「距離÷時間」ですが、速さの表し方は

それだけなのでしょうか?

6年生の二人は「距離÷時間」を計算して、秒速約3.3センチ

メートルと計算してくれました。

大正解!

でも、速さの表し方については、例えば「1センチメートルを何秒で進むか」

と考えてもいいわけです。

このキリンは1センチメートルを0.3秒で歩くとも言えます。

算数・数学でいう「速度」は「距離÷時間」ですが、頭を柔らかくして

いろんな表し方があることも頭の片隅に残しておきたいところです。

 

ここで次の問題です。

「このキリンが1メートル歩くのには何秒かかるでしょう?」

 

まずは

「1メートルって何センチだったっけ?」

を思い出すところから始まりました。

1メートル(100センチ)を歩くのだから「距離÷速度」となり

「100÷3.3=約30.3」と考えてくれました。

また1センチメートルを0.3秒で歩くという考え方なら、100センチメートル

進むために必要な時間は「0.3×100=30」とも計算できます。

ということは、キリンは約30秒で1メートルを歩くことになります。

ではここで、答えがあっているかどうかキリンを歩かせてみましょう!

 

< 1メートルを進むキリン >

12121201_3

 

 

のんびりと四足歩行するキリンとストップウォッチを、子どもたちも

わくわくしながら眺めています。

結果は・・・

「うわぁ30秒だ~!」

と子どもたちから歓声があがりました。

 

今回のように、「距離」「時間」のデータから「速度」を計算しておくことで、

ほかの「距離」や「時間」になった時にもキリンの動きを予測することが

できます。

また「速度」にかぎらず、「単位あたりの量(例えば密度など)」を

計算しておけば、これからおこることが予測できるのです。

その予測を式で表せばそれは「比例」です。

予測データをつなげてグラフにしていけば「比例のグラフ」

できあがります。

「速度」、「単位あたりの量」、「比例」とつながっていくのです。

 

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『小学生算数 比を学んで美味しいカップスープをつくろう!(ワークシート付き)』

比は性質(味など)を表すことにも使えるよ!

2012年7月12日(木)

教室に通ってくれている小学校6年生は、今はを学んでいます。

昨日は、その比を使ってカップスープを作りました。

学びへのモチベーションを高めるには「学んだことが役に立つ」ことを

実感することが効果的だとする研究報告もあります。

小学校の算数なら、家でちょっと工夫するだけで「役に立つ!」という

体験をさせてあげられますよね。

授業の手順を紹介しますので、是非ご家庭でも試してみて下さい。

 

『比を学んでカップスープを作ろう』 

○授業の目的

・比は性質を表す時にも使えることを体験する。

比を簡単にすることを学び、簡単にすることで使いやすくなること

 体験する。

・比を使って他の分量でも同じ性質のものが作れるよう計算ができる

 ようになる。

○準備するもの

・カップスープの粉   1~2袋

・お湯           カップ2杯程度

・紙コップ        2個(お湯をはかるものと粉をはかるもの)

・スプーン        1本(まぜるのに使います)

・電子量り        1個

・ワークシート      1枚

 『比を使っておいしいカップスープを作ろう』ダウンロード↓

 「ratio_and_cup_soup_ver1.pdf」

○手順

①まずはワークシート通りに少量のカップスープを作ってみます。

 (これはおいしいはず!)

②おいしいと感じたスープの、お湯とカップスープの粉の重さの比を

 簡単にしておきます。

③「もっと多くしよう!」ということで、お湯を100グラムにした時の

 カップスープの粉の重さを計算します。

④実際に作って味見をします。

 

応用編としては、全体の量(カップスープの出来上がりの重さ)を

指定して、お湯とカップスープの粉の重さを計算してもいいですね。

 

< カップスープの粉を量る様子 >

1207113s

 

< 混ぜたらできあがり! >

1207114

 

教室の時間は、ちょうどお腹が空く時間なので「もっと多く作って

みようよ!」という呼びかけには、子どもたちは大賛成!

楽しく、美味しく学ぶことができました。

教室にきているあゆみちゃんと私の会話は

 

あゆみちゃん:「こんなので勉強ってすごいね!」

私       :「学校で勉強することがどんな風につかえるのかを知っておくことは

         大切だよね。」

あゆみちゃん:「ここって算数教室だよね?」

私       :「そうだけど?」

あゆみちゃん:「私、この教室好きだよ!」

私       :「あ、ありがとう!」

 

なんだか大人なあゆみちゃんでしたが、あゆみちゃんも教室に通い始めて

もう3年目のベテラン生徒です♪

そんなあゆみちゃんを、これまた大人に静かに見つめるりなちゃんでした。

彼女もベテラン生徒です♪

とにかく空腹時のカップスープは美味しかったらしいので、あとは

比の使い方も覚えていてくれればばっちりです。

 

このカップスープの授業は一昨年から行っているのですが、

簡単そうに見えて、教材制作では意外に数値の設定が面倒なのです。

子どもたちが計算しやすく、そして応用しやすく、しかも「おいしい!」

と思ってくれるお湯とカップスープの粉の重さを試行錯誤して出しました。

ご家庭での学習に少しでもお役に立てたら嬉しく思います。

 

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

 

  

 

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『小学生算数 割合を学んで食塩の結晶作り』

中学数学につながる体感する「割合」!

 

2012年2月5日(日)

「割合」って難しいですよね。

でもとても身近で一生使うもの!

しっかり身につけてほしいところです。

さて、この時期(2月)の6年生は、クラスによってはもう小学校全部の

算数の復習に入っているようです。

そこで、教室でも復習を兼ねて、中学で重要な概念となる「割合」

について実験しながら勉強しました。

食塩の結晶を作る実験です。

中学の数学では百分率を使って連立方程式を立て、食塩水の

濃度を計算します。

小学生で割合が苦手だった子にとっては、かなり面くらう問題の

ようです。

そこで、小学生のうちに少しでも中学数学につなげておきたいと思い

今回の授業を行いました。

 

まずは、子どもたちは指示通り食塩水を作ります。

このように簡単なプリントを用意しました。

 

< 食塩水の濃度を計算するプリント >

Photo

 

「塩の結晶を作ろう」プリント ダウンロードはこちら↓

「wariai.pdf」をダウンロード

 

まずは、指示されている食塩水について、その濃さを計算します。

全体の重さと食塩の重さから、その濃度が計算できます。

(中学数学で出て来ます)

食塩10グラムと水30グラムでできる食塩水の濃度は、

10÷40=0.25で、25%ということが分かりました。

 

さあ、実際に量って作るぞ~!

 

< 食塩を量る子どもたち >

12013150s 

  

割合の計算となると難しい顔をする子どもたちも実験は大好き!

食塩を計った後は、続けて水も量り、それらを混ぜて25%の食塩水を

作ります。

「じゃあ、ちょっとだけ味見してみようか!」

というと、大喜びの子どもたち。

でもなめてみると

「うぇっ! しょっぱい!」

と顔をしかめます。

「じゃあこの味を覚えておいてね。」

ということで、実験を先に進めます。

この食塩水をかきまぜて、竹串で黒い画用紙に絵を描いていきます。

 

< 好きな絵を描きます >

12103150s

 

後は、乾燥を待つだけ。

この日は乾くまでの時間がなかったので、来週みんなに見てもらう

ことになりました。

うまくいけば、きらきらした食塩の結晶が見えるようになります。

 

さて、絵を描いたら、もう一度別の食塩水を作ってもらいます。

(プリントにはありません)

次に作った食塩水は、食塩5グラムに対して水が45グラムでした。

子どもたちは計算から「10%食塩水」という答えを出してくれました。

「じゃあ、もう一回味見だ~!」

ということで、ちょっとだけなめてみます。

「わ、ちょっと薄くなったよね!」

と子どもたち。

この後は、食塩2グラム、水6グラムで食塩水を作ってみます。

これは最初のものと同じ25%の食塩水ですね。

味見をすると・・・

「濃すぎて分からないけど最初のとおんなじっぽい!」

と子どもたち。

割合を変えないということは、性質を変えないということでもあるの

ですよね。

例えばお料理の味とか、合金の性質とか。

そんな話をしてこの日の授業は終わりました。

来週はきらきらした結晶が見られることでしょう。

私も楽しみです!

 

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