『算数の指導法は奥が深い! 指導者養成講座開催します』

教室を開校したい人、算数をちゃんと教えたい人、

算数教育が気になる人、など向け

2017年1月22日(日)

運営している「算数・数学塾」は、現在満席なのですが、

http://sansusugaku.wixsite.com/home/about

大人の皆様からの

「子どもの算数を伸ばしてあげたいけど方法がわからない」

「指導しなくてはいけない立場だけど教え方に自信がない」

「将来教室を開校してみたい」

などのご要望にお応えして、算数指導者養成講座を開講しました。

すでに年末には本編講座の低学年編、高学年編(各講座 4時間×2日間)

を開催しましたが、好評につき今後も引き続き開催していきます。

「算数の教え方を理論的に、具体的に学びたい」

「納得して教えたい」

という方をお待ちしております。

 

さて、本日はその講座の入門編(資料代のみ)のご案内です。

この入門編も今回で4度目の開催となりました。

 

○算数指導者養成講座(入門編)

日時:2月2日(木)18時30分~20時

場所:武蔵浦和コミュニティセンター(JR埼京線 JR武蔵野線 武蔵浦和駅より

    高架歩道で直結 徒歩2分) 8階集会室

参加費:200円(資料代)

講師:中牟田宴子

    NPO法人センス・オブ・ワンダー代表理事

    算数・数学塾 塾長

    2012年~2013年 毎日小学生新聞にて「親子で発見!きらきら算数」

                連載

    2016年3月末まで 東京大学にて工学系ゼミ(学生が小学生向けの

                科学の授業をデザインし実践する)を担当

    所属学会:日本教育工学会

内容:・学習科学の理論を基に「算数を学ぶ」とはどういうことか

    ・現在の小学校算数と2021年の大学入試改革を見越した算数

    ・数のセンスをどう教えるか

    ・算数と工作、科学、アートをつなげるほうほう(一緒に体験)

    *内容は変更になることがあります

持ち物:筆記用具、のり

定員:6名

お申込み:メールにて下記の①~⑥の内容をお送りください。

      件名を「2月2日の講座申し込み」として下さい。

      ①参加者のお名前(ふりがな)②性別 ③年齢 ④算数の指導経験のあり、なし

      ⑤算数以外の教科での指導経験のあり、なし

       (ありの場合は教科をご連絡下さい)

      ⑥連絡先電話番号(当日連絡がつくもの) ⑦連絡先Emailアドレス 

       お申し込み先アドレスは ( sansu.sugaku@gmail.com ) です。

       *@半角に替えてお送りください

締切り:  1月30日17時まで *お申込み多数の場合は先着順とさせて頂きます

 

興味がある方、迷っている方、きっと教え方について”腑に落ちる”体験を

して頂けると思います。

 

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『小学生算数 タイルアートを作りながら百分率を学ぼう!』

百分率は芸術のセンスだって伝えちゃう!

2016年2月19日(金)

お引越しのため、算数教室は4月からの再開を目指して準備中です。

さて、最近では「家庭で伸ばす子どもの算数のセンス」ということで、

小学校のPTA向けの家庭教育学級などの講師としてお招きいただい

たりもします。

つい先日も、さいたま市の浦和にある小学校にお招き頂き、

「比や割合を計算してつながる算数とアート」という講座をしてきました。

これは10年にもなる算数教室運営の中で、認知心理学の考え方を基に

算数と子どもたちの経験や算数以外の知識を結びつけるカリキュラム

として開発したものの一つです。

教科書の算数の中でも、特に割合の仲間(倍、比、百分率)は直接ものの

数を表しているわけではないため、抽象的でわかりにくいようです。

現実の世界でどのように使うのかイメージしづらいため、算数を嫌いになって

いく原因にもなっています。(これらをだいたい5年生から学ぶことになります)

「だったら、キッチンや、工作や、美しいものと結びつけてしまえ!」という

思いから練り上げたカリキュラムの一つが「百分率とタイルアート」です。

 

<小学校で配布していただいた講座のチラシ>

Flyer_20160210

(ファイルのダウンロードはこちら→「flyer_20160210.jpg」 )

 

当日はインフルエンザが流行っていたにも関わらず、定員以上の

ご参加を頂きました。

講座の流れは次のような感じです。

 

・学びの目標(認知心理学的視点から)

つながりあう知識とは

知識がつながる体験(家庭でできる算数とアートを実際に体験)

・家庭でできること、家庭だからできること

・知識がつながる手助けをするコツ

 

前半は認知心理学的な視点から「学ぶ」ということの定義

共通の認識としてそろえさせて頂きました。

といっても難しい話ではありません。

箇条書きの暗記の知識が実際の場面で応用できないことは

(しかもすぐに忘れるし!)私たち大人も身を持って体験して

いますよね!

使える知識とは、認知心理学の研究結果によると、重要な概念を核にして

自分の体験とも結びついた体系だった知識です。

簡単にいうなら、新しく出てきたキーワードがこれまでの体験や重要な

公式などとさまざまな線で結びついている感じですね。

 

さて、いよいよ保護者の皆様にも算数とアートが結びつく体験を

して頂きます。

今回はルノワールの配色(色とその面積比)が分かる本を参考に

50マスを折り紙タイルで敷き詰めるタイルアートを作成してもらいました。

配色については「配色バイブル」が廃版のため「基本は簡単配色のルール」

をお勧めします↓

基本はかんたん配色のルール―好かれる配色は9つのルールでつくられる (デザインビギナーシリーズ)

台紙は工作用紙を利用します。

これは実際に私の算数教室でもやっているものです。

 

< ルノワールの配色見本例 >

2s

「濃い青を18%、濃い水色を18%、薄い水色を18%、濃いオレンジを46%

にするとルノワール風のタイルアートができるので、50個のマスを敷き詰め

ましょう!」というのが子どもたち(今回は大人ですが)に出す課題になります。

 

○タイルアート作成の手順

1.百分率を割合(小数)に直して計算に使う準備をする

2.実際に何枚必要かを計算する

3.計算した枚数だけそれぞれの色を使って50個のマスを敷き詰める

 

さて、保護者のみなさんはどのようなタイルアートを完成させたのでしょうか?

こんな感じになりましたよ↓

配置は違っても、どれもおなじようなテイストになっていますよね。

 

< 完成したタイルアート >

Img_1858s

 

このように、百分率(割合)を使うことで芸術的な性質も伝えることが

できるのです。

もちろん、味などの性質も伝えることができます。

このような体験をすると、「百分率なんて計算が面倒だしつまらない!」

と思っていたお子さんも、きっと楽しいと思ってくれるはずです。

参加した保護者の方へのアンケートでは「私自身が始めて算数を楽しいと

 

思いました!」というような感想もあり、やった甲斐があったな~と嬉しく

なりました。

 

< 保護者の方の様子 >

Img_1853s

Img_1855s

 

講座では以下のような保護者向けの指導手順書を配布させて

頂きました。(ここでは一部だけ紹介させて頂きます)

 

< 百分率とタイルアートの指導手順書見本 >

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(サンプルのダウンロードはこちら→「tutorial_percentage_and_tile_art_intro.pdf」 )

 

実はこの講座では、もう一つ「比とプラバン工作」というのも体験して

もらったのですが、それはまた別の機会に紹介させて頂きます。

 

長くなってしまいましたが、なんとなく私の教室の特徴も分かってもらえた

かなと思います。

近い将来、教室を開講したい方への講座も開催したいと考えています。

どのような方たちとの出会いがあるのか、とてもわくわくしています。

 

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