『小学生算数 たのしく九九を覚えられるドイツのカードゲーム』

ゲームをしながら かけ算を覚えよう

2014年7月2日(水) 

(2008年9月17日の記事を見直したものです)

 

算数を勉強に来ている2年生のりなちゃんとももかちゃん。

学校よりも一足先にかけ算を覚えています。

かけ算はその意味もきちんと覚えなくてはいけないのですが

意味が分かったら後は、とにかく速く正確に九九が使える

ように覚えてしまわなくてはいけません。

九九の表を読み上げていくだけでも覚えてしまう子供もいれば

で覚えるのが得意な子供もいます。

暗記の手法は人それぞれで合う合わないがありますよね。

でもどんな方法にしろ、”楽しいこと”と一緒に経験した記憶は

長期記憶として残りやすいと言われています。

 

かけ算を楽しく覚えるのにお勧めなのが、ドイツラベンスバーガー社

カードゲーム「九九でビンゴ」です。

 

< カラフルなカードは大人でもわくわく! >

 

このカードゲームのイラストは色鉛筆で書かれているのですが

とてもカラフルで眺めているだけでもワクワクします♪

遊び方は簡単で、九九を全部覚えている場合でも、まだ全部は覚えていない

場合でもそれぞれ違ったゲームが楽しめます。

この日は”3の段”を選んで簡単な方のゲームを楽しみました。

 

< カードを並べる二人 >

080917_2

 

 

 

二人ともカードを並べながらとても楽しそう。

 

日本ではかけ算は「9×9」までしか暗記しない場合が多いですよね。

このことの弊害は、2桁以上のかけ算”別のもの”と思ってしまう点に

あります。

そういう意味でも小学生のうちに2桁のかけ算を暗記することは

お勧めです。

 

今、3年生の子供たちは2桁のかけ算を覚えています!

こちらも物語のようで楽しく覚えられますよ。

例えばシュタイナー教育を行っている小学校では負の数が入った

かけ算も早い段階から子供たちに見せていきます。

”暗記もの”の怖いところはその意味を考えなくなってしまうところ。

かけ算九九も意味を考えながら覚えれば数の世界の広がりを

感じることができるはずですよね。

 

かけ算の意味を考えて、便利さを体感する方法はこちらの記事で

ご紹介しています↓

『小学生算数 かけ算を使う便利さを体感しよう!』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-ad6b.html

 

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『小学生算数 かけ算をを使う便利さを体感しよう!』

教室日記 2年生算数 かけ算

2007年から自宅で学習教室を教室を開講しています。

過去の記事をまとめ直しながら、教科書の単元と、家庭でできる

「教科の境のないつながる学び」をご紹介していきます。

 
2014年6月30日(月) かえる数え競争!

(2007年6月26日の記事を見直し)

  
授業は計算テストのタイム測定から始まります。

小学生のうちに身に付けておかなくては、あとで身に付けるには

時間がかかるのが「計算」です。

教室ではオリジナルの教材を使い「数の概念」「計算力」を身につけて

もらう内容の授業を行っています。

正確さ速さを身に付けるため、金、銀、銅の目標タイムがある

計算テスト(オリジナル教材)のあと、子どもたちの希望で、

学校よりは一足先にかけ算の学習をすることにしました。
 
「知りたい!」
 
と思っている時は学び時。

でも、ちゃんとその意味を理解しておかないと、応用もきかないし

ぽっかり忘れて全く役に立たない・・・なんてことが起こります。
 
かけ算を人々が利用するようにになったのは、それが便利だったからなの

でしょう。

教室では、その歴史を考えながら古代の人たちが考えたこと、悩んだこと、

決めたことを子どもたちと追体験することがあります。

そうすることで、子どもたちは「すべてが最初から決まっていたわけではない」

ことにも気付けるからです。

さて、かけ算に入るにあたって子どもたちとゲームをします。

その名も「カエルかぞえ競争!」
 
ルールは簡単です。
 
テーブルに並べられたカエルのカードすばやく数え、一番に数えられたら

1ポイント! というもの。
 
さあ、はじめますよ~

 
 
< ウォーミングアップの問題 >

Kaeru5
 
 
 
 
 
「5ひきだ~!」
 
と全員が同時に答えます。

このくらいの数なら、一目でその数も分かります。

しばらくは、ウォーミングアップで簡単な問題を出します。
 
次に、カードの並べ方を変えます。

 
< グループに分けて並べたカエル >

Kaeru8
 
 
 
 
 
 
2ひきずつのグループに分けて、子供たちに数えさせます。
 
「え~っと、に~、し~、ろ~、・・・」
 
「8匹だ!」
 
とはやとくん。

「2匹ずつ数えると速いね~。」
 
と私が声をかけます。

だんだん難しくしていって、3匹ずつ、5匹ずつ、7匹ずつ・・・

と一つのグループの数を増やしていくと、子供たちは必死にたし算

考えます。
 
とうとう、たし算に疲れた子供たちが
 
「ねぇねぇ、これってかけ算の勉強じゃないじゃん!」
 
と言い出しました。
 
「さぁ、それはどうかな?」

 
と私。

 
< 8匹ずつグループになったカエル >

Kaeru32  
 
 
 
 
 

 
8匹ずつのカエルのグループが3つ並べられたテーブルを見て、すっかり

計算に疲れた子供たちを尻目に、私が
 
「24匹! 私が一番だね~!」
 
と言うと
 
「大人だからたし算が速いんじゃない?」
 
いうので、ここでネタばらし。
 
「カエルの数を数えるのに、みんながやったようにたし算で計算することは

大正解。

でも、グループ毎にまとめて数える方法があるんだよ。

それが、かけ算。

そして、その計算の結果をある程度覚えておけば、いちいちたし算

しなくても 簡単に答えが出せるんだよね。

それが九九の表だよ。」
 
と説明します。
 
「日本ではカエルが9匹ずつ9つのグループ(9×9)の答えまで覚えるん

だけどインドやタイでは19匹ずつ19のグループまで覚えるよ。

そして、この教室に来ている4年生は19×19まで覚えてるんだよ。」
 
というと
 
「すっげ~!」
 
と子どもたち。
 
二桁のかけ算暗記にはトクトクという本を使っています。

 
子どもたちには、改めて、かけ算の式の意味書き方を説明し、虹色の

かけ算九九の表をそれぞれに渡します。

この表にはそれぞれの子どもの名前を印刷しておきました。

 
< かけ算九九の表 >

Kuku30  
 
 
 
 

 
初めてみる九九の表。

子どもたちはじ~っと眺めていました。
 
「これを覚えたら、カエルの数を数える競争は一番になれるよ!」
 
と私がいうと
 
「うわ~覚えよ~っ!」
 
と子どもたち。
 
しばらくは、まだかけ算の意味を繰り返し説明しながら、夏休みにかけて

ゆっくり九九の表も覚えてもらおうと思います。
 
 

「学ぶことの先に何があるのかを少し見せてあげること」、時には

「少し背伸びして先取りすること」、これらは子どもたちのやる気を

出させるのにとても有効です。

 

教材として使ったカエルのカードは

『風と樹と空と』 のイラストを利用させて頂きました。

http://kaze-sora.com/

 

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