『中学受験?それとも公立中学? 後編』
中学校で何を学びますか?
2009年3月14日(土)
前編では、中学受験かそれとも地元の公立中学か、ということに
ついて、我が家で3年にも渡って考えてきた内容をご紹介しました。
『中学校受験?それとも公立中学? 前編』
http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-1efa.html?cid=55317742#comment-55317742
4月から6年生になるこうき(長男)は、中学受験はせず、近くの公立中学へ
進学することになりそうです。
それなりに受験の準備も進めてきたのですが、私たちは公立中学を”選択”
する予定です。
その理由は前編に書いた通りなのですが、さらに最近あった二つの出来事が
私たちの迷いを吹き飛ばしました。
その前に、我が家では
「中学で学ぶことはなんだろう?」
ということも話したのでその内容をご紹介します。
中学で学ぶことは数学や英語でしょうか?
もちろんそれもあるでしょう。
でも、公立私立に限らず、日本のように1クラスの人数が多い状況で、
果たして生徒一人のために先生から伝えられるものはどのくらいあるの
でしょうか?
先生は学びのきっかけを与えて下さるものなのかもしれません。
それならば、その後は自分でやるしかないのですよね。
そう考えていくと、中学校という場所で学ぶべきものの一つは、同じ年代の
子どもが集まらないと学べないことなではないかと考えるようになりました。
つまり人間同士の関わり方を学ぶ場所なのかなと。
考えが合う子、合わない子、見かけはつっぱってるこ、おとなしい子、
色んな人との関係の持ち方とか、相手の心に触れる方法や、時には
距離を取らなくてはいけないことだってありますよね。
そういったものを学ぶ場所なのだと考えてみた時、中学校に望むものは
変わって来たのです。
今私たちが中学校に望んでいることは
子どもが安全に学校生活を送れること、
何かあった時には信頼できて相談できる先生がいること。
勉強は自分でしてもらうつもりです。
もちろん良い環境は準備しますけどね。
そんな風に思うようになった時に二つの出来事がありました。
一つは、進学する予定の公立中学の校長先生とサイエンスカフェならぬ
「Cafe de Educateur(教育者のカフェ)」を開催して、同級生の保護者と
一緒に色んなことを直接聞いてみたのです。
中学の校長先生は、ブラジルやオーストラリアの日本人学校で教えた
経験を持っていらっしゃって、外から日本の学校を見る目を持つ
頼もしい教育者でした。
何よりも、赴任してきたばかりの今の中学校を改革しようと考えて
いらっしゃることを聞き、楽しみであると同時に、私たちも何か協力
できないものかと思うまでになりました。
この校長先生なら、何かあった時には相談にのって下さるだろうと
参加した保護者の方々も思ったようです。
これで私たちが中学に望むことは満たされそうだということが
分かりました。
もう一つの出来事は、ある大学で研究をされる有名な先生から
最近の小学校、中学校についてのお話を聞いたことです。
いわゆる御三家と言われている学校に入っても、公立の学校
に入っても「先生」という職の人が授業をすることには変わりないと。
良いとか悪いとかはおっしゃっていませんでしたが、大差はない
のでは?と言われたのです。
どこへ行っても”物事の本質へたどり着く道筋”はなかなか教えては
もらえないのでしょうか。
そんな出来事があたったので、公立への進学を選んで、地域の人たちと
共に学校自体を盛り上げていってみようと思うようになりました。
どんな結果になるのかはだれも分かりませんが、私たちなりの理由を
持ってこの選択をするつもりです。
その後の様子はこのブログに綴って行こうと思っています。
中学受験全盛のこの時代に、塾の広告や様々な情報で迷うのは当然
だと思います。
でも、どちらを選ぶにしろ、子どものためにもう一度ゆっくり考えてみて
ほしいのです。
それぞれで得るものと失うものがあることを。
私たちはというと、もう迷いもなくサンフランシスコへホームステイへ
行って参ります!
準備も進めなくちゃ。
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