『中学受験をしない選択 勉強も一流、部活も一流を目指せる環境の高校2年生』

高校2年生の今もなお好奇心いっぱい!
 

2014年5月25日(金) 

我が家で長男(こうき)が中学受験をしない最終の選択をしたのは

小学校6年生の時。

その長男は今埼玉県立浦和高校の2年生です。

中学受験をしない選択をするまでは受験塾の説明会にも何度も足を運び

並行して近くの公立中学校の校長先生に学校の話を聞きに行ったりと、

どちらを選択するべきか中学受験の準備を進めながらも情報を収集

していました。

近くの公立中学校が比較的落ち着いていたこともあり、我が家は、小学生

という勉強以外にも様々な体験をして好奇心を伸ばして行きたい時期に

塾漬けにすることはせず、じっくり待って高校受験に力を使うという選択を

しました。

長男(こうき)も次男(あきら)も体を動かすことが大好きで、そういう時間を

しっかり確保してあげたかったことも理由の一つです。

中学受験塾に通わなくて良くなったので、我が家は子どもたちとサンフラン

シスコで親子ホームステイをし、カリフォルニア大学バークレー校を

訪ねたりもしました。

JAXAの筑波宇宙センターの公開日に出かけたり、東京大学の五月祭

行ったり、存分に好奇心を伸ばすために時間を使うことができました。

放課後友達と遊ぶ中で喧嘩をしたり、仲直りをしたり、基本的な人間関係

も学んだようです。

 

そんな長男は今はどんな様子なのかと言いますと、本当に毎日が楽しそうです。

高校の同級生の先輩たちも、何事にも全力で取り組む気風の学校

「一生懸命になることがカッコいい」環境は何にも替えがたいものです。

中学から夢中になっているバスケットボールに、日々の予習復習、50ページにも

わたる物理のレポートに泣きながら?、体育祭文化祭、50キロも走る

(フルマラソンより長いんです!)古河マラソン

それら全てにみんなが全力投球。

こんな環境に居られることは一生の宝物になることでしょう。

 

とは言え、進学校の大変さというものはあります。

どんなに勉強しても簡単には上位に入れません。

朝練があり土日も練習する運動部にいると、隙間時間までの上手く利用

しなくては落ちこぼれてしまいます。

高校受験で燃え尽きてしまう生徒も少数とは言え居るとも聞きます。 

ですが、そもそも燃え尽きるほど塾漬けにもならなかったこうきは、

まだまだ好奇心を失っていないようです。

今になって親子ホームステイの影響も見え始め、留学したいと話すことも

あります。

早くから大学を見ていたので将来の選択肢もなんとなくイメージしている

ようです。

来年は英語の研究グループ(授業の中ですが)に入りたいので英語の成績を

もっとあげなければとも話しています。

平日は忙しすぎてなかなか話せませんが、先日の一次考査の勉強期間は

比較的家にいるのでいつもよりも話をする機会がありました。

今の勉強のこと何につまづきそうなのか何が得意なのか部活はどう

 

なのか、小学校中学校と多くの時間を親子で一緒に過ごしたので今でも

色んな話をしてくれます。

 

そして、同じような選択をして、今を一緒に過ごしているバスケ部の

 

子どもを持つお母さんたちも良く似ています。

体力も学力も人間力も、どれもバランスよく付けてほしいと話す

お母さんたちは、どなたも家庭の文化をしっかり持っていて頼もしい

感じです。

 

まだ高校2年生。

大学はどこへいくのか、将来は何をするのか、可能性は無限大です。

今は強いチームでバスケットボールができることが嬉しくて仕方がない

様子。

今もなお好奇心を持ち続けている高校2年生

これが中学受験をしなかった我が家の今です。

 

・・・と最初ここまでしか書かずに記事を読み直してみると、なんだか

失敗もない順風満帆な様子に見えるかも!?と思い、続きを少し。

現在次男のあきらは中学3年生。

時々ブログにも登場しますが、こちらが一筋縄ではいないいのですよ~

何しろ苦手な英語は中学1年生の時には40点代という驚きの点数を

取ってきまして・・・

これが本人が呑気なものでなっかなか上がりませんでした。

ですが、中学3年生の今、ようやく85点まで上がりました。

(一度90点近くまで行ったのに部活に明け暮れて下がってしまったんです・・・)

これからどんな風にどこまで伸びるのか、次男のこともしっかり記録して

いきたいと思っています!

あきらも好奇心だけは兄にも負けないのですけどね~

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『家庭教育10年目 浦和高校に合格しました』

本日入学式でした 

 

2013年4月8日(月)

今日は埼玉県立浦和高等学校の入学式でした。

のびのび家庭教育10年目の長男は、第一志望だった

埼玉県立浦和高等学校に合格し、本日入学式でした。

「世界のどこかを支える人になって下さい」という校長先生の

言葉を胸に、これから厳しくも楽しい3年間が待っています。

 

これまで「体系だった知識を構築させること」を意識して、一見遠回りに

見えるのんびり家庭教育を実践してきました。

科学館に出かけたり、世界各国のボートゲームを楽しんでみたり、

キッチンで実験、折り紙で多面体工作、ホームステイ、すべてが

時間をかけてゆっくりと子どもたちの力になってきていると感じて

います。

 

長男が最後の半年を除いては塾にも通わず、部活に学校行事に

全力投球で歩んできた道筋と、家庭学習のポイントを記事にまとめて

いきたいと思っています。

少しお待ちくださいね。

 

新しいことが始まる春。

皆さんにとって、素晴らしい春になりますように。

 
 

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『家庭教育9年目の通過点 本日高校入試です』

憧れの浦和高校はすぐそこに 

 

2013年3月4日(月)

今日は埼玉県立高校の入試です。

学校説明会に参加してから、本人は迷いなく第一志望に選び、

今日のハードルを突破するために頑張ってきました。

このブログで家庭教育の様子をご紹介してきた長男(こうき)は

ここで一つの節目を迎えます。

 

中学受験をしないという決断をしてから4年、公立中学ならではの

良さや、公立中学ならではの不便さもすべて自分の力に取り込んで

よい方向に成長してくれたと思っています。

しっかり部活にのめりこみ、引退後は受験勉強にのめりこみ、

そして今日を迎えました。 

中3の夏までは、ずっと自宅で学習してきましたが、夏からは

浦和高校合格という目標達成の確立を上げるために選んだ

環境にどっぷり浸かり、一生懸命だけどいつも楽しそうに

仲間と頑張っていました。

 

何の後悔もないほど頑張っていたよ。

あとはいつも通りに。

浦和高校合格まであと少し。

ここに記事を書くことも迷いますが、今まで成長の記録を書いてきたので

これもまた記録だと思って記事にします。

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『家庭教育と公立中学校選択でどう育つ? 中学3年生の息子の今をご紹介します』

のんびりマイペースの家庭教育9年目

2012年4月14日(土)

4月から長男(こうき)は中学3年生になりました。

小学生の時には中学受験も検討していたものの、結果的には

地元の公立中学を選び、今もいわゆる”塾”には通わず、自宅で

私が運営する、週に1回の算数・数学教室で勉強をしています。

ここでは、9年目に入る我が家の家庭教育が、どんな中学3年生を

育てたのかを紹介してみたいと思います。

 

○公立中学校では親が学習環境づくりを手伝った方が良い

 公立中学は学習部活についての環境は、多少の当たりはずれが

 あるのは否めません。

 こうきの場合は入学する前年に素晴らしい校長先生が赴任されたので、

 学校はとても落ち着いていて部活動も盛んです。

 勉強はというと、担当する先生次第なので、親も全てを学校に

 任せてしまうことはお勧めできません。

 悪い例としては、あまり求心力のない先生では”自分が授業中にしゃべった

 こと”を細かく定期テストに出すことで、自分の権威を守って授業を運営

 しているようにも見えます。

 その場合は、高校受験業者の統一テストの重要ポイントとは違うところに

 重点が置かれてしまっています。

 もちろん素晴らしい先生もいらっしゃいますが、高校受験を目標と

 するのであれば、親も子どもと一緒にゴールを確認しておくほうがいいですし、

 今何を勉強しているのかを気にかけていた方がより効果が上がります。

 (教室に通って下さっている皆さんには、親子で学校の教科書をそれぞれ

 持つことを勧めています。家庭学習の問題集選びについては、また別の

 記事にします。)

 公立中学は、学習については環境作りに多少手がかかると言えますが、

 親が関わった分だけ良い結果が出ますし、良い親子関係が築ける

 可能性があるとも感じています。

 なぜって、中学生の話題の中心は、勉強、部活、友達、ですから共通の

 話題が増えるんですよね。

  

 これまで、我が家では、自分で計画を立てて学習できる力を身に

 つけることに重点を置いてきました。

 そのためには、最初のうちはどうやって計画を立てるのかについての

 親のガイドが必要です。

 そして時々は、計画通りに進んでいるのかをチェックしてみるのも

 効果的です。

 最初は手間がかかりますが、中学3年生の今となっては、自分で学習を

 管理する能力が身についてきたように実感しています。

 特に塾に行かなくても偏差値70以上とれることも分かりました。

 塾に行かないので、時間の管理は自由度が高く、部活にもしっかり

 打ち込めます。

 こうきがこれまでに身に付けた力は、高校や大学、社会人になって、

 何かを学習していく基本姿勢に大きく影響することでしょう。

 これからはどんどん楽になりそうな予感です!

 

○ホームステイが英語学習に大きく影響

 記事にもしましたが、小学生の時から始まり、これまでに親子で

 3度のホームステイをしました。

 どれも、お手軽価格の春休みにホームステイをして、行き先は

 オーストラリアのコフスハーバー、アメリカのサンフランシスコ(2回)

 でした。

 息子たちは、全く英語を習ったことがない状況で体験したホームステイ

 でしたが、その効果は絶大のようです。

 ホームステイで”英語はコミュニケーションツール”でもあることを

 十分に体で感じているこうきは、中学で英語を習い始めた2年前から、

 覚えた英語を家で使ってみようとし始めました。 

 今は中学3年生になり、そろそろ過去分詞も習って、英語らしい

 表現のバリエーションも増えてきました。

 そして、今でも覚えたての英語を口に出して私に話しかけてきます。

 まるで、どうやって使うのかを確認するように。

 これには私もびっくりです。

 「アメリカに住んでみたい」とも話しているくらいなので、学校の英語も

 嫌いではないようで、英語の成績もよいです。

 4月から中学生になったばかりの次男も、英語を使ってみるのですが

 なぜか、

 「Don't touch me!」

 「Help me!」

 「Shut up!」

 です・・・

 友達できないでしょ、それ!

 

 

○家庭環境も価値観も違う友達の中で人間関係を学ぶ

 受験で、ある層の人たちが集まる私立の中学校とは違い、公立中学校

 には様々な環境の人たち、様々な考えの人たちが集まります。

 我が家が公立中学を選択した理由の一つは、息子たちがこれから大人になり

 社会人になる上で、失敗が許される中学生のうちに、色んなバックグラウンドの

 友達に出会って、その中でもうまく人間関係を作ることを学んでほしいと

 思ったからでした。

 中学2年生の初めには、携帯電話の問題や、カラオケボックスでの

 子どもだけでの打ち上げ、などについて、親子でも色々と話しあいました。

 公立中学には、子どもの自由度がとても高い(親が放置しているとも

 いえるのですが)家庭もあり、そういう家庭では、子どもが試験前に深夜まで

 携帯でメールのやりとりをしていても、子どもだけでカラオケボックスや

 遊戯施設に出入りしても自由にさせていたりします。

 予想外だったのは、思ってたよりもそういう家庭の割合が多かったことです。

 となると、もちろんこうきも

 「なんでうちだけだめなの?」

 と言うわけです。

 実のところ”うちだけ”ではないのですけどね。

 そういう中で、子どもと一緒に我が家のルールを確認して、その都度

 理由も説明してきました。

 携帯電話は中学2年生の秋に持たせることにしましたが、1年生で

 持たせ始めるケースと、中学2年生の夏休みの後まで待ってから

 持たせるケース(ものすごく少数派です!)のでは、子どもの携帯の

 使い方に大きな違いが出るように感じています。

 この時期に子どもたちは心身共に大きく成長するからです。

 小学生や中学1年生では、携帯は高価なおもちゃも同然で、楽しくて

 楽しくてなんでもありです。

 動画を撮って勝手にYouTubeにアップしてしまったり(友達の肖像権の

 問題は教えられてませんから)、時間も無制限、相手の迷惑もお構い

 なしです。

 でも、例え少数派でも、親の都合ではなく、本当に子どものためを思っての

 ルールであれば子どもはそのうち分かってくれるものです。

 こうきも、我が家のルールに一瞬は反発したりもしましたが、2年生の

 終わりごろには、納得した上で守れるようになりました。

 同じ部活の子たちの半分がカラオケボックスに行って、こうきは行かない

 ということもあるわけですが、だからといって人間関係が悪くなるわけでも

 なく、うまく、仲良くやっているようです。

 きっとこういう経験も、生きて行く上で大切な力になるのだと思います。

 

 

○まとめ

 公立中学校では、環境づくり、子どものガイドで、親は関わり続ける

 必要があります。

 でもその分、親子関係は希薄にならずに良い関係が作れるチャンスが

 広がります。

 また、家庭学習で、自分で学習を管理する能力をを身につけることは

 子どもにとって将来の大きな力になります。

 家庭学習でも十分に進学校が狙えますので、そのポイントは別の

 記事でご紹介します。

 

  

 中学3年生のこうきは、バスケットボールに、勉強に、遊びにと、

 大忙しの毎日です。

 世の中では難しい年頃と言われる時期で、私自身もこの頃は親とあまり

 話さなかったような気がしますが、息子たちはリビングで勉強を

 することもありますし、部活のこと、勉強のこと、友達のことを話してくれます。

 決して我が家は特別な環境ではなく、普通のサラリーマン家庭です。

 でも、自信を持って言えることは、親子で共通体験を重ねることには、

 時間と労力とお金(と言っても塾代に比べたらたいしたことないですよね)

 をかけてきました。

 こんな我が家の、のんびりマイペースな家庭教育の方法が、

 何か皆様のご参考になれば嬉しいです。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

 

 

 

 

  

 

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『中学でも手を離さなかった東大生のお母さんたち』

中学生になったら手が離れたって本当?

 

2011年2月21日(月) 

今日は、中1の長男(こうき)のことを書いてみたいと思います。

こうきについては、私自身の経験から「中学受験をさせたほうが

学習の効率がいいのでは?」と思い、ぎりぎりまで進路を迷って

いました。

結局、中学受験のメリットとデメリットを考えた結果、我が家では

「中学受験をしない」ことを選択したことについては、前に記事でも

ご紹介した通りです。

 

今年の4月で中学2年生になるこうきは、バスケ部がとても楽しいらしく

日々練習に励んでいます。

勉強についても、数学については自宅で先取り教育を続け、

理科に関しても一部先取り教育をしていて、その効果はきちんと

成績にも出ているようです。

数学の先取りでお薦めなテキストのセットはこの二つです。

詳しくはまたご紹介したいと思っています。 

 

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さて、今日は授業参観の話です。

先週、中学校の授業参観がありました。

近くの公立中学は、素晴らしい教育者である校長先生が指揮をとって

いて、今はとても落ち着いています。

環境は恵まれた中学校なのですが、小学校1年生、2年生の頃には、

参観日にあんなにたくさんいたお母さん、お父さんたちが、このところの

参観日はぐっと減ってしまいました。

運動会では早朝から場所取りに並んでいた、あのお父さんお母さんは

一体どこへ行ってしまったのでしょう?

とても不思議です。

こうきのクラスは数学の参観でしたが、授業の最初はたったの3名の保護者

しかいませんでした。

そのあと少し増えて、それでも5、6名といったところです。 

私の周りのお母さんたちの中にも、子どもが中学生になって仕事を

始めた方もいて、生活環境がかなり変わってしまう場合もあるようです。

子どもの方も、部活で帰るのも遅くなるし、土日も部活でいないし

日々の学校の準備ぐらいは一人でできるし、親がついていなくても

少し遠いところまで出かけられるようになったりして、急に手が

離れたような気がするのは事実なのだと思います。

でも本当に手が離れたのでしょうか?

 

私は教室で中学生の数学も教えているので、息子以外の中学生と

接する機会があります。

子どもたちは、中学に入って1年経つ今もまだ、迷い戸惑っているように

見えます。

もちろんずいぶん「中学校」という環境に慣れてきてはいます。

でも、定期テスト一つをとっても、小学校とはまるっきり違うテストの

仕組みに未だ慣れず、自分なりの方法を探し求めているようです。

勉強の仕方だけをとっても、アドバイスが必要なように見えますし

他にも、部活のこと、友達のこと、学校のこと、毎日喜んだり

悩んだりしていて、話を聞いてほしいように見えます。

まだまだ親の手を必要としているんですよね。

 

丁度この授業参観の日、仕事で一緒に科学教育を研究している

東大工学部のゼミ生の皆さんにこんな質問をしてみました。

「中学の時に親は参観日に来ていましたか?」

この日、ゼミに参加していた5名の学生さんが回答してくれた

のですが、全員の答えは

「はい!」

でした。

5名というのは、中高一貫校の出身者もいれば公立中学の出身者も

います。

でもどの親も、中学生になったからといって、決して手を放したりは

していないようです。

ゼミ生の皆さんに、私はいつもあれこれと育った環境などを聞いてみるのですが、

いつも感心するのは、親と一緒にたくさんの体験をしていることです。

そして確信するのは、「親が関わり続けることが大切」ということです。

ゼミ生の皆さんに聞いてみても、塾に入れたら入れっぱなし、

学校の参観日にも参加せず、今何を子どもがしているのかを知らない

そんな親は一人もいなかったのです。

 

「子どもを自立させなきゃ!」

という理由で、放任になってしまう親も多いようです。

でも自立させるには、自立の方法を教えてあげなくてはいけない

ってことを忘れていますよね。

 

こうきたちを見ていても、中学生はとても大切な時期だと感じています。

もちろん手を離して、失敗を経験させることも大切でしょう。

でも、手を離していてもきちんと見守り、ときにはさりげなく手を貸しながら、

導いてあげたいものですよね。

親っていつまでも大変です。

 

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『公立中学を選択したその後 -中学受験をしないという選択-』

「公立中学へ通う良さってなんでしょう?」

2010年5月17日(月) 

 

今年の4月に、こうき(長男)は、家のすぐ近くにある公立中学

進学しました。

学校の学習内容だけでは物足りないように見えるこうきにとって

先取り教育が期待できる私立中学の受験という選択肢は、こうきが

3年生から5年生まで3年間もの間、我が家では検討対象でした。

それなのになぜ我が家が公立中学を選択したのかについては、昨年

書いたブログをご覧に下さい。

『中学受験?それとも公立中学 前編』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-1efa.html?cid=55317742#comment-55317742

『中学受験?それとも公立中学 後編』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-8d54.html

 

さて最近のこうきの様子をご紹介してみます。

近くにある公立中学進学を選択したので、今年の春休みは時間的にも

(金銭的にも・・・かな!?)余裕がありました。

そこで?我が家は昨年に続いて再びサンフランシスコにホームステイ

行くことになったというわけです。

(詳しくはカテゴリー『サンフランシスコ親子ホームステイ』をご覧下さい)

 

進学後の様子はというと、小学校からの仲良くしている友達と一緒に

バスケットボール部に入り、毎日毎日くたくたになるまで練習をして

帰ってきます。

学校が近いので部活にもしっかり時間が使えているようです。

これは近くの公立中学へ進学するメリットですよね。

週に2回は朝練もあります。

練習は厳しいようですが、打ち込めるものがあって毎日楽しそうです。

 

もう1つのメリットは、親の顔が分かる子どもたちと同じ教室で

学ぶということです。

思春期にはいろんなことがあります。

それでも、親同士で情報を共有しながら一緒に子どもたちを育てて

いくことができます。

先日、1年生の中でちょっとした問題が上がったのですが、周りの

親との連携でとてもよい方向で解決することができました。

これは地元の中学校に進学したからこそだと思っています。

 

そして気になる学習面のことです。

私の考えはこうでした。

「もしも、授業が成り立たないほど学校が荒れていたら中学受験を

させよう」

これは私自身が父の転勤で全国3校もの中学校に通って、色々な

中学を見た経験からの基準でした。

ある程度の環境までは、高校受験というレベルでは個人の学力には

影響しないように感じていました。

環境に関係なく、勉強する子は勉強するし、しない子はしないのです。

こうきが通う中学校は、2年前までは少し荒れていたそうです。

中学受験をするかどうか迷っていた時期には、学校の評判は決して

良いものではありませんでした。

でも噂は本当なのかも確かめずに中学受験に踏み切るつもりは

ありませんでした。

そうであれば、やるべきことは「自分で学校を見てくる」ということです。

声をかけてみると、同じ考えのお母さんたちが何人かいて、一緒に校長

先生に会いに行きました。

お会いした校長先生は赴任1年目で、学校の改革を始めたばかり

でしたが、この先生になら子どもを預けられると思える頼もしい

教育者でした。 

そして実際にこうきが入学した中学は、噂とは全く違っていました。

校長先生の改革が進み、部活動も活発になり、子どもたちが信頼

できる先生方の存在がありました。

今は中間試験の勉強期間中ですが、定期テストに向けての学習の

進め方や、どうしたら定期テストで点数がとれるのか、についても

きちんと指導があります。

こうきも、周りの子どもたちも頑張っているようです。

 

では、私立中学に進学すれば期待できたはずの先取り教育

どうしたらいいのでしょう?

高校に進学した時に、先取りで学んでいることは大学受験での

余裕につながります。

でも公立中学では難しいのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。

まずは中学3年間で学習する内容を、親が確認してあげて下さい。

教科書を取り寄せれば簡単にできることです。

自分すらゴールの分からないマラソンを子どもに強いてはいけない

ですよね。

後は、自分の子どもの能力(暗記力や興味関心、集中力など)と

照らし合わせて、できる範囲で進めていけばいいのです。

具体的な先取りの方法は後日記事にしたいと思っています。

 

最後に、私が感じている中学受験のメリットも書いてみたいと思います。

私は昨年から、東京大学のあるゼミの手伝いをしています。

私は科学教育の研究をしているので、東大の理系の学生さんたちが

どのように育ったのかということにとても興味があります。

(彼ら、彼女らは、公立高校出身の人も私立高校出身の人もいます)

彼らの多くは、子どもの頃両親が科学館博物館に連れて行って

くれていたことが科学的な考え方を身につけるきっかけになったと

答えたのですが、数人は中学受験勉強の中で科学の本質を

考えさせられる良問に出会ったからだと答えました。

こうきが中学受験のテキストを使っていたころ、確かに良問にも出会い

ました。

中学受験はこういう良いところもあるのです。

 

でも私の結論としては、良い環境作りは親次第、子ども次第だと

いうことです。

人任せではどんな環境もその子にとってベストにはなりません。 

自分の子どもに何が一番大切なのか、将来を考えてどんな環境で

どんな力をつけてほしいのか、焦らずゆっくり考えることが大切だと

感じています。

 

こんな、先取り教育の心配をする長男とは裏腹に、我が家の次男(あきら 5年生)

はやっと漢字テストで良い点が取れるようになってきました。

兄弟でも得意不得意それぞれですよね。

親としてはゆったり構えて、しっかり支えてあげたいものです。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

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『中学受験?それとも公立中学? 後編』

中学校で何を学びますか?

2009年3月14日(土) 

 

前編では、中学受験かそれとも地元の公立中学か、ということに

ついて、我が家で3年にも渡って考えてきた内容をご紹介しました。

 

『中学校受験?それとも公立中学? 前編』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-1efa.html?cid=55317742#comment-55317742

 

4月から6年生になるこうき(長男)は、中学受験はせず、近くの公立中学へ

進学することになりそうです。

それなりに受験の準備も進めてきたのですが、私たちは公立中学を”選択”

する予定です。

その理由は前編に書いた通りなのですが、さらに最近あった二つの出来事

私たちの迷いを吹き飛ばしました。

 

その前に、我が家では

「中学で学ぶことはなんだろう?」

ということも話したのでその内容をご紹介します。

 

中学で学ぶことは数学や英語でしょうか?

もちろんそれもあるでしょう。

でも、公立私立に限らず、日本のように1クラスの人数が多い状況で、

果たして生徒一人のために先生から伝えられるものはどのくらいあるの

でしょうか?

先生は学びのきっかけを与えて下さるものなのかもしれません。

それならば、その後は自分でやるしかないのですよね。

 

そう考えていくと、中学校という場所で学ぶべきものの一つは、同じ年代の

子どもが集まらないと学べないことなではないかと考えるようになりました。

つまり人間同士の関わり方を学ぶ場所なのかなと。

考えが合う子、合わない子、見かけはつっぱってるこ、おとなしい子、

色んな人との関係の持ち方とか、相手の心に触れる方法や、時には

距離を取らなくてはいけないことだってありますよね。

そういったものを学ぶ場所なのだと考えてみた時、中学校に望むもの

変わって来たのです。

 

今私たちが中学校に望んでいることは

子どもが安全に学校生活を送れること、

何かあった時には信頼できて相談できる先生がいること。

勉強は自分でしてもらうつもりです。

もちろん良い環境は準備しますけどね。

 

そんな風に思うようになった時に二つの出来事がありました。

一つは、進学する予定の公立中学の校長先生とサイエンスカフェならぬ

「Cafe de Educateur(教育者のカフェ)」を開催して、同級生の保護者と

一緒に色んなことを直接聞いてみたのです。

中学の校長先生は、ブラジルオーストラリアの日本人学校で教えた

経験を持っていらっしゃって、外から日本の学校を見る目を持つ

頼もしい教育者でした。

何よりも、赴任してきたばかりの今の中学校を改革しようと考えて

いらっしゃることを聞き、楽しみであると同時に、私たちも何か協力

できないものかと思うまでになりました。

この校長先生なら、何かあった時には相談にのって下さるだろうと

参加した保護者の方々も思ったようです。

これで私たちが中学に望むことは満たされそうだということが

分かりました。

 

もう一つの出来事は、ある大学で研究をされる有名な先生から

最近の小学校、中学校についてのお話を聞いたことです。

いわゆる御三家と言われている学校に入っても、公立の学校

に入っても「先生」という職の人が授業をすることには変わりないと。

良いとか悪いとかはおっしゃっていませんでしたが、大差はない

のでは?と言われたのです。

どこへ行っても”物事の本質へたどり着く道筋”はなかなか教えては

もらえないのでしょうか。

 

そんな出来事があたったので、公立への進学を選んで、地域の人たちと

共に学校自体を盛り上げていってみようと思うようになりました。

どんな結果になるのかはだれも分かりませんが、私たちなりの理由を

持ってこの選択をするつもりです。 

その後の様子はこのブログに綴って行こうと思っています。

 

中学受験全盛のこの時代に、塾の広告や様々な情報で迷うのは当然

だと思います。

でも、どちらを選ぶにしろ、子どものためにもう一度ゆっくり考えてみて

ほしいのです。

それぞれで得るものと失うものがあることを。

  

私たちはというと、もう迷いもなくサンフランシスコホームステイ

行って参ります!

準備も進めなくちゃ。

 

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『中学受験?それとも公立中学? 前編』

中学校を決める前に

2009年3月2日(月) 

 

子どもが小学校の3、4年生になると、中学受験か、それとも地元の

公立中学か、と考える時がありますよね。

この中学受験全盛期の時代、皆さんはどうやって子どもの進路を

選択しますか?

うちの息子たちは5年生と3年生。

長男(こうき 5年生)については、受験するのならもう踏み切らなくては

いけない最終決定の時期に来ています。

多くの人が選択に迷う中学受験。

我が家はどういう道筋をたどって、どのような選択をしようとしているのか、

ご紹介してみたいと思います。

 

私が最初に中学受験を考え始めたのは長男が3年生の時でした。

私自身は転勤族の家庭に育ったのですが、中学3年生で福岡に

落ち着き、公立中学、公立高校、国立大学へと進学しました。

私の行った高校は進学校だったので、私立の中学から受験し直して

高校へ入学してくる友達もいます。

その友達は中学3年間で高校一年生の範囲まで学んで入学してくる

ので、高校入学の時点ですでにスタートラインが違っているのです。

一方、公立中学育ちの私は、学校は目一杯!?楽しんでいましたが、

授業が成り立ったり成り立たなかったりする中学校の時間を少しだけ

もてあましていたので、そのもてあましていた時間に、もう少し何か学ぶ

材料を与えてもらっていたら、後が楽だったのにな~と、そんなことを

感じていました。

そういう自分の過去から長男の中学受験を考え始めていたのです。

 

長男については3年生、4年生、5年生と、それなりに自宅で中学

受験対策もしてみて、大手受験塾の入塾テストも受け、いつでも通い

始められる状況だったのですが、どうしても私が受験に踏み切れ

なかったのには理由がありました。

彼自身も「塾より外で友達と遊びたい!」と言っていましたしね。

 

一つは受験塾が教える内容についてでした。

受験塾は受験に合格することを目標としているわけですから

もちろん解答のテクニックを学ぶ場所なわけです。

問題そのものに疑問を感じたりせずに、とにかく上手に問題を

解くことを身につけなくてはいけません。

上皿天秤の使い方で、右利きだの左利きだの、そんな変な問題にも

疑問を持ってはいけないのです。

疑問を持ってしまう私は中学受験生の母には向いていない・・・

そんな気がしました。

でも、受験問題には、解いていくうちにそこから興味が広がるようなものが

あるのも事実です。

ただ私と長男が向いていなかっただけなのですけどね。

 

もう一つは、大切な子ども時代の時間受験勉強の時間引き換える

ほどの価値を、受験に見つけられなかったからです。

中学受験で得られるものはなんでしょう?

安心な環境でしょうか? 本当に安心なのでしょうか?

公立よりも先取りした教育でしょうか?

でもそれは家庭で与えられる環境かもしれません。

 

ではそれと引き換える大切な子ども時代の時間は・・・

 

外で体を動かして、走ったり転んだり、現実の世界を体で知る時間

です。

友達と喧嘩したり、仲直りしたり、約束したり守ったり、人との関わり方

を学ぶ時間です。

ゆっくりと家族で出かけて自然に触れたり、本物に出会って感動

したりできる時間です。

もしかするとその中から将来の夢が見つかるかもしれません。

実は立ち上げたNPOで開催したサイエンスカフェにお呼びした

ゲストスピーカーの方全てが小学生の時に今の仕事を目指す

きっかけに出会っていたのです。

それは家の近くの地層の断面だったり、宇宙飛行士さんの講演

だったりです。

 

そんなことを考え続けて踏み切れないまま、なんと3年も経ってしまい

ました。

そして最近あった二つの出来事から、長男は公立中学を選ぶことに

なりそうです。

もしも、地元の中学に行かせたくないから・・・という消去法で中学受験を

選ぶのなら、ちょっと待って下さい。

その前にやるべきことがあるかもしれませんよ!

 

次回は二つの出来事と公立中を選ぶ理由をご紹介したいと思います。

 

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