『低学年算数 10のまとまりと補数の美しい教材』

美しい光と共に「あわせて10」の感覚を磨きます

2016年11月17日(木)

おかげさまで「算数・数学塾」は、現在満席となりました。

http://sansusugaku.wixsite.com/home/about

4月には低学年の募集を行う予定ですのでよろしくお願いします。

 

さて、大人向けの算数指導者養成講座も12月開催の運びとなりました。

将来算数教室を開校したい方、お子さんやお孫さんに教えたい方、

学童保育の支援員さん、学習サポーターの方など、多くの方に関心を

持って頂いております。

 

ところで、低学年の算数は、簡単そうに見えて実は本質的な問いに

向き合わなくてはならない、奥が深いものです。

算数の世界の奥深さや、算数と自然がつながった時の驚きを、お子さんや

算数教育の関心がある方々と共有できればと思っています。

例えば「数」にしても、「ものの個数を表す」「順番を表す」「連続量の大きさを

表す」・・・と6種類もあるのです。

「数とは何か」なんてなかなか考えないかもしれませんが、教える側が

様々な背景を知っていれば、教科書から始まったとしても、その先に

果てしなく広がる算数の世界を子どもたちに見せてあげられますよね。

 

10のまとまりも大切な概念です。

でもなぜ10だったのか、10よりも本当は12のほうが良かったと思うの

ですが、ヒトの指が10本だったからでしょうね。

そんな話もできたら楽しいですよね。

10のまとまりは十進数を基に体系化されている算数の世界では

とても重要です。

論理的に、視覚的に、体験的に、色んな形で感じてほしいものです。

そんな願いを込めて、視覚的に10のまとまりを感じられる教材

作りました。

かずを左右に書き込むと完成です。

シュタイナー教育で使うローズウインドウで作りましたが、窓辺に

飾ると柔らかな光が通り抜けてきてとてもきれいなのですよ~

 

<10のまとまりを感じられるローズウインドウ>

10s

 

1002s

 

 

それではまた!

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『小学生でも見学できます! 全日本学生室内飛行ロボットコンテスト』

自由自在に空を舞う飛行機は圧巻です!

2014年9月26日(金)

皆さん、NHKのロボコンはご存じだと思いますが、飛行機部門でも

同じような大会があることをご存じのかたは少ないかもしれません。

今日は今週末開催される全日本学生室内飛行ロボットコンテスト

ご紹介です。

<昨年の第9回大会の様子>

201309_9s3

 
 

なぜ、小中学生の親子さんにこの大会を紹介するのかといいますと・・・ 

小学生、中学生にとって

「なんで勉強しなくてはいけないの?」

という疑問が出てくるのは考えてみれば当たり前にも思えます。
 
「学校のテストや受験のための勉強よ!」

と言ってもあまり納得してはくれないでしょう。

 

我が家では、そんな疑問に応えるべく、小学生の頃から息子

たちを大学に連れて行ったり、科学館に連れて行ったり、外国の

街や大学を見せてみたりと、勉強の先にあるものを見せる

ことを気にかけてきました。

その時に観せたものの一つが、この全日本学生室内飛行ロボット
 
コンテスト
です。

 

全国の大学から約60チームが参加するこの大会の魅力は、

優雅に舞うひこうきが、指定のミッションをクリアしていくのを

観られることだけではないのです。

大学生のお兄さん、お姉さんが、本番で飛ばしている場面を

見られるのはもちろん、例えば大会で飛ばす飛行機を一生懸命

最終調整している様子なども見ることができます。

(近づくことはできませんが)

ものづくりの楽しさ、飛行機の美しさを感じられるだけでなく、

大学の自由な学びも感じることができるでしょう。

 

私が息子たちに早いうちから大学や大学生の様子を見せてあげた

たかったのは、日本の場合は高校まではすぐ先にある受験勉強の

ために多くの時間が費やされるのと比べて、大学の学びはとても
 
自由で自分で選択できるものだ
ということを知ってほしかったから

でした。

初めて東大の本郷キャンパスを訪れた長男(当時小学校4年生)は

「大学ってどんなことを勉強してもいいの?」

ととても驚いたことを思い出します。

 

そんな息子たちも今は高校2年生と中学3年生。

今なお、学ぶ好奇心を失っていない二人の様子を見ると、色んな

ものを見せた小学生時代はきっと無駄ではなかったのだなと思って

います。

 

この大会は今年は出入りは自由ですので、小学生、中学生でも観やすい

環境です。

皆様も是非、全日本学生室内飛行ロボットコンテストへお越し下さい。

私が代表を務めるNPO法人センス・オブ・ワンダーが今年は大会

事務局を務めます。

 

○第10回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト

 http://flyingrobot.t.u-tokyo.ac.jp/

 日時:9月27日(土)予選、28日(日)予選と決勝

    *スケジュール詳細につきましては大会WEBサイトにてご確認 

     下さい。

 場所:大田区総合体育館(http://ota.esforta.jp/

 

もしも来られた方は是非とも感想などを教えて下さいね!

大会はニコニコ動画でライブ中継されます。







 

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『小学生夏休み 子どものタイプ別教材の選び方! 教育雑誌に掲載されました』

夏休みこそ親にしかできない教材選びがお勧め

2014年6月30日(月)

もう7年も前に記事にした夏休みの教材の選び方について、朝日新聞出版

の方が改めて取材して下さり、とても分かりやすく図入りでまとめて

下さいました。

もともと「子どもの一番近くにいるのは親だから、親だからこそ

夏休みに子どもを伸ばしてあげられる!」という思いから書いた

記事です。

苦手なこと、得意なこと、家族旅行の楽しい思い出、学校での色んな

できごとなどなど、そんな体験をぜ~んぶ分かっているのは親

だけですよね。

塾任せずにせず、苦手なこと得意なことをじっくり分析して子ども

のタイプを見極め、さらに子どもたちの体験と結びつけた遊びとの

境のない学びを提供してあげられれば、いつの間にか「もっと学び

たい!」と思う子どもに育っていきます。

『AERA with Kids 6月号』に数ページにわたって掲載されています。

現在発売中ですので、是非お近くの書店でお求めください!

 


写真も載ってます(真ん中)

20140630aera01s

 
 

過去の記事はこちらです↓

『小学生夏休み 子どものタイプ別教材の選び方!』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_eb02.html

  
 

また、夏休みの子ども向け講座は、多くがこれから申し込み期間に

なります。

大学や研究所、科学館、霞が関などもたくさんの講座を予定しています

ので、このブログでもご紹介していきたいと思います。

これらも学びと遊びの境がない体験としてもとてもお勧めです。

みなさま、出遅れないようにしっかり情報を収集して下さいね!

 
 



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『小学生 勉強嫌いの子供のために その3』

4月4日(金) 子供の天性を見つけるお手伝い

この春休みに、鹿児島に住む姪のさきちゃん(春から中学生)を5日間

預かりました。

妹が”勉強嫌い”と心配していたさきちゃんと私たちが、色んなものを見たり

感じたりした5日間をご紹介します。

カテゴリー『勉強ぎらいの子供のために』にまとめましたのでご覧下さい。

 

三日目も一日お出かけとなりました。

色々とご縁があり、急遽この日の午前中も東大へ行くことになりました。

お会いしたのは航空宇宙工学専攻鈴木真二教授です。

昨年の夏休みに息子二人が参加した航空宇宙工学教室でお世話に

なった優しい先生です。

『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 一日目』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_d18c.html

『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 二日目』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_45f1.html

今回子供たちは先生にいくつか質問できる幸運に恵まれました。

お会いして緊張気味の三人でしたが、

「どうしたら科学者になれますか?」

なんて質問もしていました。

「子供の時に持っているひらめきの心をいつまでも忘れないで!」

とおっしゃっていた先生の言葉がとても印象的でした。

 

< エアエンジン飛行機についてアドバイスを頂きました >

*画像はクリックで拡大できます

30   

 

 

 

今まできっと飛行機なんて興味がなかったはずのさきちゃん。

今回初めて一人で飛行機に乗り、ジュンク堂で飛行機の本を見て

自分でエアエンジン飛行機も組み立て、鈴木先生にもお会いすることが

できました。

この次の日には、近くの公園で色々と手直しをしながらもくもくと飛行テスト

続けたさきちゃんを見ていて、周りの大人が少し環境を工夫してあげれば

子供の興味の対象は広がるんだな~と感じました。

妹は

「周りのものにあまり関心がなくて・・・」

と心配していましたが

一緒に見るものほどんどに興味を示した彼女を見ていると、子供はもともと

好奇心の塊なんだと思わずにはいられません。

 

この日の午後は、お台場の科学未来館へ出かけたのですが、さきちゃんは

ロボットにも宇宙にも、特設展のエイリアンにもそれぞれ興味をもったようでしたよ。

 

< 地球以外で生命が存在する惑星!?の展示 >

30_2  

 

 

 

でも一瞬興味を持ったことについて、その興味がずっと続くのかどうかは、その子の

個性、天性とも関わってくるようです。

親や周りの大人が色んなものを見せてあげて”ずっと続く興味”を見つる手伝いを

することは大切なことなのではないかと思います。

ノーベル賞を受賞された江崎玲於奈博士が、中学生との対談の中で

”わが人生何をなすべきか?”を問い続けて下さい。」

とおっしゃっていたことを思い出します。

 

「他人と何が違うのか、同じか?」

「何が得意か、不得意か?」

「何に感動を覚えるか?」

「何を喜ぶか、悲しむか?」

 

色んなものを見せてあげて、子供自身に問い続けさせる。

きっとその子らしい夢が見つかるのではないかと思うのです。

 

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『小学生 勉強嫌いの子供のために その2』

4月3日(木) 学ぶことを楽しんでいる人と出会う

この春休みに、鹿児島に住む姪のさきちゃん(春から中学生)を5日間

預かりました。

妹が”勉強嫌い”と心配していたさきちゃんと私たちが、色んなものを見たり

感じたりした5日間をご紹介します。

カテゴリー『勉強ぎらいの子供のために』にまとめましたのでご覧下さい。

 

二日目の朝はみんなで早起き!

朝から、Newton2008年5月号 「アルファベット4000年のルーツ」

を眺めます。

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実はこの日は私の友人の研究室を訪ねることになっていたのです。

高校の同級生で、昨年久しぶりに再会したのですが、現在は

東大の准教授としてアジアの歴史と文化を研究しています。

彼は小さい頃フランスに住んでいたこともあって、フランス語、英語の他

ロシア語、アラビア語などいくつかの言語を読み書きし、話すことができます。

昨年遊びに行った時にも、研究室にたくさんのアラビア語の本が

置いてあったのが面白かったので、さきちゃんにも是非”アラビア文字”

で書かれた本を見せてあげたいと思ったのです。

そして何よりも彼自身が研究を楽しんでいる、その様子を感じて

もらいたいと思いました。

(本当は大変なんでしょうけどね!)

という訳で、研究室にお邪魔する前に、Newtonを使って文字について

勉強しました。

言葉を記すための文字には、漢字のように意味を表す”表語文字(表意文字)”

アルファベットのように音を表す”表音文字”があります。

小学生だとそういう区別を考えたことはないのかもしれませんよね。

そしてアラビア文字表音文字

文字の他にも、ちょっとだけアジアの歴史についても学びましたよ。

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さあ、勉強の後は電車に乗って東大の本郷キャンパスへ。

子供たちと路線図でルートを確認して、さきちゃんに乗り換えの駅と利用する

路線をメモしてもらいます。

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息子たちは昨年の夏休みにも本郷キャンパスへ行ったので、大学の

雰囲気にもちょっとは慣れた様子。

さきちゃんにとっては初めて行く大学です。

 

いよいよ研究室に着いてドアを開けると、たくさんの本棚とビッシリの本!

< アラビア語の本が並ぶ本棚 >

*写真はクリックで拡大できます

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友人は子供たちを温かく迎えてくれて、歴史について、言語について

色んな話しをしてくれました。

次の日までに書き上げなくてはいけないレポートがあったらしいのに、結局

1時間以上も時間をさいて子供たちにあれこれと見せてくれました。

最後に、子供たちはアラビア文字でそれぞれの名前を書いてもらって、

大満足!

すらすらとアラビア文字を読み書きする友人を、びっくりして見ていた

子供たちです。

< アラビア語で書かれた偉人の言葉 >

30_2

 

 

 

 

まだ小学校や中学校の時には自由に学ぶという雰囲気はないと思うのですが

大学には自由に学ぶ雰囲気がありますよね。

「学ぶことは楽しいこと!」

そんなことを少しでも感じてくれたかな、と思います。

 

この日も家に着いた子供たちは率先して日記を書いていました。

そして子供たちが書いた日記には、アラビア文字でそれぞれの名前

書いてあったのです♪

 

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『小学生 勉強嫌いの子供のために その1』

4月2日(水) 子供が興味を持つものを見つける方法

この春休みに、鹿児島に住む姪のさきちゃん(春から中学生)を5日間

預かりました。

というのも、妹が

「中学生になるというのに、集中力が続かず勉強も嫌いみたいなので

心配。」

と言うので

「それなら、一度うちに来てみない?」

という話しになったからなのです。

預かったからといって、すごいことをしてあげられるわけではないのですが

一緒に過ごす間にしてあげたいことが2つありました。それは

「色々なものを見せて視野を広げる手伝いをする」

「身の周りの色々なものへの興味の持ち方を知ってもらう」

ということでした。

 

初日、さきちゃんを羽田まで迎えに行った帰り道、早速彼女が乗ってきた

飛行機についていくつか質問をしてみました。

「さきちゃんはどこの航空会社の飛行機に乗ってきたの?」

と聞くと

「なんだったかな~?」

と、今まで意識したことがなかったようで覚えていませんでした。

利用した航空会社と乗って来た機種(B777)について、私が

少しだけ説明をしました。

< ボーイング777 > 画像はJALからお借りしました

*写真はクリックで拡大できます

B777

 

 

 

家へ向かう途中、子供たちの希望で池袋のジュンク堂へ寄りました。

息子たちには馴染みの本屋さんですが、初めての姪を連れて、地下1階から

9階まで一緒に本を見ながら歩きます。

子供を連れて大きな本屋さん(図書館でも良いのですが)を歩くことはとても

お勧めです。

理由の一つは、本屋さんには世の中で起こっていること凝縮されて、何かの

基準できちんと分類されているので、子供たちにとっても分かりやすいという

ことです。

分類名や本のタイトルを見て歩くだけでも、子供たちは今まで知らなかった世界に

出会うことができますよね。

航空関係の書棚の前で、さきちゃんが

「あ、さっき聞いた飛行機のことが載ってる! ボーイングとエアバスって

書いてあるよ。」

と嬉しそうに言いました。

ちょっと気にかけるだけで、取り込める情報は増えてくるんですよね。

本屋さんをお勧めするもう一つの理由は、色んな本を見せているうちに、

子供の興味があることを知ることができるということです。

妹は私に彼女のことを

「何にも興味がない。」

と話していましたが、なんのなんの、10フロアも歩いて何にも興味を示さない

子供なんていないんじゃないかと思います。

歩いてみると、彼女は”建築”について興味を持っているということが分かりました。

その他にも、彼女の興味があるものをいくつか見つけることができたのです。

 

さきちゃんとは初日に一つ約束をするつもりでした。

それは、今回の滞在期間中のできごとは、写真も使って記録を残すということ。

ところが、家に着いてみると、私が言う前に彼女は率先して記録をつけ始め

たのです。

鹿児島で待っているお母さん、お父さんや、妹たちに伝えたいことが

あったようです。

残り4日間、勉強が嫌いだと聞いていた彼女と私たちがどんなものを

見て感じたのか紹介したいと思います。

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