『小学生 勉強嫌いの子供のために その3』

4月4日(金) 子供の天性を見つけるお手伝い

この春休みに、鹿児島に住む姪のさきちゃん(春から中学生)を5日間

預かりました。

妹が”勉強嫌い”と心配していたさきちゃんと私たちが、色んなものを見たり

感じたりした5日間をご紹介します。

カテゴリー『勉強ぎらいの子供のために』にまとめましたのでご覧下さい。

 

三日目も一日お出かけとなりました。

色々とご縁があり、急遽この日の午前中も東大へ行くことになりました。

お会いしたのは航空宇宙工学専攻鈴木真二教授です。

昨年の夏休みに息子二人が参加した航空宇宙工学教室でお世話に

なった優しい先生です。

『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 一日目』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_d18c.html

『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 二日目』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_45f1.html

今回子供たちは先生にいくつか質問できる幸運に恵まれました。

お会いして緊張気味の三人でしたが、

「どうしたら科学者になれますか?」

なんて質問もしていました。

「子供の時に持っているひらめきの心をいつまでも忘れないで!」

とおっしゃっていた先生の言葉がとても印象的でした。

 

< エアエンジン飛行機についてアドバイスを頂きました >

*画像はクリックで拡大できます

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今まできっと飛行機なんて興味がなかったはずのさきちゃん。

今回初めて一人で飛行機に乗り、ジュンク堂で飛行機の本を見て

自分でエアエンジン飛行機も組み立て、鈴木先生にもお会いすることが

できました。

この次の日には、近くの公園で色々と手直しをしながらもくもくと飛行テスト

続けたさきちゃんを見ていて、周りの大人が少し環境を工夫してあげれば

子供の興味の対象は広がるんだな~と感じました。

妹は

「周りのものにあまり関心がなくて・・・」

と心配していましたが

一緒に見るものほどんどに興味を示した彼女を見ていると、子供はもともと

好奇心の塊なんだと思わずにはいられません。

 

この日の午後は、お台場の科学未来館へ出かけたのですが、さきちゃんは

ロボットにも宇宙にも、特設展のエイリアンにもそれぞれ興味をもったようでしたよ。

 

< 地球以外で生命が存在する惑星!?の展示 >

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でも一瞬興味を持ったことについて、その興味がずっと続くのかどうかは、その子の

個性、天性とも関わってくるようです。

親や周りの大人が色んなものを見せてあげて”ずっと続く興味”を見つる手伝いを

することは大切なことなのではないかと思います。

ノーベル賞を受賞された江崎玲於奈博士が、中学生との対談の中で

”わが人生何をなすべきか?”を問い続けて下さい。」

とおっしゃっていたことを思い出します。

 

「他人と何が違うのか、同じか?」

「何が得意か、不得意か?」

「何に感動を覚えるか?」

「何を喜ぶか、悲しむか?」

 

色んなものを見せてあげて、子供自身に問い続けさせる。

きっとその子らしい夢が見つかるのではないかと思うのです。

 

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『小学生 勉強嫌いの子供のために その2』

4月3日(木) 学ぶことを楽しんでいる人と出会う

この春休みに、鹿児島に住む姪のさきちゃん(春から中学生)を5日間

預かりました。

妹が”勉強嫌い”と心配していたさきちゃんと私たちが、色んなものを見たり

感じたりした5日間をご紹介します。

カテゴリー『勉強ぎらいの子供のために』にまとめましたのでご覧下さい。

 

二日目の朝はみんなで早起き!

朝から、Newton2008年5月号 「アルファベット4000年のルーツ」

を眺めます。

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実はこの日は私の友人の研究室を訪ねることになっていたのです。

高校の同級生で、昨年久しぶりに再会したのですが、現在は

東大の准教授としてアジアの歴史と文化を研究しています。

彼は小さい頃フランスに住んでいたこともあって、フランス語、英語の他

ロシア語、アラビア語などいくつかの言語を読み書きし、話すことができます。

昨年遊びに行った時にも、研究室にたくさんのアラビア語の本が

置いてあったのが面白かったので、さきちゃんにも是非”アラビア文字”

で書かれた本を見せてあげたいと思ったのです。

そして何よりも彼自身が研究を楽しんでいる、その様子を感じて

もらいたいと思いました。

(本当は大変なんでしょうけどね!)

という訳で、研究室にお邪魔する前に、Newtonを使って文字について

勉強しました。

言葉を記すための文字には、漢字のように意味を表す”表語文字(表意文字)”

アルファベットのように音を表す”表音文字”があります。

小学生だとそういう区別を考えたことはないのかもしれませんよね。

そしてアラビア文字表音文字

文字の他にも、ちょっとだけアジアの歴史についても学びましたよ。

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さあ、勉強の後は電車に乗って東大の本郷キャンパスへ。

子供たちと路線図でルートを確認して、さきちゃんに乗り換えの駅と利用する

路線をメモしてもらいます。

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息子たちは昨年の夏休みにも本郷キャンパスへ行ったので、大学の

雰囲気にもちょっとは慣れた様子。

さきちゃんにとっては初めて行く大学です。

 

いよいよ研究室に着いてドアを開けると、たくさんの本棚とビッシリの本!

< アラビア語の本が並ぶ本棚 >

*写真はクリックで拡大できます

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友人は子供たちを温かく迎えてくれて、歴史について、言語について

色んな話しをしてくれました。

次の日までに書き上げなくてはいけないレポートがあったらしいのに、結局

1時間以上も時間をさいて子供たちにあれこれと見せてくれました。

最後に、子供たちはアラビア文字でそれぞれの名前を書いてもらって、

大満足!

すらすらとアラビア文字を読み書きする友人を、びっくりして見ていた

子供たちです。

< アラビア語で書かれた偉人の言葉 >

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まだ小学校や中学校の時には自由に学ぶという雰囲気はないと思うのですが

大学には自由に学ぶ雰囲気がありますよね。

「学ぶことは楽しいこと!」

そんなことを少しでも感じてくれたかな、と思います。

 

この日も家に着いた子供たちは率先して日記を書いていました。

そして子供たちが書いた日記には、アラビア文字でそれぞれの名前

書いてあったのです♪

 

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『小学生 勉強嫌いの子供のために その1』

4月2日(水) 子供が興味を持つものを見つける方法

この春休みに、鹿児島に住む姪のさきちゃん(春から中学生)を5日間

預かりました。

というのも、妹が

「中学生になるというのに、集中力が続かず勉強も嫌いみたいなので

心配。」

と言うので

「それなら、一度うちに来てみない?」

という話しになったからなのです。

預かったからといって、すごいことをしてあげられるわけではないのですが

一緒に過ごす間にしてあげたいことが2つありました。それは

「色々なものを見せて視野を広げる手伝いをする」

「身の周りの色々なものへの興味の持ち方を知ってもらう」

ということでした。

 

初日、さきちゃんを羽田まで迎えに行った帰り道、早速彼女が乗ってきた

飛行機についていくつか質問をしてみました。

「さきちゃんはどこの航空会社の飛行機に乗ってきたの?」

と聞くと

「なんだったかな~?」

と、今まで意識したことがなかったようで覚えていませんでした。

利用した航空会社と乗って来た機種(B777)について、私が

少しだけ説明をしました。

< ボーイング777 > 画像はJALからお借りしました

*写真はクリックで拡大できます

B777

 

 

 

家へ向かう途中、子供たちの希望で池袋のジュンク堂へ寄りました。

息子たちには馴染みの本屋さんですが、初めての姪を連れて、地下1階から

9階まで一緒に本を見ながら歩きます。

子供を連れて大きな本屋さん(図書館でも良いのですが)を歩くことはとても

お勧めです。

理由の一つは、本屋さんには世の中で起こっていること凝縮されて、何かの

基準できちんと分類されているので、子供たちにとっても分かりやすいという

ことです。

分類名や本のタイトルを見て歩くだけでも、子供たちは今まで知らなかった世界に

出会うことができますよね。

航空関係の書棚の前で、さきちゃんが

「あ、さっき聞いた飛行機のことが載ってる! ボーイングとエアバスって

書いてあるよ。」

と嬉しそうに言いました。

ちょっと気にかけるだけで、取り込める情報は増えてくるんですよね。

本屋さんをお勧めするもう一つの理由は、色んな本を見せているうちに、

子供の興味があることを知ることができるということです。

妹は私に彼女のことを

「何にも興味がない。」

と話していましたが、なんのなんの、10フロアも歩いて何にも興味を示さない

子供なんていないんじゃないかと思います。

歩いてみると、彼女は”建築”について興味を持っているということが分かりました。

その他にも、彼女の興味があるものをいくつか見つけることができたのです。

 

さきちゃんとは初日に一つ約束をするつもりでした。

それは、今回の滞在期間中のできごとは、写真も使って記録を残すということ。

ところが、家に着いてみると、私が言う前に彼女は率先して記録をつけ始め

たのです。

鹿児島で待っているお母さん、お父さんや、妹たちに伝えたいことが

あったようです。

残り4日間、勉強が嫌いだと聞いていた彼女と私たちがどんなものを

見て感じたのか紹介したいと思います。

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