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『保育園か幼稚園か ~息子たちが高校生と中学生になった今~』

子どもたちが高校生と中学生になって言えること

2014年10月22日(水)

共働きのご家庭や、これから共働きの可能性があるご家庭にとって

お子さんを保育園に預けるのか幼稚園に預けるのかはとても

悩ましい問題のようです。

それは、時間や費用のことだけでなく、預けている時間の内容や

その後の子どもたちの成長への影響が気になるからではないで

しょうか。

時間費用面でのメリットデメリットはたくさんの方が記事を書かれて

いるので、私は、高校生と中学生になった息子たちやその周囲の

ことに思いを巡らせて、主に保育園について書いてみたいと思います。

結論から言うと、高2と中3の息子たちとその周囲のお友だちを見ていて、

「保育園だから良い悪い、幼稚園だから良い悪い」とは言えない、と

いうことです。

結局は親の考え方家庭の文化が子どもの成長には大きく影響

すると、息子たちが成長した今は確信しています。

記事の内容は私が経験したことに基づいている個人的な感想や

意見ですので、選択の際の一つの参考になればと思います。

 

まず我が家はというと、こうき(長男 現在高2)が年長の年に

主人の転勤で福岡から首都圏へ引っ越してきました。

女性の生き方としても紆余曲折あったわけですが、5年の子育て

専念期間を経て福岡でも息子たちを保育園に預けて社会復帰し、

転勤についてきてもやはり保育園に預けてセカンドキャリアを

準備する道を選んだ我が家の今を紹介しつつ保育園の話をして

みます。

 

○保育園といっても様々

福岡にいる時に、2歳と4歳の息子たちを保育園に預けて社会

復帰をすることを決意しました。

出産前まではシステムエンジニアとしてバリバリと働いていたことと

5年の専業主婦をやってみて「やっぱり自分の力を(大したもので

なくても)社会に還元したい」と強く思ったからでした。

保育園選びで驚いたのは、私立では様々な教育方針の保育園が

あることでした。

福岡はとても教育熱心な都市で、私立の保育園が多く、保育園といえども

モンテッソーリ教育、シュタイナー教育、お勉強がっちりの保育園まで、

さまざまな特色を打ち出した保育園があります。

我が家はモンテッソーリ教育の保育園に入園し、長男は柄にもなく?

その園の制服だった紺のベレー帽に白シャツ、グレンチェックの半ズボン、

紺のランドセルといったかなりきっちりした格好で通園していました。

これだけでも保育園のイメージとはかなり違うのではないでしょうか?

モンテッソーリ教育は方針がしっかりしていますので、先生方の教え方が

一貫していることは子どもにとっても理解が容易で良いことでした。

子どもたちはしっかりと先生の話を聞くことができ、しかも自由な発想を

広げられる保育を受けることができました。

近所には幼稚園もありましたが「保育園の方が教育方針がしっかりして

いるかも?」と思う一面もあるほどでしたよ。

 

○首都圏の公立保育園

首都圏と書きましたが、我が家のご近所の公立保育園限定の

お話です。

首都圏では待機児童が多く、しっかり共働きでなくては預けることが

できません。

我が家は転勤についてきて、運よく近所の公立保育園に入れることが

できました。

福岡は私立の保育園でしたので、園舎にはステンドグラスが飾られて

いたり、園庭も著名な造園家が設計していたりでとても見栄えがする

ものだったのですが、公立の保育園はかなり古くて、しかも見栄えは

気にはしていませんよね。

ですが、園児に対する保育士さんの数が多くて目が届いていると

感じられたことはとても安心できました。

季節に合わせて、よもぎを摘みに行っての団子づくり、落ち葉拾いの

落ち葉を使った絵の制作、サツマイモを掘りに行ってからのスイート

ポテトづくり、などなど親だけではなかなか子どもにさせるのが大変な

ことも体験させて頂きました。

保育園のお母さんたちは、フルタイム勤務がほとんどですので、

ある意味しっかりと仕事を持った社会人のお母さんたちとのお付き

合いでした。

忙しい中にもお互いを尊重する風潮があり、面倒な噂話などにも

巻き込まれることもなく楽しく過ごすことができました。

今でも付き合いのあるお母さんたちもいます。

 

○小学校入学後の生活態度など

保育園の同級生には小学校受験をして私立に通うお子さんも

いらっしゃいました。

我が家は近くの公立小学校へ入学しましたが、同級生を見ていても

良く言われる「保育園だからお行儀が悪い」というようなことは

ありませんでした。

子どもに差が出ていると感じたのは、保育園卒、幼稚園卒に関係

なく、子どもに関心が薄く放っておいているご家庭のお子さんは

急に奇声をあげたり、授業中にも椅子に座っていられなかったり

ということでした。

また、小学校高学年になると働きに出られるお母さんも増える

ように感じますが、学童保育に預けずに自由にさせていたご家庭

結果的には子どもだけが夕方まで行き場を失ってうろうろしている

ということも起こっていました。

私としては「学童保育ももう少し教育面を充実させてくれたらなぁ」とは

思いますが・・・

 

○小学校入学後の学習面とその後

これもまた家庭次第だととしみじみ実感しています。

我が家は共働きですが、時間を見つけては様々な体験をさせようと

心掛けていました。

親側に時間がないことがは十分分かっているので、週末の時間を

大切にして、筑波宇宙センターの公開日に行ったり、東大の夏休み

航空宇宙工学教室に行ったり、キャンプに出かけたり、アメリカ人高校生の

ホームステイ短期受け入れをしてみたり、思いつく限りの体験をさせ

ました。

週末の時間を大切にするのは、私の周りの保育園のお母さんたちは

同じだったようです。

例えば次男はお友だちとこんな実験をしたりしていました↓ 

<紙コップタワーの丈夫さ比べ>

11082450s

 

そして今、息子二人は高校2年生と中学3年生ですが、今なお

好奇心を失わず、勉強が嫌いではないようです。

こうきは文武両道の進学校で大学の理系学部を目指しつつ、中学から

続けてきたバスケットボールも頑張っています。

あきらは高校受験に苦戦していますが、集中力と勉強しようとする

気持ちはなかなかすごいものがあり、あとは結果につなげるだけ

です。(え~っと、兄とは違って苦戦中ですが・・・)

実は、保育園時代のお友だちも、高確率でなかなかの進学校へ

行っているのです。

 

ここまで書いてみて、少なくとも「特に保育園だから悪いということは

ない」というのはお伝えできたのではないかと思います。

ですが、この選択で大切なもう一つは親の(お母さんの)生き方なのでは

ないかなと思っています。

私自身、保育園に預けてセカンドキャリアの準備ができたことは

とても良かったと思っています。

現在は東大工学部で大学生に科学の授業のデザインの仕方を

指導しつつ、週に1日だけ開講する自宅の数学教室も8年目となります。

毎日小学生新聞で算数記事の連載をさせて頂いたり、来月からは

別の媒体でも教育の記事を連載をさせて頂くことになりました。

さらに、次男の受験が終わったら仕事をしながら認知心理学の

研究ができたらと、歳も体力も顧みず!?夢は大きく持っています。

それも、保育園に安心して子どもを預けられ、息子たちもすくすくと

育ってくれたおかげです。

世の中の親御さん(お母さん)たちがどういう選択をするにしても、一度の人生です

から悔いがないように進んでほしいと願います。

 

次回は、9月に大学生と行ってきたカリフォルニア大学バークレー校

スタンフォード大学の様子や留学の話などをご紹介できればと思って

います!

これもまた、セカンドキャリアを準備できたからこそ実現した出張

でしたが、それ以上に小学生のお子さんたちに海外の大学を見せて

あげてほしいとも思っています。

 

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