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『中学生英語 本当は苦手じゃない!定期テスト40点台から87点へ』

苦手だと思っている英語、本当に苦手? 

2013年11月3日(金) 

家庭教育11年目のこうき(長男)は、中学受験を検討しつつも

公立中学に進学し、今は第一志望の浦和高校に合格して部活に

勉強に充実した毎日を過ごしています。

さて、我が家の次男あきら。

現在中学2年生。

兄とは全く性格が違っていて、似ているのはのん気(おおらかと

言いたい・・・)なところ。

こうきが中2の時と比べると、試験勉強に対する姿勢がまだまだ

幼いのですよね。

 

そんなあきらは去年、中学に入学して初めての英語のテストを

受けたわけです。

ホームステイも三度も行ってるわけだし、英語には興味を持ってる

はずだからきっとなんとかできるでしょう!と思っていた私の期待を

見事に裏切ってくれました・・・とほほ。

中学1年生1学期の英語の点数はなんと40点台。

確か平均は70点台ぐらいだったはず。

驚きすぎて何度も答案を見てしまいました。

皆さんならこんな時どうしますか?

 

「なんでこんなことも分からないの!」

「なんで勉強しなかったの!」

「これからは塾に行きなさい!」

 

なんて思わず口にしてしまうでしょうか? 

(私もぐっとこらえました!)

私は自宅で数学教室を開講し、学習科学を基にした家庭教育の

研究をしていますが、

「なんで分からないか」

が分かる子はとても賢い子だと言えます。

ですが、中学1年生、2年生ぐらいでは、今自分に何が足りない

のかきちんと分かって、どんな勉強をすればいいのかコーディネート

できる子どもは多数派ではないでしょう。

 

ではどうすればいいのでしょう?

どこかの塾に預ければいいのでしょうか?

 

私のお勧めの方法は、親が一緒に寄り添って、今足りないことは

何かを考えてあげることです。

私は中学生こそ親が学習の伴走をしてあげるべきたと思っていて、

教室に通ってくれているお子さんの保護者には学校の教科書を

別にそろえることを勧めています。

(教科書取扱店で購入できます)

時間がある時に、何を学んでいるのか少しでも見ておけば、

より伴走がしやすくなるからです。

仕事で指導を担当している東大工学部ゼミの学生も、小学校の

公文式の宿題の配分をお母さんがみてくれていたり、中学でも

子どもの勉強に関心を持ってくれていたと聞きます。

何十人にも聞いてみましたが、中学生だからといって放っておいた

親は今のところ一人もいませんでした。

 

戻りましてあきらの英語ですが、まずは何が足りていて何が足りないのか

を一緒に見直しました。

一つ分かったのは、①英語の文法のみから発展させて、設問に合った

文章を作るのは結構難し作業だということ。

もう一つ分かったことは、②英単語をきちんと覚えられない(覚えなくては

という気持ちが弱い!)ということ。

この二つが解決できれば、90点以上は取れそうに思いました。

①は、私の教室にきている子どもたちを見ていても感じることで

原則から応用する方法だけでなく、ある程度応用した例を

覚えてしまっていた方が早く確実に応用できるのですよね。

そう、英語は教科書を覚えてしまえばいいんです。

(理科や社会の丸暗記はお勧めできませんが)

こんな原則的なことも、子どもたちは言わなければなかなか

気づかないものです。

 

②は、覚えにくい単語だけ付箋に書き出して、とにかく

頻繁に目に付くようにすること、それを繰り返して取り出せる記憶の

 

回路を確実に作り上げることです。

大きめの付箋紙に書きだして、机の前に貼るようにしました。

 

最初、あきらは半信半疑で、私が見ないと付箋を貼りもしない

時期が続きました。

教科書も覚えようとしません。

とにかく言い続けて、時々口頭で問題を出したりしているうちに

定期テストも何度か過ぎ(その間はほんの少ししか点数は上がり

ませんでした・・・)「どうやら教科書を覚えた方がよさそうだな」

と本人も気づき始めました。

「覚えていたら、ここは取れたよね!」

と証拠を見せることも忘れませんでしたよ!

 

そして2年生の2学期にもなって、ようやく90点が見えてきました。

ここから先は、問題集の種類を増やして、バリエーションのある

問題を解くうちに、何度も出てくる設問を本人に発見させる

作業です。 

そしてあと1ヶ月足らずで期末テスト。

90点の壁を突破することができるでしょうか。

 
 

あきらは、1年生の時には英語は苦手だと思い始めていました。

でも実際にはやり方が思いつかなかっただけのことなのです。

確実に点数が取れる方法を、子ども自身の発見を待たずに

時には親から見せてあげることも大切です。

中学生になっても寄り添って一緒に伴走してあげる、これが子どもの

将来をきっと大きく左右することでしょう。



 

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