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『小学生算数 苦手な子が多い「速度」を楽しく学ぶ』

キリンロボットの速さは?

 

2012年12月22日(土)

小学校6年生のクラスでは「速度」の復習をしました。

小学生にとっては、学校で習う算数と実生活がなかなか

つながらない様子です。

それならば、実際に「速度」を計算することのメリットを感じてもらおうと

キリン型のロボット(メカ・キリン TAMIYA)を使って、速度を

調べてみることにしました。

*メカ・キリン http://www.tamiya.com/japan/products/71105giraffe/index.htm

このキリン型のロボットは、12月26日開催のサイエンスカフェで使うもの

なのですが、先にちょっと使ってしまいました、ごめんなさい m(__)m

『ジュニアサイエンスカフェ 地球の重力と大気から脱出しよう 

 -宇宙開発体験-』 のご案内はこちら↓ 

http://sense-of-wonder-2008.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/9-1405.html
 

さて、まずはテーブルの上の一定の距離をキリンに歩かせてみて、

どのくらいの時間がかかるか計ります。

テーブルの縦の長さは約70センチメートルでした。

スタートラインをマスキングテープで作り、いざ発進!

ゆっくりとキリンが歩いていきます。

これには6年生の女の子たちも大喜び。

キリンは70センチメートルの距離を21秒で歩くことができました。

さて、ここで一緒に考えてみましょう。

70センチメートルの距離を21秒で進んだキリンの速さ

どのように表せばいいでしょう?

学校で学ぶ「速度」「距離÷時間」ですが、速さの表し方は

それだけなのでしょうか?

6年生の二人は「距離÷時間」を計算して、秒速約3.3センチ

メートルと計算してくれました。

大正解!

でも、速さの表し方については、例えば「1センチメートルを何秒で進むか」

と考えてもいいわけです。

このキリンは1センチメートルを0.3秒で歩くとも言えます。

算数・数学でいう「速度」は「距離÷時間」ですが、頭を柔らかくして

いろんな表し方があることも頭の片隅に残しておきたいところです。

 

ここで次の問題です。

「このキリンが1メートル歩くのには何秒かかるでしょう?」

 

まずは

「1メートルって何センチだったっけ?」

を思い出すところから始まりました。

1メートル(100センチ)を歩くのだから「距離÷速度」となり

「100÷3.3=約30.3」と考えてくれました。

また1センチメートルを0.3秒で歩くという考え方なら、100センチメートル

進むために必要な時間は「0.3×100=30」とも計算できます。

ということは、キリンは約30秒で1メートルを歩くことになります。

ではここで、答えがあっているかどうかキリンを歩かせてみましょう!

 

< 1メートルを進むキリン >

12121201_3

 

 

のんびりと四足歩行するキリンとストップウォッチを、子どもたちも

わくわくしながら眺めています。

結果は・・・

「うわぁ30秒だ~!」

と子どもたちから歓声があがりました。

 

今回のように、「距離」「時間」のデータから「速度」を計算しておくことで、

ほかの「距離」や「時間」になった時にもキリンの動きを予測することが

できます。

また「速度」にかぎらず、「単位あたりの量(例えば密度など)」を

計算しておけば、これからおこることが予測できるのです。

その予測を式で表せばそれは「比例」です。

予測データをつなげてグラフにしていけば「比例のグラフ」

できあがります。

「速度」、「単位あたりの量」、「比例」とつながっていくのです。

 

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