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『中学1年生の家庭学習 ~塾では身につかない力をつけておく時期~』

中1での親のサポートはとても大切!

 

2012年11月26日(月)

我が家の次男(あきら)は中学1年生です。

長男(こうき)と同じバスケットボール部に入って、今はバスケ三昧の

日々を送っています。

 

ところで、今小学生や中学生のお子様をお持ちのお父さん、お母さんは

「中学生になったら勉強は一人でやらなくちゃ!」

「一人でできるでしょ!」

と思っていませんか?

この考えは少し違っているのかもしれません。

 

私が運営する算数・数学教室には、小学生から通ってくれている

子たちがそのまま中学生になっても通ってくれています。

 

< 夏休みはみんなで理科の自由研究もしました >

12082001

 

あきらも含めて中1の男の子4人は、サッカーに野球に陸上にと

頑張っています。

勉強の方も頑張っていますが、中学の定期テストの勉強法は

それぞれが自分にあった方法を今なお模索中です。

 

小学校から中学校へ進学した時に、学習方法というようりは試験の
 
形式
が大きく変わります。

ですから、中1ではその違いを理解して自分の学習方法を見つけること

優先されるべき課題になります。

そしてこれは塾ではなかなか見つからないのです。

私も学生の頃、中学生や高校生対象の学習塾や家庭教師を

経験しましたが、つくづく残念に感じていたことです。

 

○次男(あきら)の例

例えば、あきらは英単語地理の地名などの画像記憶的なものが

とても苦手です。

これは、ある程度の記憶を蓄えておいて、時間をおいて記憶を試される

中学校の試験では大きなマイナスポイントになってしまいます。

まずは、本人が、画像記憶が苦手で時間がかかることを自覚して

次にそれを克服する方法を見つけることが必要です。

あきらの生活を観察していると、ざっくりと大意をつかむことには長けて

いるものの、細かいところをきっちり抑える習慣がないことに気づきます。

例えば、数字を丁寧に書くとか、答え合わせの時にはすみずみまで

丁寧に見る(例えば英単語のスペルミスなど)ことについて、とても雑な

のが分かりました。

塾の先生がここまで観察するのはなかなか難しいことです。

我が家では生活の習慣の見直しから始めています。

また英単語、漢字、地名などは、目に付くところに貼って

朝も夜も見えるようしました。

暗記自体に時間がかかるので、試験のかなり前から取り掛からなくては

間に合わないことを本人に意識するよう話しました。

現在、入学して3回目の定期試験の勉強中ですが、前回よりもかなり

早くから暗記ものには取りかかっています。

きっと少しずつ結果もついてくるでしょう。

ちなみに、これらのことついては、こうきの時には全く困らなかった

ことです。

同じ家庭で育つ兄弟でも、それぞれ特徴がありますよね。

  

○教室の男の子の例

うちの教室に通ってくれている一人の男の子は、画像記憶については

抜群の能力を持っています。

漢字や英単語はほとんどドリルはいらないほどです。

ところが、数学については、ルールを覚えて、それを利用すること

苦手で時間がかかります。

一年生ですから、学ぶ内容も「分配法則」だったり「方程式の解法」

だったりという程度なのですが、彼の場合は「ルールを適用して
 
応用する」
ドリルに多くの時間を使う必要があるわけです。

逆に、英単語や漢字を覚える時間は削ることができますよね。

 

このように、中学に入ってからは、まず自分の得意不得意の部分を

きちんと理解して、効率よく学習する方法を見つけることが大切

です。

そしてそれは、一番近くにいる親が最良のガイド役になれる可能性

が高いと感じています。

その子の生活習慣までも知っているのは、やっぱり親なのです。

 

○中3の長男(こうき)の例

長男(こうき)は中3の受験生ですが、この方法で時間をかけて自分の
 
学習スタイル
を身に付けました。

中3の8月からは、いよいよ受験に向けての総仕上げということで、

情報収集と、同じレベルの子たちの中での緊張感を期待して

生まれて初めて学習塾に通い始めました。

探しに探して見つけた個人塾で、我が家の方針とも合い、何よりも

こうきが先生に絶大な信頼を寄せることのできる塾です。

ぎりぎりからの塾通いでも、今なお偏差値をさらに伸ばしていて、受験勉強も

楽しそうです。

 

中学生になると、体も大きくなり、部活で帰宅時間も急に遅くなって

ついつい手を離せそうに思いますが、子どもたちは新しい環境で

とまどっているかもしれません。 

前にも記事に書きましたが、私が仕事をしている東大工学部の学生と

話してみても、中学で手を離してしまった親は一人としていませんでした。

家庭学習の方法でも迷ったり悩んでいる子どもたちを、温かく見守って

ガイドしてあげることが、実はうまく学べる子どもを育てる最短の近道

なのかもしれませんね。

 

 

 

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