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『家庭教育と公立中学校選択でどう育つ? 中学3年生の息子の今をご紹介します』

のんびりマイペースの家庭教育9年目

2012年4月14日(土)

4月から長男(こうき)は中学3年生になりました。

小学生の時には中学受験も検討していたものの、結果的には

地元の公立中学を選び、今もいわゆる”塾”には通わず、自宅で

私が運営する、週に1回の算数・数学教室で勉強をしています。

ここでは、9年目に入る我が家の家庭教育が、どんな中学3年生を

育てたのかを紹介してみたいと思います。

 

○公立中学校では親が学習環境づくりを手伝った方が良い

 公立中学は学習部活についての環境は、多少の当たりはずれが

 あるのは否めません。

 こうきの場合は入学する前年に素晴らしい校長先生が赴任されたので、

 学校はとても落ち着いていて部活動も盛んです。

 勉強はというと、担当する先生次第なので、親も全てを学校に

 任せてしまうことはお勧めできません。

 悪い例としては、あまり求心力のない先生では”自分が授業中にしゃべった

 こと”を細かく定期テストに出すことで、自分の権威を守って授業を運営

 しているようにも見えます。

 その場合は、高校受験業者の統一テストの重要ポイントとは違うところに

 重点が置かれてしまっています。

 もちろん素晴らしい先生もいらっしゃいますが、高校受験を目標と

 するのであれば、親も子どもと一緒にゴールを確認しておくほうがいいですし、

 今何を勉強しているのかを気にかけていた方がより効果が上がります。

 (教室に通って下さっている皆さんには、親子で学校の教科書をそれぞれ

 持つことを勧めています。家庭学習の問題集選びについては、また別の

 記事にします。)

 公立中学は、学習については環境作りに多少手がかかると言えますが、

 親が関わった分だけ良い結果が出ますし、良い親子関係が築ける

 可能性があるとも感じています。

 なぜって、中学生の話題の中心は、勉強、部活、友達、ですから共通の

 話題が増えるんですよね。

  

 これまで、我が家では、自分で計画を立てて学習できる力を身に

 つけることに重点を置いてきました。

 そのためには、最初のうちはどうやって計画を立てるのかについての

 親のガイドが必要です。

 そして時々は、計画通りに進んでいるのかをチェックしてみるのも

 効果的です。

 最初は手間がかかりますが、中学3年生の今となっては、自分で学習を

 管理する能力が身についてきたように実感しています。

 特に塾に行かなくても偏差値70以上とれることも分かりました。

 塾に行かないので、時間の管理は自由度が高く、部活にもしっかり

 打ち込めます。

 こうきがこれまでに身に付けた力は、高校や大学、社会人になって、

 何かを学習していく基本姿勢に大きく影響することでしょう。

 これからはどんどん楽になりそうな予感です!

 

○ホームステイが英語学習に大きく影響

 記事にもしましたが、小学生の時から始まり、これまでに親子で

 3度のホームステイをしました。

 どれも、お手軽価格の春休みにホームステイをして、行き先は

 オーストラリアのコフスハーバー、アメリカのサンフランシスコ(2回)

 でした。

 息子たちは、全く英語を習ったことがない状況で体験したホームステイ

 でしたが、その効果は絶大のようです。

 ホームステイで”英語はコミュニケーションツール”でもあることを

 十分に体で感じているこうきは、中学で英語を習い始めた2年前から、

 覚えた英語を家で使ってみようとし始めました。 

 今は中学3年生になり、そろそろ過去分詞も習って、英語らしい

 表現のバリエーションも増えてきました。

 そして、今でも覚えたての英語を口に出して私に話しかけてきます。

 まるで、どうやって使うのかを確認するように。

 これには私もびっくりです。

 「アメリカに住んでみたい」とも話しているくらいなので、学校の英語も

 嫌いではないようで、英語の成績もよいです。

 4月から中学生になったばかりの次男も、英語を使ってみるのですが

 なぜか、

 「Don't touch me!」

 「Help me!」

 「Shut up!」

 です・・・

 友達できないでしょ、それ!

 

 

○家庭環境も価値観も違う友達の中で人間関係を学ぶ

 受験で、ある層の人たちが集まる私立の中学校とは違い、公立中学校

 には様々な環境の人たち、様々な考えの人たちが集まります。

 我が家が公立中学を選択した理由の一つは、息子たちがこれから大人になり

 社会人になる上で、失敗が許される中学生のうちに、色んなバックグラウンドの

 友達に出会って、その中でもうまく人間関係を作ることを学んでほしいと

 思ったからでした。

 中学2年生の初めには、携帯電話の問題や、カラオケボックスでの

 子どもだけでの打ち上げ、などについて、親子でも色々と話しあいました。

 公立中学には、子どもの自由度がとても高い(親が放置しているとも

 いえるのですが)家庭もあり、そういう家庭では、子どもが試験前に深夜まで

 携帯でメールのやりとりをしていても、子どもだけでカラオケボックスや

 遊戯施設に出入りしても自由にさせていたりします。

 予想外だったのは、思ってたよりもそういう家庭の割合が多かったことです。

 となると、もちろんこうきも

 「なんでうちだけだめなの?」

 と言うわけです。

 実のところ”うちだけ”ではないのですけどね。

 そういう中で、子どもと一緒に我が家のルールを確認して、その都度

 理由も説明してきました。

 携帯電話は中学2年生の秋に持たせることにしましたが、1年生で

 持たせ始めるケースと、中学2年生の夏休みの後まで待ってから

 持たせるケース(ものすごく少数派です!)のでは、子どもの携帯の

 使い方に大きな違いが出るように感じています。

 この時期に子どもたちは心身共に大きく成長するからです。

 小学生や中学1年生では、携帯は高価なおもちゃも同然で、楽しくて

 楽しくてなんでもありです。

 動画を撮って勝手にYouTubeにアップしてしまったり(友達の肖像権の

 問題は教えられてませんから)、時間も無制限、相手の迷惑もお構い

 なしです。

 でも、例え少数派でも、親の都合ではなく、本当に子どものためを思っての

 ルールであれば子どもはそのうち分かってくれるものです。

 こうきも、我が家のルールに一瞬は反発したりもしましたが、2年生の

 終わりごろには、納得した上で守れるようになりました。

 同じ部活の子たちの半分がカラオケボックスに行って、こうきは行かない

 ということもあるわけですが、だからといって人間関係が悪くなるわけでも

 なく、うまく、仲良くやっているようです。

 きっとこういう経験も、生きて行く上で大切な力になるのだと思います。

 

 

○まとめ

 公立中学校では、環境づくり、子どものガイドで、親は関わり続ける

 必要があります。

 でもその分、親子関係は希薄にならずに良い関係が作れるチャンスが

 広がります。

 また、家庭学習で、自分で学習を管理する能力をを身につけることは

 子どもにとって将来の大きな力になります。

 家庭学習でも十分に進学校が狙えますので、そのポイントは別の

 記事でご紹介します。

 

  

 中学3年生のこうきは、バスケットボールに、勉強に、遊びにと、

 大忙しの毎日です。

 世の中では難しい年頃と言われる時期で、私自身もこの頃は親とあまり

 話さなかったような気がしますが、息子たちはリビングで勉強を

 することもありますし、部活のこと、勉強のこと、友達のことを話してくれます。

 決して我が家は特別な環境ではなく、普通のサラリーマン家庭です。

 でも、自信を持って言えることは、親子で共通体験を重ねることには、

 時間と労力とお金(と言っても塾代に比べたらたいしたことないですよね)

 をかけてきました。

 こんな我が家の、のんびりマイペースな家庭教育の方法が、

 何か皆様のご参考になれば嬉しいです。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

 

 

 

 

  

 

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コメント

はじめまして。タイに在住し、インターナショナル校に通う中1の娘の母です。IBといって何かとリサーチを主体にしているカリキュラムで、英語、社会はもちろんですが、理科や体育でもインターネットなしでは何もできないようになっています。リサーチと称し(時々親の目を盗んでゲームをしていたときはけんかになります。)夜中まで起きていることがたびたびあるくらいなので(これは娘だけなのかもしれませんが)、時間管理力が大きな課題です。携帯電話は小6ではほぼ全員が持っていると思います。できるだけ携帯に頼らず、会っている時間を有意義に使うようにと言うのですが、電話でなければメール、チャットと、またいろんな手を打ってきて疲れます。ですから、家庭学習で自分で時間を上手に管理できるようになったというところ、もっといろいろ教えていただけたらと思っております。続き期待しています。

投稿: カノム | 2012年4月18日 (水) 23時25分

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