« 『東京大学 航空工学教室2011 お申し込みはお急ぎ下さい!』 | トップページ | 『小学生算数 世界旅行計画を立てながら速度を学ぶ』 »

『夏休みの自由研究と夏休みの課題の絵 ガイドした結果は』

中学生になっても親は離れないでガイド役!

 

2011年10月12日(水)

涼しい日が増えて、すっかり秋ですよね。

我が家の夏休み終盤は、息子たち(こうき 中2、あきら 小6)の宿題に

追われて大変なことになりました。

 

中学2年生のこうきは、小学生の時に、中学受験かそれとも近くの

公立中学か散々検討した結果、公立中学校を選択しました。

その経緯についてはブログの記事としてまとめています。

 

公立中学校は、予想通りに色んな考えの親と子どもたちがいて、それが

大変なこともあるし、とても勉強になることもあります。

どんなコースを歩んだとしても、社会人になれば色んな考えの人たちと

関わらなくてはいけません。

例え職場には似たような人しかいなくても、お客さんだったり、取引先

には、自分とは全く違う環境で育ってきた人たちがいることは十分

考えられます。

それぞれが背景に違う文化を持っているのですから、失敗が許される

子どものうちに多くの文化があるということを知ることは貴重な経験だと

思っています。

その中で「自分らしいとはどういうことなのか」をきっと見つけていくこと

でしょう。

 

さて、夏休みに戻りまして・・・

こうきは、今思えば昨年は少し反抗期だったようです。

夏休みの自由研究も、やってもやらなくてもいい課題だったので

「やりたくない!」

と言って手を付けませんでした。

課題で出されたも、自分で適当に仕上げて持って行きました。

もちろん、自分で取り組むのはいいことですし、やらないという選択も

ありです。

でも、私が昨年こうきを叱ったのは、彼がどの課題に対しても手を抜いて

一生懸命取り組んでいなかったからでした。

バスケットボール部で、部活動に夢中だったからもあるでしょう。

昨年の夏休みが終わった後、こうきと話をしました。

「何かに対して手を抜かずに一生懸命取り組むという経験はとても大切なこと。

来年の夏休みは、一つでいいから手を抜かずに本気で取り組んでほしい。」

そんな話をしました。

 

そんなことがあっての今年の夏休み。

2年生になり部長になったこうきは、昨年よりもさらに忙しい夏休み

になりました。

相変わらず夏休みの課題に取りかかりは遅かったのですが、今年は自分から

「自由研究をやる!」

と言ってきました。

私の方では、彼が興味があること、疑問に思うことをを聞いてみて、

どのように研究を進めていくと良さそうかアドバイスをしました。

彼も彼なりに本を読んだりして、テーマを「熱伝導率」と決め、

実験を進めました。

内容は、決して深いものではありませんが、自分で疑問に思ったことを

丁寧に調べて、最終的には省エネにつながる自分の考えを書いて

いました。

その結果、学校の代表として研究が選ばれて「優良賞」を頂きました。

 

昨年は適当に仕上げた絵の課題。

昨年と違っていたのは、今年は描きながら

「この枝の部分がうまく描けないのだけど、どうしたらいいと思う?」

とアドバイスを求めてきたことでした。

私も絵は父から教わりましたが、専門家ではないのでどうせたいした

アドバイスなどできません。

それでも子どもよりは長く生きている分、知っていることは多いわけで

それを伝えて多少のガイドをすることはできます。

今年のこうきは、本当に一生懸命絵を描き上げました。

その結果、昨年の絵と比べると同じ人が描いたとは思えないほどの違いが

絵に表れました。

時間をかけて出来上がった絵を、自分でも嬉しそうに眺めていました。

そして幸運にも、絵も学校の代表として選ばれ「優秀賞」を頂きました。

 

< 絵の表彰式 >

11100850s

 

小学校に比べると、中学校では親は子どもをガイドしなくなってしまいます。

夏休みの宿題も子ども任せになりがちです。

自立させることは大切ですが、中学生では、まだ学びにはガイド役が必要

です。

これは前にも記事で書きましたが、仕事で話す機会が多い東大の工学部生に

聞いてみたところ、彼らのお父さんお母さんは、中学生の時も手を離さず彼らを

見守りうまくガイドしていたということが分かりました。

アメリカ出張の前に読んだ教育関係の本にも、学びのガイド役の重要性

書いてありました。

 

How People Learn: Brain, Mind, Experience, and School Book How People Learn: Brain, Mind, Experience, and School

著者:National Research Council (U. S.) Committee on Learning Research and Educational Practice
販売元:Natl Academy Pr
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

授業を変える―認知心理学のさらなる挑戦 Book 授業を変える―認知心理学のさらなる挑戦

著者:米国学術研究推進会議
販売元:北大路書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

親がすごいことを教えなくても、手を離さず、少し子どもの疑問に寄り添って、

一緒に考えてあげるだけでも結果は大きく違ってくるはずです。

例えば夏休みの課題に取り組む時にも、親の経験から

「一生懸命取り組むことに価値がある」

ということを伝えてその方向にガイドするだけでも、その子の人生は

きっと変わってくるのだと思います。

 

小学生の子どもさんを持つお父さん、お母さんは、今のまま中学生に

なっても是非ガイドしてあげて下さい。

中学生の子どもさんを持つお父さん、お母さんは、まだ手を離さないで

どうかこのままガイドしてあげてほしいです。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

 

 

 

|

« 『東京大学 航空工学教室2011 お申し込みはお急ぎ下さい!』 | トップページ | 『小学生算数 世界旅行計画を立てながら速度を学ぶ』 »

コメント

こうきくんの受賞おめでとうございます!
充実した夏休みを過ごす事ができて、良かったですね。
子どもが中学生、それも2年生にもなると、「親の言う事はきかないから」と関わりをあきらめてしまいそうになる事があるようですが、yasukoさんは程良い距離を保って上手にガイドをなさって。。。。本当に素敵な親子さんです!
そういえば、うちの子は中二の時に夏休みの宿題で「発電についてレポートを書く」という課題が出ました。今は休館のようですが小さい頃よく行った渋谷の電力館にあらためて行ってみたりしました。1人で行かせるわけにはいかないので、私は付き人でしたけど(笑)。最終的には太陽光発電を調べる事になり半導体について調べる事も必然となりました。分かり易い資料探しが難しいので親バカかなーと思いながら私なりのアドバイスをしながら図書館へ付き合ったり。。。なんとかレポートは仕上がりました。今年(高一)の夏は磁石(強磁性)についてレポートを書いていましたが、図書館での資料探しもインターネットでの調べ方も大分上手になりました。半導体も強磁性も年齢なりの内容ですが、宿題が出来上がって良かったです。直接手を出さないまでも、心の事を含めて、まだまだサポートは必要ですね。

投稿: ミサブレ | 2011年11月 2日 (水) 20時57分

追記。yasukoさんやつばさ&すばるママさんに教えて頂いた、Newton付属の周期表がとても役に立っています!ありがとうございました。

投稿: ミサブレ | 2011年11月 2日 (水) 21時10分

☆ミサブレさん☆
Newtonの周期表いいですよね!
うちも長男がちょうど今学校で習っているところです。
そうなんですよね、中学生になると急に手を離してしまうお母さん、お父さんが多いように思います。
うちは親子関係はうまくいっていると思いますが、その理由の一つは小学生までの共通体験の多さではないかと思っています。
ホームステイに行って、一緒に目の前の困難を乗り越えたりした体験が今の私たちの関係の基のような気がします。
難しい年頃になっても、ちゃんと向き合ってうまくガイドしてあげたいものですよね。
ミサブレさんとムスメさんも、とても素敵な親子さんですよ!

投稿: yasuko | 2011年11月25日 (金) 20時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/261523/42477910

この記事へのトラックバック一覧です: 『夏休みの自由研究と夏休みの課題の絵 ガイドした結果は』:

« 『東京大学 航空工学教室2011 お申し込みはお急ぎ下さい!』 | トップページ | 『小学生算数 世界旅行計画を立てながら速度を学ぶ』 »