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『親子で大学へでかけよう! 東京大学工学部サイエンスカフェ』

手を動かして見えてくる大きな夢

 

2011年3月9日(水) 

どうしても情報の詰め込みになりがちな日本の教育ですが、

3月5日(土)東京大学工学部11号館で開催されたサイエンスカフェ

「宇宙の謎への挑戦」は、宇宙の神秘だけでなく、手を動かすことの

大切さ、ものづくりの楽しさを感じられるものでした。

詳しくは後日、科学技術振興機構『かがくナビ』に記事として掲載

する予定ですので、ここでは「ものづくり」という視点で簡単に

ご紹介します。

 

3月5日(土)に東京大学工学部主催で、小学生~高校生対象の

サイエンスカフェが開催されました。

11号館の講堂はで、好奇心いっぱいの子どもたち、お父さん

お母さんで満席となりました。

 

< 工学部11号館講堂の様子 >

1103055050

前半は国立天文台JASMINE検討室教授(室長)郷田直輝先生

お話。

宇宙にある天体の位置を測る話から、宇宙の大きさの話、宇宙の

形の話、ダークマター(暗黒エネルギー)の話など、小学生には

少し難しい内容もありましたが、子どもたちも、お父さんお母さんも

興味津々の様子でした。

質問タイムには

「どうして”暗黒エネルギー”という悪そうな名前がついているのですか?」

とか

「銀河の名前に”M31”とか”M”がついているのはどうしてですか?」

というような、素直でかわいらしい質問も飛び出しました。

 

後半は東京大学大学院工学系研究科教授中須賀真一先生

お話でした。

中須賀先生の研究室は小型の人工衛星を研究開発しています。

「人工衛星」なんて聞いても、なんだか難しそうですし、自分にはあまり

関係がない話に聞こえますよね。

ところが中須賀先生の研究室では、キューブサットというとても

小さな人工衛星の開発を行っているのです。

学生が中心となってプロジェクトを立ち上げ、マネージメントから開発、

運用まで全てを行っていきます。

1辺が10センチメートルという、とても小さな人工衛星の材料は

秋葉原で調達することも多いのだそうです。

秋葉原にある材料の中から、宇宙でも使える材料を吟味して

半田づけをしたり、組み立ててたりして人工衛星が出来上がる

と聞くと、人工衛星がとても身近に考えられますよね。

「東大の最大の立地の良さは、秋葉原に自転車で行けること!」

と笑顔で話されていた中須賀先生でした。

人工衛星開発プロジェクトでは、実際に宇宙空間に持っていく人工衛星

開発の前に、小さな空き缶の人工衛星(カンサット)をアメリカの砂漠で

飛ばします。

アメリカでは小さなロケットを飛ばす人たちがいて、その人たちの

力を貸してもらって飛ばすのだそうです。

まるでフェスティバルのような打ち上げ会場では、各国の言葉で

カウントダウンをして飛ばします。

 

< カンサット打ち上げの様子 >

11030550

 

「5、4、3、2、1、0・・・・」

と中須賀先生の声が響き・・・

あれ?  飛ばない?

と思ったら

「あ、これボタンを押し間違えちゃったんです!」

と中須賀先生。

会場は笑いに包まれました。

身近に手に入る材料だって、吟味して丁寧に作り上げることで

宇宙できちんと役目を果たすことができるんですね。

私自身、初めて人工衛星を身近に感じることができました。

大きくなりすぎた今の人工衛星でなく、キューブサットのような

小さな衛星だからこそできることがあるのだそうです。

詳しくは3月18日掲載予定の『かがくナビ』で!

 

今回のサイエンスカフェは、東大では珍しく小学生も参加の対象と

なり、実際に8割以上は小学生が参加していたと思います。

来年度も定期的に開催の予定だそうですので、みなさん要チェックですよ! 

私の方も仕事で関わりそうですので、イベント情報を逃さず

キャッチしたい方は、是非NPOにご入会下さいね。

NPO法人センス・オブ・ワンダー

 お問い合わせ:npo.sense.of.wonder@gmail.com

 (たまには宣伝しなくちゃ!)

  

今年の春休みはホームステイではなく、息子二人(中1と小5)を

連れてグアムに行ってきます。

昨年に続き、息子たちが英語を使える環境を提供してあげたいと

思っています。

日本語あふれるグアムで、うまく英語を使えそうな場所を探して

きますね!

レンタカーを借りて、色々と回れるといいな~と思っています。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

 

 

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