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『小学生算数 光の窓を工作しながら面積を学ぶ その2』

色を重ねると新しい色が生まれる

 

2011年1月28日(金) 

水曜日は3年生、4年生の算数教室の日です。

今週から、3年生のあやちゃんが教室で一緒に学ぶことに

なりました。

 

教室ではいつも、前半はそれぞれの進度に合わせて計算の

タイム測定をし、計算のテクニックを学びます。

後半は、算数、数学に必要な様々な概念を学びます。

先週から、このクラスでは面積の概念を学ぶため、カラーの

トレーシングペーパーを使った工作をしています。

 

先週の様子はこちら↓

『小学生算数 光の窓を工作しながら面積を学ぶ その1』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-c989.html

 

あゆみちゃんは、先週できあがったので、他の物を作ってみたり

トレーシングペーパーを切るお手伝いをしてくれました。 

今週できあがったりなちゃんの作品はこちらです。

 

< りなちゃんの作品 >

11012650_3

 

< 光にかざすと・・・ >

11012650_4

 

教室のメンバーに加わったあやちゃんも、素敵な光の窓を

作りました。

あやちゃんは、色を重ねてデザインしたので、他の二人とは

違った雰囲気になりました。

 

< あやちゃんの作品 >

11012650

 

< 光にかざすと・・・ >

11012650_2

 

トレーシングペーパーが重なった部分は色が混ざりあい、また

濃くなって、複雑な模様が浮かび上がります。

何色のトレーシングペーパーを何枚つかったのかを記録しながら

作ったので、来週は色別に、使ったトレーシングペーパーの面積を

計算します。

最後に『the super science book』を使って、光と色について学び、

この工作は終了となる予定です。

この本↓、アメリカで作られているかわいらしいポップアップ絵本なの

ですが、中身は本物志向で科学度満点です!

The Super Science Book Book The Super Science Book

著者:Kate Petty,Jennie Maizels
販売元:Bodley Head Children's Books
Amazon.co.jpで詳細を確認する

トレーシングペーパーは、光にかざすとややわらかい光を

私たちの目に届けてくれます。

美しい材料が教材だと、心もうきうきしますよね!

 

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『小学生算数 割合って役に立つよ!』

カップスープをおいしく作るには

 

2011年1月25日(火) 

今日は5年生の算数教室がありました。

その後は中学生の教室もあったのですけどね。

5年生の教室では「割合」を学んでいます。

 

割合は、子どもたちにとって、なかなか概念がつかみづらいものなので

教室ではなるべく「役立つもの」として実感してもらえるような方法を

研究しています。

例えば6年生では、ルノワールの配色を百分率で考えて工作をしたりも

しました。

今日の5年生はカップスープを使って割合を使ってみることになりました。

 

まず、「これならちょうどいい濃さ」というお湯と粉の量(どちらも重さ)を

教えます。

プリントも準備して、45gのお湯と5.4gの粉の割合がちょうどよい

ことを確認し、実際に量って作ってみます。

子どもたちは、試食できるとあって真剣です!

 

< 慎重に重さを量ります >

11012550

 

「まずは、味見だ~!」

ということで、基本の味(とっても濃さだけですが)を味見します。

「うんうん、ちょうどいいね。」

とみんなで確認。

 

「では、ここで問題です。お湯を100gに増やして、もっと多くの

スープを作りたいと思います。」

と、ここで腹ペコの子どもたちからは歓声があがります!

「粉を何グラムにしたら、ちょうどよい濃さのスープになるでしょう。

計算できた人から試してみよう!」

 

子どもたちはというと、そりゃあもう大急ぎで計算を始めます。

たかがカップスープだって、腹ペコの子どもたちの学びの

モチベーションを上げるには十分みたいです♪

 

まずは、お湯に対するちょうどよい粉の割合を計算します。

重さの割合は0.12という結果になりました。

子どもたちの計算により、お湯100gに対しては12gの粉が適量と

いうことになりました。

子どもたちは、計算したり、量ったりと大忙しです。

 

< 計算したり量ったりと大忙しの子どもたち >

11012550_2

 

小数点以下まで正確に量ってカップスープを作るとなると

ちょっとした実験のような気分になります。

全員うまく計算もできて、ちょうどよい濃さのカップスープを作る

ことができました。 

来週は、他の方法で丁度良い粉の重さを出す方法を考えて

みます。

 

今日は、カップスープにつられて、頑張って割合を計算したかわいい

子どもたちでした。

 

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『小学生算数 光の窓を工作しながら面積を学ぶ その1』

トレーシングペーパーを使って面積を学ぼう!

 

2011年1月19日(水) 

皆様、明けましておめでとうございます。

すっかり更新が滞っておりました。

本年もよろしくお願い致します。

 

前の記事で紹介致しました『英語の科学工作教室』は大変好評に

終わりました。

3人のバイリンガル(東大工学部生)は講座中は全て英語で、私たち

スタッフもほとんど英語だったので、教室の中はまるで英語圏のように

なっていました。

興味のある方は、こちらをご覧下さい↓

『会場は英語圏に早変わりしました! 英語の科学工作講座ご報告』

http://sense-of-wonder-2008.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-c61c.html

 

さて、私の算数、数学教室にも冬休みを終えた子どもたちが戻ってきました。

今日は4年生の教室の日でした。

今は面積の勉強をしているのですが、そもそも人間が「広さ」を数値に

表して記録しようと思ったのは、畑の所有権の主張のためだったのだとか。

秋元仁先生『数の大常識』には、古代エジプトではナイル川が

反乱する度に耕地が流され、測量しなおさなくてはいけなかったので

面積を測る必要があったのだ、というお話も書かれています。

なるほど、そんな話を聞くと、確かに面積を数値で表すのは重要な

ことだったのだろうな、と子どもたちも感じることでしょう。

 

数の大常識 (これだけは知っておきたい) Book 数の大常識 (これだけは知っておきたい)

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大事なものの広さを数値で表すというのは、人と人とが関わりあって

いくためには必要なことなのですよね。

それは今でも変わりません。

とはいえ、私の教室では、畑を耕すわけにもいきませんので、ちょっと

変わった紙を使って、「大切な紙」の面積を計算することにしました。

使うのはカラーのトレーシングペーパーです。

以前、オーストラリアのシュタイナー小学校へ息子たちが留学した

ことがあり、シュタイナーの「概念を教える」「本物をみせる」という

教育手法を教室の中にも取り入れているのですが、シュタイナー教育

ではトレーシングペーパーを使ってローズウインドウという教会のステンド

グラスのようなものを作ります。

光を通す様々な色のトレーシングペーパーを使い、同じ色を折り重ね

たり、違う色を重ねたりしながら、光の色の変化を楽しむのです。

 

はじめてのローズウィンドウ―光を楽しむ、ペーパークラフト Book はじめてのローズウィンドウ―光を楽しむ、ペーパークラフト

著者:中山 真季
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教室の4年生は、初めての面積を学びますので、丸いローズウインドウの

面積を計算させる訳にもいかず、まずは四角い窓を準備しました。

 

< 工作用紙の枠にトレーシングペーパーを貼ります >

11011950

 

子どもたちはこれに2センチ四方の正方形のトレーシング

ペーパーを重ねて貼っていきます。

 

11011950_2

 

好きなところに好きな色を貼りつけたらできあがり!

 

< 美しい窓のできあがり!(あゆみちゃんの作品) >

11011950_3

 

光にかざしてみると、下地の色と重ねた紙の色が混ざり

合います。

 

< 光にかざすと・・・ >

11011950_4

 

作った後は、トレーシングペーパーのそれぞれの色を

どのくらいの面積分使ったのか計算します。

写真の、あゆみちゃんの作品は、正方形がわりとバラバラに

なっていますが、くっつけて作るとまた面積の計算方法も変わって

きそうですよね。

来週は、面積の勉強と共に『The Super Science Book』を使って

「色とは何か」ということも学んでいく予定です。

 

The Super Science Book Book The Super Science Book

著者:Kate Petty,Jennie Maizels
販売元:Bodley Head Children's Books
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

様々な色のトレーシングペーパーは、シュタイナーの教材を取り扱う

お店で購入することができます。

 

『天花地星』>ローズウインドウペーパー

http://www.tenkachisei.jp/teaching/164.html

 

 

美しい光の窓を作りながら、面積の勉強なんていかがですか?

  

 

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