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『小学校算数 パンケーキで学ぶ初めて出会う分数』

その昔、等しく分けることは大切だった

2010年9月15日(水) 

 

私が運営している算数教室では「どうしてこの算数を学ぶ必要が

あるの?」ということをできるだけ子どもたちに伝えられるよう

工夫しています。

小学校の算数って昔の人たちの生活にしっかりと結びついて

いて、とってもロマンチックなんですよね。

 

さて、水曜日の算数で4年生が学んだのは分数です。

4年生では分数と小数とがいっきに出てきます。

今教室では分数を学んでいます。

「分数と小数はどこが違うの?」

と子どもに聞かれたら皆さんはなんと答えるでしょう?

 

小数は、1よりも小さな数を表すため、どんどん10ずつに分けて

いきます。

これは大きな数を数える時の規則と同じなので何かと都合がよいもの

です。

人間の指の数が10本だったので、10ずつまとめて数えたり分けたり

することが分かりやすかったのだろうと言われています。

でも実は10という数はそんなに便利な数じゃなかったりもしますよね。

だって分けにくい数なんですから。

  

さて、分数の話に戻ります。

昔の人たちにとって、等しく分けるということはとても大切な

ことでした。

分数は1つのものを「等しく分ける」ことから始まったのだと

言われています。

(秋山仁先生の「数の大常識」では分かりやすく解説してあります)

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大切なものを等しく分けることから始まったという分数。

このことを子どもたちに実感してもらうため、4年生の女の子

たちにとって大切なもの・・・う~ん、なんでしょう?

ぜったいに等しく分けたいと思うもの!?ということで、今回は

パンケーキを使いましたよ。

パンケーキを三等分して1と3分の2、1と3分の1を作ります。

 

< 1と3分の2+1と3分の1 >

10091520

 

合わせてみると・・・

100916220

 

ちょうど3枚になりました! 

100915320_2 

 

 

さて、もう一問、帯分数のたし算を解きながらイメージを

つかんでもらいます。

 

100915420

 

帯分数のたし算では、1枚のまん丸なパンケーキは、計算

する時にはそのまま数えるだけ。

あとは、3つに分かれているかけらを合わせてみて・・・

「わぁ、これで1枚になったよ!」

と子どもたちから声が上がります。 

「分母の数だけ集めたら、ほら1枚になったね!」

こんな話をしていても、いいにおいに子どもたちは気もそぞろ。

上手に計算ができた後は、はちみつをかけておいしく

頂きました。

 

りなちゃんとあゆみちゃんは、これからは分数の式を見たら、

パンケーキが思い浮かぶかもしれません。

でも、算数ではこのように概念を身につけることはとても

大切なことです。

是非ご家庭でも美味しい分数を楽しんでみて下さいね。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております

  

 

 

 

 

 

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