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『東京大学 夏休み航空宇宙工学教室』

2010年の開催は検討中のようです

2010年5月18日(火) 

 

東京大学工学部航空宇宙工学専攻では、毎年夏休みに小中学生

の親子を対象に、「夏休み航空宇宙工学教室」が開催しています。

(いました? 昨年は耐震工事のため中止になりました)

私も2007年に息子二人とお友達親子と一緒に参加して、空気の不思議

から始まる飛行機ロケットの授業に感銘を受けました。

「研究者が伝える科学の本質」に触れることができた感動を、このブログでも

紹介させて頂いたこともあって、今年もこれに関するキーワード検索で

ブログへ訪問して下さる方もいらっしゃるようです。

2010年の開催について、今分かっていることをお知らせさせて頂きます。

 

2010年の夏休み航空宇宙工学教室は開催の形を変えて(名前も変わる

かもしれません!)実施できるかどうか検討中です。

6月の半ば以降には実施できるかどうかの決定がなされると思います。

私が代表を務めるNPO法人センス・オブ・ワンダーでも開催のお手伝いを

する予定であることと、NPOのメンバーの一人が工学部のゼミの非常勤講師

をしていることもあって、開催が決定しましたらこのブログでも紹介する予定です。

 

気になる方はこちらのページもチェックしてみて下さいね。 

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻

http://www.aerospace.t.u-tokyo.ac.jp/

 

夏休みが待ちきれない皆さんは、5月29日(土)30日(日)

本郷キャンパスで開催される五月祭へ是非お出かけ下さい!

工学部7号館(航空宇宙工学専攻)では、ライトフライヤー号の

フライトシミュレーター体験などができる予定です。

その他の建物でも、チタンで携帯ストラップを作ったり、発電の実験

(だったかな?)ができたり、模擬店で食べ歩きをしたり、上手に回れば

小学生でも十分楽しめます。

 

小学生、中学生のころから大学のキャンパスへ出かけてみるということは

将来の学びの場の様子を知ることができるという意味で、子どもたちに

とっても興味深い体験になると思います。

小学校や中学校とは違う、自由でアカデミックな大学の雰囲気を感じて

下さいね。

 

< 昨日(5月17日)撮影の本郷キャンパス >

*ここにも模擬店が並びます!

P1010805

 

 

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『公立中学を選択したその後 -中学受験をしないという選択-』

「公立中学へ通う良さってなんでしょう?」

2010年5月17日(月) 

 

今年の4月に、こうき(長男)は、家のすぐ近くにある公立中学

進学しました。

学校の学習内容だけでは物足りないように見えるこうきにとって

先取り教育が期待できる私立中学の受験という選択肢は、こうきが

3年生から5年生まで3年間もの間、我が家では検討対象でした。

それなのになぜ我が家が公立中学を選択したのかについては、昨年

書いたブログをご覧に下さい。

『中学受験?それとも公立中学 前編』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-1efa.html?cid=55317742#comment-55317742

『中学受験?それとも公立中学 後編』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-8d54.html

 

さて最近のこうきの様子をご紹介してみます。

近くにある公立中学進学を選択したので、今年の春休みは時間的にも

(金銭的にも・・・かな!?)余裕がありました。

そこで?我が家は昨年に続いて再びサンフランシスコにホームステイ

行くことになったというわけです。

(詳しくはカテゴリー『サンフランシスコ親子ホームステイ』をご覧下さい)

 

進学後の様子はというと、小学校からの仲良くしている友達と一緒に

バスケットボール部に入り、毎日毎日くたくたになるまで練習をして

帰ってきます。

学校が近いので部活にもしっかり時間が使えているようです。

これは近くの公立中学へ進学するメリットですよね。

週に2回は朝練もあります。

練習は厳しいようですが、打ち込めるものがあって毎日楽しそうです。

 

もう1つのメリットは、親の顔が分かる子どもたちと同じ教室で

学ぶということです。

思春期にはいろんなことがあります。

それでも、親同士で情報を共有しながら一緒に子どもたちを育てて

いくことができます。

先日、1年生の中でちょっとした問題が上がったのですが、周りの

親との連携でとてもよい方向で解決することができました。

これは地元の中学校に進学したからこそだと思っています。

 

そして気になる学習面のことです。

私の考えはこうでした。

「もしも、授業が成り立たないほど学校が荒れていたら中学受験を

させよう」

これは私自身が父の転勤で全国3校もの中学校に通って、色々な

中学を見た経験からの基準でした。

ある程度の環境までは、高校受験というレベルでは個人の学力には

影響しないように感じていました。

環境に関係なく、勉強する子は勉強するし、しない子はしないのです。

こうきが通う中学校は、2年前までは少し荒れていたそうです。

中学受験をするかどうか迷っていた時期には、学校の評判は決して

良いものではありませんでした。

でも噂は本当なのかも確かめずに中学受験に踏み切るつもりは

ありませんでした。

そうであれば、やるべきことは「自分で学校を見てくる」ということです。

声をかけてみると、同じ考えのお母さんたちが何人かいて、一緒に校長

先生に会いに行きました。

お会いした校長先生は赴任1年目で、学校の改革を始めたばかり

でしたが、この先生になら子どもを預けられると思える頼もしい

教育者でした。 

そして実際にこうきが入学した中学は、噂とは全く違っていました。

校長先生の改革が進み、部活動も活発になり、子どもたちが信頼

できる先生方の存在がありました。

今は中間試験の勉強期間中ですが、定期テストに向けての学習の

進め方や、どうしたら定期テストで点数がとれるのか、についても

きちんと指導があります。

こうきも、周りの子どもたちも頑張っているようです。

 

では、私立中学に進学すれば期待できたはずの先取り教育

どうしたらいいのでしょう?

高校に進学した時に、先取りで学んでいることは大学受験での

余裕につながります。

でも公立中学では難しいのでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。

まずは中学3年間で学習する内容を、親が確認してあげて下さい。

教科書を取り寄せれば簡単にできることです。

自分すらゴールの分からないマラソンを子どもに強いてはいけない

ですよね。

後は、自分の子どもの能力(暗記力や興味関心、集中力など)と

照らし合わせて、できる範囲で進めていけばいいのです。

具体的な先取りの方法は後日記事にしたいと思っています。

 

最後に、私が感じている中学受験のメリットも書いてみたいと思います。

私は昨年から、東京大学のあるゼミの手伝いをしています。

私は科学教育の研究をしているので、東大の理系の学生さんたちが

どのように育ったのかということにとても興味があります。

(彼ら、彼女らは、公立高校出身の人も私立高校出身の人もいます)

彼らの多くは、子どもの頃両親が科学館博物館に連れて行って

くれていたことが科学的な考え方を身につけるきっかけになったと

答えたのですが、数人は中学受験勉強の中で科学の本質を

考えさせられる良問に出会ったからだと答えました。

こうきが中学受験のテキストを使っていたころ、確かに良問にも出会い

ました。

中学受験はこういう良いところもあるのです。

 

でも私の結論としては、良い環境作りは親次第、子ども次第だと

いうことです。

人任せではどんな環境もその子にとってベストにはなりません。 

自分の子どもに何が一番大切なのか、将来を考えてどんな環境で

どんな力をつけてほしいのか、焦らずゆっくり考えることが大切だと

感じています。

 

こんな、先取り教育の心配をする長男とは裏腹に、我が家の次男(あきら 5年生)

はやっと漢字テストで良い点が取れるようになってきました。

兄弟でも得意不得意それぞれですよね。

親としてはゆったり構えて、しっかり支えてあげたいものです。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております

 

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