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『親子で東京大学のシンポジウムへ出かけてみませんか?』

小学生も参加できる飛行機のシンポジウム

2009年3月16日(月)晴れ 

 

小学生の子どもをお持ちのお父さん、お母さん、子どもと一緒に大学へ

出かけてみたことがありますか?

私たちは小中高校までにはない大学の自由な学びの雰囲気が好きで、

よく大学へ出かけます。

自分で選べる学びの時間は大学に入って初めて手に入れることが

できますよね。

私たちが出掛けるのは、手軽で楽しい大学の博物館だったり、大学で

開催される子ども向けの科学教室だったりです。

 

2年前の夏休みには東京大学で開催された、夏休み航空宇宙工学

教室へ参加してきました。

ゴム動力飛行機ペットボトルロケットの制作を通じて、物理の基礎を

体感できる有意義な体験でした。

何よりも楽しかったですしね!

ただの工作教室では終わらないところはさすがです。

 

『夏休み航空宇宙工学教室 一日目』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_d18c.html

『夏休み航空宇宙工学教室 二日目』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_45f1.html

 

そして今日は東京大学で開催される航空イノベーション研究会のシンポジウム

をご紹介致します。

 

< ご案内のリーフレット >

*画像はクリックで拡大できます

Utaeroinnovation2nd

 

 

 

 

 

 

これだけ聞くと

「そんな難しそうなものに小学生の親子が参加できるの?」

と思ってしまいそうですが、これができるのです!

このシンポジウムを企画され、研究会の委員長でもいらっしゃる東京大学

大学院航空宇宙工学専攻教授鈴木真二先生から

「小学生の皆さんもどうぞ!」

とおっしゃって頂いてます。

ボーイングJAPAN社長二コールさんの「飛行機はこうして作られる」

という講演や、東大の学生の「環境に優しい航空システムの提案」の発表

などは小学生でも楽しめるそうですよ。

 

日時:3月25日(水)13時~17時30分

場所:東京大学 安田講堂(本郷キャンパス)

 

詳しくは『かがくナビ』鈴木真二先生から教えて頂いた「小学生の

参加のコツ」と共にご紹介しました。

是非ご覧になって下さいね。

 

『かがくナビ』>『ナビコラム』>『親子で東京大学のシンポジウムに出かけてみよう!』

http://www.kagakunavi.jp/column/show/2597

 

桜が咲き始める本郷キャンパスへ出かけて、学びの雰囲気を満喫する

のもよさそうです。

 

こちらのブログは小学館の子育て情報サイト

ウェブeduでご紹介頂いております。

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『中学受験?それとも公立中学? 後編』

中学校で何を学びますか?

2009年3月14日(土) 

 

前編では、中学受験かそれとも地元の公立中学か、ということに

ついて、我が家で3年にも渡って考えてきた内容をご紹介しました。

 

『中学校受験?それとも公立中学? 前編』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-1efa.html?cid=55317742#comment-55317742

 

4月から6年生になるこうき(長男)は、中学受験はせず、近くの公立中学へ

進学することになりそうです。

それなりに受験の準備も進めてきたのですが、私たちは公立中学を”選択”

する予定です。

その理由は前編に書いた通りなのですが、さらに最近あった二つの出来事

私たちの迷いを吹き飛ばしました。

 

その前に、我が家では

「中学で学ぶことはなんだろう?」

ということも話したのでその内容をご紹介します。

 

中学で学ぶことは数学や英語でしょうか?

もちろんそれもあるでしょう。

でも、公立私立に限らず、日本のように1クラスの人数が多い状況で、

果たして生徒一人のために先生から伝えられるものはどのくらいあるの

でしょうか?

先生は学びのきっかけを与えて下さるものなのかもしれません。

それならば、その後は自分でやるしかないのですよね。

 

そう考えていくと、中学校という場所で学ぶべきものの一つは、同じ年代の

子どもが集まらないと学べないことなではないかと考えるようになりました。

つまり人間同士の関わり方を学ぶ場所なのかなと。

考えが合う子、合わない子、見かけはつっぱってるこ、おとなしい子、

色んな人との関係の持ち方とか、相手の心に触れる方法や、時には

距離を取らなくてはいけないことだってありますよね。

そういったものを学ぶ場所なのだと考えてみた時、中学校に望むもの

変わって来たのです。

 

今私たちが中学校に望んでいることは

子どもが安全に学校生活を送れること、

何かあった時には信頼できて相談できる先生がいること。

勉強は自分でしてもらうつもりです。

もちろん良い環境は準備しますけどね。

 

そんな風に思うようになった時に二つの出来事がありました。

一つは、進学する予定の公立中学の校長先生とサイエンスカフェならぬ

「Cafe de Educateur(教育者のカフェ)」を開催して、同級生の保護者と

一緒に色んなことを直接聞いてみたのです。

中学の校長先生は、ブラジルオーストラリアの日本人学校で教えた

経験を持っていらっしゃって、外から日本の学校を見る目を持つ

頼もしい教育者でした。

何よりも、赴任してきたばかりの今の中学校を改革しようと考えて

いらっしゃることを聞き、楽しみであると同時に、私たちも何か協力

できないものかと思うまでになりました。

この校長先生なら、何かあった時には相談にのって下さるだろうと

参加した保護者の方々も思ったようです。

これで私たちが中学に望むことは満たされそうだということが

分かりました。

 

もう一つの出来事は、ある大学で研究をされる有名な先生から

最近の小学校、中学校についてのお話を聞いたことです。

いわゆる御三家と言われている学校に入っても、公立の学校

に入っても「先生」という職の人が授業をすることには変わりないと。

良いとか悪いとかはおっしゃっていませんでしたが、大差はない

のでは?と言われたのです。

どこへ行っても”物事の本質へたどり着く道筋”はなかなか教えては

もらえないのでしょうか。

 

そんな出来事があたったので、公立への進学を選んで、地域の人たちと

共に学校自体を盛り上げていってみようと思うようになりました。

どんな結果になるのかはだれも分かりませんが、私たちなりの理由を

持ってこの選択をするつもりです。 

その後の様子はこのブログに綴って行こうと思っています。

 

中学受験全盛のこの時代に、塾の広告や様々な情報で迷うのは当然

だと思います。

でも、どちらを選ぶにしろ、子どものためにもう一度ゆっくり考えてみて

ほしいのです。

それぞれで得るものと失うものがあることを。

  

私たちはというと、もう迷いもなくサンフランシスコホームステイ

行って参ります!

準備も進めなくちゃ。

 

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『大学の”知”を小学校、中学校へ』

子ども時代に学ぶべきことは何でしょう?

2009年3月8日(日)くもり 

 

中学受験かそれとも地元の公立中学か、の後編は少しお待ち

下さいね。

実は我が家が公立中学を選択するのには、後編でご紹介する2つの

理由の他に、周りの環境の大変化があります。

そしてその大変化は私たち(私と周りの親たち)が自ら起こしたものです。

私自身は、誰もが等しく学びの場を持てるためには、公立の学校を

応援したいと常々思っていました。

そして実際に私たちは今動いていて、それが少しずつ形になっています。

 

先日開催したジュニアサイエンスカフェもその試みの一つです。

ジュニアサイエンスカフェで研究者と子どもたちを直接会わせる

ことの意味は、前回の記事にも書いたように、全てが分かり切った

こととして教える授業ではなく、物事の本質にたどり着く道筋

子どもたちに見てもらいたかったからです。

そしてサイエンスリテラシーを身につけた本物の科学者は、物事の

本質にたどり着く論理的な方法を知っています。

 

昨年立ち上げたNPO法人センス・オブ・ワンダーで、来年度は

大学と小学校の連携授業の手伝いを考えています。

 

090301  

 

 

  

手伝いというより、私たちから提案したものなのですけど。

すでに具体的に動いていて、先週は東大の三宅なほみ先生

(東大大学院教育学教授)ともお会いしてきました。

カリフォルニア大学でご研究をされていたという三宅先生は

聡明で美しい素敵な方で、お話を伺っているうちにあっという

間に時間が過ぎてしまいました。

東大と地元の小学校を結びつけるというお話には賛同して

頂き、今少しずつ動き出そうとしています。

これからどうなるのかはまたご報告致しますね。

 

私たちがどんなお話をしてきて、今何をしようとしているのか

興味を持って頂いた方は、NPOのブログ『サイエンスカフェ日記』

覗いてみて下さい。

 

『サイエンスカフェ日記』

http://sense-of-wonder-2008.cocolog-nifty.com/blog/

 

そうそう、中学受験をしないと決めて、時間とお金に余裕!?が

できた我が家は、この春休みにサンフランシスコホームステイ

行ってきます。

ノーベル賞受賞者を数多く輩出した名門校、カリフォルニア大学

バークレー校(UCバークレー)にも子どもたちと行ってみる予定です。

公立中学を”選択”することで生まれた時間をうまく使えば子どもの

生きるための財産になるはずですよね。

 

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『中学受験?それとも公立中学? 前編』

中学校を決める前に

2009年3月2日(月) 

 

子どもが小学校の3、4年生になると、中学受験か、それとも地元の

公立中学か、と考える時がありますよね。

この中学受験全盛期の時代、皆さんはどうやって子どもの進路を

選択しますか?

うちの息子たちは5年生と3年生。

長男(こうき 5年生)については、受験するのならもう踏み切らなくては

いけない最終決定の時期に来ています。

多くの人が選択に迷う中学受験。

我が家はどういう道筋をたどって、どのような選択をしようとしているのか、

ご紹介してみたいと思います。

 

私が最初に中学受験を考え始めたのは長男が3年生の時でした。

私自身は転勤族の家庭に育ったのですが、中学3年生で福岡に

落ち着き、公立中学、公立高校、国立大学へと進学しました。

私の行った高校は進学校だったので、私立の中学から受験し直して

高校へ入学してくる友達もいます。

その友達は中学3年間で高校一年生の範囲まで学んで入学してくる

ので、高校入学の時点ですでにスタートラインが違っているのです。

一方、公立中学育ちの私は、学校は目一杯!?楽しんでいましたが、

授業が成り立ったり成り立たなかったりする中学校の時間を少しだけ

もてあましていたので、そのもてあましていた時間に、もう少し何か学ぶ

材料を与えてもらっていたら、後が楽だったのにな~と、そんなことを

感じていました。

そういう自分の過去から長男の中学受験を考え始めていたのです。

 

長男については3年生、4年生、5年生と、それなりに自宅で中学

受験対策もしてみて、大手受験塾の入塾テストも受け、いつでも通い

始められる状況だったのですが、どうしても私が受験に踏み切れ

なかったのには理由がありました。

彼自身も「塾より外で友達と遊びたい!」と言っていましたしね。

 

一つは受験塾が教える内容についてでした。

受験塾は受験に合格することを目標としているわけですから

もちろん解答のテクニックを学ぶ場所なわけです。

問題そのものに疑問を感じたりせずに、とにかく上手に問題を

解くことを身につけなくてはいけません。

上皿天秤の使い方で、右利きだの左利きだの、そんな変な問題にも

疑問を持ってはいけないのです。

疑問を持ってしまう私は中学受験生の母には向いていない・・・

そんな気がしました。

でも、受験問題には、解いていくうちにそこから興味が広がるようなものが

あるのも事実です。

ただ私と長男が向いていなかっただけなのですけどね。

 

もう一つは、大切な子ども時代の時間受験勉強の時間引き換える

ほどの価値を、受験に見つけられなかったからです。

中学受験で得られるものはなんでしょう?

安心な環境でしょうか? 本当に安心なのでしょうか?

公立よりも先取りした教育でしょうか?

でもそれは家庭で与えられる環境かもしれません。

 

ではそれと引き換える大切な子ども時代の時間は・・・

 

外で体を動かして、走ったり転んだり、現実の世界を体で知る時間

です。

友達と喧嘩したり、仲直りしたり、約束したり守ったり、人との関わり方

を学ぶ時間です。

ゆっくりと家族で出かけて自然に触れたり、本物に出会って感動

したりできる時間です。

もしかするとその中から将来の夢が見つかるかもしれません。

実は立ち上げたNPOで開催したサイエンスカフェにお呼びした

ゲストスピーカーの方全てが小学生の時に今の仕事を目指す

きっかけに出会っていたのです。

それは家の近くの地層の断面だったり、宇宙飛行士さんの講演

だったりです。

 

そんなことを考え続けて踏み切れないまま、なんと3年も経ってしまい

ました。

そして最近あった二つの出来事から、長男は公立中学を選ぶことに

なりそうです。

もしも、地元の中学に行かせたくないから・・・という消去法で中学受験を

選ぶのなら、ちょっと待って下さい。

その前にやるべきことがあるかもしれませんよ!

 

次回は二つの出来事と公立中を選ぶ理由をご紹介したいと思います。

 

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