« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

『小学生科学 砂って宝石!』

砂は何からできているの?

 

8月18日(月)

福岡に帰省している時に、息子たちと色々な砂浜に出かけました。

二人は大喜びで泳いだり、砂浜で遊んだり、福岡ならではの夏休みを

満喫しました。

ところで、福岡にはたくさんの砂浜があるのですが、それぞれ砂が

違っているのです。

その違いは裸足で歩いてみても分かります。

 

ところで砂って何でできているのでしょう?

 

息子たちとそんなことを考えてみました。

最初の訪れたのは、海の中道という砂州の近くにある大岳

砂浜です。

この砂州は片方が博多湾、片方が玄界灘で、まさに”海の中にある道”

なのです。

その博多湾側で集めた砂は、とても細かくてきれいな砂でした。

 

< 大岳の砂 >

*画像はクリックで拡大できます

08081230

 

 

 

 

写真では分かりにくいのですが、粒がそろってとても細かい砂です。

石英が多く混ざっていて、顕微鏡でみるときらきらしてとても

きれいです。

 

次に訪れたのは福岡市を出て佐賀県の唐津に向かう途中、二丈町にある

姉子の浜です。

ここは鳴き砂の浜として有名な砂浜です。

 

< 姉子の浜 >

08081230_2

 

 

 

< 姉子の浜の砂 >

08081230_3

 

 

 

この砂は、大岳のものよりも少し粒が大きいのですが、その

大きさできちんと揃っています。

そしてやっぱり石英の量が多く、きらきらして本当に美しいのです。

ある程度の大きさで粒がそろい、石英の量が70パーセントを

超えると鳴き砂になるのだとか。

この砂を顕微鏡で見ると、まるで宝石を集めたようです。

 

普段、周りにある砂には、あまり気にとめることもないですよね。

でもその砂たちは岩石(鉱石)のかけらの集まりなのです。

川に流されたり、波に洗われたり、熱されたり冷やされたりの繰り返し

で細かくなった石たちは、小さな宝石となったのですね。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『小学生科学 大学の博物館に出かけよう①』

ゆっくり観て触れる大学の博物館(九州大学編)

 

8月11日(月)

お盆には福岡に帰省していたのですが、滞在中に色んなところへ出かけて

来ました。

その一つが、九大箱崎キャンパスにある九州大学総合研究博物館です。

九大は私の母校なのですが、実は博物館があることをつい最近まで

知りませんでした(汗)

せっかくそんな楽しいものがあるのに認知度が低いようなので本当にもったいない

ことですよね・・・

国立大学では、長い年月をかけてそれぞれの研究室が研究のために

コレクションしてきた標本や、使ってきた道具を、大学内の博物館に

展示していることも少なくないようです。

近くの大学を調べて散策してみると、すご~い博物館が存在するかもしれません!

 

さて、九大の博物館はというと・・・

 

旧工学部の古めかしい建物の中に博物館がありました。

 

< 博物館がある旧工学部3号館 >

*写真はクリックで拡大できます

08081130

 

 

 

この中の一室が博物館となっています。

 

< トイツ フライベルグの鉱山模型 >

08081130_2

 

 

 

< 触ることができるカブトガニの甲羅 >

08081130_3

 

 

 

触っていいということで、ついつい裏返して見たくなるのですが、

「裏返しにしないで下さい」

の表示が。

でも、時すでに遅し・・・

ごめんなさ~い!

 

< チョウの標本 >

08081130_4

 

 

 

そして、キャンパス内のこの建物以外の場所にも5~6箇所展示室が

あるのです。

鉱石があったり、古代人の人骨があったりと、不思議なもの面白いものが

たくさんありそうでした。

今回はあまりの暑さに断念してしまいましたが、次回の帰省の時には

ゆっくりと回ってみたいな~と思っています。

 

東京大学や秋田大学の博物館も訪れてみましたが、共通していることは、

触れることができる展示が多くて、展示物がとても身近に感じられることです。

研究のための道具などをみていると、当時使っていた研究者の方々の

熱意が伝わってきそうです。

 

そしてそのことがあまり知られていない・・・これも共通点かもしれません。

残念なことですよね。

 

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

『小学生科学 飛行機にのって大気圧の実験!』

簡単でびっくりの大気圧実験

 

8月9日(土)

ただ今、福岡滞在中です!

福岡は日の出も日の入りも関東と比べるとずいぶん遅くて

「西に来たな~!」

と実感できます。

福岡に帰省するのには飛行機に乗るわけですが、息子たちと一緒に

簡単な大気圧の実験をしましたよ。

これは、先日、”かがくナビ”の中の”実験ナビ”のお仕事でお世話に

なった(今もお世話になっているのですが・・・)、東京大学大学院教授の

鈴木真二先生に教えて頂いたものです。

 

まずは、飛行機が水平飛行しているうちに、空になったペットボトルのふたを

きっちりと閉めておきます。

 

< ふたをしたペットボトル >

*画像はクリックで拡大できます

08080920

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ着陸態勢に入って飛行機が高度を下げると・・・

 

ペットボトルはみるみるつぶれていくんです!

 

そしてこの頃、耳が痛くなります。

ペットボトルがこんなにつぶれるんだから、耳が痛くなるのも納得

です。

  

空港に降り立ったころには、すっかりぺったんこ!

 

< ぺったんこになったペットボトル >

08080920_2

 

 

 

 

とても簡単にできる大気圧の実験ですよね。

どんなことでも、実際に自分で実験して目で見てみると、驚きや感動が

あるし、もしかすると思いがけない発見だってあるかもしれません。

 

簡単な実験なので、飛行機に乗る予定のある方は是非試してみて

下さいね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

『小学生夏休み 旅行に行って自由研究もしちゃおう!』

夏休み 家族旅行と自由研究

 

8月4日(月)

夏休みは長いようであっという間ですよね。

家族旅行にも行きたいけど、自由研究や読書感想文、工作など

片付けないといけない宿題もたくさん!なんて困っている子供たちや

お父さん、お母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

もし、旅行に出かけて、楽しい自由研究もできてしまうのなら、まるで夢のような

話ですよね。

実はそんなこともできてしまうかもしれません!

 

今回私たちが参加したのは、秋田大学工学資源学部附属鉱業博物館

主催するジュニアサイエンススクール

今年は8月1日、2日の二日間で開催されました。

テーマは『川原の石から大地の成り立ちを探ろう』というもの。

東京駅から秋田市内までは新幹線で約4時間、飛行機を使って3時間の旅です。

また秋田市内から、日本一の透明度を誇る田沢湖まで足をのばせば、

一軒宿の温泉などもあります。

 

さて、そのスクールの内容はというと・・・

教えて下さったのは秋田大学鉱業博物館専任講師西川治先生です。

ご自身が研究者でいらっしゃる西川先生は、二日間のスクールの中で、

子供たちと一緒に、身近な”石”を通じてその出所となった山々について調べ、

”現象の背景にある自然の成り立ちを感じてほしい”というメッセージを伝えて

下さいました。

 

一日目。

まず、石を集めに行く前に、目的地、岩見川周辺の地形とその源流を

地図で確認します。

ただ拾って標本にして終わるのではなく、きちんと地形を学ぶことで、

これから集めに行く石たちが、一体どの辺りから旅をしてきたのかが

分かるようになるのです。

地図の見方も勉強して、いよいよ岩見川の川原へバスに乗って

出かけます。

 

難しいことはさておき、まぁとにかく川原での石拾いは文句なく楽しい

のです!

 

< 石を探してハンマーで割ります>

*画像はクリックで拡大できます

08080530

 

 

 

見つけた石は専用のハンマーで割って中を確認し、その種類を

調べます。

 

参加した中学生は、拾ってきてはすぐに石を分類していました。

さすが~!

どんな種類の石が見つかったのかな?

 

< 石を分類する子供たち >

08080530_2

 

 

 

このように楽しみながら、思う存分気に入った石を集めて一日目は

終了しました。

 

さて、二日目はというと、博物館内の講堂でさっそく標本作りが行われ

ました。

石はハンマーで割って調べることもできるのですが、今回は

石を切る作業もありましたよ。

これにはさすがの子供たちも

「石って切れるの~?」

とびっくりしていました。

 

< 石を切る >

08080530_3

 

 

 

石に詳しくない私にとっては、その分類はとても難しいのですが、

子供たちは先生やスタッフの方々に教えてもらいながら、なんとか

標本の形になりました。

まだ未完成ですが・・・

 

< 石の標本 >

08080530_5  

 

 

 

そしてこれらの石を調べて見ると、川の上流にある山肌から

流れてきたものだということも分かりました。

 

身近な石には、大地の情報がたくさん詰まっているのですよね!

東京よりも涼しい秋田へ旅行して、自由研究も完成させて

とてもお得な!?旅行となりました。

 

今回このスクールを主催された工学資源学部附属鉱業博物館

には、それはそれはたくさんの岩石、鉱石、化石が展示されて

いるんです。

しかも、実際に触ってみることができるものも多く、展示物がとても

身近に感じられます。

スクールがない時にも一見の価値ありです!

 

| | コメント (2) | トラックバック (1)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »