« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

『小学生科学 家庭で育てる科学の芽』

飛行機はどうして飛ぶのでしょう

5月27日(火)

実は・・・

学生のころ科学は得意ではなかった私は、ついこの前まで科学は自分には

あまり関係ない遠いものだと思っていました。

でもそれは間違っていたようです。

子供たちと身の周りの不思議を見つけて、その現象の理を知ろうとしていく

うちに、そのこと自体が科学だったんだな、と気づくことができました。

気づくきっかけとなった一つは、昨年夏に息子たちと参加した鈴木真二先生

(東京大学大学院教授)の航空宇宙工学教室でした。

飛行機やロケットという最新の技術が、実はとても身近でシンプルな

自然の法則と結びついているという先生の授業は、子供だけでなく

多くの大人にもハッと何かを気づかされるものだったと思います。

今回、鈴木先生実験授業科学技術振興機構が運営するWebサイト

”かがくナビ”で公開されることになりました。

 

「飛行機はどうして飛ぶのだろう?」

 

こんな、一見難しそうで、科学の最先端に関わるようにも思えるこの疑問が、

実はとてもシンプルで身近な自然の法則と結びついている、そんな驚きを

親子で体験できたら素敵ですよね。

 

< 空気の重さを量る・・・その結果は!? >

*画像はクリックで拡大できます

080529

 

 

 

 

親子で発見して感動する、そういうことの繰り返しで、子供たちが

生まれながらに持つ”科学の芽”は育っていくのだと思います。

”かがくナビ”に掲載されている鈴木先生からのメッセージを転載

させて頂きます。

かがくナビ

http://www.kagakunavi.jp/

 

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

東京大学大学院航空宇宙工学専攻教授 鈴木 真二です。

昨年のサイエンスアゴラ2007で開催された紙ヒコーキ教室において、

「飛行機がなぜ飛ぶか」に関して実験を楽しみました。今回は、もっと

多くのみなさんに体験していただくために、『実験ナビ』として一連の

実験を何回かに分けて ウェブで紹介することにしました。

実験の内容は、文章、写真、イラスト、動画を使って説明していますので、

じっくり読んでみてください。そして、学校や家庭で自分の手を動かして

実験してみてください。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

 

実験ナビの中でも、鈴木先生は”手を動かすこと”の大切さ

お話しして下さいました。

是非子供さんたちと一緒に手を動かしてみて、分からないところや

質問があれば”かがくナビ””ナビかきこ”で質問して下さいね。

色々な人や、時には専門家から、アドバイスが頂けると思います♪

 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

『小学生算数 びっくりの速度』

速度から予測した時間はなんと・・・

5月20日(火)

ぜんまい仕掛けの恐竜くんの速度を測ったお話しは前の

記事でご紹介致しました。

子供たちは恐竜くんの速度を数値で表すのに、進む距離を決めて

その距離を進む時間を測るという方法を考えました。

でもこの恐竜くん、頑張ってぜんまいを巻いても15センチメートル

しか進んでくれないんですよ・・・

 

< のんびり歩く恐竜くん >

*画像はクリックで拡大できます

30  

 

 

 

 

なので子供たちは10センチメートルの距離何秒で進むかを測る

ことに決めました。

記録を三回とって平均を求めます。

 

< 時間の記録と速度の計算 >

08052030

 

 

 

 

記録をとったのは10センチメートルを進む時間でしたので

ここで問題です。

「この恐竜くんが1キロメートル進むにはどのくらいの時間が

 かかるでしょう?」

子供たちは、

①1メートル(100センチメートル)を進むにはどのくらいの時間がかかるか?

②1キロメートル(1000メートル)を進むにはどのくらいの時間がかかるか?

という順で計算していきました。

計算していくと、1キロメートルを進むのにかかる時間は103900秒。

でもこれではどのくらいの時間なのかよく分かりません。

そこで単位を、”分”に直し、”時間”に直すことにしましたよ。

わり算をしていくと、どうしても端数がでます。

ここでは4年生で習った四捨五入の方法が便利だということ分かります。

子供たちは一生懸命計算して、その結果・・・

恐竜くんが1キロメートル進むのに必要な時間は、

 

なんと29時間!!

 

これには子供たちも大爆笑!

たしかにのんびり進んでいるのは分かるけど、まさか1日以上も

かかるなんて。

数値で表すと客観的ですし、それを使って別の状況を予測できるん

ですね。

子供たちはそんなことを学んだようでした。

そして速度の表し方は他にもありますよね。

次は別の方法を考えてみます。

 

| | コメント (8) | トラックバック (0)

『小学生算数 恐竜くんのお散歩の速度は?』

速さを数値で表す方法

5月13日(火)

机の上をてくてく歩く、ぜんまい仕掛けの恐竜くん。

< のんびり歩く恐竜くん >

*画像はクリックで拡大できます

30  

 

 

 

 

スピード感のあるゲームに慣れている子供たちの目には、意外とこれが

新鮮に映ったようです。

キュートな恐竜くんの歩く姿をみながら

「のんびりだねぇ・・・」

とにこにこ見ている子供たち。

「”のんびりさ”を数値で表す方法はないかなぁ?」

と私が聞いてみると

「速さをはかる!

という ちひろくんとはやとくん。

「どうやってはかるの?」

と聞くと

「ストップウォッチで!」

と答えます。

「ストップウォッチで測れるのは時間だよね?

恐竜くんが長い距離をあるけば時間がかかるし、短い距離ならかから

ないよね?

それじゃあ、新幹線の速さとはくらべられないなぁ。」

と言うと

「新幹線!!」

まさか、この恐竜くんのスピードと新幹線を比べるなんて思っても

なかった子供たちは大笑い。

でも二人は

「10センチの距離を進む時間を測ったらどうかな?」

と測る方法を提案してくれました。

どうして10センチかっていうと・・・

 

この恐竜くん、いっぱいにぜんまいを巻いても15センチで

とまってしまうんです・・・

 

でも速さを数値で表す方法、一つ発見です!

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『小学生科学 予想外の結果も大切なデータ』

手を動かしてみて、そしてまた考える

5月11日(日)

週末は、4月にもお邪魔してお話をお伺いした、鈴木真二先生(東京大学

大学院教授)の子供向けの実験のお手伝いと撮影をさせて頂きました。

その内容は、5月末に科学技術振興機構(JST)の子供向けWebサイト

”かがくナビ”で公開されますので、またご紹介したいと思います。

かがくナビ

http://www.kagakunavi.jp/

 

< 実験を行った製図室 >

*画像はクリックで拡大できます

15

 

 

 

 

製図室には飛行機の実機が置いてあり、子供たちの気分も盛り上がります!

大学4年生のお兄さんたちも実験のお手伝いしてくれました。

今回は”あること”を確かめるために色んな実験をしたのですが、実験の

結果もさることながら、科学にあまり縁がなかった私にとっては、一つ一つを

丁寧に検証していくという、その手法全てがとても勉強になりました。

難しい話も鈴木先生の手にかかると、とても楽しく、興味深く感じられます。

実験の中には、予想通りの数値が得られないものもいくつかありました。

でもそれが失敗なのではなくて、どうして予想外のデータがでたのか

先生が一緒に考えて下さいました。

派手な実験は子供の一瞬の興味はひくけれど、コツコツとデータを集めて

結果を考える、そういう実験をしてみることはもっと大切なんですね。

 

今は色んな知識を簡単に手に入れられるし、周りにはバーチャルのものも

溢れています。

でも自分自身が実際に手を動かして発見したこと、失敗したことはきっと忘れない

本物の知識になるのだと思います。

海洋生物学者だったレイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」には

こんな一節があります。

 

・・・「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

子供たちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす

種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ

肥沃な土壌です。(上遠恵子訳)

 

センス・オブ・ワンダー Book センス・オブ・ワンダー

著者:レイチェル・L. カーソン
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

 

私も子供たちと一緒に、たくさん手を動かして、考えて、色んな発見が

できたらいいなと思ってます。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

『小学生算数 1メートルを体感しよう』

1メートルと背比べ

5月7日(水)

ももかちゃん、りなちゃんと、折り紙で遊んでみました。

前に長さの単位を勉強していたので、今日はミリメートル、センチメートル

続いて1メートルを作ってみましたよ。

1メートルはもともと地球の4分の1周の長さを基に決められたことを一緒に

勉強して、さあ楽しい工作です。

10センチメートルに切ったカラフルな折り紙をつないでいきます。

< 折り紙をつなぐ二人 >

*画像はクリックで拡大できます

08050730

 

  

 

 

5枚つないだところで

「今、全部で何センチ?」

と質問すると

「50センチ~!」

と元気に答える二人。

さらに6枚、7枚とつないでいって10枚になりました。

「さあ、これで何センチ?」

と聞くと

「100センチ!」

と二人。

「そうだね、でも100センチには違う名前があるよ。

  1メートルとも言うんだよね。」

と説明します。

そして二人は1メートルと背比べ。

< 1メートルと背比べ >

08050730_2

 

 

 

 

「1メートルよりも何センチ高いかな~?」

なんていいながら背の高さを測るかわいい二人です。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『小学生算数 アスレチックで感じる三次元』

飛んだり よじ登ったり ぶら下がったり

5月5日(月)

なんで「飛んだり よじ登ったり ぶら下がったり」が算数なのか

ちょっと変ですよね。

学校の算数で学ぶ立体図形、つまり三次元の図形感覚10歳ごろ

までに身につくと言われています。

ではどうやったら身につくのかというと、それは問題集とにらめっこをする

のではなく、手を動かしたり体を動かしたりしながら体全体で学んでいくのが

一番よい方法のようです。

手軽なところでは、文房具コーナーで売られている工作用紙を家に常備して

おいて子供たちがいつでも切ったり貼ったりして立体工作ができるように

しておくのもいいと思います。

工作用紙は厚紙ですし、1センチの方眼になっているので、定規で線を

引いたりしなくても、線に沿って切るだけで色んなものが作れます。

他には折り紙を使って多面体を折ったりするのも楽しいですよね。

 

はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう! (Heart warming life series) Book はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう! (Heart warming life series)

著者:川村 みゆき
販売元:日本ヴォーグ社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

さらに体全体を使ってというなら、アスレチックへ出かけるのもお勧めです!

子供たちが思いっきり体を動かせる環境が近くにあればいいのですが、

なかなかそういう場所がないということも多いですよね。

我が家が出かけたのは、千葉県野田市清水公園にある日本最大級の

アスレチックコースです。

ここには小さい子供でも楽しめるファミリーコース、ちょっと難しいことにも

チャレンジできる冒険コース、そしてスリル万点の水上コースがあり、全部で

100ものポイントがあるんです。

 

< 水の上をターザンのように・・・ >

*画像はクリックで拡大できます

30

 

 

 

 

勢いをつけて・・・

ジャ~ンプ!

水の中に落ちてしまう子供も大人もたくさんいるのですが、

とにかくみんな楽しそうです♪

 

< やぐらによじ登ってみた眺めはどう? >

08050530

 

 

 

 

< 気分はハムスター? >

08050530_2 

 

 

 

 

とにか緑の中でく思う存分、飛んだり跳ねたりよじ登ったり

遊びの中でもきっと三次元の感覚は体にしみこんでいくのでしょう。

 

清水公園公式ホームページ

http://www.shimizu-kouen.com/

 

出かける時は動きやすい服装で必ず着替えを持って行ってくださいね。

(水におちてもいいように♪)

お昼はアスレチックフィールド内にテーブルと椅子が用意してあるので

お弁当を持っていくといいです。

売店で軽食を購入することもできます。

今日は入場制限があるほど混雑していましたが、座る場所がないと

いうことはありませんでした。

 

| | コメント (8) | トラックバック (0)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »