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『教室日記 小学生算数 重さの話から宇宙へ』

教室日記 2年生算数 

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。

教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を

心がけています。

こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!

教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。

是非ご覧下さい。
 

2月5日(火) 2年生 算数 重さって何だろう?

算数の授業は「計算術」のトレーニングと「数の概念」を学ぶ二本立てです。

計算術では子供たちは暗算のトレーニングも行っています。

子供たちは、毎回ストップウォッチでタイムを計りながら決められた

基準のタイムをクリアできるように頑張っています。

 

一方のんびりじっくり進む数の概念の授業では話が脱線することも

度々。

2年生は重さの単位の換算の練習をしています。

これまでに子供たちは、世界で使われている重さの基準、キログラム

どうやって決められたかなどを学びました。

ここで私が子供たちに質問。

「ところで、重さってなんだろう? 重い、軽いってどういうこと?」

と尋ねてみると

「はかりではかって数が大きいのが重いと思う!」

と子供たち。

「なるほど。じゃあ同じものを宇宙で計ったらどうなるだろう?」

と聞いてみると

「あれ~? どうなるんだろう??? 軽くなる?」

と考え込んだ子供たち。

「重いとか軽いっていうのは、地球が引っ張ってる力をはかってるん

だよね。」

と話すと

「じゃあ月ではどうなるの?」

とか

「火星では?」

とかだんだん地球を離れて行きます。

「しかも地球ってちょっと横に太ってるから、太ってるところで重さを

はかると引っ張られる力が弱いらしいよ~!」

というと

「へえ~!」

と子供たち。

「でも私ははかったことがないから本当なのかは自分で確かめてね!」

というと

「ええ~!」

と子供たち。

重さの話に子供たちの想像力が加わって話はどんどん広がっていきます。

 

日本が打ち上げた”かぐや(SELENE)”からの美しい地球の映像を見ることが

できる今の子供たちは、私たちが子供の頃よりも外から地球を見る目も育つの

でしょうね。

<地球の入り (JAXAからお借りしました)>

*画像はクリックで拡大できます

 

Photo

 

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コメント

面白いですね。そして、子供達の考える宇宙が地球からどんどんと広がっていくのが時代を感じますね。彼らにとっては、月も、火星も、水星も、鮮やかな映像で感じることができますから、とても身近なものなのでしょう。
重力の話といえば、究極はブラックホール。
重力レンズの話などもいいですよね。
パソコンのこちらから、わくわくしています。

投稿: つばさ&すばるママ | 2008年2月 8日 (金) 09時54分

なんとも楽しそうな授業中の会話ですね。
多摩六都科学館では同じ重さのものが、地球で月で火星で…それぞれの惑星でどんな重さになるかの体験コーナーがあって、あれはあれで面白かったのですが、yasukoさんの授業の中で子供達が想像をふくらませながら重さを考えている時間はとても充実しているように感じました。それぞれの方法で何が得られたのかな、とか、どう育っていくのかを考えると、実り大きいのはやっぱり。。。上手く言い表せないのがもどかしいですね。。。

投稿: silky | 2008年2月 8日 (金) 14時54分

silky様、多摩六都科学館にいらしたことがあるのですね。
同じもののはずなのにそれぞれの惑星上では、重さが異なることを説明したあの展示、私達も面白いと思いましたよ。
yasuko様のお教室も、多摩六都の展示も、アプローチのしかたこそちがいますが、どちらも子供達に驚きと想像をあたえてくれて良いものではないかと思います。
#ホント、yasuko様のお教室の生徒さんたちは恵まれていますよね。
不思議な観測事実→どうしてなのか疑問に思う→理由を知る(多摩六都科学館の展示)も、地球上の事実と理論→他ではどうなっているのかを想像する(仮説を考える)→実際はどうなっているかを確かめる(yauko様のお教室)も、どちらも科学的なことを学び発展させるためには重要だと思います。
そして、ことも達が身近に、当たり前に、楽しく科学のことを考えたり、話してみたり、学んだりして欲しいものだと”科学オタク”のおばさんは、願ってマス。

投稿: つばさ&すばるママ | 2008年2月 8日 (金) 18時06分

★つばさ&すばるママ★
 
教室を始めてからの2年の間に一番変わったのはおそらく私自身だと
思います。
最初は自分のわずかな知識をなんとかして子供たちに伝えようと
してたのが、今は自分の知識で子供たちを縛り付けないようにする
ことを心がけるようになりました。
それは日々の子供たちの発想ががあまりにも自由で、私がそれに
制限を加えてしまうことの方を恐れるようになったからです。
このブログのタイトル、「子供と学ぶ・・・」は間違ってなかったな、と
思うこの頃です。
私の役目は子供たちに色んなものを見せて色んなことを気づかせる
こと。
でも科学については相変わらず分からないことだらけなので(汗)
これからもアドバイスをお願いします m(__)m
頼りにしてます♪

投稿: yasuko | 2008年2月12日 (火) 20時36分

★Silkyさん★
 
どうやら子供たちが思考を深めるためには”対話”は不可欠のよう
です。
キュリー夫人も10歳の子供たちと対話をしながら、子供たち自身に
物理の法則を見つけさせたのだそうです。
難しいことじゃなくても、色んなものに目を向けて一緒に対話をする、
こんなに楽しいことはないですよね!
こういうことを仕事にすることができて幸せだな~と感じてます。

投稿: Yasuko | 2008年2月12日 (火) 20時41分

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