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『教室日記 小学生科学 雪の結晶』

教室日記 4年生算数 雪の結晶の秘密

今日は首都圏では雪になりました。

先週から雪の結晶六角形が話題になっている教室の子供たちは

雪が降るのを楽しみにしていたようです。

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。

教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を

心がけています。

こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!

教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。

是非ご覧下さい。
 

1月22日(火) 4年生 算数

算数の授業は「計算術」のトレーニングと「数の概念」を学ぶ二本立てです。

四年生は数の概念で「角度」について学ぼうとしているところです。

どうしてぐるっと一周を”360度”って決めたのか?なんてことも考えて

いきます。

 

角度や図形の勉強をしている四年生は、雪の結晶の形の秘密について

調べてみることにしました。

ネットでも書籍でも色々と資料はあるのですが、「科学館」という図鑑の

説明が分かりやすくてしかも詳しかったので、子供たちと一緒に図鑑を見てみる

ことにしました。

雪の結晶水の分子が基になっている、ということが分かるイメージ図も

載っています。

本当は”雪”の結晶っていうのは変ですよね(笑)

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Newton周期表なども参考になります。

完全図解周期表―自然界のしくみを理解する第1歩 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)

四年生は水の分子も見慣れてきたようで、酸素をはさんで水素が2つ

110度ぐらいの角度をもってくっついているということもイメージできた

ようです。

(*調べなおしたら104.5度となっていました)

そして子供たちからの疑問。

「なんで110度なのに六角形なんだろう? 六角形にならないよねぇ?」

そうなんですよね。

科学を専門で勉強していない私にとってもこれは疑問でした。

調べて見ると、結晶になるときには酸素1個に水素3つがくっつく

形になるようで(となりの分子とは水素結合)、3つが平等に!?

バランスよく並ぶには120度という角度がよいのですね。

「360度を仲良く3つに分けると?」

と子供たちに尋ねると

「120度!」

と元気に答えが返ってきました。

”360”という数ならば”2”でも”3”でも”4”でも”5”でも分けられますよね。

「1周がどうして360度なのか?の秘密に関係がありそうだね。」

と子供たちに話します。

 

子供たちは、120度の角度を持った水の分子をくっつけて

いきます。

水素同士は反発しあうという決まりを守りながら水の分子を貼っていきます。

< 雪の結晶を工作する子供たち >

*写真はクリックで拡大できます

0801224

 

 

 

「先生まちがってる~!」

と、水素同士をつないでしまった私をしっかり指摘しながらも、子供たちは

着々と結晶を成長させていきます。

しっかりしてます(^^)

< 成長していく雪の結晶 >

080122

 

 

 

 

「うわ~六角形になった!」

と子供たちから歓声があがりました。

来週もまだまだ雪の結晶を成長させたいという子供たち。

来週まで工作は続きます。

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コメント

Science Windowいい雑誌ですね。
バックナンバーも少し読みましたが、非常に面白かったです。
昔旅先で買って帰ったSNOW CRYSTALSという雪の結晶の本があるのですが、この写真を撮ったベントレーさんの小さな記事が載っていて嬉しくなりました。結晶の殆どは六角形ですが、中には三角形の結晶写真もあって、「?」と思っていたのですが、yasukoさんの説明で納得しました。
授業を受けて思考の翼を広げていく子供たちの様子は、まさに
成長していく雪の結晶のようですね。

投稿: silky | 2008年1月24日 (木) 12時27分

★Silkyさん★
 
”思考の翼を広げていく・・・雪の結晶のようですね”
本当にそうですね。
Silkyさんの表現が素敵で、こんなコメントをいただけて光栄です。
いつもありがとうございます。
雪の結晶の話は科学が苦手な私だと説明にも限界があるわけですが
「どんなことでも最後は自分で確認するんだよ!」と子供たちに念を押しているので大丈夫でしょう(笑)
Science Windowは記事も写真もいいですよね!
SNOW CRISTAL知ってますよ♪
また仕事で機構の方にお会いするので伝えておきますね。
そういう感想が一番嬉しいそうですので!

投稿: yasuko | 2008年1月25日 (金) 19時04分

紙で作られた雪の結晶が、本当に六角形ですね。おみごとです〜>
身の回りに普通にありそうな事。。。雪の結晶。。。の美しさについての知識を深めていく授業は、いいですね〜。sience windowを、私も開いてみてみました。とても良い本ですね。お友達にも教えてあげます。

投稿: ミサブレ | 2008年1月28日 (月) 21時13分

★ミサブレさん★
 
雪って美しくて不思議です。
子供たちの好奇心を刺激するにはもってこいの材料ですよね。
大人だってわくわくします。
”科学を知って気づく美しさがある”というようなことを物理学者の
ファインマンが言っていたのですが、本当にその通りだと思います。
”Science Window”は写真が素敵だと思いませんか?
”かがくナビ”も是非ご利用下さいね。

投稿: yasuko | 2008年1月29日 (火) 22時53分

はじめまして。アイディア学習ですね。素敵です。氷が何故水に浮かぶかなんていうのもありそうですね。

うちの子供も元素やら結晶に夢中です。塩の結晶を育てているところ。砂糖も作るって作り始めたけどどうなることやら。(私自身どうなるか知らないです。)

Science Windowっていうのがあるんですね。かがくるがなくなって何かいいのないかなぁって思ってたところでした。雪の結晶も挑戦しようかな。

投稿: WOW | 2008年2月 3日 (日) 10時41分

★WOWさん★
 
はじめまして。
コメントありがとうございます!
 
子供たちの周りには美しくて不思議なものがたくさんあります♪
そういうものに気づかせるのが今の私の役目だと思っています。
 
結晶はやっぱり子供たちには魅力的なようですよね。
私もワクワクします♪
塩の結晶、砂糖の結晶、なんでも自分で確かめてみるのが一番
ですね。
どんな結果になったのか、是非教えて下さい!

投稿: Yasuko | 2008年2月 3日 (日) 17時47分

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