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『科学じゃなくても役立つ科学的思考』

今年一年大変お世話になりました 

無事に今年の授業も終わり、家族で帰省しています♪

今年一年を振り返ってみると、私自身も子供たちと共にとにかく学んだ

一年でした。

それに、今年はたくさんの良い出会い、再会がありました。

一つは教室の子供たち、お母さんたちとの出会いです。

至らないことも多い私ですが、いつも大らかに見守って頂きとても感謝

しています。

そして今年から始めたこのブログを通しての出会いもありました。

つたないブログを読んで頂き、またコメントを頂きありがとうございます。

とても励みになります。

また今年の最後には印象的な再会がありました。

再会したのは高校の同級生

彼は高校生の時、早くから自分の研究したいテーマを持っていて、迷わずその道に

進んでいきました。

なかなか進路が決めきれなかった私には、とても羨ましく思えました。

その時に、この違いは家庭環境にあるのでは?感じていたのです。

そして、その思いが今の仕事を始めるきっかけになりました。

現在、東大で文系学部の准教授となったその友人は、昔と変わらぬまま、

自分の目標に向かっていました。

聞いてみたかったことの一つ

人生の目標を早いうちに見つけられたきっかけは?」

の答えはやはり家庭環境にありました。

また今回は他にも聞きたいことがありました。

それは

「文系でも理系でも、何かの本質探るときには科学的(論理的)

考えを進めていくのではないか?」

ということでした。

そして彼の研究の進め方を聞いてみると、全くその通りだったのです。

彼はいわゆる”文系”と分類される研究をしている訳ですが、研究の進め方は

とても論理的なものです。

論理的な考えの進め方は、いわゆる科学者でなくてもきっと役に立つ方法

なのでしょう。

久しぶりの再会だったのですが、研究室までもお邪魔して、言語の習得の話や、

最近の子供たちの話をしているうちに、あっという間に帰りの時間に。

 

話の中で参考になることや新たに興味を持つようになったこともあるので、

私なりの形にして来年の教室に生かしていければと思っています。

 

明日から寒くなるようですが皆様お体に気をつけてください。

どうぞよいお年を。

 

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『教室日記 小学生国語 読書から学ぶもの』

教室日記 4年生、5年生 国語

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

12月14日(金) 読書で自分を見つける

国語の授業では、漢字の起源、四字熟語を学び、文学の

読解をして、最後に子供たちが選んだ記事を読んでいます

読解ではイッキに読める名作選を教材として使っているのですが

5年生が読んでいるのは「人の作り方を教えた鬼」という選集抄

現代語に作り直したものです。

内容は西行が鬼から”人の作り方”を教わり、安易な気持ちで人間を

作ってしまうというもの。

結局はちゃんとした人間はできず、生まれてきたできそこないの生き物は

結局哀れに息絶えてしまいます。

イッキに読める名作選を編集されている斉藤孝先生もおっしゃって

いますが、人間が生命を操るということについて考えさせられる物語です。

人間が動物のクローンを造ったり、遺伝子を組み替えたりしている

という話は、小学生の子供たちにはピンとこないのだと思います。

ノーベル文学賞を受賞された大江健三郎氏は中学生との対談の中で

「小説家は具体的な言葉の中で考えていく」とおっしゃっていますが、

本を読むと言うことは具体的な言葉思想文化歴史を体験する

ことなのでしょう。

またノーベル物理学賞を受賞された江崎玲於奈博士は、「本を読むことで

さまざまな人間像、美醜、勤惰、喜怒哀楽に接し、自我を見つけることが

できる」ということをおっしゃっています。

 

子供たちもたくさんの本に出会って色んな体験をして、そして

自分を発見してほしいなぁと思うのです。

天分を見つけて将来の夢が見つかればいいなと。

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『小学生科学 親子で利用する"かがくナビ"』

教室日記  

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

12月13(木) 4年生

今日は国語の授業が始まる前に、ちひろくんが持ってきてくれた

ミョウバン結晶で盛り上がりました!

学校の科学クラブで作ったのだそうです。

とうとう顕微鏡まで持ち出してきてみんなで覗き込んでいました。

「今度教室でもつくりた~い!」

という子供たち。

「あのさ、今日は国語の授業よね?」

と確認しながらも好奇心旺盛な子供たちを見ているのは

楽しいものです。

< 顕微鏡を覗き込む子供たち >

*画像はクリックで拡大できます

071213kenbikyo  

 

 

 

 

国語の授業ではちゃんと物語も読みこなし、漢字もばっちり

だったのですが、なんだか今日は科学モードな子供たち。

今週の火曜日に羊毛クラフトをしながら出た疑問が話題になります。

羊毛の性質は実際に扱っていてもとても不思議なのですが、その疑問を

先日「かがくナビ」の掲示板に書き込んでみました。

私が子供たちの代筆をしましたよ。

 

私は先週、かがくナビを運営している科学技術振興機構へお邪魔

して来ました。

かがくナビを作っていらっしゃる方々にお会いしたのですが、科学が

専門ではなかった私にとっては興味深い話が多く、今後の授業にも

生かせそうです。

その時にお会いした方に

「子供たちの疑問を掲示板に書いてみませんか?」

とおっしゃって頂き、今回初めて”なびカキコ”という掲示板を利用してみた、

というのがいきさつです。

掲示板だけでなく、動画を見たり記事を読んだりして親子で楽しむことも

できます。

さっそく何人かの方からコメントを頂き、今日は子供たちとそのコメントを

見ながら話をしました。

日々色んな疑問をぶつけてくる子供たちですが、親だって

なんでも答えられるわけではないし、その疑問をどう扱ったらよいのか

迷ってしまうこともありますよね。

 

今回はじめてかがくナビの掲示板を利用させて頂きましたが、疑問を

まとめて人に説明するだけでも子供たちは頭の中の整理ができたようです。

 

子供たちがぶつけてくる疑問を

「これってどうしたらいいの?」

と迷ったらら、このような専門の掲示板を利用するのもよいかもしれませんね。

子供たちの疑問は大切にしてあげたいなぁと思うのです。

 

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『教室日記 小学生算数 はかり復元中』

教室日記 2年生算数 はかりは倒れるし針は変だし~!

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

12月11(火)

算数の授業は「計算術」のトレーニングと「数の概念」を学ぶ二本立てです。

計算術トレーニングでは毎回ストップウォッチでタイムを計っての

計算テストがあります。

今週はかけ算が苦手だったはやとくんが2桁×1桁の計算で

見事目標タイムをクリア!

そろそろかけ算では2年生の範囲を終えて3年生の範囲に入る

子供も増えてきました。

計算ドリルが終わると「数の概念」の授業になります。

2年生クラスの「数の概念」の現在のテーマは「重さ」です。

子供たちは一旦分解したはかりを元に戻しているところです。

(分解の様子はこちら↓)

『教室日記 小学生算数 はかりのしくみ』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_21e4.html

『教室日記 小学生算数 元に戻せないなら作っちゃおう』 

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_118f.html

 

分解した際に接着したる部分をはがしたため、元通りにならないことは

子供たちも納得しました。

今週の問題は、

前の部分を取り払ったことでバランスが悪くなったはかりが

倒れないようにするにはどうするか?

針がぐらぐらして正確に重さを量れないのをどうするか?

ということでした。

この二つの問題をそれぞれ二人ずつに分かれて考えます。

あれこれと考えて手を動かして、なんとか解決できました!

 

< 前とは違う形になったはかり >

*画像はクリックで拡大できます

071211  

 

 

 

  

前に倒れないように紙粘土で足が付きました!

なんだかかわいいですよね!?

針は軸から浮かないように木工用ボンドで固定しました。

 

動きを見てみるとなかなか良さそう!

 

あとは目盛りをつけなくては。

さあどうする?

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『教室日記 小学生科学 羊毛で何を作る?』

羊毛の不思議

このところ体調が悪くてブログの更新ができませんでした。

今もちょっと頭痛がしてます・・・

皆様、風邪にはくれぐれもご注意下さいね。

ところで、前にも紹介したのですが、子供たちが春に留学したシュタイナー小学校

では、自然の恵みや不思議にふれる授業がたくさんあります。

その中の一つが羊毛クラフトで、こうき(長男 四年生)が参加した

リンダ先生のクラスでは、動物と人間の関わりの授業の中で、羊毛から

フェルトを作り、そのフェルトを染め、さらにそのフェルトを縫って

動物の人形を作るという授業がありました。

 

羊毛は顕微鏡で見るとうろこ状になっているのだそうで、専用の針(ニードル)

つついていくと、そのうろこが絡まって固まっていくんですよね。

これがとっても楽しいのです!

 

教室では、子供たちに自然の不思議に触れてもらいたいということと

手先を使った手仕事に挑戦してもらいたいということから、授業後の

わずかな時間を使いながら羊毛クラフトを始めました。

クリスマスまで続きます。

 

< 北海道から届いた羊毛 >

*写真はクリックで拡大できます

Photo

 

 

 

 

 

どのクラスも授業終了後にやっているのですが、私がうっかり

写真を撮るのを忘れていました・・・

今日は火曜日の4年生クラスの写真だけアップします。

< 真剣な様子の子供たち >

*画像はクリックで拡大できます 

071203grade4  

 

 

 

 

気を抜くとニードルで指を刺してしまうので、しゃべりながらも

気が抜けないのです。

でも羊毛はふわふわしてあたたかくて気持いい!

基本の羊毛ボールの作り方を説明したのですが、子供たちは

色とりどりの羊毛を目の前にして、自分で作りたい形や色が見えてきた

ようで、自由にクリスマスの飾りを作っています。

さあ、どんな飾りができあがるのかな~

 

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