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『教室日記 小学生算数 はかりのしくみ』

教室日記 2年生算数 はかりを分解してみよう!

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

11月20(火)

算数の授業は「計算術」のトレーニングと「数の概念」を学ぶ二本立てです。

計算術トレーニングでは毎回ストップウォッチでタイムを計っての

計算テストがあります。

計算ドリルが終わると「数の概念」の授業になります。

2年生クラスの「数の概念」の現在のテーマは「重さ」です。

先週は小さな粒の量を測る方法の一つとして「重さを量る」という

方法を試してみました。

そして今週は重さを量るのに使うはかりを分解してみましたよ!

分解したのは料理用のはかりです。

最近は100円ショップでもはかりを手に入れることができるので

教材調達は簡単ですね。

まずは外から眺めて、どうやって重さがはかれる仕組になっているのか

考えてみます。

バネが関係していることは分かったけど、バネと目盛りがどうやって

つながっているのかは外から見えません。

さあ、ドライバーを持って分解だ~!

 

< 分解する二人と部品を記録する二人 >

*写真はクリックで拡大できます

071120

 

 

 

 

りゅうたくんとあきらがねじなどをはずして、ともきくんとはやとくんが

取り外した部品の絵を描きながら元にもどせるように記録していきます。

分解しながら何度も

「これ以上はバラバラにならないよ!」

という子供たち。

「本当にもうできないのかよく考えてみて!

 だってこのはかりって誰かが組み立てたんだよ!?」

というと

「そっか!」

と何か気づいた様子の子供たち。

バラバラにできないのなら、バラバラにできない理由を考えてみます。

接着されているのか、ねじでとめられているのか、何かがひっかかっている

のか。

子供たちは上から見たり下から見たり一生懸命考えながら分解して

いきました。

 

本当はもっとバラバラにしたのですが途中の写真です。

 

< ばらばらになった量り >

071121_084801  

 

 

 

便利な完成品ばかりに囲まれていると、道具一つをとってもその仕組を

考えることを忘れてしまいがちです。

ノーベル賞を受賞したキュリー夫人は、10歳の子供たちのために

科学教室を開催していました。

その授業の中にははかりの分解もありました。

単に道具を利用したり、外側から見るだけではなく、ものの仕組をしろうとする

気持も育てようとしていたのでしょうね。

彼女はたくさんの物理実験を通して子供たちにものの本質を考えるよう

導いていました。

子供たち自身に物理を発見させようとしていたのだそうです。

キュリー夫人の理科教室 Book キュリー夫人の理科教室

著者:吉祥 瑞枝
販売元:丸善
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「キュリー夫人の理科教室」は夏休み東大で開催された航空宇宙工学教室

でお世話になった鈴木真二先生「かがくナビ」というサイトで紹介して

いらっしゃいます。

たった二年間しか開催されなかったこの教室を卒業した子供の中から

ノーベル賞受賞者が生まれたのですから、いかにこの教室が充実したもの

だったのか想像できますよね。

「かがくナビ」

http://www.kagakunavi.jp/

 

「夏休み 航空宇宙工学教室 一日目」

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_d18c.html

「夏休み 航空宇宙工学教室 二日目」

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_45f1.html

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コメント


「かがくナビ」という科学系サイトの管理人の迷迷執事と申します。
先日、ウェッブページの中で私たちのサイトを取り上げてくださいまして、ありがとうございます。サイト運営者の常として発見される喜びは格別なものがあり、ボクはおりにふれてサイト名称を検索しては「どなたか発見してくれていないかなあ」と巡回(?)しております。

鈴木先生は個人的にもお世話になったことがあり、それが縁で寄稿をお願いしております。先週末はサイエンスアゴラというイベントにおいて「折り紙ヒコーキ教室」なるものを企画したのですが、これも先生にご登場いただき、こども向けの素敵な「科学実験ショー」をしてくださいました。

BlueSky 管理人さまのつくられているサイトもとても魅力的なものですね。たのしい学びの場をつくられているのが伝わります。「かがくナビ」は、JSTという組織がつくっているので多少かたいところもありますが、個人的には「教室のそとの宇宙」を目指しています。教科書に書かれた宇宙も大切かもしれませんが、自分で思いを馳せる宇宙はもっと広く大きい。それをこどもばかりでなくおとなも一緒に!と考えております。

投稿: 迷迷執事 | 2007年11月26日 (月) 14時57分

★迷迷執事さん★
 
ブログの管理人のYasukoです。
コメントを頂きありがとうございます。
「かがくナビ」は子供の好奇心のみならず、大人の好奇心も呼び起こし
さらに育てていく素晴らしいサイトだと思います。
このブログを訪れる皆さんにも知って頂きたいと思い紹介致しました。
鈴木真二先生は航空宇宙工学教室で息子たちがご指導頂きましたが
「子供の興味を深めよう」として下さっているのが良くわかる興味深い
講義でした。
サイエンスアゴラも実はチェックしていたのですが、今年は出かけること
ができずとても残念です。
「かがくナビ」はこれからも息子たちと活用させて頂きます。
教室のお母さん、子供たちにも紹介しています♪

投稿: Yasuko(BlueSky) | 2007年11月27日 (火) 11時37分

私も、はかりの分解をしてみたくなりました!100円ショップへ行ってみます!

投稿: ミサブレ | 2007年11月27日 (火) 21時07分

★ミサブレさん★
 
ミサブレさんのその行動力が好きです!
このはかりの分解の続きはとても面白いことになりました。
また記事にしますね。

投稿: yasuko | 2007年11月28日 (水) 10時15分

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