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『教室日記 小学生算数 お月見団子作りで学ぶ算数!』

教室日記 2年生、4年生算数

1年半ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

9月25日(火)26日(水) 単位の勉強にかけ算に少数に分数に・・・ 

  
授業は計算テストタイム測定から始まります。
子供たちは、それぞれの進度に合わせて計算のトレーニングを進めています。
タイム測定の後は計算のドリル演習をし「数の概念」の学習へと進みます。

25日中秋の名月だったので、ドリル演習が終わったところでお団子

作ることにしました。

先週からそのことは伝えていたので、子供たちは授業の最初からそわそわ。

さっさとドリル演習が終わったらいよいよお団子作りです。

 

二年生クラスの場合。

教室では水のかさを学んだので、ここでまた復習です。

「さあ、200ミリリットルの水を計ったんだけど、これって何デシリットル

だった?」

子供たちは、ちゃんと答えられない美味しいお団子ができないと

思ったからなのか?とても真剣に考えていました。

実際に計量カップに入れた200ミリリットルの目盛りをじっと見ながら

「2デシリットル~!」

と応えた子供たち。

「正解! みてみて、2デシリットルってこのぐらいだよ。」

と2デシリットルの水の量をみんなで確認します。

さあ、次にもう一問。

「これは実は二人分の量なんだよね。今日は四人分作りたいんだけど

お水は全部でどのくらい入れたらいいかな?」

と聞いてみます。

「ええ~~! そんな大きな数のかけまだ習ってないもん!」

と、ともきくん。

そこで私は

「かけ算を使ったほうがいい、って分かっただけでもすごいよ!

でも、もしかけ算がわからないなら他にも方法があるんじゃない?」

と声をかけます。

「えっと、200+200で・・・ 400ミリリットル?」

と答えます。

「さあ、どうかな~? みんなの答えを信じて作ってみるね。

間違ったら美味しくないお団子になっちゃうかもしれないけどね。」

と意地悪を言ってみたら

「えええ~~~っ! でも間違ってないから大丈夫だもん!」

と自信満々の子供たち。

子供たちの答えを信じて白玉粉をこねて丸めます。

丸めたら沸騰したお湯の中へ。

 

< お団子を作る二年生 >

*画像はクリックで拡大できます

0925kayoubi2

 

 

 

 

ゆでている間、いてもたってもいられなくて? なぜか立ち上がっている

子供たちです(笑)

 

そして今週は他の二つのクラスでもお月見団子を作りましたよ。

 

四年生クラスの場合。

同じように200ミリリットルを計ります。

まずは復習問題。

「200ミリリットルは何デシリットルでしょう?」

でもさすがは四年生。

「簡単! 2デシリットル!」

正解でした。

現在、少数を勉強しているかずきくんに問題。

「じゃあ、200ミリリットル少数を使ってリットルで表すと?」

と問題を出します。

「ええっと・・・」

ちょっと悩んでいるので、

「1を10個に分けた1つは0.1だよね。」

とヒントをだすと・・・

「そっか。100ミリリットルが0.1リットルだから0.2リットルだ!」

と答えます。

「正解!」

分数を学んでいるしょうのくんには

200ミリリットルは何リットルか分数で表してみて!」

と問題を出します。

「えっと2分の1リットル?」

と自信がなさそうなしょうのくん。

「2分の1リットルって1リットルの半分なんだけど? 

それでいいと思う?」

と言うと

「100ミリリットルが10分の1で・・・分かったよ

10分の2リットルだ!」

と答えます。

約分すると?」

と促すと

「5分の1だね! 5分の1リットルだ!」

としょうのくん。

 

ちゃんとお水の量の計算もできて、子供たちは楽しそうに、いや真剣に?

お団子を丸めていきます。

 

< お団子を作る四年生 火曜日クラス >

0925kayoubi4  

 

 

< お団子を作る四年生 水曜日クラス >

0925suiyoubi4

 

 

 

 

 

お団子がお鍋のそこからふわりと浮き上がってきたらできあがりです。

氷水で冷やして醤油と砂糖で作った甘辛のたれをかけました。

形はなぜか丸ではなく、平べったかったりにょろにょろしていたり・・・

ま、いっか。

 

< お団子 >

0925dango

 

 

 

0925omiyage  

 

 

子供たちはちょっと味見をして残りはお土産にして家に持って帰りました。

25日はとてもきれいな月が見えましたよね。

満月27日、今日のようです。

昔の人たちは明るく静かに輝くを眺めながら秋の実りに感謝を

したのでしょう。

そんな話をしながら算数の授業は終わりました。

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コメント

美味しそうなお教室でしたね。みたらしダンゴ、楽しそうに作っている様子とても素敵です。
かさの単位も、間違えやすいですが、こうしておぼえた子達はきっと大丈夫でしょう。つくづく、実体験が大事だと思います。
「かぐや」の打ち上げ成功も祝して、秋のお月様を楽しみたいですね。

投稿: つばさ&すばるママ | 2007年9月27日 (木) 23時14分

お菓子つくりをしながら計量や分数まではやったことがありますが、少数や約分までは思いつきませんでした~。
頭は算数で働かせつつ、心と目はお団子に集中している子ども達の表情を想像してしまいますね。
いつも楽しい授業の様子をありがとうございます!

投稿: silky | 2007年9月28日 (金) 23時25分

。。。。素敵な授業でしたね〜。計量、計算、観察、調理、そして、味見とお持ち帰りと、昔に思いを馳せてのお話しと。。。実りの秋にピッタリのレッスンですね。
う〜ん、学校の先生たちにも、知ってもらいたい。。。。

投稿: ミサブレ | 2007年9月29日 (土) 23時45分

★つばさ&すばるママ★
 
かぐやといえば・・・
お月様を眺めながら「うさぎが見える~?」と長男に聞くと
「うさぎじゃなくて”かぐや”が見えるんじゃない?」と言われました。
なんとも現実的。
かぐやの調査結果も楽しみですよね。

投稿: yasuko | 2007年10月 1日 (月) 23時19分

★Silkyさん★
 
少数はもともときっちり分けられないもの(連続量というらしいです)をあらわすために作られたものらしいので、そういう意味では”水”で勉強するのはぴったりですよね(^^)
なるべく実体験と算数を結びつけてほしいと思うので、いつも周りをきょろきょろ探している私です。
でも子供たちはというと、おっしゃる通りの心と目はしっかりお団子の方へ向いていました~!

投稿: yasuko | 2007年10月 1日 (月) 23時24分

★ミサブレさん★
 
今の子供たちはいつでも何でも手に入るので「実りの秋」という言葉もぴんとこないようです。
みんなで昔の人達がどれほど実りの秋を待ちわびていたのかを想像するのもなかなか大変でした。
子供たちの中には”お月見=おいしいお団子”という構図ができあがったようです!

投稿: yasuko | 2007年10月 1日 (月) 23時30分

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