« 『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 一日目」 | トップページ | 『教室日記 小学生算数 紙飛行機』 »

『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 二日目」

夏休みのイベント 航空宇宙工学教室2007 二日目

8月2日、3日の二日間に渡って、東京大学の本郷キャンパス

航空宇宙工学教室が開催されました。

二日目の昨日は一日目に作ったゴム動力模型飛行機

ペットボトルを三本使って作ったロケット飛行テストをしました。

まずはその前に教室で、鈴木真二先生(大学院教授)が、子供たちに

”空”に関するクイズを出して下さいました。

内容は、地上何メートルまで空気があるのかとか、地上1平方メートルの

正方形にかかる空気の重さはどのくらいか、人間はどうしてその空気圧

に耐えられるのか、などなど、身近なことだけど子供たちは知らないこと

が多く、真剣に聞いていました。

 

< クイズに答える子供たち >

*画像はクリックで拡大できます 

0803quiz  

 

 

その後は、農学部のグランドに移動していよいよロケットを飛ばします。

本物のロケット同じ仕組みですが、ガスではなく水を噴射することで

作用反作用の法則に従って上空へ飛んでいきます。

水の量が多いほうが推進力は高まりますが、重くなってしまいます。

そのバランスは子供たちが自分で考えます。

発射角度の調整も難しいのです。

 

< ペットボトルロケット飛行テスト >

0803hassya  

 

 

 

 

< 水の量を調整する子供たち >

0803mizu  

 

 

 

< いよいよ発射 >

0803hassya2  

 

 

 

一人ずつ飛行実験をしますが、昨日は台風の影響であいにくの強風!

飛び立ったロケットが上空で風にあおられたりして、なかなか記録が

伸びません。

その中でも60メートルも飛ばす子供もいましたよ。

うちの息子たちは30メートルぐらいで、まずますの記録でした!

 

きれいに飛ぶロケットを作るポイントは、まっすぐ、バランスよく

組み立てることです。

適当に作っているとまっすぐは飛びません。

当たり前のことなのですが、子供たちはなかなかこれができないんですよね~

一度飛ばして壊れてしまったロケットは、大学院生が一生懸命修理して

くれていました。

子供たちにとって、優しいお兄さん、お姉さんたちです。

 

< ロケット修理中 >

0803syuri  

 

 

 

一人ずつ記録を取ったら体育館へ移動。

次は模型飛行機飛行テストです。

 

< 体育館へ移動! >

0803idou

 

 

 

飛行テストの方法については、フリーフライト(3メートルのグライダーで

滞空時間を競う大会)で日本人初の世界チャンピオンである金川茂さん

説明して下さいました。

まずは、ゴムを巻かずに飛行機が安定して飛ぶかをテストします。

 

< 飛行テスト >

0803test1   

 

 

 

0803test2  

 

 

 

安定して飛行することを確認したら、いよいよゴムを巻いてプロペラを

回して飛ばします。

 

< ゴムを巻いて飛行テストをする子供たち >

 

0803test3  

 

 

 

うまく飛ばない飛行機は、主翼をピンセットで支えてバランスを確認

します。

こんなにデリケートな作業のはずが、うちの息子たちが作った時には・・・

う~ん、これではちゃんと飛ばないはずです。

テストをしてみるものの、なかなか揚力が生まれません。

主翼が少し曲がっていることが分かり、大学院のお兄さんに応急処置を

してもらいました。

思う存分にテスト&手直しをした子供たちは、滞空時間を記録して

もらいます。

子供たちはなんと2時間もこの作業を繰り返していました!

すごい集中力ですよね。

 

そして最後にはそれぞれの飛行記録が書かれた終了証を頂きました。

 

< 終了証授与式 >

0803hosyo

 

 

 

なんと一緒にいったお友達は、飛行記録が約14秒で一番でしたよ!

14秒も飛んでいたそのお友達の模型飛行機は、すべるように体育館の

はるか上空を飛行し、優雅に旋回していました。

飛行機の飛ぶ姿って本当に美しいんですよね。

 

息子たちの記録は、こうきが7秒、あきらが4秒でした。

実は、この二日間では、子供たちはもの作り以外にもたくさんのことを

学ぶことができたのですが、その番外編も記事にできればと思っています。

私自身も、先生方や大学院生とお話することもできて、もうすっかり忘れかけ

いた大学の雰囲気を思い出しました。

たまには子供と一緒に大学に行ってみるのも良いのかもしれません。

|

« 『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 一日目」 | トップページ | 『教室日記 小学生算数 紙飛行機』 »

コメント

飛行機を飛ばすのって、本当にセンシティブな思考と作業が必要なんですね~。
息子さんたちの記録が出てよかった!
記録の順位も面白いし、記録が出る事も、失敗して記録が出ない事も、全部ひっくるめていい体験になるのでしょうね。

投稿: silky | 2007年8月 5日 (日) 12時33分

★Silkyさん★
 
そうなんですよね。
記録が出ないこともまたよい経験になるんだと思います。
二日間とっても楽しかったです♪

投稿: yasuko | 2007年8月 6日 (月) 21時00分

素敵な航空宇宙工学教室でしたね。
本郷キャンパスの雰囲気も、いかにも”学問”をするところという感じですから、お子様方にいい刺激になったのではと思います。

学校で学習する実験は、基本的には、”正しい結果”というものがあり、うまくいかないことは、”まずいこと”だと刷り込まれてしまうことが多々あると思います。
ですから、実験で予想とは違う結果が出たり、うまくいかなかったり、失敗だったりすることも、”立派な結果”であると受け入れることができない人がたくさん出てきてしまうのです。
目の前の現象をまるごと素直に受け入れて、そこから”どうしてなんだろう”と考えられるようになると本当にいいですよね。
そんな体験を子供達にたくさんさせてあげたいと思っています。

投稿: つばさ&すばるママ | 2007年8月 6日 (月) 22時48分

お帰りなさい!すてきな2日間、よかったですね!
2時間にもわたる主翼の微調整、こどもの集中力はこういう場面でのびるのですね〜!すごいすごい。
「目の前の現象をまるごと素直に受け入れて」←そうですね!そこからスタートできると、本当にいいです!

投稿: ミサブレ | 2007年8月 7日 (火) 00時16分

★つばさ&すばるママ★
 
コメントありがとうございます!
つばさ&すばるママがおっしゃるように、予想に反する結果だって「立派な結果」だと受け入れられるようになることは、子供たちにとっても、大人にとっても、とても大切なことだと思います。
そういう体験を子供さんたちにさせてあげられるつばさ&すばるママはさすがですよね。
ブログを拝見しながら勉強させて頂きます!

投稿: yasuko | 2007年8月 7日 (火) 10時00分

★ミサブレさん★
 
そうみたいですね。
こうやって、思いっきり興味のあることに打ち込んだときに集中力が培われていく気がします。
体育館はとても暑くてサウナ状態だったのですが、子供たちの集中力もすごかったし、飛行機を修理している大学院生の集中力もすごかったですよ。
皆さん輪になってもくもくと作業していて、まるで飛行機の修理工場のようになっていました。
つばさ&すばるママのコメントは、とても的確で納得できますよね~!
私は皆さんからのコメントでいつも勉強させてもらっています。
ありがとうございます♪

投稿: yasuko | 2007年8月 7日 (火) 10時04分

つばさママのコメントに戻るんですけど、「予想に反する結果を受け入れる事ができない」という事が、子育ての中で起こっていまうと、とっても悲しく苦しい事になっていまうと思うんですよね。。。これからの子ども達が、型にはならず、「りっぱな結果」を受け入れて、「次どうしようか?」と考えている力をつけていかれるといいと思います。大人として、子ども達にそういう時と場を提供していきたいですね。

投稿: ミサブレ | 2007年8月 7日 (火) 13時33分

★ミサブレさん★ 
 
子育てってまさに予想に反することの連続ですよね。
大人がまずそういう姿勢を持てなければ、それを見て育つ子供も同じようになってしまうのかもしれません。
子供たちが色々なことに取り組む中で「見た目にうまくいかないことについて次はどうすればよいのか?」とはなかなか考えられないのは、大人が見栄えのよい結果を求めてしまうからなのかもしれませんよね。

投稿: yasuko | 2007年8月 8日 (水) 22時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/261523/7410952

この記事へのトラックバック一覧です: 『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 二日目」:

« 『小学生 夏休み 航空宇宙工学教室 一日目」 | トップページ | 『教室日記 小学生算数 紙飛行機』 »