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『小学生 夏休み 子どものタイプ別教材選び』

小学生 夏休みの家庭学習 子どもに合った教材を選ぼう!

*2014年4月9日に記事を見直しました(新教材の紹介など)

 

な~んとなく私たちの頃からすると宿題減ったな~と感じる夏休み。

前の記事にも書きましたが、うちの息子たちが通う小学校は宿題がとても

少ないんです。

これを不安に思って塾の夏期講習に!と思う親の気持ちもよ~く分かりますが

宿題がないっていうのは、考えようによっては、自分の子どもに合わせたオーダー

メイド家庭教育ができる良いチャンスなんですよね♪
 
夏休み前になると、教室のお母さんやお友達のお母さんから
 
「どんな教材を購入したらいいかしら?」
 
と聞かれることもあります。

本屋さんへ行くと、確かにものすごい数の学習教材が並んでいるので、

何を選べばいいのか迷いますよね~
 
という訳で、教室のお母さんたちに説明している教材の選び方を

まとめてみたいと思います。

 
まず、中学受験を目指しているご家庭で5、6年生をお持ちのお母さんは、

よほどの覚悟がなければ、受験の専門塾に任せた方がよい時期かも

しれません。

というわけで、ここでは、現時点で中学受験に焦点を当てなくても

よい子どもさん向けの教材選びをご紹介したいと思います。
 
実は教材選びで大事なことは「既成の教材で我が子に100%ぴったりの

ものはない」ということを知って選ぶことなのですよね。

意外に見落とされがちなんですけど・・・

既成の教材でも、順序を入れ替えたりいくつか組み合わせたりコピー

して反復回数を増やしたりという、ちょとした使い方の工夫を加えることで効果が

倍増するのです。

教材選びの前に、まず今の子どもさんの学習到達度を分析してみて下さい。

過去のテストや個人面談での先生からの話、三学期制であれば通知表などを

基に分析するとよいと思います。
 
分析してみると子どもたちの学習到達度は次のどれかにあてはまると思います。

さて、子どもさんはどれに当てはまりましたか?

1、2にあてはまらなければ、3ということで読み進めてみて下さいね。

 
1.大部分が8割以下で基礎力に不安がある

2.できているものもあるが、目だって苦手な単元がある

3.どれも9割以上できていて子供にも余力がある 
 
 
■ に当てはまる場合
 
 子どもさんは勉強があまり好きではないか、学習の要領がまだ掴めていないの

 かもしれませんね?
  
 夏休みは子どもの好奇心が学びに結びつく絶好のチャンスです!

 「学ぶこと=退屈で面白くない」と思ってしまっている場合は

 子どもの好きなもの全てが学びに結びつくことを、是非体験させて

 あげて欲しいと思います。

 教室に来ている子どもの中でも、1年半前に「勉強は大嫌い!」なんて

 言っていて、本人も親も認める勉強嫌いの子供がいたのですが、今は

 いきいきと 色んなことにチャレンジしています。

 きっと日ごろのお母さんの関わり方が素晴らしいのではないかと思って

 ます。最近、その子に

 「国語の授業で何を読みたい?」

 と聞くと

 「地球の中心は何の元素でできているのかが知りたい!」
 
 なんて答えるのをみていると、子どもって変わるな~と思わずには

 いられません。
 
 ホットケーキを焼くのを観察しながら水の分子を考えてみたり、

 ポケモンの技「絶対零度」から宇宙での最低温度を想像してみたり、

 その他工作だったらなんでも科学算数になりますよね。
 
 「遊びが学びになる」この瞬間は、左のカテゴリー「教室日記」

 読んで頂けると少しばかり参考になるかもしれません。
 
 
 <1のタイプの教材選びと使い方のポイント>
 
  ① 今までの学習内容を広く網羅したもので、教材が厚すぎず

    内容が見やすく、書きやすいものを選ぶ
 
    →じっくり取り組んで、自信をつけたいところです。

     同じ教材を繰り返して取り組み「満点だ!」という

     達成感をもてるといいですよね。
 
 
  たとえばこんな教材があります(学年は適当に選んでいます) ↓

<初級>

この問題集は「初級」でも「中級」でも本当に丁寧に解説して

あります。

授業での説明だけでは忘れてしまっている子どもさんも、もう一度

ルールを思い出してやり直すことができますのでお勧めです!

計算も筆算であればマス目が書いてあり、桁を揃えて筆算を書くという

計算の基本中の基本(でも意外と見落とされがち!)を意識する

ことができます。

<上級>

「上級」といっても難問ばかり集められているわけではなく

「初級」よりも問題数が増え、文章問題が追加されています。

さほどハードルの高くない「上級」です。

  ② 終わったページにはシールを貼るなどの終わった証を!
 
    →小さな達成感もやる気を持続させるには大切ですよね。

     *特に過去にたまってしまった通信教材をさせる場合は

      モチベーションの維持に工夫が必要かも!

  ③ ストップウォッチを活用します

    →常に時間を意識させて、だらだらやらない癖をつけたい

     ですね。

 
■ に当てはまる場合
 
 苦手な単元が分かっている場合は、それを克服してしまえば

 学校の成績はぐ~んとあがります。

 ここで気をつけたいのが、目に見えている苦手の奥にも苦手な単元

 潜んでいる場合があることです。
 
 例えば、わり算の筆算が苦手な場合、その原因はその奥にあるくり下がりの

 ひき算だったりするわけです。
 
 「どうして分からないの~!」
 
 と言葉にしてしまう前に、子どもが解く様子をじっと観察して、どうしてできない

 のかを分析してみて下さい。
 
 「計算のスピードが上がらない意外な理由とは」 にも書いたのですが↓

 http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_9820.html
 
 
 実は、計算が苦手な理由の裏には、数字の書くのが遅かったり九九の

 一部分を覚え間違えていたりということもあるのです。

 ここは是非根気よく、わが子が何故それが苦手なのか、その原因をつきとめて

 あげて下さいね。

 これこそ親にしかできないことです。 
 
 さて、苦手な単元が分かったら、あとは教材を探してトレーニングすれば

 よいわけです。

2のタイプ教材の選び方と使い方のポイント>
 
  ① 教科ごと、単元ごとに取り組める問題集を選ぶ

    「文章題」「図形」「説明文」「文法」など、それぞれの教科の中の

    単元でまとめられた問題集があるので、それらがお勧めです。



 

 

   「漢字」が苦手な場合は、101の基本漢字から楽しく漢字を

    学べる教材もあります。
 
   

 

 →もう一度しっかり理解し直したら、あとは反復練習です。  

  コピーをして何度も練習することをお勧めします。

 

  ② 場合によっては学年をさかのぼって取り組む 

    →表に見える苦手な単元の奥には、さかのぼって1、2年生で習った

     中の苦手な単元が影響していることもあります。

     「急がば回れ!」 夏休みはじっくり取り組むチャンスです。

     計算などは特に積み重ねなので、学年を戻ってでもしっかり土台を

     作ることが大切ですよね。

 

■ に当てはまる場合
 
 意外にに放っておかれがちな3番に該当する子どもたちなのですが・・・
 
 「まあできてるからこれでいいわ!」 と親が思っていると、子どもは知的欲求

 満たされないまま、「これくらいでいいのかな?」と全力を出しきらない

 癖がついてしまいます。

 現時点でできている子どもには、今の知識のその先には、努力して学ぶに値する

 面白いことがまだまだあるってことを見せてあげたいものですよね。
 
 ここは、親もちょっと頑張らなくてはいけません。

 なぜなら、学校よりも先の世界を子どもに見せてあげなくてはいけないから

 実は大変なんです・・・
 
 まず、子どもの学年より先の教科書も入手してしまいましょう!

 周りに大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんがいればお借りするのもいいかも

 しれませんね。

 最近では教科書は身近にある書店で入手できる場合が多いです(要予約)。  
 
 小学校で学ぶ範囲は、親も一通り目を通しておいて、子どもに合わせて学年枠に

 とらわれずにどんどん先に進ませてあげて下さい。

 中学の範囲まで踏み込んでも全く問題なしです。

 

 <3のタイプの教材選びと使い方のポイント> 

  ① 学校よりも難しい問題に挑戦する場合は、標準問題から難易度の高い

    問題へスムーズに移行できる問題集を選ぶ

    →標準問題、難易度の高い問題を選べ、行ったり来たりできると使いやすい

     ですね。

 

こちら↑の「徹底理解編」「標準問題」→「少し難易度の高い問題」

→「非常に難易度の高い問題」とステップ別に問題がまとまっているので

とても使いやすくなっています。

↑こちらの方も三段階ですが難易度の高い問題の割合が高くなっていて

実際の中学入試問題も収録されています。

 

  ② 先取りで学習する場合は、説明が詳しい教材を選ぶ
 
    →通信教育教材をとっている場合は、一学年上のもの

     検討しても良いかもしれません。

     何も、その月(子どもにとっては一年先の教材)にきっちり

    「○○先生」へテストを提出する必要はないので、子どもの

     ペースで3ヶ月先、10ヶ月先を学ばせればいいと思います。

 
  たとえば中学の数学に挑戦するならこんな教材があります

 (教室の6年生が使っています) ↓

 

  ③ 漢字検定、数学検定、算数オリンピックなど、学年枠にとらわれない外部の

    テストを利用する

    →実は知らないだけで、どんどん先に進んでいる子どもっているのです

     よね。

  ④ 教科書の範囲を超えた問題にも取り組ませる

    →いろんな角度から物事を見て解かなくてはいけない「やわらか

    頭」を作る問題はいかがでしょう?
 
  

公立小学校では教わらないやわらか頭を作るならこれ↓ 

中学受験塾の入塾テストではこの手の問題も出題されます。

 

「○○編」とありますが、迷ったら「考える編」をお勧めします。

他にもやわらか頭、論理的思考を育てる問題集はこのようなものがあります↓


 
  ③ 語彙力を強化し、地理や歴史の資料を見ながら読書の幅を広げる
 
    →興味を持ったことには、大人用の本も子供用の本もないんですよね。

     図書館や本屋さんでは、是非大人の書棚からも本を探してみて下さい。
 
    
  背伸び読書のために、語彙力、地理、歴史の知識をつけるなら、こんな

  教材が役に立ちます ↓

 

 というわけで、どんなによい先生の出会っても、どんなに面倒みのよい

 塾に通っても、親ほど子どもを真剣に観察できる人っていないと思います。

 子どもの性格、好み、癖、それら全てを知ってる親だからこそオーダー

 メイドの家庭教育ができるんですよね。
 
 きっとあっという間に親から離れていってしまうだろう子どものために、

 今しかしてあげられないこと・・・
 
 それが家庭教育なのかもしれませんね。

 

 

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コメント

親が企画するオーダーメイドの学習計画。試行錯誤ですがそれもまた楽しかったりしますよね。7月になるとあれこれと考えます。教材は、市販のものを利用するのですが、どれがあうのか見極めるのが大変ですね。それこそやってみて、はじめてあうかどうかがわかる感じです。この夏は、つばさは、塾の学習でいっぱい、いっぱいとなりそうですが、すばるとは、まだまだ楽しめそうです。算数をとことん楽しみたいと、計画中!!

投稿: つばさ&すばるママ | 2007年7月17日 (火) 21時07分

★つばさ&すばるママ★
 
子供に合わせて一緒に考える学習計画ってそれ自体も楽しいですよね。
うちは長男と次男と全くタイプが違うので、二人を観察しながら、それぞれに合わせてあれこれと楽しくできそうな方法を考えています。
つばさ&すばるママのところではいつも楽しそうでためになるイベント!?が盛りだくさんで参考になります♪

投稿: yasuko | 2007年7月18日 (水) 15時32分

こんばんは!市販の教材は、色々なタイプのものがこんなにあるのですね♪
先日ユザワヤさんへ行ったので地下の本屋さんへよってみました。参考書コーナーに、あるある、こんなにある。。。端から見ているだけで、楽しくなってしまうほど。この夏、できればカラフルで楽しい社会の副教材と、国語の語彙を増やす副教材を。。と思っています。陰山先生のテキストも考えていますよ。

投稿: ミサブレ | 2007年7月19日 (木) 22時47分

★ミサブレさん★
 
そうなんですよね~!
最近の教材ってカラフルで楽しいものも多いですよね。
本屋さんってあっという間に時間が過ぎてしまいませんか?
いつもついつい長居してしまいます。
良いものが見つかるといいですね。
よさそうなものを見つけたら是非教えてください!

投稿: yasuko | 2007年7月20日 (金) 21時36分

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