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『教室日記 小学生国語 漢字が絵に見えてきたぞ~』

教室日記 4年生 国語

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月21日(木) ほんとだ、煙が見えるよ!
  
国語の授業は、漢字学習、語句の学習、読解問題、記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
漢字の学習は、教室では漢字の起源を学び、宿題で書き取りをして
毎週の確認テストに臨む、という方法をとっています。

漢字学習については、学校でもどこでも、ひたすら書いて、ひたすら暗記
といった方法が多いわけですが、丸暗記ってなんとかならないものかな~
と常日頃から思っていました。

もちろん暗記も大切だと思うのですが、何しろ私自身が「丸暗記」

苦手なんですよね・・・

できればその意味を理解して体系化して覚えられないものかなぁ?
と思うわけです。
 
でも漢字を体系化したものってあまり見たことがありません。
 
長い間探していて出会ったのが「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」
という本でした。

白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい Book 白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい

著者:小山 鉄郎,文字文化研究所
販売元:共同通信社
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先日、白川先生の研究室の方からもこのブログにコメントを頂き
白川文字学について、このHPで改めて拝見致しました。

 東洋文字文化研究所(立命館大学)

 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/sio/index.html
 
HPの中には白川先生のこんな言葉がありました。
 
「・・・消化されないままで、ただ暗記せよというのであろうか。そのような
 
無機的な記憶が、知識となりうるのであろうか。・・・」
 
「・・・漢字はその
構造を理解することによって、記憶も容易となり、
 
適確に使用することもできる。・・・」

 

教室での子供たちの様子をみていると、漢字に限らず、背景にあるもの
学ぼうとする姿勢は、「丸暗記」と比較すると一見遠回りに見えるけれど、
何か大きなことに結びついていきそうに思えます。
 
教室で使っているのは、この「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」
「下村式唱えて覚える漢字の本」です。
 
子供たちと、授業の中で漢字の成り立ちを確認します。
 

 
『典』・・・台の上に字を書いた竹の札が並んでいる
 
 
「ほんとだ~! 台の上に並んでるよね~」

 
と驚く供たち。
 
『堂』・・・土台の上に家が立ち、窓から煙がでている
 
「ほんとだ~! 煙が出てるよね~」
 
と子供たち。

煙が立ち上っている様子を表しているから、上につくのは「ツ」では

ないんですよね。
 
 
こうやって学んでいくと漢字がだんだん絵に見えてくるから不思議です。
 
白川先生の本を使うとさらに、その背景にある古代中国の人たち
生活や文化が見えてきます。
 
漢字って面白いですよね。

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コメント

堂の字のてっぺんから、本当に煙がスーッとのぼっていますね。。。おもしろーい。そういう絵に見えてきますね〜。

投稿: ミサブレ | 2007年6月30日 (土) 01時23分

★ミサブレさん★
 
これが不思議で、白川先生の本などで漢字を勉強していると、漢字が絵に見えてくるんですよね~
時間をかけて漢字を覚えられる状況なら、漢字学習にはとても有効な方法に思えます。
私もこうやって教わりたかったな~

投稿: yasuko | 2007年6月30日 (土) 23時12分

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