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『教室日記 小学生国語 紙とんぼ作り』

教室日記 4年生5年生 国語

1年ほど前から自宅で学習教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月15日(金)せんぷうきの羽根を研究するつもりが・・・
  
国語の授業は、漢字学習、語句の学習、読解問題、記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
2年生も、4年生も10月の漢字検定の受検に向けて、漢字学習を
進めています。
 
漢字の学習は、教室では漢字の起源を学び、宿題で書き取りをして
毎週の確認テストに臨む、という方法をとっています。
でも「覚えたつもり」で家での学習を終わってしまう子供もいて、
脳の中では短期記憶から長期記憶に移らぬまま教室へ来ることになり・・・
 
その結果は
 
「あれ~覚えたはずなのになぁ・・・」
 
となっっていたのです。
 
でも、先々週からは、お母さん方にも協力して頂いて、確認テストの
出題範囲の漢字を生活の中で話題にしてもらったり、口頭で問題を出して
もらったりするようになりました。
 
すると、先々週のクラスは全員が満点、そしてこの日も子供たちは
全員満点をとりましたよ~!
現在、全クラスで満点記録更新中です。

家庭での学習方法は『楽しく覚える漢字』をご覧下さいね↓

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_aa11.html
 
そして、今週の「記事を読む」では、子供たちの希望により「せんぷうきの
羽根のひみつ」
について探るはずだったのですが、子供に分かりやすい記事が
見つからなかったのです。
そこで、せんぷうきと限定せずに、プロペラの仕組みを学ぶこと変更しました。

だったら、記事を読むだけじゃつまんない!

ってわけで、みんなで竹とんぼならぬ紙とんぼを作ることにしました。
 
こどもアサヒわくわく理科タイムにある「紙トンボをつくろう」を参考に
作ってみました。
このサイトには手軽にできる色々な実験工作がたくさん集められていて、

授業で実験や工作をする際に参考にしています。
 
http://www.asagaku.com/rika_time/rika_kako.html
 
 
材料は、牛乳パック、発砲スチロール、竹串なのですが、羽根にする

牛乳パックが人数分揃わなかったので、厚紙を使ってみました。
 
授業の中の一部の時間(しかも国語!)を使って作るので、子供たちも

自分で羽根を型どっている時間がなく、今回は私が準備したものを

子供たちが切るだけにしました。
 
問題は、真ん中の発砲スチロールに付ける羽根の角度です。
ここは一つ、子供たちにも頑張ってもらわなくちゃ!
説明では20度の角度が良いとのこと。
 
が・・・分度器の使い方をまだ知らない子供たちは、どうやって20度を
はかってよいのやら???ということで手が止まってしまいます。
しかも、ちいさいものの上に20度を測って印をつけるのは、知恵が
いります。
なぜかというと、分度器が大きくて2センチの立方体の発砲スチロール
からはみだしてしまうからです。
 
まずは、分度器の使い方を説明して、次に別の紙の上に20度の角を
書きます。
そして、その20度が分かる紙を1センチくらいの長さに切り取り、
それを発砲スチロールの上に乗せて印をつけていきます。
子供たちにとっては、この作業がなかなか大変なようでした。
 
20度につけられた印に切り込みをいれ、羽根を2枚さし込み、ボンドで
固定します。
 
最後に、竹串を真ん中にまっすぐにそ~っとさして・・・
 
できあがりです!

画像は改良後の4枚羽根のものも一緒になっています。
 
< 2枚羽根、4枚羽根の竹とんぼ >

*画像はクリックで拡大できます
 
0615tonbo160  
 
 
 
 
 
 

「うわ~できた~! とばすぞ~!」
 
と喜んで飛ばした子供たちでしたが、
 
「あれれ・・・」
 
紙とんぼは、一瞬ふわっと浮いたかと思うと、急降下して墜落してしまい
ます。
しばらく子供たちとあれこれと手直ししていたのですが、授業中には
うまく飛ぶようにはできませんでした。
 
そして授業終了後、うちの息子二人は夢中になって紙とんぼの改造に
取り組んでいました。
羽根を4枚にしたり、羽根の素材をプラスチックの薄い板に変えたり・・・
 
でもうまく飛びません・・・
 
あきら(次男8歳)が、とうとう飽きてきて、軸になる竹串
ベタベタとボンドをぬりたくって乾かし始めました。
しばらくたつと、軸の棒がちょっ太く不恰好になった紙とんぼが
完成。
 
飛ばしてみると・・・
 
「うわ~飛んだよ~!!」
 
とあきら。
 
そうなんです、なんと見事に飛んだんですよ~!
 
あとで流体力学に詳しい友人にきいたところ、紙とんぼは軽いだけが

良いのではないとのこと。

どうやら偶然にも良い方法を発見したようです。

その他、さらに色々とアドバイスを頂き改良してみました。
紙とんぼだって、ちゃんと流体力学の法則にのっとってるん
ですよね~

いい加減に作っても絶対に飛びません・・・

科学に疎い私にはとても不思議です。
 
その後の授業の時に、4年生のちひろくんが4枚の羽根に改良した
竹とんぼを持ってきてくれました。
 
< 4枚羽根(角度なし)の紙とんぼ >
 
0615tonbo260  
 
 
 
 
 
 
これは、安定して羽根が回るけど、上には浮き上がりません。
羽根の角度がないため、揚力が生まれないようです。
 
でもこうやって、ああでもない、こうでもないと試行錯誤することって
とても大切なことですよね。
 
今の子供たちが大好きなゲームではボンドで手がベタベタになること
なんてないし、長くやっていればクリアできてしまいますから・・・
 
ちひろくんは、

「また作ってみるね!」

といって、発砲スチロールを2個持って帰りました。
 
さて、どんな紙とんぼができるのかな。
 

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コメント

紙トンボ、面白そうですね〜。うちでも是非やってみたいです。数年前、コミセンの集いで、竹とんぼ作りコーナーがありました。竹をポンと切るところから見せてくれました、不慣れだとあれはちょっとコワイいけど、こちらならもっと気軽にチャレンジできそうです。こども朝日も見てみました。たのしいプログラムがイッパイ!紹介ありがとうございます。

あの〜、yasukoさんのブログにブックマークつけていいですか。

投稿: ミサブレ | 2007年6月21日 (木) 10時20分

★ミサブレさん★
そうなんですよね~竹とんぼは気軽には作れないんですよ・・・
その点、紙とんぼは材料がすぐに揃うし、加工も簡単です。
でも、こういうものって、本当にちょっと軸がずれるだけでもちゃんと飛ばないんですよね。
きっちりと物理の法則にのっとってることが私にとっては驚きです。
ブックマーク、もちろん大歓迎です。
私のほうもお気に入りに入れさせてください。

投稿: yasuko | 2007年6月21日 (木) 16時01分

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