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『小学生工作 色・いろ・IRO』

お手軽 色あそび
 
色あそびって幼稚園や保育園ではやってたような気がするのですが

日本の小学校ではあまりみられませんよね。
家でもなかなか・・・
私みたいな美術のど素人でも、色のある生活には憧れます。 
 

ずいぶん前に、フランスプロバンス地方を訪ねた時に、
プロバンス柄の布を目にして、その配色の美しさに心惹かれ
ました。
こんな配色ってあるんだな~と。
でも、そこで購入したテーブルクロスは、日本で使ってみると
なんだかしっくりきません。
 
< ブロバンス柄の生地 >

*画像はクリックで拡大します
 
Provance  
 
 
 

プロバンス柄は、プロバンスの碧い空の下が一番似合うんですよね。
 
日本には日本伝統の柄や配色があるように。
 
そして、春休みに息子たちが留学したシュタイナー小学校では
教室の中がカラフルでとても明るいのにびっくりしました。
黒板も、子供たちのノートも、見ているだけでうきうきしてきます。
 
< シュタイナー小学校の教室 >

330page1530_3   
 
 
 
 

 ( シュタイナー小学校の様子は左のカテゴリー

  『オーストラリア親子留学&ホームステイ』にまとめてありますので

  是非ご覧下さい。)

 
その土地に良く似合う配色があったり、時に人を楽しくさせたり、
色って不思議ですよね。
 
子供たちにとっても、「絵を描く」ことはちょっと難しいな~と思っても、
「色で遊ぶ」のは楽しいようです。
でも、なかなか子供向けのそういったツールがありません。
 
そこで、我が家ではこんな組み合せで、色遊びをしています。
色んな色を実際に見ることで、子供たちも
 
「なるほど、こんな色もあるんだな~」
 
と感じているようです。
 
我が家にあるのは、ホルベイン150色色鉛筆ファーバーカステル
100色ペン50色折り紙配色バイブルなどなど。
 
< ホルベイン 色鉛筆 150色 >

Iroenpitsu  
 
 
 
 
 

 

ホルベインのHPはこちら↓

http://www.holbein-works.co.jp/index.html

 
< FaberCastell ペン 100色 >

Pens

 

 

ファーバーカステルのHPはこちら↓

http://www.faber-castell.jp/
 
 
< トーヨー 50色おりがみ >
 
Origami  
 
 
 
 
 
 

 

これらを使って、好きに絵を描いてもいいし、折り紙で遊んでもいいわけ
ですが、例えばこれに「配色バイブル」、「はじめての多面体おりがみ」
加えて・・・
 
< 配色バイブル ゴッホ調のページ >

Book  
 
 
 
 
 

Book 配色バイブル コンパクト版

著者:早坂 優子
販売元:視覚デザイン研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 
 
  
< はじめての多面体おりがみ >
 
 はじめての多面体おりがみ―考える頭をつくろう!
 
 
できたできた~!

 
< ゴッホ調の正八面体星がた >

061130_074501

 

 

 

 

 

雨の日の週末、こんな色あそびはいかがですか♪
 
 

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『教室日記 小学生算数 水の分子をつ~かまえたっ!』

教室日記 4年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月19日(火) 温度を下げるとあれれれ~!
  
授業は計算テストタイム測定から始まります。
4年生の子供たちは、それぞれの進度に合わせて計算のトレーニングを
進めています。
タイム測定の後は計算のドリル演習をし、「数の概念」の学習へと進みます。
 
「数の概念」では色々な「単位」を取り上げ「どうしてその単位が必要だったのか」
「単位の基準はどうやって決めたのか」ということを子供たちと調べたり
考えたりしながら、学ぶ範囲を科学の世界にまで広げます。
 
4年生のクラスの数の概念の授業では現在「温度」をテーマにしています。
「温度をどうやって数で表すのか?」などを考えていきます。

先週の授業で、子供たちが学んだことは
 
1.温度の基準は1つだけではないらしい
 
2.温度があがると分子が元気になるらしい
 

ということでした。
 
 
今日は、温度の変化分子の様子について実験を通して観察することに
しました。
といっても、ごく簡単なもので(家庭でできる簡単なものを選んでます)
実際にに熱を加えて温度をあげたり、反対に下げたりしてその
様子を観察します。
また、実験の前には、水から水蒸気になるときには1600倍もの体積に
なることを「科学館」という図鑑で確認しておきます。

実験についてもこの本を参考にしました。
 

21世紀こども百科 科学館 Book 21世紀こども百科 科学館

販売元:小学館
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まず、水を温めて沸騰させます。
ぶくぶくと泡がたち、シューッという音が聞こえてきて、子供たちと
 
「水の分子が飛び出してるね~!」
 
なんて話をします。
 
さあ、その分子を捕まえてみます。
 
その方法はというと、とてもお手軽なもので、ペットボトルを逆さにして
水蒸気(正確には湯気なのでもうすでに水なんですが・・・)を取り込む
だけです。
 
「よし! これで水の分子を捕まえたよ。」
 
と子供たち。
 
子供たちも暑いのに汗をかきながらも頑張りました。
 
そしてこれからが大変!
 
そのペットボトルの口に急いで風船を取り付けます。
 
< 風船を取り付けたペットボトル >

*写真はクリックで拡大できます
 
0619mizu130  
 
 
 
 
 

 
この後は、このペットボトルを氷入りの水につけて急激に冷やすのです。
 
ここで子供たちに問題を出します。 
 
「水を沸騰させて水蒸気になった体積が1600倍にもなります。
 今、それをつかまえたよね!
 そして、今度はこれを冷やして水に戻します
 体積はどうなると思う?」

 
子供たちはしばらく考えていましたが
 
「増える?」
 
「いやいやちょっとまって、減るんじゃないの?」
 
と子供たち。
 
実験の結果は・・・
 
< 風船が吸い込まれたペットボトル >
 
0619mizu230  
 
 
 
 
 
 
水蒸気を含んだ水の体積はどんどん小さくなり、風船はというと

ポコンッ!

と音を立ててとうとうペットボトルの中に吸い込まれてしまいました!
そして今度は内側に膨らんでいきます。
これには子供たちもびっくり。
 
「うわ~すげ~!」
 
とちひろくん。
 
これをみて子供たちは「温度(熱)って何か力を持ってるらしい」
感じてくれたようでした。
 

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『教室日記 小学生国語 漢字が絵に見えてきたぞ~』

教室日記 4年生 国語

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月21日(木) ほんとだ、煙が見えるよ!
  
国語の授業は、漢字学習、語句の学習、読解問題、記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
漢字の学習は、教室では漢字の起源を学び、宿題で書き取りをして
毎週の確認テストに臨む、という方法をとっています。

漢字学習については、学校でもどこでも、ひたすら書いて、ひたすら暗記
といった方法が多いわけですが、丸暗記ってなんとかならないものかな~
と常日頃から思っていました。

もちろん暗記も大切だと思うのですが、何しろ私自身が「丸暗記」

苦手なんですよね・・・

できればその意味を理解して体系化して覚えられないものかなぁ?
と思うわけです。
 
でも漢字を体系化したものってあまり見たことがありません。
 
長い間探していて出会ったのが「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」
という本でした。

白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい Book 白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい

著者:小山 鉄郎,文字文化研究所
販売元:共同通信社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先日、白川先生の研究室の方からもこのブログにコメントを頂き
白川文字学について、このHPで改めて拝見致しました。

 東洋文字文化研究所(立命館大学)

 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/sio/index.html
 
HPの中には白川先生のこんな言葉がありました。
 
「・・・消化されないままで、ただ暗記せよというのであろうか。そのような
 
無機的な記憶が、知識となりうるのであろうか。・・・」
 
「・・・漢字はその
構造を理解することによって、記憶も容易となり、
 
適確に使用することもできる。・・・」

 

教室での子供たちの様子をみていると、漢字に限らず、背景にあるもの
学ぼうとする姿勢は、「丸暗記」と比較すると一見遠回りに見えるけれど、
何か大きなことに結びついていきそうに思えます。
 
教室で使っているのは、この「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」
「下村式唱えて覚える漢字の本」です。
 
子供たちと、授業の中で漢字の成り立ちを確認します。
 

 
『典』・・・台の上に字を書いた竹の札が並んでいる
 
 
「ほんとだ~! 台の上に並んでるよね~」

 
と驚く供たち。
 
『堂』・・・土台の上に家が立ち、窓から煙がでている
 
「ほんとだ~! 煙が出てるよね~」
 
と子供たち。

煙が立ち上っている様子を表しているから、上につくのは「ツ」では

ないんですよね。
 
 
こうやって学んでいくと漢字がだんだん絵に見えてくるから不思議です。
 
白川先生の本を使うとさらに、その背景にある古代中国の人たち
生活や文化が見えてきます。
 
漢字って面白いですよね。

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『小学生読書 親も子供も読みたい本』

子供が迷ったときに、親が迷ったときの本

教室日記を更新するはずが、時間がなくて (教室日記を書くには

結構時間がかかるんです(泣)) 今日は、本を紹介したいと思います。

そろそろ子供たちがやってくるので、それでは大急ぎで!

 

教室を開校してから、私は、昔からの友人にも教室の話や教室にくる

子供たちの様子を話すようになりました。

教室自体ががちょっと変わった取り組みをしていることもあって、

その取り組みを応援してくれている友人もたくさんいます。

とてもありがたいことです。

そして友人たちに本を紹介されることもあります。

今日はその本中でも、子供が迷ったとき、親が迷ったときに、答えを

見つけるきっかけになりそうな本を紹介したいと思います。

著者は、物語を通してサイコセラピーを行っているお医者さんです。

サイコセラピーという大げさなことでなくても、心に染み入る51の物語が

迷いから抜け出すきっかけを与えてくれることと思います。

高学年であれば自分で読めるかもしれません。

小学校低学年、中学年であれば、状況にあわせてお母さんが語り

聞かせるのもよさそうです。

寓話セラピー―目からウロコの51話 Book 寓話セラピー―目からウロコの51話

著者:ホルヘ ブカイ
販売元:めるくまーる
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

この中で紹介されている物語のあらすじを簡単にご紹介致します。

みなさんも聞いたことがあるお話かもしれません。

『鎖につながれた象』

サーカスが大好きだった子供が、ある日ふと疑問を持ちます。

お気に入りの象は、サーカスのショーではその怪力を披露しているのに

出番を待っている象は地面のちっぽけな杭に鎖でつながれて

いるだけ。

どうしてにげないの?

その子供には、その時は理由がわかりませんでした。

ずいぶん後になって、ある賢い人にその訳を教えてもらいました。

「子供のころの象にとっては、その杭を動かすことは大変なことだった。

 押しても引いても逃げることはできない。

 毎日毎日、そこから逃げようとするけど、杭はあまりに大きすぎた。

 そしてついに、象は自分の無力さを認めて運命に身を委ねたのだ。

 生まれて間もないときに、無力だと感じた象は、二度とその記憶に

 ついて考え直さなかった

 二度と、二度とその力を試そうとはしなかったのだ。」 と。

 

こんなお話です。

「できない」というメッセージを一度記憶に刻み込んでしまうと

人はなかなかそこから抜け出すことはできない・・・

大人でも子供でもそんな枠にとらわれているのかもしれませんよね。

発達心理学からみると、思春期の子供たちに必要なの一つは、精神的な

に答えてくれる本なのだそうです。

何かの壁にぶつかったとき、こういう物語が役に立つのかも

しれません。

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『小学生 科学工作 紙とんぼから学べること』

小学生 科学工作 紙とんぼ作りから発展して・・・

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月23日(土) 実験と検証の繰り返し
  
今日は、子供たちの教室日記ではなく、この週末私自身が体験した
ことを書いてみます。
 
科学が苦手な私にとっては驚きと感動がある体験だったので
いつか子供たちにも同じ体験をしてもらいたい!と思っています。

こうやって、子供たちと一緒にやりたいことがどんどん増えて
いくんですよね。
授業のカリキュラム作りのほうが追いつかない状況です・・・

こまったな~
 

それでは、週末の体験日記のはじまりはじまり~
 

まずは、これまでのいきさつから。

先日、子供たちと国語の授業の後半に紙とんぼを作りました。
 
その様子はこちら↓
 
『教室日記 小学生国語 紙とんぼ作り』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_a0f3.html
 
 
結局のところ、最後に紙とんぼはそれなりに飛んだわけですが、どうして
飛んだのか
、はたまたどうして改良前は飛ばなかったのか、私にはなんとなく
しか分かりませんでした。
しかもその理由に自信なし!
改良の方法もよく分からないので、なんだか不完全燃焼な状況のままに
なってたのです。
 
と、そんな話を大学時代の友人に話したところ、たまたま仕事で近くに
来る予定があって、飛んだ紙とんぼ飛ばなかった紙とんぼを見てもらえる
ことになりました。
知り合いというのは、本物の飛行機を作っている人なので、いわば流体力学
プロなわけです。
 
< 飛ばなかった紙とんぼ(次男作) >

*写真はクリックで拡大できます

0624tonbo1
 
 
 
 
 
 
 
 
まず、指摘されたのは、軸が曲がってついていることでした。
 
ものすごく当たり前のことだけど、とても大切なことなんですね。
(すみません・・・おおざっぱなので・・・)
 
そして、羽根の剛性の問題。
 
実は、紙とんぼ竹とんぼと違って、軽いけど変形しやすい「紙」
を材料にしていることで、飛行中の形が理想形を維持できにくい
んだそうです。
 
飛行するにあたって・・・

軽いことはプラス
 
でも、飛行に適した形が維持できないのはマイナス
 
本物の飛行機は、軽くてなおかつ理想の形が維持できるものが研究
されれているんですね~
なるほどなるほど。
 
 
そこで、その友人は、手持ちの材料を使って紙とんぼの改良を実演して
くれました。
 
まず、紙の剛性を高めるために、風があたる部分(回転した時に
前になる部分)をセロテープで強化します。
 
飛ばしてみます。
 
軸のずれを直し、さらに回転したときに軸がぶれないようにします。
 
飛ばしてみます。
 
次に羽根の形に注目して、回転時の邪魔になる空気抵抗を抑えるため
風があたる部分のほうを短く設計しなおします。
 
飛ばしてみます。
 
最後に、まっすぐだった羽根に少し丸みをつけます。
これは飛行機の羽根の仕組みと同じで、羽根の下に空気だまりをつくり
揚力を高めるためです。
 
飛ばしてみます。
 
 
わ~っ! とんだ~!
 

まるで魔法を見ているようでした。

 
色々試した結果、この材料の組み合わせでは4枚羽根は、少し重たくなって
しまうため、2枚の羽根の方がよく飛ぶようでした。
 
それにしても、こんなシンプルな材料でも、改良の仕方によっては
こんなに飛ぶようになるんですね。
 
本当にびっくりです!
 
< よく飛んだ二枚羽根の紙とんぼ >
 
0624tonbo2   
 
 
 
 
 

 
さらに、にしている発砲スチロールの形を変えて回転のときの
ブレーキにならないようにしたり、羽根を安定させるために遠心力で
抜けない
構造にしたり・・・ 
 
まだまだ改良の余地はあるようです。 
 
 
科学が苦手だった私は、目に見えないものを考える理論をあまり持ち
合わせていません。
今回のポイントになった「揚力」だって目にはみえませんよね。
でも、理論→実験→検証と進めていくと、見えなかったはずの揚力
空気の流れが見えてきます。
これは私にとって感動でした。
 
科学に限ったことではないのですが、目の前に見える現象だけではなく、
その奥にある真理を見ようとする力を子供たちにも持ってもらいたいな
と思うのです。
 
今回の紙とんぼ作りのような体験が、もしかするとそのきっかけに
なるかもしれません。

 
例えば・・・
 
リモコンで簡単に操作できるテレビ
 
焼くとふんわりふくらむパン 
 
目を使わなくなった深海魚
 
いつもいじわるする友達の気持ち
 
100円ショップで売られているなわとび

(普通に考えると100円では作れないのに・・・)
 
 
どんな現象にもその奥に何か真理があるんですよね。

今は全部が分からなくたって「見よう」とすること。
 
それはとても大切なことのような気がします。
 
 
今回の紙とんぼ作りで私が学んだことでした。
 

 

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『教室日記 小学生算数 かわいい子供たちの空想の世界』

教室日記 二年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめていますので
是非ご覧下さい。

6月12日(火) 地球脱出計画!? 
 
算数の授業は毎週「計算術を学ぶ」「数の概念を学ぶ」の二本立て
になっています。
 
計算術を学ぶでは、計算のタイム正確さをはかり合格すれば
それぞれが次のレベルの計算練習に移ります。
 
2年生の子供たちは、2桁のたし算を暗算で練習しています。
くり上がりがあるものは、問題にくり上がりの”1”を書き込んで
計算する子供もいます。
一番進んでいるともきくんは、3桁-3桁のひき算を見事合格しました。
 
と、計算のタイム測定が終わったところで、子供たちが何やら面白い
話をはじめました。
 
ともきくんが
 
「ぼくね、将来地球じゃないところに住むんだ!」
 
と言います。

面白そうな話なので私も話しに加わって
 
「地球じゃないところってどこ?」
 
と聞いてみます。
 
「えっとね~火星とか。」

というので、
 
「そうなの? でも火星って人が住むにはちょっと大変そう
 なんだけど?」

 
と言ってみます。
 
すると、話を聞いていたりゅうたくん、はやとくん、あきらも
 
「どうして?」
 
というので、Newtonなどに載ってる火星の写真やイメージの
イラストなどを見せます。
 
< 火星の写真とイラスト >

*画像はクリックで拡大できます


0612kasei1  
 
 
 
 

0612kasei2
 
 
 
 

 

「ほんとだ~。ここって人間は住めないの?」
 
と子供たちが聞くので
 
「地球とは温度も違うし、酸素もないから、人間はそのままでは
 生きられないよね。」

 
と話します。
 
するとともきくんが
 
「たくさん人を連れて行って、住めるように色々作ったらいいよ!」

 
といいます。
 
「ドームみたいなの作ってその中で暮らしたらいいいんじゃない?」

 
なんて話もでます。
 
その後は、火星に住むにはどうしたらいいかとか、男の子だけを

連れていこう!とか(なんでだろ?) そんな話になって、子供たちは

色々と想像力を働かせていました。
 
「ぼく宇宙飛行士になるのももいいな。」

 
とりゅうたくん。
 
子供たちの夢は広がります。

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『教室日記 小学生算数 温度を数であらわすと・・・』

教室日記 4年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月12日(火) 今日の気温は85度!?

  
授業は計算テストタイム測定から始まります。
4年生の子供たちは、それぞれの進度に合わせて計算のトレーニングを
進めています。
タイム測定の後は計算のドリル演習をし、「数の概念」の学習へと進みます。
 
「数の概念」では色々な「単位」を取り上げ「どうしてその単位が必要だったのか」
「単位の基準はどうやって決めたのか」ということを子供たちと調べたり
考えたりしながら、学ぶ範囲を科学の世界にまで広げます。
 
4年生のクラスの数の概念の授業ではテーマが「時間」から「温度」
なりました。
そういえば、学校では算数で「温度」は扱いませんよね。
理科で出てくるぐらいでしょうか。
 
まず子供たちに聞いてみます。
 
「今日は暑い日だね~!とか、プールの水が冷たいね!とか
 ってどうやって数で表すんだろう?」

 
と聞いてみると
 
「温度を測ればいいんだよ。」
 
と、子供たちが答えます。
 
「よく知ってるね。でもどうやって測るの?」
 
と尋ねると
 
「温度計で測る!」
 
と三人が口を揃えて答えます。
 
私が温度計を出して子供たちに見せます。
 
< 温度計 >

*画像はクリックで拡大できます

0612ondokei60  
 
 
 
 
 
 
 

 
「今何度?」
 
と聞くと
 
「あれ? 左と右に数字が書いてあるよ?」
 
と子供たち。
 
そうなんです。
この温度計には摂氏華氏の両方の目盛りがついているんです。
 
長さだって重さだってそうだったように、温度にもいくつかの
 基準があるんだよね。」
 
と説明します。
 
「では、普段みんなが使っている摂氏は左の目盛りなんだけど、これは
 どうやって1度を決めたでしょう?」

 
と聞いてみると
 
「知ってるよ! に関係があるんだよ。」
 
と答えるちひろくんとたいがくん。
前にも一度話したことがあるので、なんとなく覚えていてくれたようです。
 
ここで、「科学館」という図鑑の「気体・液体・固体」という章を
広げて、水の変化をみんなで見ます。
 

21世紀こども百科 科学館 Book 21世紀こども百科 科学館

販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 
< 水の分子と氷の分子のイラスト >
 
0612mizu60  
 
 
 
 
 
 
 
 
温めていくと、どうやら分子の動きに変化があって、水の様子が
変わるらしい・・・
 
ということを子供たちと一緒に確認しました。
 
水は温められると、規則正しく並んでいる「氷」の状態から、
手を離して少し自由に動きはじめ「水」の状態になります。
このときの温度がだいだい0度
 
子供たちに分子の図を見せながら説明します。
 
そして、どんどん温めていくと、とうとう分子たちは自由に飛び回る
ようになり「水蒸気」になります。
その温度を100度としたんですよね。
 
「この基準で測る温度は摂氏といって日本で使われている温度だよね。
 
セルシウスって人が決めたから”C”なんだよ。」

 
というと
 
「じゃあ、この右にある”F”は何?」

 
とこうきが言います。
 
「こっちは、ファーレンハイトって人が決めた温度で、英語を使う国では
 今でも使われているよね。華氏っていうんだよ。」

 
と私が言うと
 
「これだと、今の温度は85度になっちゃうよ!」
 
とこうき。
 
「この華氏は、人間体温96度って決めたから、今日の気温は85度
 です!なんてこと普通にあるんだよ。」

 
と私が説明すると、三人も
 
「へ~!」
 
といった様子で、二つの目盛りがついた温度計をしげしてと眺めていました。
 
今日わかったことは、
 
1.温度の基準は1つだけではないらしい
 
2.温度があがると分子が元気になるらしい

 
ということでした。
 
さあ、これからどんな展開になるんでしょう。
 
身近な温度でも不思議がいっぱいですよね。
 

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『教室日記 小学生国語 紙とんぼ作り』

教室日記 4年生5年生 国語

1年ほど前から自宅で学習教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月15日(金)せんぷうきの羽根を研究するつもりが・・・
  
国語の授業は、漢字学習、語句の学習、読解問題、記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
2年生も、4年生も10月の漢字検定の受検に向けて、漢字学習を
進めています。
 
漢字の学習は、教室では漢字の起源を学び、宿題で書き取りをして
毎週の確認テストに臨む、という方法をとっています。
でも「覚えたつもり」で家での学習を終わってしまう子供もいて、
脳の中では短期記憶から長期記憶に移らぬまま教室へ来ることになり・・・
 
その結果は
 
「あれ~覚えたはずなのになぁ・・・」
 
となっっていたのです。
 
でも、先々週からは、お母さん方にも協力して頂いて、確認テストの
出題範囲の漢字を生活の中で話題にしてもらったり、口頭で問題を出して
もらったりするようになりました。
 
すると、先々週のクラスは全員が満点、そしてこの日も子供たちは
全員満点をとりましたよ~!
現在、全クラスで満点記録更新中です。

家庭での学習方法は『楽しく覚える漢字』をご覧下さいね↓

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_aa11.html
 
そして、今週の「記事を読む」では、子供たちの希望により「せんぷうきの
羽根のひみつ」
について探るはずだったのですが、子供に分かりやすい記事が
見つからなかったのです。
そこで、せんぷうきと限定せずに、プロペラの仕組みを学ぶこと変更しました。

だったら、記事を読むだけじゃつまんない!

ってわけで、みんなで竹とんぼならぬ紙とんぼを作ることにしました。
 
こどもアサヒわくわく理科タイムにある「紙トンボをつくろう」を参考に
作ってみました。
このサイトには手軽にできる色々な実験工作がたくさん集められていて、

授業で実験や工作をする際に参考にしています。
 
http://www.asagaku.com/rika_time/rika_kako.html
 
 
材料は、牛乳パック、発砲スチロール、竹串なのですが、羽根にする

牛乳パックが人数分揃わなかったので、厚紙を使ってみました。
 
授業の中の一部の時間(しかも国語!)を使って作るので、子供たちも

自分で羽根を型どっている時間がなく、今回は私が準備したものを

子供たちが切るだけにしました。
 
問題は、真ん中の発砲スチロールに付ける羽根の角度です。
ここは一つ、子供たちにも頑張ってもらわなくちゃ!
説明では20度の角度が良いとのこと。
 
が・・・分度器の使い方をまだ知らない子供たちは、どうやって20度を
はかってよいのやら???ということで手が止まってしまいます。
しかも、ちいさいものの上に20度を測って印をつけるのは、知恵が
いります。
なぜかというと、分度器が大きくて2センチの立方体の発砲スチロール
からはみだしてしまうからです。
 
まずは、分度器の使い方を説明して、次に別の紙の上に20度の角を
書きます。
そして、その20度が分かる紙を1センチくらいの長さに切り取り、
それを発砲スチロールの上に乗せて印をつけていきます。
子供たちにとっては、この作業がなかなか大変なようでした。
 
20度につけられた印に切り込みをいれ、羽根を2枚さし込み、ボンドで
固定します。
 
最後に、竹串を真ん中にまっすぐにそ~っとさして・・・
 
できあがりです!

画像は改良後の4枚羽根のものも一緒になっています。
 
< 2枚羽根、4枚羽根の竹とんぼ >

*画像はクリックで拡大できます
 
0615tonbo160  
 
 
 
 
 
 

「うわ~できた~! とばすぞ~!」
 
と喜んで飛ばした子供たちでしたが、
 
「あれれ・・・」
 
紙とんぼは、一瞬ふわっと浮いたかと思うと、急降下して墜落してしまい
ます。
しばらく子供たちとあれこれと手直ししていたのですが、授業中には
うまく飛ぶようにはできませんでした。
 
そして授業終了後、うちの息子二人は夢中になって紙とんぼの改造に
取り組んでいました。
羽根を4枚にしたり、羽根の素材をプラスチックの薄い板に変えたり・・・
 
でもうまく飛びません・・・
 
あきら(次男8歳)が、とうとう飽きてきて、軸になる竹串
ベタベタとボンドをぬりたくって乾かし始めました。
しばらくたつと、軸の棒がちょっ太く不恰好になった紙とんぼが
完成。
 
飛ばしてみると・・・
 
「うわ~飛んだよ~!!」
 
とあきら。
 
そうなんです、なんと見事に飛んだんですよ~!
 
あとで流体力学に詳しい友人にきいたところ、紙とんぼは軽いだけが

良いのではないとのこと。

どうやら偶然にも良い方法を発見したようです。

その他、さらに色々とアドバイスを頂き改良してみました。
紙とんぼだって、ちゃんと流体力学の法則にのっとってるん
ですよね~

いい加減に作っても絶対に飛びません・・・

科学に疎い私にはとても不思議です。
 
その後の授業の時に、4年生のちひろくんが4枚の羽根に改良した
竹とんぼを持ってきてくれました。
 
< 4枚羽根(角度なし)の紙とんぼ >
 
0615tonbo260  
 
 
 
 
 
 
これは、安定して羽根が回るけど、上には浮き上がりません。
羽根の角度がないため、揚力が生まれないようです。
 
でもこうやって、ああでもない、こうでもないと試行錯誤することって
とても大切なことですよね。
 
今の子供たちが大好きなゲームではボンドで手がベタベタになること
なんてないし、長くやっていればクリアできてしまいますから・・・
 
ちひろくんは、

「また作ってみるね!」

といって、発砲スチロールを2個持って帰りました。
 
さて、どんな紙とんぼができるのかな。
 

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『教室日記 小学生算数 切って貼って知る三角形の内角の和  円の面積』

教室日記 四年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめていますので
是非ご覧下さい。

6月13日(水) 切って並べて楽しく学ぶ図形

四年生で算数を受けている子供の中には、来月数学検定を受ける子供が
います。
一般向けの数学検定は四年生レベル(8級)からなので、四年生の
子供でも、学校よりはかなり先まで進んでいないと、この時期の
合格は難しそうです。
数学検定は、一次試験、二次試験とがあって、一次試験は計算問題
二次試験は文章題や図形という構成になっています。
 
今回8級に挑戦する子供たちも、まだ学校では習っていない三角形、
四角形の角
の問題や、円に関する問題などで学習がちょっととまって
いる様子でした。
 
教室では特に数学検定対策を行っているわけではないのですが、ここは
1クラス4人の少人数制を生かして、その子の状況に合わせて指導する
ことにしました。
 
まず、四年生はまだ分度器も使ったことがないので、分度器の使い方
を説明し、続いて角度について説明します。
 
「とがってるとか、とがってないとか、それを数字で表すためには
 何か基準を決めないといけなかったんだよね。」

 
と説明します。
 
「数の概念」の授業で、「測るための基準(単位)」は、その時の
情勢によって時の権力者がきめたり、何かを発見した科学者が決めたりと、
様々な決まり方があるということを知っている子供たちは、何も驚いたり
しません。
 
「古代バビロニアの人が、ぐるっと一周した角度を360に等分して
 角度の基準を決めたけど、別に一周を100度にしたって、
 1000度にしたってよかったんだよね。」

 
と私が言うと
 
「だって、360は60の倍数だから、いろんな数で分けられて
 便利だったんだよ。きっと。」

 
と言うしょうのくん。
 
ぐるっと一周した半分(直線)180度ということまで説明して、いよいよ
三角形の内角の話になります。

 
■三角形の内角の和
 
しょうのくんと、かずきくんには、折り紙で好きな三角形を書いて、
切ってもらいました。
そして、それぞれの角を切り離します
 
そしてそれらを集めてみると・・・ 
 
< 三角形 >

*画像はクリックで拡大できます


0613sannkaku60  
 
 
 
 
 

 

< 集められた角 >

0613sankaku260  

 

 

 

「うわぁまっすぐになった!」
 
としょうのくん。

そう、だから三角形の内角の和は180度。

しょうのくんとかずきくんは違う三角形も作って確かめて
いましたよ。
 
ということは、四角形は?
 

< 三角形二つに分けられる四角形 >
 
0613shikakuwakeru60  
 
 
 
 
 
  

 
いつも三角形二つに分けられるから、その内角の和は360度
ですよね。
 
と、次の問題の中に「円」を発見したしょうのくんは
 
「ねぇ、円の広さってどうやって計算するの?」
 
と聞きます。
8級では円の面積は出題されません。
でもどうしても知りたいらしいのです。
学校ではまだ四角形の面積も習っていませんが、教室では色とりどりの
タイル
を使って三年生の時にすでに面積を学びました。
 
「四角形の面積だったらだせるよね?」
 
と私がいうと、
 
「うん!」
 
としょうのくん。
そこで、円をばらばらにして、四角形に近づけてみることにしました。
 
まずは、円の周りの長さを測ってみます。
コンパスを使って、半径の何倍かを調べると、ぴったり6倍
でも実際には曲線なので、6倍ちょっと、ということになります。
 
< 円周を測る >

0613ensyu60  
 
 
 
 
  

 

そして、円を半分にして、さらにピザを切るように細かくしていきます。
 
< ピザのように切った円 >
 

0613enbunkatsu60
 
 
 
 
 
 
 
さあ、さっそくこのかけらたちを四角形になるように並べていきます。
 
< 円から四角形へ >
 
0613sikakuhe60  
 
 
 
 
 
 

 

もっと細かく切れば、もっときれいな長方形になるはずです。

そしてこの面積を計算すると・・・
 
縦の長さ半径、そして横の長さは円周の半分なので、半径×3倍と
ちょっと

 
「円の面積=半径×半径×3倍とちょっと」
 
ということが分かりました。
 
その「3倍とちょっと」を正確に表したのが円周率
 
 
すっかり数学検定8級の範囲を超えてしまいましたが、円の面積が
知りたかったしょうのくんは、ピザの形を四角形にはりつけたノートを
大事そうに抱えて帰りました。
 

これらの方法は教科書にも載っている方法ですが、見るのと手を動かすのは
大違い!
手を動かした知識は、きっと忘れないことでしょう。

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『小学生国語 古典と漢文に親しむこんな方法』

小学生の読書 家庭教育でしかできない方法とは・・・
                             
古文漢文って、なんだか大人でも馴染みが薄いし、ましてや小学生の
子供の目の前に突然おいてみても
 
「なんだこれは?」
 
という感じですよね。
 
古文漢文は、本格的には高校で教わるため、なんだか大学受験のための
ものと感じてしまいやすいのではないでしょうか。
 
どうして古文や漢文を読む必要があるのかなんて、私も高校生の時には
考えたことがありませんでした。
 
でも、子供たちと接している今、受験とは関係なく改めて読んでみると
 
「先人の教え」のすばらしさに素直に感動できます。そして
 
ああ、子供たちにも読んでほしいなぁ
 
と思います。

とはいっても、日常生活で「馴染みがない」ものには変わりがないわけで・・・
 
そこで、昨年から我が家のトイレには古文漢文を貼ってみることに
しました。
 
たまにトイレの中から
 
「春はあけぼの・・・」
 
なんて聞こえてきます。
今は孔子論語が貼ってあります。
 
「・・・人知らずして恨みず。亦た君子ならずや。」

 
< トイレに貼った漢文 >

*画像はクリックで拡大できます


0614  
 
 
 
 
 
陰山英男先生「徹底反復音読プリント」のなかから、好きな順番に
読みたいものを選んで貼っています。
季節子供の状況に合わせて。
 
音読だとやったりやらなかったりの我が家なので、こうやって貼っておく
方が毎日目にして何かしら吸収できているようなのです。
そして家族でそれらを共通の話題にすれば、さらに理解が深まりますよね。
先日の「楽チン漢字暗記術」とも似たところがあります。
 
ついでに、空き箱を使って写真のようなメッセージボードを作りました。

箱を切って布を木工ボンドで貼るだけなので、とっても簡単。
製作時間30分でした!

徹底反復音読プリント―陰山メソッド 小学校全学年 Book 徹底反復音読プリント―陰山メソッド 小学校全学年

著者:陰山 英男
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

 
実は、私が古文漢文など、先人の残した文献を読むことの意義を理解したのは
つい最近のこと。

ひどいはなしです・・・

そのきっかけの一つは、物理学者であり宇宙飛行士であるアニリール・セルカンさんの
「宇宙エレベーター」という本でした。

宇宙エレベーター Book 宇宙エレベーター

著者:アニリール・セルカン
販売元:大和書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

子供と一緒にこの本を読んだときの様子は

 『小学生読書 人生を変える一冊に出会うとき』 こちらです↓

 http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_3fa8.html
 
 
 
科学古典・・・
 
なんだか結びつかないと思っていたのですが、先人の知恵を借りること失敗を
学ぶということ
が、どんなに大切か、ということを感じることができたのです。
 
そして私たちも次の世代へ何か知恵を残していかなくては・・・
 
何か小さな一つでも残せたらいいな、と思うこのごろです。

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『オーストラリア親子留学&ホームステイ バイキングのカラフルな盾』 

~ オーストラリア親子留学&ホームステイ ~

2007年3月26日~4月7日の期間、オーストラリアコフスハーバー
親子留学&ホームステイをしてきました。
現地では9歳と7歳の息子たちがルドルフシュタイナーの教育法を実践する
シュタイナー小学校に通いました。
ホームステイの様子やシュタイナー小学校の様子を記録したものを記事にして
います。
下記の日付以外のものは カテゴリー「オーストラリア親子留学&ホームステイ」
まとめてありますので是非ご覧下さい。
 

『カラフルなバイキングの盾』

4月3日(月) 晴れ
 
あきら(次男 7歳)が参加しているペイジ先生のクラスは、昨日から
クラスキャンプに出かけています。
あきらは、英語があまり理解できないとので、昨日のデイキャンプだけ

参加してきました。
 
遭難しそうだった!?デイキャンプの記事はこちらです↓
 
『オーストラリア留学&ホームステイ のんびりゆったりオージーキャンプ』 

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_05a9.html

というわけで、今日からあきらは参加するるクラスがないのです・・・
 
でもその点は、学校側が配慮してくれて、一学年上のトレイシー
先生のクラスに参加させてもらえることになりました。
トレイシー先生は、世界中のシュタイナー学校を回って勉強している
方で、この学校の保護者たちに一目置かれている先生なんだそうです。
 
私にはどの先生もとても素敵に見えましたけどね!
 
< トレイシー先生のクラス >
 
*写真はクリックで拡大できます

0403tracy  
 
 
 
 
 

先生を囲んでみんな半円になり、なにやら楽しそうです。
 
「あきらくん、いらっしゃい!」
 
と優しく先生は呼んで下さったのですが、あきらはどうも乗り気ではない

ようで、入りたくないと言い張ります。

せっかく先週で仲良くなったペイジ先生のクラスのお友達はみんな
キャンプに行ってしまったので、仕方ないですよね・・・
 
私もさっさと諦め、明日また様子をみて気が変わったら参加します、と
いうことにして、今日はお休みさせました。
 
トレイシー先生はとても残念がっていましたが、どうにもこうにも
あきらがう「入りたい」といわないのでは仕方がありません。
 
 
一方、異国の地でもマイペースでクラスに馴染んでいる様子の長男のこうき(長男
9歳)はというと・・・
 
クラスでは、子供たちが日本語朝の挨拶をしていました。
 
「オハヨウ ゴザイマス。」
 
「キョウハ シガツミッカ カヨウビデス。」

と子供たちが日本語で言って、こうきが黒板に火曜日の「火」
漢字で書いてみせていました。
授業の中でも折り紙を折ったりして、先生が色々と日本のことを
子供たちに紹介してくれているのです。
 
11時のモーニングティータイムの時間には、こうきのクラスの女の子が、
七宝焼きの小さい小物入れを持ってきて見せてくれました。
日本のお友達にもらったそうです。
とても大事そうに箱からだして私に見せてくれたので

「私に見せるために持ってきてくれたの?」

と聞いてみると

「あなたと、こうきと、うきょう(一緒にいったお友達)に見せるために
 持って来たの。」

と嬉しそうに話してくれました。
リンダ先生が日本のことを紹介して下さっているので、子供たちも関心を持って
くれているようで、なんだかうれしくなります。
 
午後、リンダ先生のクラスは、バイキングの盾を作っていました。

ちょっと前にはバイキングの歴史を学んだんだそうです。
指導に当たっているのは、学校外の講師のセイラ先生
シュタイナー学校では、科目に応じてその専門家が子供たちの
指導にあたるようです。
 
例えば鉱石については鉱石の専門家、というようにです。
 
こうきと、うきょうくんは、残念ながら盾製作は間に合わず、
お友達の盾を借りていました。
 
みんなが作った盾はどんなのかというと・・・
 
< 女の子二人が作った盾 >

0403seald  

 
 
 
 
 
 
きれいですよね~
二人もかわいいしでしょ!
 
そして、できあがった盾を持って、
 
さあ戦うぞ~!
 
< 作った盾を持って戦う子供たち >
 
0403playing   
 
 
 
 
 

シュタイナー学校の子供たちは、頭と体をバランスよく使っているように
見えて、とにかく毎日楽しそう!

 
さて、学校が終わりホストファミリーの家へ車で戻ります。
が、この日は、帰ってからも大忙しでした。

お別れの日が近づき、あきらのクラスのお友達に折り紙で作った風船
あげることにしたので、たくさんの風船を折らなくてはいけなかった
のです。
 
夕食後にリビングのテーブルで、私とあきらが風船を折っていると、
折り紙が大好きなシャネル(10歳)とケイシー(8歳)
 
「一緒に折りたい!」
 
と風船作りに加わりました。
 
しばらくすると、ダイン(ダンナさん)が加わり、最後にはカイリー
(奥さん)も加わって、この日もまた折り紙大会となりましたよ。
 
お友達の数だけ風船ができたら、ダインがいつの間にか紙飛行機
折り始め・・・
 
気づいたらみんなで紙飛行機大会!!
 
が、しかし・・・
 
だれ一人としてまともに飛ぶ飛行機は折れませんでした・・・
 
何しろ紙飛行機が得意なこうきが、明日の発表のためのレポート作成
その場にいなかったもんですから・・・
 
こうやって、この日もにぎやかな夜が更けていったのでした。

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『教室日記 小学生国語 大成功!漢字暗記術   その1』

教室日記 4年生5年生 国語

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月8日(金) 家庭でできる漢字の楽チン暗記術 ~その後~
  
国語の授業は、漢字学習、語句の学習、読解問題、記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
全員が10月の漢字検定の受検に向けて、漢字学習を
進めています。
 
が・・・
 
2年生は音読みやら、訓読みやら、はたまた意味もわからない熟語やらに
悪戦苦闘しています。
4年生、5年生も何人かは「覚えたつもり」で漢字学習を終わってしまう
ようで、脳の中でも短期記憶から長期記憶に移らぬまま教室へ来るわけで・・・
 
その結果は
 
「あれ~覚えたはずなのになぁ・・・」
 
となってしまうわけです。
 
子供たちが漢字をきちんと習得するためには、こんなことが

良いようです。
 
1.漢字に興味を持たせること
 
2.漢字の具体的な暗記方法を教えて実践させること
  
短期記憶から長期記憶へ移動させる方法も含めて

  *短期記憶から長期記憶へ移動させる方法の一つとして

   学校では何十回もの書き取り練習があるのですよね。
 
 
実は、成績がよい子供の中には、漢字に興味がなくても、暗記方法なんて
教えてもらわなくても、どんどん漢字を覚えてしまうこがいるのも事実
です。
 
でも、そうでない子供が大半なわけですから、色々と試してみる価値は
ありそうですよね。
 
「漢字に興味を持たせること」については、授業中に
「下村式唱えておぼえる漢字の本」「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」
を使って、子供たちにも漢字にまつわる物語を説明しています。 

白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい Book 白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい

著者:小山 鉄郎,文字文化研究所
販売元:共同通信社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

もちろん、書き取り練習も宿題で出しますが、「書く」ことが目標ではなく

「覚える」ことが目標だと子供たちにも話しています。
 
『教室日記 小学生国語 漢字って面白い』はこちら↓
 
http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_b86e.html 

 
そして「漢字の具体的な暗記方法を教えて実践させること」については
お母さんたちに協力をして頂いています!
現在の教室は「家庭教育」をお母さんたちと一緒に実践していく形を
とっているので、いつものように協力して頂き、楽して覚える漢字暗記術
実践してもらいましたよ。

その方法は『楽しく覚える漢字』をご覧下さいね↓

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_aa11.html
 
さてさて、この方法を始めて二週間が過ぎました。
金曜日のクラスは、4年生と5年生をあわせて4人 (1クラス4人が定員
なのです)
 
教室で毎週行うテストは漢字学習ステップという問題集の書き取り練習から
出題しています。
そのまま出題しているので、本当にただ覚えるだけのはずなのに・・・

9級漢字学習ステップ Book 9級漢字学習ステップ

著者:日本漢字能力検定協会
販売元:日本漢字能力検定協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

8級漢字学習ステップ Book 8級漢字学習ステップ

著者:日本漢字教育振興会,日本漢字能力検定協会
販売元:日本漢字能力検定協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

7級 漢字学習ステップ Book 7級 漢字学習ステップ

著者:日本漢字能力検定協会
販売元:日本漢字能力検定協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

6級 漢字学習ステップ Book 6級 漢字学習ステップ

著者:日本漢字能力検定協会
販売元:日本漢字能力検定協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

それではお待ちかね、今週の結果は・・・
 
すごいっ!
 
なんと全員満点でしたよ~!!!
 
お母さんに問題を出してもらってはいない子供もいたようですが、
「お母さん用」に配ったプリントを自分で利用して頑張ったようです。
何にしても結果オーライです。
もちろん、お母さんに問題を出してもらっている子供たちもいました。
お母さんがほんのちょっとテスト範囲の熟語を会話の中に入れて
くれれば、子供たちは楽チンに漢字を覚えられることでしょう。
 
漢字の覚え方は色々と方法があるわけですが、ひとまずこの方法は
成功のようです。
 
というわけで、このまま10月の漢字検定に向けてがんばるぞ~っ!

お~っ!
 

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『教室日記 小学生国語 地球の中って・・・』

教室日記 4年生 5年生 国語

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

6月7日(木)&8日(金) 小学生国語 地球の真ん中は液体の鉄!?
  
国語の授業は、漢字学習、語句の学習、読解問題、記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
「記事を読む」では毎回子供たちから順番に希望を聞いて、読みたい記事を
事前に探しておき、みんなで読むようにしています。
 
今回記事を選ぶ順番だった、4年生のたいがくんが選んだテーマは

「地球の中はどんな元素でできてるの?」
 
でした。
 
教室に置いてある別冊Newton元素周期表や元素の説明を見慣れてきた
子供たちの口からは
 
「どんな元素でできてるの?」
 
なんて言葉が出てくるようになりましたよ。
 
そういえば、1年前教室に通い始めた頃のたいがくんは、

「勉強は嫌い!」
 
と言っていたような気がします。
でも1年経った今は
 
「どんな元素から・・・」
 
なんて言葉が出てくるようになりました。
ついでに、今週の漢字テストも満点!
 
子供の言う
 
「勉強は嫌い!」
 
なんてあてにならないのかもしれませんね。
もちろん、日々好奇心を育ててくれているお母さん、お父さんがあって
こそだと思います。
 
今回のテーマ「地球のふしぎ」については、PanasonicWorld of Discovery
の記事を読むことにしました。

「Panasonic World of Discovery」はこちら↓

http://www.discovery.panasonic.co.jp/index.html

 
記事を読んだ後は、図鑑を見ながら地球の構造を確認します。

<図鑑を覗き込む子供たち 木曜クラス>

*画像はクリックで拡大します

0607tikyu30

 

 

 

図鑑は小学館「宇宙」を使いました。

 

宇宙 Book 宇宙

著者:池内 了,半田 利弘,大内 正己,橋本 樹明
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 
「地球の核は液体の鉄ニッケルだって~」
 
と子供たちが核を構成する元素を発見したので、次は Newton別冊

見ながら、鉄とニッケルについて調べてみます。
 
「液体の鉄???」
 
と不思議そうな顔をしている子供たちには、Newtonの中にある元素のデータ表を
見せながら融点について説明しました。
 
すると「融点」というキーワードを知った子供たちは、どの元素の融点が
一番高いか
を調べ始めました・・・
 
こんな感じで、子供たちの好奇心はいつもとどまるところを知りません。
なので授業はいつも脱線します・・・
 
でも「元素」なんて、小学生の時には知りもしなかった私にとっては
Newtonを覗き込む子供たちの姿は、なんだかうらやましい光景でした。

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『教室日記 小学生算数 水のかさ~体感する単位の換算』

教室日記 二年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめていますので
是非ご覧下さい。

6月5日(火) 水のかさ~ペットボトルを使って楽しく学ぶ
         単位の換算

 
1リットルという量を工作用紙で作った二年生。

『教室日記 小学生算数 1リットルを工作しよう』 はこちらです↓

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_c7f8.html

先週はペットボトルと牛乳パックを使ってデシリットルの簡単なたし算を
体感しました。

『教室日記 小学生算数 水のかさ~遊んで覚えるリットルとデシリットル』
 はこちらです ↓

 http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_fa8c.html

算数の授業は毎週「計算術を学ぶ」「数の概念を学ぶ」の二本立て
になっています。
このところの「数の概念」の授業では「水を数える(はかる)」ことを
学んでいます。
 
水のような、どこかで区切って「1」と数えにくいものには、何か
「1」になる基準を決めなくてはいけませんよね。
その基準の一つがリットルやデシリットルです。
 
必要であれば、誰がどうやって決めてもいい!
(広く使われるようになるかは別として(^^) )
 
ということを教室の子供たちは知っています。
 

さて、今週は、先週からの流れでリットルとデシリットルの換算
学びます。
 
ペットボトルに印をつけた、こんなものを使いましたよ。
 
< 目盛りをつけたペットボトル >

*画像はクリックで拡大できます


605petbottle60  
 
 
 
 
 
 
 
 

使ったのは1.5リットルのペットボトル(2リットルでも可)
そして500ミリリットルのペットボトルです。
 
どちらにも、1デシリットル(100ミリリットル)ずつ
印をつけます。
5デシリットルごとに、目立つように印をつけ、10デシリットル
目盛りには、あえて「1リットル」とは書かないようにしました。

先週は庭に出て、実際に水をペットボトルに入れながら、デシリットルの
たし算
を体感してもらいました。
残念ながら今日は、時間が足りなかったので、ペットボトルの目盛りを
みながら
単位の換算の勉強となりましたた。
 
単位の換算の練習問題を見ながら、子供たちは、ペットボトルの目盛り

にらめっこです。
 
「12デシリットルは、何リットル何デシリットルでしょう?」
 
という問題であれば、
 
子供たちと一緒に「12」の印を探します。
 
そして
 
「10デシリットルは、”1リットル”という別の名前も持って
 いるんだよ。」

 
ということを説明して、
 
「じゃあ、12デシリットルは何リットル何デシリットルでしょう?」
 
と問いかけます。
 
子供たちは真剣にペットボトルの目盛りを見つめています。
 
「1リットルと2デシリットルだ~!」
 
と即答したのはりゅうたくん。
他の子供たちも、目盛りを数えたり、頭で考えたりしながら、正しい
答えを出してくれました。
 
このペットボトルを使うと、お風呂でも遊びながらリットルとデシリットル
の感覚が見につけられますよね。
子供たちも、五感を使って覚えたことは、きっと忘れません。
これに慣れてきたら、さらに工夫して「ミリリットル」の目盛りをつけた
ペットボトルも加えます。
 
教室でも子供たちが慣れてきたら「ミリリットル」を加えて学んで
いこうと思っています。
 

家の生活の中で、いつのまにか覚えてしまう・・・
 
これは家庭教育ならではの楽チン勉強術

まだまだ子供たちと一緒に色んな学び方が発見できそうですよ!

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『教室日記 小学生国語 楽しく覚える漢字』

教室日記 2年生 国語

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

5月31日(木) 家庭でできる漢字の楽チン暗記術
          授業の最後は、驚きのサウジアラビアの畑

 
国語の授業は、漢字学習、語句の学習、読解問題、記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
2年生も、4年生も10月の漢字検定の受検に向けて、着々と漢字の
学習を進めている・・・はずだったのですが・・・
 
毎週6個の漢字を覚えるという宿題も、2年生にとっては大変なようです。
何しろ、音読みやら、訓読みやら、はたまた意味も知らなかった熟語やら
でてくるわけですから。
 
「原」という漢字を勉強していて
 
「ねぇ、原子力ってなに~?」
 
という具合です。
 
2週間ほど前の授業でも、漢字を見るとなんだかうんざりした様子の
ともきくんとあきら(あきらはうちの次男です)
 
私も、何か子供が嫌がらずに、楽しく、できれば楽をして(これも重要!)
覚えられる方法はないかと真剣に考えてみまいした。
 
と、一つ思いついた方法がありました。
 
高校生の時、いつも学年で一番の男の子がいました。
でも彼はあんまり勉強している様子が見えませんでした(本当は違うのかも)
そして、陸上部のキャプテンをしながらも、楽々と東大に合格したのでした。
 
その友達を見ていて思ったこと。
 
「絶対、家に秘密があるに違いない!」
 
聞いてみると、彼の家はお父さんもお母さんも経済学、考古学の研究をする
大学教授一家。
例えば世界史の話なんて、当たり前に家での会話に出ていたようなのです。
世界史の受験勉強に苦しんでいた私は
 
「いいな~! なんかずるいな~!」
 
なんてうらやましく思っていたものです。
 
だったら自分の子供にはやってやろうじゃないっ!
 
あ、考古学と経済学は真似できませんが(泣)

世界史も(泣)
 
というわけで、今週覚える8個の漢字は、一週間の間、家で集中的に
話題にする
ことにしました。
そして、時にはクイズ形式で問題を出したりして。
ともきくんのお母さんにも、次週のテスト範囲のプリントを
「お母さん用」として渡しました。
 
< お母さん用のプリント >

*画像はクリックで拡大できます


0607kanji60  
 
 
 
 
 

 
その結果・・・
 
二人ともテストはほぼ満点!
 
この方法は4年生の子供たちでも成功しています。
 
親子で楽しく覚える漢字暗記術
 
ちょっと使えそうですよね?
 
 
そして、授業の最後には「中国」についての記事を読みました。
その記事の中で、「モンゴルと中国の間には大きな砂漠があって・・・」
とあったので、さっそくグーグルアースで子供たちと一緒に
調べてみます。

グーグルアースについては

「使ってみようグーグルアース」をご覧下さい

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_4ab6.html

 
< ゴビ砂漠 >

0607gobi60  
 
 
 
 
 
こういうことは、子供たちは大好きです。
 
そこから話は色々と広がり、砂漠つながり?でサウジアラビアの話題に。
 
この衛星写真、何か分かりますか?
 
< サウジアラビア >

0607hatake60  
 
 
 
 
  
この丸いのは、なんとなんです!
砂漠の真ん中では、スプリンクラーで水がまかれたとこだけでしか
作物は育たないのですよね。
 
それにしてもきれいな円がたくさん!
 
実は、授業中には私もこれが何か分かりませんでした。
地球には面白いものがたくさんありますね。

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『小学生科学 ダイヤモンドの中をのぞいたら』

ダイヤモンドの中に見つけた六角形
 
先日、とても素敵なブログを書いていらっしゃる つばさ&すばるママ
さんに、「炭素フラーレン」というキーワードを教えてもらいました。
 
つばさ&すばるママさんのブログはこちらです↓
 
http://blog.goo.ne.jp/subarumama_2005

 
科学は全くのど素人の私ですが、炭素だけでできている分子の形の
総称であるフラーレンは、現代のナノテクにはなくてはならないもの
なのだそうです。
 
と、その話を聞いて思い出したのが、Newton別冊周期表で見た
炭素の話。
炭素原子は、その結びつき方しだいで、いろんな性質に変化する
とっても珍しいものなのですね。
 
だって、鉛筆の芯ダイヤモンド、そしてナノテクの分野での応用が
期待されるフラーレンカーボンナノチューブ、これらが全部同じ
炭素からできてるなんて、驚きはないですか!?
 
< Newton別冊 周期表 >


 

  
 
そして、常々この原子が規則正しく結びついた美しい形を、息子たちにも
見せてあげたいと思っていた私。
先日の、つばさ&すばるママさんのお話にも触発され、ダイヤモンド
結晶の様子がよくわかる結晶モデルを組み立ててしまいました~
 
こういうときの動きは素早いんです(爆)
 
もちろん、専用のキット(株式会社タロウ)を利用していますよ!
 
<ダイヤモンドの結晶>

*画像はクリックで拡大できます


607diamond60  
 
 
 
 

 

 

原子が六角形を形づくり、それらがねじれながらつながっていって
美しい三角錐になりました。
でも実際に掘り出されるダイヤモンドは正八面体の形の結晶なんですね。
 
ダイヤモンドの結晶を色んな角度から眺めて見てみると、六角形の
集まり
でできているのがよく分かります。
 
「わぁ、ここにも六角形!」
 
と言ったのは長男。
 
先日シャボン玉遊びの中でも六角形を見つけたばかりでした。
 
< シャボン玉の中の六角形 >

Syabon_1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『シャボン玉が六角形に変身!?』はこちら↓
 
http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_7633.html

 
この六角形がねじれて組み合わさった形はとても丈夫で、この
結晶モデルを上から抑えてみてもびくともしないんですよ。
 
ダイヤモンドの硬さの秘密はここにあったんですね。
 
見ることも難しく、イメージすることも難しい結晶構造も、こんな
模型があったら、ちょと身近に感じられます。

 
そして今日は、サッカーボールの形のフラーレンに挑戦しますよ!
 
 
うちの息子たちだけでなく、昨日教室に勉強にきた二年生四年生
子供たちも、かわるがわるこの結晶モデルを手にとっては見入って
いました。

科学は受験のためのものと思って、ちっとも興味が持てなかった
私ですが、息子も、教室に来る子供たちも興味を持ってくれて
いるようです。
 
自然の中の本当に美しいものにであったとき、科学を好きになれる
のかもしれません。
 
科学が苦手な私に、こんなキーワードを教えてくれた つばさ&すばる
ママさんに感謝です!

モル・タロウ ダイヤモンド・フラーレン ( ブルー ) Toy モル・タロウ ダイヤモンド・フラーレン ( ブルー )

販売元:タロウ
発売日:2006/02/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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『小学生の読書 人生をかえる一冊に出会うとき』

小学生の読書 科学者になりたいといわせた一冊 

 
子供も大人も人生を変えるほどの一冊に出会うことがありますよね。
 
長男のこうき(小四)は、宇宙エネルギーにとても興味を持っている
ようです。
水泳オリンピックに出たら、引退して科学者になりたいらしいです・・・

まぁ夢は大きくですよねっ!
 
実はこれほどまでに、こうきが科学に興味を示すようになったのは
一冊の本との出会いがあったからなのです。
 
それは「宇宙エレベーター」という本で、この本の著者、アニリール・
セルカン
さんには私も仕事で一度お会いしたことがあります。

宇宙エレベーター Book 宇宙エレベーター

著者:アニリール・セルカン
販売元:大和書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

彼の肩書きは物理学者、そして次期火星探索の宇宙飛行士候補
以前はNASAで本のタイトルとなった宇宙エレベーターの設計責任者を
していたそうです。 
彼は幼少のころからその天才ぶりを発揮していたようですが、頭が
良いだけでなく、スキーのジュニアオリンピックでは金メダリスト
獲得していたりもします。
確か言葉も8ヶ国語プラスいくつかの古代語が理解できます。
 
セルカンさんのこの本では、もちろん宇宙エレベーターについての話も
書かれていて、その他11次元の宇宙論(ケンブリッジ大学物理学賞受賞)

など難しい話もあるのですが、随所に子供が興味を持てそうな話題もちりばめ

られているのです。

例えば、サンタクロースの仕事がどんなに大変なのかを計算で目の前に
示してくれたり、タイムトラベルをするときの注意点なども分かりやすく
説明されています。

あ、セルカンさんは18歳のときに学友とタイムマシンを設計し
実際に実験しているんですよ。

どれも非現実的なタイトルからは想像できないほど現実と結びついた
内容でびっくりさせられます。
 
たとえば・・・
 
タイムとラベルをすると、地球は自転し、そして公転し、しかも太陽系自体が
動いており、さらに銀河系も動いているので、予想もできないほど遠くの
宇宙空間に放り出されてしまうんだよ!
 
なんて感じです。
 
物理学者であるセルカンさんは、古代シュメール語が読めてしまうほど
古代文明も研究されています。
本の中でも、人間は古代にも核兵器を作り、そして滅びたのではないかと
いうことを、石版などを示しながら説明しています。
 
歴史は繰り返す・・・
 
過去の歴史を学んで、同じ過ちを繰り返さないことも私たちの役目
なのだとも。
 
 
大人向けの本ですが、構成も文字の書体も読みやすいように考えられていて
こうきは三年生のときにこれを読みました。

もちろん、分からないことも多かったはずなので、それは多分飛ばして
読んでいたり、私に聞いてきたりだったと思います。

そして読み終わったこうきは

「僕は次元を研究して、地球に優しい新しいエネルギーを

開発したい!」

と言いました。

 
 
お会いした時にセルカンさんが言っていたこと。
 
本に大人用も子供用もないということ。
 
この話を聞いて、私の本選びは変わりました。

タイムマシン Book タイムマシン

著者:アニリール・セルカン
販売元:日経BP社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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『教室日記 小学生算数 水のかさ~遊んで覚えるリットルとデシリットル

教室日記 二年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめていますので
是非ご覧下さい。

5月27日(火) 水のかさ~ペットボトルと牛乳パックで
          デシリットルのたし算

 
先週はは1リットルという量を工作用紙で作った二年生。

その模様は前の記事でご紹介しています。

「1リットルを工作しよう」

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_c7f8.html

いよいよ今日はを使って、デシリットルのたし算をします。
算数の授業は毎週「計算術を学ぶ」「数の概念を学ぶ」の二本立て
になっています。

この何週間かは「数の概念」では「水を数える(はかる)」ことを学んで
います。
水のような、どこかで区切って「1」と数えにくいものには、何か
「1」になる基準を決めなくてはいけませんよね。
その基準の一つが1リットルです。
 
そうそう、その話の前に、今日の「計算術を学ぶ」では、このところ
くり下がりのひき算のタイムが上がらず、うんざりしていたはやとくんが
見事合格しました~!
くり下がりのある2桁-1桁のひき算20問で55秒
なかなかのタイムですよね!
これで銅メダル獲得です。(ちなみに金メダルは30秒以内です)

さてさて、計算術の特訓!?が終わった子供たちは、ペットボトル
牛乳パックを持って庭に出ます。
 
「玄関から靴を持ってきてね~!」
 
というと、それはそれは嬉しそうに走って取りに行きます。
そりゃあ机に座っているより楽しそうですもんね~
 
二年生の子供たちは、まだ学校ではリットルもデシリットルも習って
いません。
でも先週作った立方体の容積が1リットルということや、牛乳パック
の大きさが1リットルということは知っています。
 
今回はデシリットルのたし算をしながら合計を1リットルにする
というゲームをしました。
 
使ったのは、ぴったり1リットルで満タンになるように切った
牛乳パックと1デシリットルずつ印をつけたペットボトルです。
 
< デシリットルのたし算に挑む子供たち >
 
*写真はクリックで拡大できます  
 
Mizu230

 

 

Mizu130

 

 

 

「まず5デシリットル入れてみて~!」
 
といって子供にはペットボトルで5デシリットルを量って牛乳パックに
入れてもらいます。
 
「さあ、あと何デシリットル入れたら牛乳パックはいっぱいになる?」
 
と聞くと
 
「そんなの簡単! 5デシリットル!」
 
と即答でした。
 
「じゃあ正解かどうか実験だ~!」
 
といって、子供たちが5デシリットル追加します。
 
「わぁ、満タンになった。」
 
「本当だ正解だったね。」
 
といった様子でデシリットルの勉強は続きます。
今回はペットボトルが500mlのものだったため、最初が5デシリットル

以下だったら、あとは2回に分けて満タンにしなくてはいけません。
でもそんなの子供にとってはなんてことなかったようで、みんな

大正解でした。
 
こういう風にに水のかさも覚えていけば、きっと忘れないかな、と

期待してるんだけど・・・

次週は1リットルのペットボトルも用意して、ミリリットルの計算も加えて
一緒に遊んでみようと思います。

家でお風呂の中で遊んでもいいですよね。
 
と思ってたら、子供たちはいつのまにか庭の柵に登りかけていて・・・
 
「こら~~っ!」

というわけで慌てて授業は終了。

子供は外が大好きですね。

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『小学生 こんな本選びはいかがですか?』

  
子供の本選びっていつもちょっと悩みます。
だいたいは子供主体で選らばせますが、それだけでは読むジャンルが

偏ってしうまうので、我が家では図書館でも本屋さんでも、「子供が選んだ
本」
「親が選んだ本」をGETするようにしています。
 
我が家の子供用本棚には、絵本小説図鑑の他、学習漫画の偉人伝、同じく
学習漫画の歴史シリーズ図解雑学シリーズNewtonブルーバックス
(主に科学)、スケッチの本、美術館の本、多面体折り紙の本、ちょっと
変わったところで折り紙を英語で教える本などなど、色んな本が所狭しと
ならんでます。
どれも子供がすぐに手にとれるようにしているので、気付けば四年生の長男が
「重力と一般相対性理論」なんて本を読んでいたりします。
分かっているのかどうかは???ですが・・・
 
色んな本の選び方があると思いますが、時にはこんな選び方は
いかがでしょうか。
 
以前の記事で、子供が何かを理解するのに、地理歴史の知識のなさが
ネックになってしまうということを書きました。

(記事はこちらです↓)

『教室日記 小学生国語 ワンランク上の読書力のために必要なもの』

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_41db.html

 
かといって、慌てて地理や歴史を詰め込むのもちょっとな~
 
と思いますよね。
 
教室に来ている子供たちや、うちの息子たちを見ていても、
 
「古代ギリシャの人たちは・・・」
 
なんて出てきた時に、いくら年表歴史の資料を見ても、いまひとつ
頭の中に絵が浮かばないようなのです。
 
ここででてきた「古代ギリシャ」のように、あまり目にすることがなく
子供たちがイメージしにくいものについて、写真やイラストを見せてあげる
という目的で本を選んでみるのはいかがでしょうか。
 
例えば一見遊びの本に見えてしまう「時の迷路」という本だって、
謎を解きながらペラペラとページをめくっていくと、日本の恐竜時代から
江戸時代までの流れと、その時代の人々の様子が分かります。
 

時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで Book 時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで

著者:香川 元太郎
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

まあ、そもそも迷路ですので、イラストに脚色はあるとしても、この本にはたくさんの

描かれているので、まだ歴史を習っていない子供たちが、それぞれの時代に

親しみをもつ本としては役に立ちそうです。

本を見ていたうちの息子たちは、縄文時代の人たちの衣装と江戸時代の人たちの
衣装を比べたりしていましたよ。
 
このシリーズには「文明の迷路」というのもあって、先ほどの「ギリシャ文明」
についてもイラストで楽しみながら見ることができます。

文明の迷路―古代都市をめぐってアトランティスへ Book 文明の迷路―古代都市をめぐってアトランティスへ

著者:香川 元太郎
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 
実は、今日(6月2日)に放送された「世界ふしぎ発見」ギリシャ

テーマだったのですがテレビをみていた次男(二年生)が
 
「ああ~っ! このギリシャの船、迷路の本で見たよ~!」
 
と喜んでいました。

そうなんです!
「文明の迷路」には古代ギリシャの船がたくさん描かれていたんです。
 
他にも、いつも何かを調べていくと行きあたる原子、分子の世界
子供にとっては(いえ、私にとっても・・・)イメージしにくいのですが、
そんなときは科学雑誌Newtonのイラストを一緒に見ます。

 
なかなか見られないものイメージできないものを見せるために本を選ぶ。
 

こんな本選びもよさそうですよね。

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『教室日記 小学生算数 暦に残るローマ皇帝のわがまま』

教室日記 四年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめていますので
是非ご覧下さい。

5月24日(火) 2月が28日なのはローマ皇帝のわがままから
 
教室での算数の授業は「計算術を学ぶ」ことと「数の概念を学ぶ」
ことの二本立てで行っています。
 
「計算術を学ぶ」では、速さと正確さを合格の基準にして、毎週計算テスト
をしています。
教室での計算テストは、合格のタイムも学校よりはるかに厳しい上、1問
間違うと「プラス5秒」というルールがあるため、子供たちも必死に練習して
きます。
時には合格できなくて涙してしまう子供も・・・
その分金メダルを獲得すると、それはそれは嬉しいみたいです。
こうやって、着実に計算力はついて来ているようですよ。

計算テストについては「子供の計算力は十分ですか?」をご覧下さい。

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_956e.html

 
さて、計算テストが終わると、子供たちが好きな「数の概念を学ぶ」授業に
なります。
数の概念の学習では色々な「単位」をテーマに、学ぶ範囲を算数から科学
にまで広げていきます。
 
この何週かのテーマは「時間」。
先週は、子供たちと一緒に「地球の1年(公転周期)」の話をして、
「もし海王星に住んだら?」なんてことも考えてみました。

「海王星に住むと損する!?」 はこちら↓

http://homeeducation.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_07fb_1.html

今週は「1ヶ月」について子供たちと考えます。
 
「1年ってなんで12こに分けたんだろう?」
 
と私がいうと、最近「12」という数に反応する子供たちは
 
「多分ね、12が色々と分けられて便利な数だからだよ。」
 
なんて答えます。
確かに、それもあったのかもしれませんよね。
 
「地球に一番近い天体は何?」
 
と私が尋ねると、たいがくんが
 
「火星?」
 
とちょっと自信なさそうに答えます。
 
「おしいな~。もっと小さくて地球の周りを回ってるのは?」
 
と私がいうと
 
「あ、月だ! そっか、月が丸くなったり三日月になるので1ヶ月を
 決めたんだ!」

 
とこうきがいいます。
 
きっと古の人たちが「時の流れ」を感じられたのは、太陽の動き季節の移り
変わりからだったのでしょうね。
春夏秋冬と一巡するのにおよを365日かかります。
そして、これをさらに分けようとしたときに、太陽の他に時の流れを感じるものが
あったとすれば、それは月の満ち欠けだったのでしょうか。
でも、つきの満ち欠けの周期で1年を12ヶ月に分けてみると、残念ながら
地球の公転周期とはずれてしまったようで、人々は色んな調整を試みた
ようですね。
 
そんな話をしながら、1年365日12ヶ月に割り振ってみることにしました。
子供たちは一生懸命計算します。

31日と30日と6回ずつでいいかな? なんていいながら・・・
 
31日×6ヶ月=186日

30日×6ヶ月=180日
 
186日と180日で366日

 
あれれ・・・1日多い
 
「ローマの人は、最後の2月を無理やり29日にして365日にした
 みたいだよ。」

 
と説明して、子供たちと一緒に各月の日数を書き込んでいきます。

ローマの暦は3月から始まっていたので
 
3月は31日、4月は30日、5月は31日、6月は30日・・・
 
と一通り交互に入れていきます。
そしてかわいそうな?2月は29日に。
 
さて、これで古代ローマの暦ができました。
現在の暦と比べると・・・
 
「あれれ? ぼくたちのカレンダーは7月も8月も31日まで
 あるよね?」

 
と子供たちが言います。
そうなんですよね。
私たちが使っている暦ってなんだか不規則ですよね。
 
実は、私たちが使う暦の基を作ったのは、ローマの政治家ガイオ・
ユリウス・カエサル(Gaius Julius Caesar)。
 
<カエサル>


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彼の誕生月7月は、彼の名前の英語読み(ジュリアス)からJuly
なりました。
 
と、ここまでだと、なるほどね~といった感じでしょうか。
 
ところが、カエサルの後を継ぎ、後のローマ皇帝になったアウスグトゥス
(Augustus)は、自分の誕生月の8月が30日だったのが気に入らず
31日にしてしまいました。
 
<美男子だった?アウグストゥス>


Aug11_011  
 
 
 
 
 

 

そしてこうなると、どこかを1日減らさなくてはいけませんよね。
こんなわけで、かわいそうな?2月は、とうとう28日になってしまいました!
 
ここまで子供たちに話すと
 
「えええ~~! それって本当の話?」
 
「すごいわがままじゃん!」
 
と怒り始めてしまいました。
 
あ、いやいやそう怒らなくても・・・

 
でも、2000年も前ローマ皇帝のわがままが、今なお私たちの
生活の大事な基準(単位)として使われていることには、やっぱり
驚きますよね~
 
将来、教室の子供たちが何かの基準(単位)を決めて、それが

2000年先まで使われることだってあるかもしれません。

そう考えるととてもわくわくしますね。
 

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『シャボン玉が六角形に変身!?』

合理的な形? 六角形のひみつ

週末、いまさらのように息子二人が庭でシャボン玉を始めました。
息子たちは四年生二年生なので、いわゆるシャボン玉で遊ぶ年齢としては
ちょっと大きいのかも!?
 
でも、周りにあるものは全て科学と思っている、(科学が苦手な)母と、息子たちは

シャボン玉遊びの中にも科学?いや数学?を発見したのですよ~

 

それは

シャボン玉はどうしてできるのか? 

とか
 
シャボン玉はどうして丸いのか?
 
ではありません。
 
私たちはちょ~っと変わったことをしてみました。

それは、子供たちが作ったシャボン玉をナイロンの袋に集めてみたのです。
ナイロンの袋の中にシャボンをどんどん吹き込んでいくと・・・
 
<シャボン玉を集めた様子>

*画像はクリックで拡大できます
 
Syabon  
 
 
 
 
 
 

 

見て見て!  見えるでしょうか?
上から見ると六角形ができました。
 
シャボン玉の大きさがさまざまなので、全てが六角形になるわけではないし
写真もちょっと見づらいのですが、六角形があります。

丸い形のままでは隣りとくっつくことができないので、仕方なく?シャボン玉は

「辺」を持つようになりました!

私たちにとっては大発見!
 
大人では見過ごしてしまいそうなこの変化も子供たちは見逃しません。
 
「うわぁ面白い形になったねぇ。」
 
としばらく袋の中を覗き込んでいましたよ。
 
これは平面ではないけど、隙間なく平面を作れる図形三角形、四角形、

六角形だけです。
そして、その中でも広く使えて、四方からの力に強いのは六角形
六角形にはひみつがありそうですよね。

自然の中にもたくさんの六角形があります。
 
<蜂の巣>

Hatinosu
 
 
 
 
 
 
<雪の結晶>
 
Yuki  
 
 
 
 
 
<上から見ると六角形の石英(水晶)>
 
Suisho11  
 
 
 
 
 
 
 
研究職をしている友人のアドバイスを基に、六角形のひみつについて探っていると、
とうとう「界面エネルギー」なんて難しい領域にまで辿り着いてしまった
が、科学の苦手な母・・・

う、ここから先に進めない・・・
 
この六角形、小学校ではどう学ぶかというと、三角形、四角形、五角形などと
並べて扱われるので、これでは子供たちもたいして興味は持たないですよね。
辺が何本、角が何個、それぞれの角が何度って言われても・・・

それぞれの形にそれぞれの特徴と役割がある。

こうやって覚えていけば、もっともっと図形にも興味が持てるし
勉強も楽しくなるのになぁと思う私です。
 
実は春休みに子供たちが短期留学したオーストラリアのシュタイナー
小学校では、このような教え方をしていたのです。
子供たちの目が輝いていて本当にうらやましく思いましたよ。
 
シュタイナー学校の様子は、カテゴリ「オーストラリア親子留学&ホームステイ」
をご覧下さい。
 
六角形のひみつ、是非みなさんも調べてみてくださいね。

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