« 『教室日記 小学生算数 単位の基になった水を観察してみよう』 | トップページ | 『教室日記 小学生算数 海王星に住んだら損する!?』 »

『教室日記 小学生国語 漢字って面白い!』

教室日記 4年生、5年生国語

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

5月18日(金) 漢字の中に見える昔の人々の生活
 
国語の授業は、漢字学習語句の学習読解問題記事を読む、という
順序で進んでいきます。
 
改めてこうやって並べてみるとなんだか面白くなさそうですね・・・(泣)
 
でも実際はというと、授業は、辞書を見たり図鑑をみたり地球儀を見たり
インターネットで調べたり、ときには手を動かして何かを作ったりしながら
進んでいきます。
子供たちは楽しんでくれているようです。
 
今日はしょうのくんの希望によりグレートバリアリーフの記事を読みました。
 
<地球儀をみながらグレートバリアリーフの記事を読む子供たち>

*画像はクリックで拡大できます
518tikyugi30_1
 
 
 
 

4年生、5年生になると漢字の画数も増え、意味も難しくなってくるので
て覚えるのも大変になってきます。
教室での漢字学習でも
 
「この漢字、読み方がたくさんあってなかなか覚えられない!」
 
なんて声も聞こえてきます。

「うちの子、漢字は嫌いなのよねぇ。」
 
なんてお母さんの声も聞こえてきそうです。

私たちの教室では子供たちに漢字検定の受験を勧めています。
現在、子供たちは10月の漢検受験を目指して計画的に学習しています。
勧めている学習の方法は、最初に「漢字学習ステップ」というテキストを使って
丁寧に漢字を学び、受験の約3週間前から「過去問題集」テストのパターン
覚え、解答のテクニックを学ぶというものです。
この漢字検定を利用しながら前倒しで漢字を学習すると、学校での漢字学習にも
余裕ができるので、さらに先取りで学習したり、今まで覚えた漢字の復習をする
ことができます。
昨年2月の受験では見事全員が合格しましたよ!
 
さて、計画までは万全だとしても、実際に子供たちは漢字を学ばなくては
いけません。
漢字を好きになってもらって、楽しみながら覚えられたら、これこそ理想の
学習ですよね。
 
お母さん方は小学生の頃、漢字を面白いと思っていましたか?
実は私はというと、一応まじめに覚えてはいたものの、あまり面白いとは思って
いませんでした。
 
でも子供たちに漢字を教えるようになり、漢字に関連する色々な本などを
調べていくうちに、漢字って面白いってことを発見しました!
漢字の中には昔の人の知恵や生活などがたくさん詰まっているんです。

 
早く知っておけばよかった~
 
教室の子供たちとは、漢字の成り立ちやその背景にある昔の人の生活なども
勉強します。
 
例えば
 
「取」 という漢字。
どうして「耳」がついているのでしょう?
 
それは・・・
 
昔中国では戦争の際に、敵を討ち取った証拠として「耳」を切り取っていた
からなんだそうです。
この「取」という字は切り取った耳を手で持っている様子を表した、こわ~い
漢字なんですよ!
つくりの「又」は手を表しているんですね。
 
「臣」 という漢字。
 
これは、主君に仕える者が、目をぐっと開いて見張っている、その「目」の
形から来ているんです。
じっと見ていると見開いた目を縦向きにしたように見えてきませんか?
「巨」と間違えてはいけないんですよ。
だって、これでは目の形になりませんからね。
 
こうやって漢字の背景を知ることで、漢字そのものが持つコアな意味を
知ることができます。
 
教室で参考にしているのは「下村式唱えておぼえる漢字の本」
「白川静さんに学ぶ漢字は楽しい」という本です。

白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい Book 白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい

著者:小山 鉄郎,文字文化研究所
販売元:共同通信社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

下村式 唱えておぼえる漢字の本 1年生 Book 下村式 唱えておぼえる漢字の本 1年生

著者:下村 昇,まつい のりこ
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

下村式 唱えておぼえる漢字の本 2年生 Book 下村式 唱えておぼえる漢字の本 2年生

著者:下村 昇,まつい のりこ
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

下村式 唱えておぼえる漢字の本 3年生 Book 下村式 唱えておぼえる漢字の本 3年生

著者:下村 昇,まつい のりこ
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

下村式 唱えておぼえる漢字の本 4年生 Book 下村式 唱えておぼえる漢字の本 4年生

著者:下村 昇,まつい のりこ
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

下村式 唱えておぼえる漢字の本 5年生 Book 下村式 唱えておぼえる漢字の本 5年生

著者:下村 昇,まつい のりこ
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

下村式 唱えておぼえる漢字の本 6年生 Book 下村式 唱えておぼえる漢字の本 6年生

著者:下村 昇,まつい のりこ
販売元:偕成社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


 
漢字の中にも昔の人たちの生活が見えてきますよね。

さて、楽しいのは分かったけど、どうやって覚えたらいいの?って
思いますよね。
ここが一番聞きたいところです。
 
次回は漢字の覚え方を記事にしたいと思います。
 

|

« 『教室日記 小学生算数 単位の基になった水を観察してみよう』 | トップページ | 『教室日記 小学生算数 海王星に住んだら損する!?』 »

コメント

初めまして、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所の久保裕之と申します。ブログを拝見しました。白川文字学を使っての漢字教育を実践していただき、ありがとうございます。当研究所では、教育者とのネットワーク作りを行っています。また、是非ご意見等を聞かせてください。ホームページもございますのでご覧ください。

投稿: 立命館大学 久保裕之 | 2007年6月13日 (水) 08時49分

★久保裕之様★
コメントありがとうございます。
現在の教室では、何を学ぶにも、どうやってそれが作られたのか、発見されたのか、決められたのか、を考えるようにしています。
その方針で漢字学習を考えたときに、白川先生が研究しまとめられた白川文字学がとても参考になります。
色々とお伺いしたいこともありますので、後ほどご連絡させてください。
よろしくお願い致します。

投稿: yasuko | 2007年6月14日 (木) 22時58分

『唱えて覚える漢字の本』(偕成社版)をご利用くださっていらっしゃるとのこと、ありがとうございます。本書はすでに30年も出版され続けており、450万部も出ている定評ある絵本だと思います。ことに絵本感覚の成り立ちと口唱法と銘打った筆順の唱え方による指導は、一斉指導でも人気があるようです。各種の学級や幼稚園はじめ幼児教室、七田式教室などでも取り入れているところがあるということです。ぜひ、実験してみてください。口唱法の扱い方は近著では「口唱法とその周辺」(下村昇著/高文研刊)などに出ていますので、お読みくださるとよろしいかと存じます。HP下村昇の窓(http:www.shimo.com/)もご覧ください。

投稿: 下村昇 | 2008年5月16日 (金) 06時48分

いま、コメント欄を使ってごあいさつ申し上げた下村ですが、

HP下村昇の窓(http:www.shimo.com/)は、

http:www.n-shimo.com/

の誤りでした。ごめんなさい。

投稿: 下村 | 2008年5月16日 (金) 06時57分

★下村昇様★

下村先生から直接コメントを頂けるなんて大変嬉しく思います。
先生の本を利用するようになって、子供たちは漢字の背景にある
文化や歴史を感じるようになりました。
さっそく先生のブログにもお邪魔させて頂きました。
息子たちと一緒にまたお邪魔致します。
コメントありがとうございました。

投稿: Yasuko | 2008年5月19日 (月) 11時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/261523/6509418

この記事へのトラックバック一覧です: 『教室日記 小学生国語 漢字って面白い!』:

« 『教室日記 小学生算数 単位の基になった水を観察してみよう』 | トップページ | 『教室日記 小学生算数 海王星に住んだら損する!?』 »