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『教室日記 小学生算数 当たり前の中の不思議』

教室日記 当たり前の中の不思議

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数と国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。

4月8日(火)、9日(水) 中高学年算数

  
5月の第一週は教室がお休みだったので、4年生にはちょっと手間の
かかる宿題を出していました。
教室の算数の授業は、「計算術のトレーニング」、「数の概念を学ぶ
(一緒に考える)」
という二本立てで行ってます。
今回の宿題は、「数の概念」に関係するもので、教室で今学んでいる
「時間」について、疑問に思うことや知りたいことをまとめてみんなの前で
発表する、というものでした。
 
子供たちが学校で習う「時間」というのは、時計の見方から始まり、時間の
計算
、「時間」や「秒」の換算
です。
教科書の内容は味気なくてつまらないですよね。
 
でもちょっとまって下さい。
時間ってちょっと変わっていませんか?

身の周りにある数たちは、ほとんどが「10」をまとまりに数えていくのに
時間だけは「60」を一つのまとまりとします。
一日だって、24時間だし、なんだか中途半端で仲間はずれのように思え
ます。
それに、そもそも時間ってなんなんでしょうか?
時計のない時代には、人々はどうやって時間を計っていたのでしょう?
どうして計る必要があったのでしょう?
 
子供たちには、いつも使っている「時計」や「時間」について、今の
仕組みを当たり前と思わずに、不思議に思ってほしいと思いました。
今使われている仕組みというのは、必ず誰かが決めたもの。
そして決めたことには何か理由があるはずです。
必要であれば、子供たちが将来、その仕組みを変えることだってできるのかも
しれません。
 
さて、子供たちはというと、いろんなテーマで資料を準備してくれました。
私もびっくりするくらい、色々なものがあって、発表はとても興味深い
ものになりました。
資料もそれぞれが工夫してきてくれていて、見ているだけでも楽しい
ものが多かったですよ。
 
2クラスが2日に分かれてそれぞれで発表を行いまいましたが、まとめて
ご紹介致します。
 
 
<ちひろくんの発表>

*クリックで拡大できます

508chihiro30  
 
 
 

 

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「時計の歴史」について発表してくれました。
機械仕掛けの時計を日本にもちこんだのは、なんと宣教師のフランシスコ・
ザビエルでした。
資料には針が動く時計がつけられ、他の子供たちも興味津々!
とても面白い資料でした。

ザビエルについては早速みんなで「人物館」という図鑑で調べました。

21世紀こども人物館

 

 
<たいがくんの発表>
 

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「ゾウの時間とネズミの時間」について発表してくれました。
生き物の心臓は、どれも等しく、一生で20~25億回脈を打つんだ
そうです。
脈が速いネズミは寿命が身近く、ゆっくりなゾウは寿命が長くなります。
ゾウとネズミが感じる時間というのもきっと違うのでは?という話で
盛り上がりましたよ。
 
<こうきの発表>
 

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「水時計」について発表してくれました。
最初にできた時計は、太陽の動きを利用した「日時計」でしたが、これでは
日没後は時間が計れず不便だったそうです。
そのために作られた水時計は、色々と改良が重ねられ、かなり長い間使われて
いたようです。
 
 
<かずきくんの発表>
 
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「1日はどうして24時間なのか」ということについて考えてくれました。
地球の自転についても図にしてくれて、とても分かりやすかったです。
どうして、地球の一回転を「24」で分けようとしたのか、みんなで
考えてみました。
たとえば、10で分けたらどうなるか・・・なんてこともやってみました。
小さな博士たちの結論、「24は約数が多く、便利な数だからではないか?」
ということになりましたよ。
 
<しょうのくんの発表>
 
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「砂時計はなぜ3分か」という面白いテーマを見つけてくれました。
資料も工夫がたくさんで、めくると答えができたり、オリジナルのキャラクターが
使われていたりで、見ていてとても楽しいものでした。
砂時計が3分なのは、人間にとって「3分」という時間は頻繁に計る必要が
あったからのようです。
最初は、どうやら美味しい紅茶をいれるためだったようですよ。
必要なものが開発されていく・・・これは発明の原点なのでしょうか。
 
 
ちょっと難しいかなぁと思った今回の宿題でしたが、私もびっくりするくらい
内容もさまざまで興味深いものばかりでした。
大人はすでに当たり前に使っている「時間」や「時計」にも、子供たちはこんなに
たくさんの疑問をもつことができることに改めて驚かされました。
 
不思議に思う気持ち。
 
育てていきたいものです。

 

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