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『教室日記 小学生算数 海王星に住んだら損する!?』

教室日記 4年生算数

1年ほど前から自宅で学習教室を教室を開講しています。
教科は算数国語ですが、教科の境を意識しない深く学べる授業を
心がけています。
こどもたちが学ぶものに境界線なんてないですよね!
教室の様子をカテゴリー「教室日記」にまとめています。
是非ご覧下さい。
 

5月22日(火) 時間の定義から太陽系、そして元素周期表へ

授業は計算テストタイム測定から始まります。
4年生の子供たちは、それぞれの進度に合わせて計算のトレーニングを
進めています。
タイム測定の後は計算のドリル演習をし、「数の概念」の学習へと進みます。
 
「数の概念」では色々な「単位」を取り上げ「どうしてその単位が必要だったのか」
「単位の基準はどうやって決めたのか」ということを子供たちと調べたり
考えたりしながら、学ぶ範囲を科学の世界にまで広げます。
 
今週は「時間」について三週目となり、今日のテーマは「1秒って何?」

でした。
 
1日は24時間1時間は60分1分は60秒
こんな単位の変換ならすでに学校で学んでいます。
 
でも、そもそも時間ってどうして計ろうと思ったの?
 
と考えると時間の見方も変わってくるのです。

子供たちに
 
「1年ってな~に?」
 
と聞くと、教室に置いてある科学雑誌のNewton太陽系を見慣れている
子供たちは
 
「地球が太陽を1周する時間!」
 
と答えます。
 
<Newton2006年9月号 惑星科学の最前線>

 Newton (ニュートン) 2006年 09月号 [雑誌]
 
 

「そうだよね。じゃぁ、地球よりも近い水星は太陽を回るのにどのくらい
 かかるんだろう?」

 
と聞くと
 
「う~ん、太陽に近いから1年よりも速く周れるよね。きっと。」
 
なんて言ってます。
図鑑で調べて見ると、水星公転周期88日
 
<小学校の図鑑NEO 宇宙>

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著者:池内 了,半田 利弘,大内 正己,橋本 樹明
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「うわぁ、なんだか忙しそうだね。」
 
と子供たちが話します。
 
「じゃあ、一番遠い惑星の海王星はどのくらいで回ると思う?」
 
と私が聞くと
 
「ええ~~? 1000日ぐらい?」
 
と子供たちが言うので、私が
 
「例えば海王星よりも近い土星でも29年半もかかるんだよ。」
 
とヒントを出します。
 
「50年くらいかなぁ。」
 
なんて言っている子供たちと図鑑で調べて見ると・・・ 
 
海王星公転周期は、なんと165年!
 
「ずいぶんかかるんだねぇ。」
 
なんて声も聞こえてきます。でも
 
「海王星には住みたくない!」
 
と子供たちが言います。
驚きのその理由はというと・・・
 
「だって、生きてるうちにお年玉が一回しかもらえない!」
 
でした~
 
なるほどねぇ、それは悲しいかもしれない・・・
その後は、165年周期で太陽を回る海王星に住んだらどんな生活に
なるかを、子供たちが想像力を働かせてあれこれと話します。

「みんな誕生日が来ないから0歳の人ばかり。」
 
という風に、子供たちの想像は止まりません。
 
一通り海王星での生活を想像した後は、時間の話に戻ります。
 
「1年は分かったけど1日って何?」
 
と質問すると
 
「地球が自分でくるっと回る時間。」
 
とたいがくん。
 
「そうだよね、その時間を24で割って1時間を決めました。
 別に24じゃなくても10で分けても20で分けても良かった
 んだよ。」

 
と私が言うと
 
「24はね、約数が多いから便利だったんだよ。きっと。」
 
とこうきがいいます。
そして、1時間を約数の多い60で分けた1分から、さらに60で分けた
1秒の話になります。
 
「でもね、地球の自転は遅くなったり速くなったりするから正確じゃ
 ないんだよね。」

 
と私が言うと
 
「そうだよ、そのうち止まるかも知れないんだよ!」
 
とちひろくん。教室の子供たちはみんな物知りです。
 
「そうそう、だから何か規則正しく動くものを基にして時間を決めようと
 したんだよね。そして選ばれたのが
セシウム133という元素だったんだよ。」

 
と説明します。
子供たちは元素の周期表もたびたび見ているので、自分たちの周りもものをどんどん
分解していくと、原子になるってことくらいは知っています。
 
原子時計に使われているセシウムについて、Newton別冊の「周期表」
子供たちと確認します。
 
<Newton別冊 周期表>

 
 
最初は周期表なんて小学生がみたって・・・と思っていた私ですが、

子供たちはいつも楽しく見ています。

<周期表を覗き込む子供たち>

*画像はクリックで拡大します

Syukihyo30  

 

 

Newton別冊の「周期表」には、それぞれの元素について、何に使われて

いるのかを、カラーで見やすくまとめてあるのが良いのかも
しれませんね。
 
このように、時間から太陽系周期表と色んなものをみて今日の算数は
終わったのでした。
 

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